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プロローグについての返信(元記事)

今パコさんが書いている作品に限って言えば、あの冒頭は充分プロローグらしいので、さらに付け加える必要は全くないです。むしろあれ以上付け加えられたらウザいくらいです。

あと、なろうにもほとんどの文庫本にも「あらすじ」のようなものがあるので、最初からいきなり本題に入っても全然構わないと思う。
もちろん、冒頭に特別な雰囲気みたいなものを出したいという気持ちがあれば、そういう感じの文章を書いても構わないと思う。

本当にどっちでもいいと思う。強いて言えば、見た瞬間に読者が引いて読む気が失せるようなものでなければどんな内容から始めてもいいと思っている。
自分にとっては「指輪物語」のプロローグがそれでしたけどね。有名なファンタジーの元祖作品だって予備知識がなければ投げるところだった。

あと、海外作品では「○○に捧ぐ」という献辞みたいなものがある。これは、お世話になった人、その作品を作るきっかけをつくってくれた人などへの感謝の気持ちを込めたものね。そのあといきなり本文に入るパターンが多いかも。正直に言うと、もったいぶりすぎたプロローグより好感が持てる。

プロローグって、ものによっては本文が完結したあとで全体を総括しないと出てこないものもあるしね。書いてみたはいいものの後の展開と噛み合わなくなってしまったってこともあるし。今のパコさんの作品のように、目標がはっきりしているスポ根ものは、そういうズレがないから、あれはあんな感じで充分OKだと思うけど。

ミステリーとかは伏線で冒頭が「これ、誰の視点だ?」てのもある。
書きたいものによって出だしは様々ですよ。

補足です

投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 0

厳密に言うと指輪物語のプロローグは「一つの指輪」に関する予言めいた文言なんだけど、この予言めいた序文ってのもファンタジーではけっこうあるタイプね。その予言の内容がどれだけブレてないか、物語の本文とちゃんと噛み合っているかも大事。単に過去の歴史を記したものなら問題なかったり、主人公たちの動きに関わらず予言を遺した人の意図がブレていなければOKだったりってこともあるんだけど、変な未来予測をしているときは注意が必要かも。

荻原規子の「西の善き魔女」では、ストーリーに関わってくる重要な「フィニステール地方のわらべ唄」なるものがあるんだけれど、完結後のあとがきて「このわらべ唄の真相までたどり着けなかったのが痛かった」と暴露していてオイ!となりましたよ。結局外伝の最終巻でなんとかそこまで到達したって感じでしたけどね。そういうわけで予言めいた序文を扱う場合は要注意と思っています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: プロローグについて

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