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水戸黄門はストレスフリー物語の元祖の返信

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水戸黄門はストレスフリー物語の元祖(元記事)

オーバーロードでは、主人公が魔法使いだが、変装のため魔法を使えない戦士に変身して敵と戦うというシーンがある。
主人公は苦戦している風に見えて、内情はぜんぜん余裕綽々。本当の姿を表して、調子に乗っていた敵を一瞬でやっつけるという展開がありました。
これも、人気を出すために必要なストレスフリーの工夫のように思えます。

以下、考察。
オーバーロード=水戸黄門だという説があります。

苦戦を装う=「わしはただの越後のちりめん問屋の隠居じゃよ」の時間ということなのでしょう。

物語の中で悪代官に苦しめられているのは一般庶民。悪代官がいくら暴れまくろうが、黄門様は、まったくダメージを受けない。余裕綽々。
だって、旅をしている天下の副将軍なんだもん。
悪代官よりはるかに強大な存在なので、余裕で悪代官が暴れるのを見ていられる。

その余裕の態度、自分が勝つを事を信じて疑わない態度を不思議がった町娘が黄門様に尋ねる。
「あの、ご隠居様は一体?」
ここで、ニヤニヤが止まらない。
「なに、だたの隠居の爺ですよ」

そして、最後に印籠を取り出して、みんなを平伏させるという無双展開。

こういったことから、水戸黄門はストレスフリーの元祖なのではないかと。
苦しめられるのはサブキャラで、最強の主人公はまったくダメージを受けない。苦戦している風を装うだけ。悲しみや挫折は全部サブキャラに負ってもらう。

なろうにも応用できるかなと思うのですが、いかがでしょうか?

水戸黄門はストレスフリー物語の元祖の返信

投稿者 ドラコン 投稿日時: : 1

 こんばんは、ドラコンです。

 >オーバーロード=水戸黄門だという説があります。

 これに対する若干の補足私見です。テレビで『水戸黄門』は見てはいましたが。うろ覚えなので、正確さには自信がありません。

 黄門様の権威、つまり印籠の魔術が通じない、少なくとも通じにくい例が、3つあります。

 1、公家。「天皇の家臣だから、徳川幕府のいうことを聞く必要はない」(徳川幕府より、天皇のほうが権威は上)。
 
 対処法。悪さをした公家のより上位の公家に頼んで、処罰してもらう。

 2、オランダ商館員。「外国人だから日本法は適応外」。

 対処法。上司の商館長を呼んできて、処罰してもらう(本国送還)。

 3、5代将軍徳川綱吉最大の寵臣、側用人・老中首座、柳沢吉保。

 対処法。なし(黄門様暗殺の黒幕の場合でも、切腹はもちろん、罷免すらなし)。「黄門様が柳沢吉保の弱みを握った」で終わっている。

 確かに『水戸黄門』で、印籠は最強のアイテムです。ですが、通じにくい相手、通じない相手も居るには居ますね。特に、柳沢吉保は度々黄門様に刺客を放っても、刺客のほうは、手下も頭も、黄門様側の弥七、飛猿、お銀によって成敗されます。が、黒幕の柳沢吉保自身は、お咎めなしです(徳川綱吉死去のその時まで、柳沢吉保が側近中の側近だった事実は動かせない)。

 ついでに徳川綱吉も、『水戸黄門』中では案外悪く描かれていなかったですね「黄門様を尊敬している物分かりのよい青年君主」という感じでした。これが、同じ元禄期の『忠臣蔵』になると、柳沢吉保、吉良上野介ともども、「悪役」なんですがね(松の廊下事件を良く調べもせず、浅野内匠頭を即日させて、吉良邸討ち入り事件の原因を作っておきながら、討ち入り事件発生後は赤穂義士を助命しようと、最後の最後まで悪あがきしていましたから)。

カテゴリー : ストーリー スレッド: なろうで求められるのはストレスフリー!主人公を苦戦させないでどうやって物語を展開させる?

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