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第1話に詰めるべき内容は (No: 1)

スレ主 元々島の人 投稿日時:

https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/601
プロット掲示板でも大変お世話になっておりますが、この作品は1話目にどこまで進み詰めこむべきか考えております。
基本的に第1話はプロットご参照いただきますが、大体は女神から力をもらい貴族の息子に付いていきながら友人Aと合流しそのまま洞窟に行き、完全決着は次回に回し、主人公が少し戦い力の片鱗を見せて引きで終わるようにしようかと思っていますが、ここで「友人Aとの合流及び紹介」シーンについて、主人公と友人Aがいつから付き合っていてどんな過去があったか、また友人Aの性格は、と言う事を読者に説明しなければなりませんが、この回想がいささかページを食ってしまい、敵との出会いや戦いまで最悪行けなくなったりも考えられます。そこでまず1話に詰める内容は主人公追い出される→力をもらう→貴族の息子と友人A合流→洞窟で敵と戦う。にしたい場合は友人Aとの出会いの過去は次回以降に回すべきでしょうか。それとも感情移入させるため1話で過去を書くべきでしょうか。またテンポを考えた場合、敵を撃退する所まで1話目で書くべきでしょうか。

カテゴリー: ストーリー

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第1話に詰めるべき内容はの返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

まず、プロット板のほうを読んでも1話目のプロットがない。序盤に重点を置いた全体のはあるけども。
次に、1話というのが何文字を想定しているのかわからないのでなんとも言えない。文庫本なのかWebなのか、Webでも短編なのか長編なのか、長編ならどれくらいの規模なのか。

たぶんWeb連載をしたいのかなと感じるから、長期連載を視野に入れた単行本数巻になるような大長編を想定してるのかなと思うのだけど、
そうすると、おそらく一話というのは5000文字前後だと思う。
5000文字というのは意外と少なくて、スレ主さんが考えてる内容(問題の友人Aの回想を抜きにしても)を全て入れることは困難だと思う。
1話につき、一つの事を一個だけ書ける、という程度に考えていたほうが良いのではないかな。

で。
もしかしたら想定してる1話を分割して連載するつもりなのかもしれないから、そうするとそもそも「1話」ってスレ主さんが言ってるだけで、スレ主さんの脳内を知らない第三者には「1話」がどれくらいの長さなのかということがわかりません。

なので、「最序盤に書くべき内容は」という意味で回答すると、
これは「序盤の役目」を考えると良いでしょう。
序盤に必要なことは、「この物語はどういう物語なのか?」を読者に提示することで、その中に「この物語の楽しむポイントはここ」という要素を明確に書くことが大事だと思います。

スレ主さんの物語で「こういう物語」と提示できて一番「面白い」だろうと思える場所は主人公が勇者の記憶を取り戻すところで(これも私はそう読み取ったというだけで、スレ主さんは本当にこれで良いと考えてるんだろうか)、女神に記憶を戻してもらったというシーンがおそらく最序盤に相応しいだろうと思う。
何の説明もなしに主人公は女神と出会って勇者の記憶を戻してもらうという展開から始まって、「こうして主人公は勇者の記憶を取り戻した」で3000~5000文字程度の一話目は終わる。
こうすると何の情報もない読者でも「これは主人公が勇者の記憶を取り戻して活躍していく話だ」と最短で理解できる。
次の話で少し時間を戻して、追い出された主人公と貴族の悪ガキを書いて、貴族に虐げられてる場面を書くことで主人公の現状説明をする。
すると、でも読者は「勇者の記憶を取り戻す」という事実を知ってるから、「こんな虐げられてる主人公がどうして女神と出会うことに」と思う。
つまり「女神」という存在・その出会いが「読者の読みたいもの」とわかる。
なので、「どのように面白くORドラマチックにOR衝撃的に女神と出会う場面にできるか」を考えながら、そこを山場に2話目を作る。
この際に友人Aを出して主人公との関係性を書くのも良いと思う。ただ、回想を使ってまで「主人公と友人Aの関係」をしっかり書いてしまうと、以降で書くことがなくなってしまい友人Aの影が薄くなるという現象がまま見られます。
言っちゃなんですが、初心者の方は「これを書く前に二人の関係を説明しないと!」と考えることが多くて、序盤に詰め込みすぎてしまい、同時に序盤以降で書くことが無くなってストーリーを追うだけになってしまう、ということがあります。
主人公と友人Aの関係を事前に説明することは大事ですが、最序盤では「ただの友人」「信頼できる親友」「仲は良いが気を許せない悪友」とか、そういう雰囲気だけわかれば十分です。
友人Aと主人公の関係を先に説明しなきゃって気持ちはわかります。けど、最初は「主人公にとってどんな人物像の人間か」ということが知れれば序盤はそれで十分です。
次回以降どころか中盤以降とかでもいいんじゃないのか。友人Aと主人公の出会いの過去話なんて。外伝とかのオマケ要素で書くとかで問題ないと思う。
そんで時系列が1話目の直後に戻った3話目で、まあ、Web読者がターゲットなら読者の興味の対象は「女神に貰った能力の詳細」に移ってるから、3話目はまるまる能力の試し打ちとか主人公が試行錯誤して能力を把握していく場面とかでしょうか。
主人公の能力を知ってる人間を作っておくのも良いから、それを友人Aに見られてしまい、というのもいいんじゃないかな。秘密を共有するってのは信頼感を表現できるし。
4話目からは、読者の興味は「その能力で主人公は何をするのか」に移ると思うから、新しい展開をぶつけるのが一番。
なので、貴族の悪ガキが洞窟へ行くんでそのための手下が必要だ、っていう主人公が同行する展開で主人公は危なげながらも女神からもらった能力で活躍し洞窟を切り抜ける。
4話目の内容は「洞窟に行くまで」と「洞窟内での騒動」とで2話に分けたほうが無難でしょうかね。
連載形式を想定すると、だいたい1話で内容が一段落してたってタイミングの4・5話目で上下編にして一段落させないのも読者に変化を感じてもらいやすいし。

とまあ、これは「こうすべきだ」って話じゃなくて、スレ主さんが考えられたプロットの序盤を自分が構成する場合はこんな感じになるかなあ、という妄想込みの垂れ流しです。
スレ主さんがどういう構成を考えてるのかわからないので、妄想くらいで具体的な事は言えないですが、私が構成するとしたら1話5000文字程度を想定して、このように5話はかかる内容だと思います。
駆け足でやるとしても3話は欲しいかな。当然、既に書いたけども友人Aの回想は一切書かずに。
繰り返し、最序盤で必要なことは「この物語はどんな話なの?」ってことを読者に伝えるのと、「この物語はどこが面白いの?」という要素をちゃんとわかりやすい形で表現すること。
イメージしてる物語を出力するだけではなくて、ちゃんと目的を持ってシーンを組み立てる。それが「構成」じゃないかなと思う。
なので、まずはその「目的」を意識してみりゃいいんじゃないかな。
再三、序盤の目的は「これどんな話?」と「これ何が面白いん?」をちゃんと書くてこと。
それ以外はどーでもいい。

第1話に詰めるべき内容はの返信 (No: 3)

投稿者 大野知人 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 お久ぶりです。大野です。
 サタンさんが触れられている事なんですが、『リンク先に第一話のプロットが見当たらない』ため、御作と関係なく、一般論的なことをベースに書かせていただきます。

 先に結論から言うと、『第一話にはちょっとしたカタルシスとキャラ紹介、あとどうしても重要な設定があるならそれだけ入れて、出来るだけ簡潔なストーリーにした方が良い』というのが俺の考えです。
 まあ、これは『意味もなく複雑な設定』を作りがちな自分への戒めもあるので、元々島さんがそうでないなら参考にならないかもしれませんが。

 第一話、というのは基本的に『読者の読むモチベーションを盛り上げる』ためにあるんじゃないでしょうか。
 となると、アニメのPVのように『作品のセールスポイントをちょっとずつ抜き出して、読者に見せる』のが良いんじゃないかなと思ったり。

・簡単なカタルシスとして。
 ヒロインとの出会いだったり、主人公が転生したり、物語のキーアイテムを見つけたり。
 という『物語の始まり』を派手に演出して興味を持たせる。

キャラクターについて。
 主人公やヒロインの簡単な印象や、わかりやすい長所・短所を描写して、感情移入しやすくしたり、視点人物以外の人間にも『味』を持たせる。

・設定について。
 これは、むしろ最低限以上には書かない方が良い。ソシャゲをやった事があるならそのチュートリアルとかを参考にしてほしいんですが、冒頭から細かい世界設定やキャラ設定、アイテムの構造をドカドカ投げ込んでくるチュートリアルは(ほとんど)ない訳で。
 それと一緒で、とても尖った設定があるならともかく、あんまりクドクド設定を書かない方が良い。世界設定でも、キャラ設定でも、キーアイテムの詳細でも。

 ・尖ってない設定。
 『魔法を使うのには魔力を消費するよ』
 『俺はどこにでもいるごく普通の男子高校生』(この後に出オチみたいなトンデモ設定が続くならそれはそれで良い)
 『王都●●●は二千年の歴史を誇る××帝国の首都であり、△△川沿いの~』

 ・尖った設定
 『ヒーローの俺、○○と悪の女幹部、××ちゃんは、実は付き合っているのだ!』
 『この世界には「ゼイホウ」というルールがある。人も、魔族も、亜人も皆、絶対神「ゼイムショ」に一定の「ゼイ」を納め、その加護を受けて生きていた。』
 『七つ揃えると願いが叶うという龍の球、それを求めて男たちは大海へ旅立った』

 ええと、一応言っとくと『尖った設定』の方は基本パクリなので使わないで下さい。まず著作権で揉めます。

 その上で、文字数次第ですが。
 (文字数÷1500)人くらいのキャラ紹介(大雑把)
 と
 すっごく重要な設定一個+今いる場所とか時間とかの情報
 と
 簡単なカタルシス/物語上の『動き』
 
 でまとめれば良いんじゃないかなぁ。

第1話に詰めるべき内容はの返信 (No: 4)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

お疲れ様です、小説楽しそうですね。
プロットの最初と最後の行を繋げてみます。
「前世で勇者だった記憶を悪人に封印された17歳の少年主人公は、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」

これだけ読むと何をするお話か想像しやすくその点では大変良いです。
プロットをどう書こうと肝心の小説が面白ければそれはそれでいいので、このプロットの書き方が悪いという意味ではないのですが。
次にこの中身(プロット全体)を読みます。
「前世で勇者だった記憶を悪人に封印された17歳の少年主人公は、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」

勇者についての記述が少なすぎるせいで、作者様以外の第三者からは内容が想像し辛いものになってしまっています。たとえばなろう連載で第一話なら、私だったら貴族の屋敷で働きだしたところか、その前の孤児の生活でヒロインと出会ったタイミングで1話にしたかなと。ヒロインを丁寧に書きたいですね。

今回の相談内容では、”友人Aと合流しそのまま洞窟に行き――。”とあります。
1話でここまで書き進めるつもりならなろうベースではなくプロ小説の感覚、この進め方が面白いと思った作者様のセンスと文書力の話になります、丁寧に書けているならそれでいいのではが率直な感想で。このプロットだと実際に出来上がった本文を読まないとどういった内容になるのか、わからない……そのうえで質問に答えるなら。

・テンポを考えた場合、敵を撃退する所まで1話目で書くべき→
撃退したかはどちらでもよく。戦闘中に誰かが死にそうになった、あるいは絶対に勝てない、誰かが死んだと読者に思わせたところで終わってみせる。

・友人Aとの出会いの過去は次回以降に回すべきでしょうか→
主人公と友人Aとの間に小道具を間に挟んでいない場合、終わり際のタイミングで普通の回想を入れられても、ここもセンスと文章力次第ですが読ませるハードルが高い、これといって計算や対策がないなら一番最初に回想かシーンやエピソードを持ってくるのがいいのでは。

といったところです小説楽しんでください応援しています。何かの参考になれば幸いです。

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基本的に第1話はプロットご参照いただきますが、大体は女神から力をもらい貴族の息子に付いていきながら友人Aと合流しそのまま洞窟に行き、完全決着は次回に回し、主人公が少し戦い力の片鱗を見せて引きで終わるようにしようかと思っていますが、ここで「友人Aとの合流及び紹介」シーンについて、主人公と友人Aがいつから付き合っていてどんな過去があったか、また友人Aの性格は、と言う事を読者に説明しなければなりませんが、この回想がいささかページを食ってしまい、敵との出会いや戦いまで最悪行けなくなったりも考えられます。そこでまず1話に詰める内容は主人公追い出される→力をもらう→貴族の息子と友人A合流→洞窟で敵と戦う。にしたい場合は友人Aとの出会いの過去は次回以降に回すべきでしょうか。それとも感情移入させるため1話で過去を書くべきでしょうか。またテンポを考えた場合、敵を撃退する所まで1話目で書くべきでしょうか。

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