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商業ゲームの設定を小説に使うことについて (No: 1)
スレ主 ゲーム好き 投稿日時:
最近、某投稿サイトで有名商業ゲームそっくりの世界設定のオリジナル小説を読みました。
好きなゲームだったので世界観にそのまますんなりと入ることができたのですが、こういった既存の商業ゲームの世界観を流用するのは問題ないのか気になっています。
私自身も女神転生シリーズが好きで、悪魔召喚プログラムのようなものを使ったプロットを考えているのですが、読者の方には「女神転生シリーズのあれか」とバレバレになりそうな気がしています。
この場合、「悪魔召喚プログラム」という「プログラムを使って悪魔を召喚・使役する」という発想を私が使っても問題ないのか?
「悪魔召喚プログラム」という名称は有名過ぎるので変更した方がいいのか?
「マグネタイト」や「覚醒」というような他の設定も使おうと思ったらパクリになるのか?
こうしたオマージュとパクリの差異?で悩んでいます。
もちろんストーリーは自分で考えたオリジナルのストーリーにするつもりなのですが、既存の作品設定を使うことは大丈夫なのか教えていただきたいです。
カテゴリー: 著作権・オリジナリティ
この質問に返信する!人気回答!商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信 (No: 2)
投稿日時:
おおかた問題ないでしょう。
それをパクリと言ったら、ペルソナシリーズのペルソナ能力は、どー見てもジョジョの奇妙な冒険に出てくるスタンド能力。
問題なのは「その設定で何をするか」という話。
この「何をするか」というのは正確には「ストーリー」という意味ではなくて、文字通り「その設定で何をするのか」という事。
わかりにくいと思うので例を出すと、女神転生とペルソナは「別のストーリー」ですよね。それどころか「女神転生」と「真女神転生」のストーリーも別ですよね。
「オリジナルのストーリーだ」と言っても、「やってること」が同じだと同じようなものなので、「何をするのか」を根本から変えないといけない。
例えば、「異世界に召喚されたヒロインがポケットから不思議道具を出して~」となったら、これって異世界でドラえもんしてるだけですよね。
ストーリーをオリジナルにしたって、設定をポケットじゃなく小箱に変更したって結局やってることはドラえもん。
人が「パクリ」と感じるのはこの「やってること」の部分。
アイディアや設定は単なる道具なので、同じ道具を使って別物を作ればいいだけだし、道具を使うことに対して文句が出ることは滅多にないです。
既存の設定を参考にするのは別に何の問題もないし、場合によってはまんま使ったって問題ないです。
しかし、既存作から流用するとどうしても「既存作のイメージ」が作者自身につきまといます。
意識してなかったとしても、意図してなくても、偶然「同じになってしまう」という事が多いです。
意図して違うものにしようとしても、むしろそれだとより意識してしまうので「同じ」になってしまう事が多いと思います。
正直、プロットを見た時点で何となくわかったりします。指摘しても筆を折るだけだから滅多に言わないけども。
前述した通り「やってること」あるいは「やりたいこと」が元ネタと同じなんで、設定が全然違ったとしてもわかっちゃう。
なので、こういう心配があるときは、逆に「女神転生のネタを流用しよう」「元ネタはコレですよ」と胸を張って言えるようになることが大事です。
そう考えると気にならないんで、「既存作のイメージ」に流されることなく自分の話を書けるようになり、かえって同じにならなくなる。と、思う。
商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
例えば「悪魔召喚プログラム」という使う道具が同じでも、「真・女神転生(世界崩壊物)」と「デビルサマナー(日常の裏に潜む非日常)」はやっていること・目的が全く違う。
やっていること、やりたいことが違えば同じ設定を使っても別のお話になる、ということだと理解しました。
「女神転生を元ネタ」とした上で、改めて自分が書きたい話、目的が何なのかを考えてみようと思います。
ありがとうございました!
商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信 (No: 3)
投稿日時:
著作権の話ならば、アイデアやコンセプトの模倣は基本的に問題ない一方で、引用規定を満たさない表現の流用はアウトなので、女神転生における設定上の発想自体は使っても問題ないが、『悪魔召喚プログラム』『覚醒』『マグネタイト』などの用語を(出典を示すことなく)流用すると、これは黒に近いグレーになってくる、という感じではないでしょうか。
ただ、いくら法的に大丈夫でも、あまりにも作風にオリジナリティがない場合は、読者の印象として"先行作品の劣化コピーじゃね?"となってしまいやすいのは間違いないので、少なくとも『「女神転生シリーズのあれか」とバレバレ』にはならない程度に調整したほうが無難かもしれません。まあでも、読んでみないことにはわからないとしても、作者が感じる"元ネタ分かっちゃうのでは?"という心配はたいてい杞憂で、多くの読者はそこまで作り手の思考をトレースしたりしないので、あまりナーバスになることもないのかなと思います。
商業ゲームの設定を小説に使うことについての返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
引用についてはやはり難しそうなので少し考えてみます。女神転生を元ネタに独自設定を入れるなどしてみます。
「プログラムを使って悪魔を使役」という発想の時点で女神転生の影響がありありと見えるかな?と思ったのですが、確かに言われてみると今まで読んだ作品でも「○○の影響を受けている」と思う作品はよく見かけても「○○の完全にパクリ」と思うような作品はあまりなかったです。
私の心配し過ぎだったのかと、気が楽になりました。
どうもありがとうございました!