リアルな表現の返信
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投稿者 大野知人 投稿日時: : 1
書きたいジャンルにもよると思いますし、現物を見ていないので何とも言えないことが多いのですが。
基本的には小説の中の出来事は作者がそうだと断言してしまえば、白いものでも黒くなります。
もちろん、非現実的なことを言うにはそれなりの論理だった説明や辻褄合わせが必要です。でも、逆に言えばある程度以上に辻褄があっているなら、『リアリティがない』という人間こそが無粋であり、気にする必要がないと思います。
例えば、現実世界が舞台の作品で何の説明もなく『体色の赤いイルカ』が出てきたら、それは説明しない作者が悪いと思います。突然変異なり、特殊な環境に適応したなりの辻褄合わせをしましょう。
でも、ゲームっぽいファンタジーが舞台の作品において『この薬草を煎じて飲めば、軽い切り傷ぐらいすぐさま塞がるじゃろう』と賢者っぽい人が言うのに対して、『そんな薬草があるかよ!』と言うのはナンセンスであり、読者に対して作品があっていないだけです。作者に責任はないです。
もちろん、何事にも度合いというものが有るので今示したのは二極になりますが、その線引きを決めておくと迷うことはないでしょう。
そのうえで、『やっぱり不安だ』と仰るのなら、実物を見せてください。そのうえでなら他の意見の言い様が有ります。