元記事:新人賞の受賞を目指すとしたら、この先どのように創作活動を進めていけばよいかの返信
僕にも構想ばかり練っていて、創作が進まなかったという経験があります。最初の1年という辺りでしょうか。
まぁ、それって「最初はイメージから入る」って事なので、別に悪いって訳じゃないんですよ。創作は全てイメージから始まるので。
ただ、創作を始めた時点では基本も何も知らない訳ですから、「オリジナリティ」だとか「世界観」だとかを放ったらかして、ただ単にイメージばかりしている、なんて事になりやすいのです。
分かりやすく言えば、「サッカーの基本をわかっていない人が見様見真似でサッカー練習しても、そりゃ様にならないよ」って事。
とにかく練ったイメージをとにかく集めて、それだけでいい作品ができる訳ないですし。
「創作って具体的に何するの?」というのを、考え直してみてきださい。
でも質問者様は、3年間も構想を練っているのですから、創作についてある程度分かってきたのでは?
もしそれでも「よくわからない」というなら、ここを初めとしたサイトや書物に目を通してみましょう。
それで基本がわかったならば、しっかりとした創作ができるはず。
基本をベースに作っていけば、作品も割とスムーズにできますし、何より慣れるのが早いです。
因みにここで言う基本とは、「テンプレに合わせよう」って意味じゃなく、「世界観」「オリジナリティ」「ストーリー」「人間関係」等の要素について、「ちゃんと理解しよう」って事です。
カレーの作り方を理解していたら、味はともかくカレーが作れますから。
とはいえ、1度練った構想に、今更基本を取り入れるのは難しいかと思います。
その場合は、逆を考えてみましょう。
練った構想を1度分解し、基本に合うように作り変える、と。
そうすれば、作品としてしっかりと形になるはずです。
オリジナリティを出すも何も、まずは作品を正しく作る必要があるので。
話す内容が多かったので、最後に整理します。
今躓いているのは、最初に「創作が何なのか」を理解していなかった事。そして、3年間それを補えずにイメージばかりしていた事だと思われます。
それを補うためには、もう1度基本を見直し、理解しましょう。
そして今の作品を改善させるならば、その基本に合うようもう1度作り直すのも1つの方法。
今までの創作が無駄だったと思うなら、その経験を材料に、もう1度スタートしてみて下さい。
僕が同じ状況にあった時は、そうやって抜け出しました。
上記の回答(新人賞の受賞を目指すとしたら、この先どのように創作活動を進めていけばよいかの返信の返信)
スレ主 オル : 0 投稿日時:
黒鐘 黒ぅ様、ご返信ありがとうございます。
創作が進まなくなったのが1年間って、抜け出すの早いですね…!
というより、私があまりに泥沼にはまりすぎているだけかもしれませんが(笑)
創作のhowto本はこれまでに10冊程度は読んでおり、このサイトも参考にさせていただいています。基本については理解しているつもりですが、実力として身についているかどうかは自信がありません。
今何度もプロットやシナリオを練り直している作品の最新プロットでは、話の流れ(見せ方)以外をのぞけば、基本にあてはめて作成することができているかと思います。
ですが、確かに三年間イメージばかりしていた点は否めません。プロットでは問題視していなかった「物語が急展開になる問題」について実際に原稿を執筆して初めて気づけたので…。
黒鐘様のおっしゃるように基本をもう一度見直してみて、さらにイメージだけではなく実際の原稿執筆によって創作の基本が実力として身につくようにしたいと思います。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 新人賞の受賞を目指すとしたら、この先どのように創作活動を進めていけばよいか
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