元記事:ストーリーの作り方の返信の返信の返信の返信の返信
連投になってしまってすみません。設定そのものはけっこう有望かもしれないと感じています。そのためこちらも想像力を刺激され、いろいろ意見を書いてみたくなったのですが、スレ主様からしたらかえってノイズになってしまうかもしれないので、その場合は遠慮無くスルーしてください。
>全部詰め込んだせいでゴチャゴチャしている気がします。
あっさり言ってしまえば、そういう状態なのかなと思います。捨てる勇気も必要ですよね。
ただ、主人公の能力がブラッドと同じという設定も、それ自体は面白いと思うんですよ。主人公が異世界の人々から誤解されてピンチに陥るという展開が予想されるし、異世界の成り立ち、ブラッドの謎、召喚の謎がラストで明かされるのではないかという期待感をつくれそうです。
主人公の性をめぐる設定を設定A、ブラッドをめぐる設定を設定Bとします。
想像するところ現状の問題点は、A・Bのどちらも秀逸なのですが、トーンが違うために一つの物語としてさばきにくいということじゃないかと。
考えられる対策は、
1)Aを主軸として、Bの要素をスパイス程度にする。
2)Bを主軸として、Aの要素をスパイス程度にする。
3)A・Bがリンクする設定を追加する。
4)A・Bのどちらかを完全に捨てる。
私が自作で考えるとしてら、たぶんこの4択になります。
おそらく最もよくないのは、A・Bの比重が等価で、リンクする要素が薄いという状態かなと。それだとたぶんストーリーがバラバラになります。
そこで、まずは自分が一番書きたいのは何か再確認することかと。
>特に書きたいところは、主人公・ヒロイン・ナイトの三角関係、主人公が徐々に力を使いこなしていく過程、主人公の曇らせ等です。
この三つはもちろん同居できるでしょうが、ストーリーがまとまらないなら優先順位をつけてみるとよいかもしれません。
仮に主人公・ヒロイン・ナイトの三角関係が第一なら、上記の1~4の選択は(4は極端なので一応除外するとして)1が最適かと考えられます。
ただ、オーソドックスなのは2かなと思いました。
主人公・ヒロイン・ナイトの三角関係はガチで取り組むと今ならLGBTの問題に関わりかねず、それはそれで面白そうではありますがエンタメとしては重いかも。
そもそも話を面白くする演出という観点から考えたら、設定Bの方が王道的で、設定Aは奇手のきらいがあります。なので、エンタメ指向のストーリーならAの方がスパイスとして扱いやすいんじゃないかと。
仮に2で行くなら、主人公が能力に目覚めていく過程や、異世界の成り立ちの真相をメインのストーリーにして、設定Aはときどきストーリーを混乱させるドタバタ要素みたいに扱う感じかな? 私ならその方向で考える気がします。
もちろん選択1もよいと思いますが、設定Bがスパイスとして扱うには大きすぎるという難点があるかもしれないと思いました。そこをどう工夫するかがポイントかなと。
* * *
女性の姿に転生してしまった主人公という設定を活かすとしたら、彼(彼女?)に恋愛感情をいだく男キャラを登場させるという案も考えられます。
中の人が男性の主人公としては、それ受け入れられます? ということ。
いっそその役割をナイトに振ってしまう手もあるかも。
主人公とナイトははじめは衝突しますが、ナイトも真面目な性格で悪い奴にはしないなら、だんだん誤解がとけて和解していく流れが予想されます。そして、最終決戦では共闘させれば熱いんじゃないかと。
で。
ある時点からナイトが主人公の中の人が女性だと知らないまま、ヒロインよりも彼(彼女?)を好きになってしまったら面白いかもしれないなんて、妄想してしまいました。
この場合、共闘が王道展開で、ナイトに主人公への恋愛感情を芽生させるのがスパイス的なドタバタ展開として使えそうです。
上記の回答(ストーリーの作り方の返信の返信の返信の返信の返信の返信)
スレ主 tkg : 0 投稿日時:
>連投になってしまってすみません。
いいえ、気にしないでください。
今まで人にプロットを見てもらったことがあまり無いので、かなりいい刺激になっています。
初めはここに投稿する前、TSする主人公や都合のいいヒロインを出すことで「気持ち悪い」と言われるんじゃないかと設定を開示するのを躊躇っていました。
でも、こういった好意見をくれる方に出会えてほっとしています。
できる事ならもっと意見をいただきたいと思うくらいです。
>主人公の性をめぐる設定を設定A、ブラッドをめぐる設定を設定Bとします。
>そもそも話を面白くする演出という観点から考えたら、設定Bの方が王道的で、設定Aは奇手のきらいがあります。なので、エンタメ指向のストーリーならAの方がスパイスとして扱いやすいんじゃないかと。
自分もその方向で考えています。
この話は要約すると「主人公とヒロインが異世界に呼ばれてしまい、異世界人の都合に引っ掻き回される話」ですから、焦点を主人公の性に当てすぎると設定に対してあまりにもこじんまりしてしまいますね。
主人公とヒロインを繋ぐ要因はあくまでTSと男性恐怖症という特異性ですが、それはスパイス程度に留めたいと思います。
>女性の姿に転生してしまった主人公という設定を活かすとしたら、彼(彼女?)に恋愛感情をいだく男キャラを登場させるという案も考えられます。
>いっそその役割をナイトに振ってしまう手もあるかも。
TSものではよく見受けられる展開ですね。
新たにキャラを増やすとゴチャゴチャとしてしまうので、一旦キャラ同士の関係を清算してから出す必要がありますが……。
既存のナイトにその役目を当てはめるならテンポよく書けそうに思えました。
面白そうです。
ただその場合、男性恐怖症のヒロインとの関係も変わってきますね。
物語を動かすなら、ナイトとヒロインをベッタリさせないことですれ違いが起こったりして、起伏が起こりやすそうなのでいいかなと思えました。
ナイトは言わばライバルのようなポジションなので、主人公からすると男でも違和感ないですね。