物語の舞台は架空の世界か現実世界(過去)か、どちらにすべきかの返信
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物語の舞台は架空の世界か現実世界(過去)か、どちらにすべきか(元記事)
やとうと申します。
現在長編を書こうと構想中なのですが、ストーリーの舞台をどうすべきか悩んでいます。
まったく文化も違う異世界のような、外国に渡った侍の物語を書きたいと思っています。
舞台として現在モデルで調べているのは、ヴィクトリア朝のイギリスです。
主人公は日本の幕末ぐらいの時期の考えをもった武士を想定していますが、戦国末期~江戸初期ぐらいでも良さそうと考えています。
そこで悩んでいるのが、舞台を
1 史実に基づいた過去の日本とイギリス
2 実際の歴史をモデルにしたファンタジーな架空世界(魔法などは登場しない、予定です)
のどちらにするのが良いか、です。
1にする場合は図書館を主に手元に集められそうな資料がやや不安な面があります。
読者にとって舞台をイメージしやすいと思う一方、こちらの知識不足が課題となりそうです。
ストーリー、設定などすべての内容を実在の時代背景に合わせるという条件もつきます。
2の場合は、舞台の架空の歴史などの背景を作る必要もあります。
(もともとは架空世界の設で国や主人公を考えていました)
自由度があがる一方で一からすべてを作らなければならず、また読者に舞台が伝わりにくいかもしれないということも考えました。
どちらにしても、モデルにする時代、舞台をイメージできるように色々な本で調べるつもりです。
また、以前に戦前インドシナをモデルに短編を書き、こちらのサイトに投稿しましたが、
それを知人に読んでもらったところ、「舞台を架空にしなくてもいいのでは?」という意見をもらいました。
私自身その短編は、もっと時代背景を調べれば、その時代を舞台に書き換えも可能かもしれないと思いました。
物語を作るなかで舞台を、
はじめは歴史をモデルにした架空の世界を考えていましたが、可能ならば現実の世界にすべきか、どちらが良いのでしょうか。
皆様は物語の舞台を作るときには、どのようにお考えでしょうか。
教えていただければ幸いです。
物語の舞台は架空の世界か現実世界(過去)か、どちらにすべきかの返信
投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 1
「ヴィクトリア朝のイギリス」「主人公は日本の幕末ぐらいの時期の考えをもった武士」ていうと、るろうに剣心の作者の和月伸弘氏が「エンバーミング(全10巻)」でちょうどそうくらいの時代のイギリス近辺を取り扱っています。作者いわく、自分はどうやらそのあたりの時代が好きだと気づいたらしいと。実際、同時代のアメリカを舞台にした西部劇風漫画「ガンブレイズウェスト」にも日本出身の戊辰戦争を逃れたサムライガール的なヒロインが出ています(この作品は打ち切りなのでストーリーライン自体はあまりお勧めできませんが……)
和月伸弘氏は単行本の合間に創作時のメモなどを残すため、その制作過程の一環がうかがえるのがなかなか興味深いんですが、エンバーミングではかなり本筋とは関係ない雑学コーナーまであったりでけっこうカオスです。アレンジの仕方もけっこうハジけています。
架空のほうがいいか、現実世界のほうがいいかの話に関してですが「実在する人物名が出てくることに意味がある」場合は現実のほうがいいと思います。るろうに剣心で斎藤一が出てきたとかみたいに。
あまり気にせず思いっきりハジけたい時は、架空のほうがやりやすいとは思うけど。「別名でもモデルは実在した○○氏」という概念があればそれでよし的な。
前回のやとうさんの作品は、ファンタジー要素があまりなかったため、確かに実在の世界でもいいかなーという気がしないでもなかったんですが。
例えばですけど「シャーロック・ホームズに出てほしい!」のであれば、実在のロンドンのベーカー街とか、やっぱりそういう記述があるとシャーロキアン的には萌えますけどね。。。(いや、あれ実在しない人でしょってツッコミは承知の上で言っておりますが)あとは「切り裂きジャック」とかもね。
でも逆にそういう有名な人名・地名に振り回されてうまく物語が紡げそうにないと思ったら、「○○相当の架空の舞台」のほうがいいと思う。ちょっと知識のある人ならすぐ気がつくし。
やとうさんの作風だとどっちでもいける気がするから、ほんとどっちでもいいよと言ってしまうよ……
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 物語の舞台は架空の世界か現実世界(過去)か、どちらにすべきか