元記事:世界観とキャラの双方を個性的にする方法
このサイトのどこかで、同じ作品では世界観とキャラクターのどちらかしか個性的にはできないというようなことを言っていて、なるほどなと思ったことがあります。
たしかに、例えばSF小説の冒頭で並行世界を自由に行き来する主人公の視点が様々な季節や場所、状況へと移ろい、読者が混乱しているといったような状況で、鯛焼きを盗んで逃げてきた少女と出くわすようなことがあっても、テーマがばらつくだけで面白くないのは想像がつきます。実際、無理にそうした人物を出して、取ってつけた感のあるロボアニメなんかを見たことがあります。確かに世界観が個性的でも言動の背景よってキャラクターに深みを持たせることくらいはできるかもしれませんが、ソーシャルゲームなどによくあるような、シルエットだけで誰か分かるような人物を登場させられるのは、その世界観が(ヨーロッパとかサバンナとか)ある程度見慣れたものであるか、仕組みの曖昧であるものに限られるのかもしれません。
しかしながら自分としては人物の奥行きもさることながら、なるべく複数の「属性」が組み合わさった強烈なキャラクターを作りたいのと、また世界観もSFとまではいかなくともセンスオブワンダーを重視した一捻り加えたものを作りたい訳で、それらを両立させるためにどのような手法を取るべきなのか、それともそれを成し遂げたい欲求は幻影に過ぎないのか、教えていただきたく思います。
上記の回答(世界観とキャラの双方を個性的にする方法の返信)
スレ主 ソラレソラ : 0 投稿日時:
返信ありがとうございます。確かに、無個性であることもまた個性たり得るし、その場合は最初からそれを押し出す必要がない分、少なくとも世界観とキャラクターのインパクトが拮抗してしまうことはないかと思います。当面それに近い方向でやってみようと思います。
しかしながら、実を言えば、個人的に思ったのが、これが本当に「後世の料理の歴史に残る一品」と言えるほどレアなモノなのか、つまりは、「そんなことを言って、本当は誰かが既にやって成功してるんじゃないのか? 売れてるライトノベルなんて腐るほどあるのだから…」ということであり、さらに言えば、大義を成そうとすると自己満になってしまうなら、仰るような「置き去り」が起きないように注意して、その他の全てを堅実に作ることでそれを回避することはできないか、ということです。勿論それはかなり技量の要ることと思いますが…
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観とキャラの双方を個性的にする方法
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