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リアルな表現 (No: 1)
スレ主 沖野 投稿日時:
小説を書く際の表現や物事についてです。
医療行為のシーンで、少しリアルから離れた設定にしようと書いたものが、読者さんから「この設定は現実的に正しくない」と指摘を受けました。
私的にはファンタジー要素で書きたかったのですが、現実寄りに正確に書くべきものと遊んでいいものの区別がいまいち出来ていません。
皆さんは、どのように空想と妄想を書き分けていますか?
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!リアルな表現の返信 (No: 2)
投稿日時:
書きたいジャンルにもよると思いますし、現物を見ていないので何とも言えないことが多いのですが。
基本的には小説の中の出来事は作者がそうだと断言してしまえば、白いものでも黒くなります。
もちろん、非現実的なことを言うにはそれなりの論理だった説明や辻褄合わせが必要です。でも、逆に言えばある程度以上に辻褄があっているなら、『リアリティがない』という人間こそが無粋であり、気にする必要がないと思います。
例えば、現実世界が舞台の作品で何の説明もなく『体色の赤いイルカ』が出てきたら、それは説明しない作者が悪いと思います。突然変異なり、特殊な環境に適応したなりの辻褄合わせをしましょう。
でも、ゲームっぽいファンタジーが舞台の作品において『この薬草を煎じて飲めば、軽い切り傷ぐらいすぐさま塞がるじゃろう』と賢者っぽい人が言うのに対して、『そんな薬草があるかよ!』と言うのはナンセンスであり、読者に対して作品があっていないだけです。作者に責任はないです。
もちろん、何事にも度合いというものが有るので今示したのは二極になりますが、その線引きを決めておくと迷うことはないでしょう。
そのうえで、『やっぱり不安だ』と仰るのなら、実物を見せてください。そのうえでなら他の意見の言い様が有ります。
リアルな表現の返信 (No: 3)
投稿日時:
そう指摘されてしまうのは、おそらく世界観がしっかりしてないからだと思います。
例えば、剣と魔法のファンタジー世界のナーロッパの住人が平然とスマホを使っていたら、コレジャナイ感がありますよね。
指摘した読者さんも同じコレジャナイ感を感じ取ったはずです。
指摘を受けた作品の世界観が質問に記されていないので、分かりませんが、現代を舞台に医療だけファンタジーの世界観だとすると、そういう指摘が来ても過不足ありません。
ファンタジーと現実のかき分けと言うのは、世界観で決まります。作品にはリアリティラインというものがあり、それを意識して書くといいと思います。
もし、世界観もしっかりしていて、リアリティラインも定めているのなら、それはその読者さんが間違っていると指摘したかっただけの可能性が高いです。
何かのお役に立てれば幸いです。深夜テンションで失礼しました。