商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信
元記事を読む
商業ゲームの設定を小説に使うことについて(元記事)
最近、某投稿サイトで有名商業ゲームそっくりの世界設定のオリジナル小説を読みました。
好きなゲームだったので世界観にそのまますんなりと入ることができたのですが、こういった既存の商業ゲームの世界観を流用するのは問題ないのか気になっています。
私自身も女神転生シリーズが好きで、悪魔召喚プログラムのようなものを使ったプロットを考えているのですが、読者の方には「女神転生シリーズのあれか」とバレバレになりそうな気がしています。
この場合、「悪魔召喚プログラム」という「プログラムを使って悪魔を召喚・使役する」という発想を私が使っても問題ないのか?
「悪魔召喚プログラム」という名称は有名過ぎるので変更した方がいいのか?
「マグネタイト」や「覚醒」というような他の設定も使おうと思ったらパクリになるのか?
こうしたオマージュとパクリの差異?で悩んでいます。
もちろんストーリーは自分で考えたオリジナルのストーリーにするつもりなのですが、既存の作品設定を使うことは大丈夫なのか教えていただきたいです。
商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信
投稿者 にわとり 投稿日時: : 0
著作権の話ならば、アイデアやコンセプトの模倣は基本的に問題ない一方で、引用規定を満たさない表現の流用はアウトなので、女神転生における設定上の発想自体は使っても問題ないが、『悪魔召喚プログラム』『覚醒』『マグネタイト』などの用語を(出典を示すことなく)流用すると、これは黒に近いグレーになってくる、という感じではないでしょうか。
ただ、いくら法的に大丈夫でも、あまりにも作風にオリジナリティがない場合は、読者の印象として"先行作品の劣化コピーじゃね?"となってしまいやすいのは間違いないので、少なくとも『「女神転生シリーズのあれか」とバレバレ』にはならない程度に調整したほうが無難かもしれません。まあでも、読んでみないことにはわからないとしても、作者が感じる"元ネタ分かっちゃうのでは?"という心配はたいてい杞憂で、多くの読者はそこまで作り手の思考をトレースしたりしないので、あまりナーバスになることもないのかなと思います。
カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 商業ゲームの設定を小説に使うことについて