ゲーム世界を舞台にしたラノベで使用する用語についての返信
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ゲーム世界を舞台にしたラノベで使用する用語について(元記事)
【前書き】
著作権に関する質問です。私は今ゲーム世界を舞台にしたラノベを構想しており、その中で「勇者」「戦士」「魔法使い」「僧侶」の4単語を用いようとしています。
また、世界観として「魔力」が登場し、魔力と上記の4単語は密接な関係にあります。特に重要な点が「戦士は魔力を持たない」「魔法使いと僧侶は魔力を持つ」という設定であることです。
また、魔法使いと僧侶は「魔法使いは攻撃に優れ、僧侶は治癒に優れる」という点において差別化されております。
【本文】
ここで質問なのですが、この作品は「ドラゴンクエスト」の著作権を侵害しているアウトなラノベですか?あるいはグレーゾーンですか?
私としてはアウトだと思っており、理由は魔力と上記4単語の関係性にあります。上記4単語が出ること自体は問題ないと思うのですが、それが魔力(ドラゴンクエストにおけるMP)と紐付けされ、舞台設定化されている点がアイデアの盗作にあたるのでは、と考えました。
【理由】
ではなぜ上記の4単語を使いたいのかというと、読者様に一目見ただけで設定を覚えて頂きたいからです。
魔力は魔法の使用回数を制限し、何度でも使えなくすることで物語の戦闘に深みを与えるために設定しており、この設定を無しにしたくはありません。
ここで「魔力に優れた者」「魔力よりも肉弾戦を得意とする者」など、魔力に関して様々な人物像が想定できます。
その様々な人物像を一単語で形容する手段として便利なのが、やはり職業です。そこで当初は「放浪者」「武装男爵」など、オリジナル職業名を設定しておりました。
しかし、それらのオリジナル職業名と魔力に関する特徴を対応させて覚えるのは、読者にとっては困難かと思われます。
以上の理由より、私は「勇者」「戦士」といった、既に共通認識が存在する単語を使いたいのです。もちろん、これがドラゴンクエストの著作権侵害にあたるならば、先述の4単語を削除し代替単語にします。皆様の意見をお聞かせください。
ゲーム世界を舞台にしたラノベで使用する用語についての返信
投稿者 うっぴー 投稿日時: : 2
はじめまして。
これは、まったく問題ないと思います。
「勇者」「戦士」「魔法使い」「僧侶」の4単語はドラゴンクエスト特有の言葉ではなく、日本語として元々存在していたものです。
「戦士は魔力を持たない」「魔法使いと僧侶は魔力を持つ」という設定は、ドラゴンクエストに限らず、あらゆるファンタジー物で共通して使われるものです。
いわばテンプレであって、ドラゴンクエスト固有の設定ではありません。
テンプレと化しているアイディアを使い回すことに問題はまったくありません。
小説投稿サイト「小説家になろう」で異世界転生が人気を出すためのテンプレと化していることは周知の事実です。
もし異世界転生を行ったら「聖戦士ダンバイン」(1983年放送のアニメ。主人公が異世界転生して無双する)の著作権侵害にあたる、などとなったら書籍化された作品はすべて絶版になってしまいます。
実はアイディアは著作権で保護されておらず、例えば、電撃を使う異能力者を出しても「とある魔術の禁書目録」の著作権侵害には当たらず、タイムマシンを出しても「ドラえもん」の著作権侵害にはなりません。
カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: ゲーム世界を舞台にしたラノベで使用する用語について