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にわとりさんの返信一覧。最新の投稿順46ページ目

元記事:ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信

サタンさんへの返信に対して、横からすみませんが、あまりにあまりなので。

> 実際には20代に向けて書かれている今のラノベ表現を『10代向けの内容』と呼んでしまったらそれは嘘になるでしょう。だって20代向けに書いているのだから。

これ、トートロジーと呼ばれる、典型的な論法の誤謬です。上記を要約すると、「ラノベは20代向けに書かれているのだ。なぜなら20代向けに書いているからだ」となります。論足り得ず、馬鹿げてるでしょう。

で、中高生向けを意識して、中高生向けに書くと言うコツが言われ、そうしてきての今のラノベの実情とも合っていない。中高生が読んで内容が分からないと言い出すラノベ、どれほどあるんでしょうか? そりゃ出版数が多いですから、探せばあるかもしれない。投稿サイトも含めたら、確実にあるでしょう。だけど、「中にはそんなのもある」程度では、一般的なコツ、方針とはいえません。

こういう論法をいくら駆使しても、顧みられることはありますまい。手あたり次第、思いついたことを書いて見ただけの印象しか生まないと思いますよ? 上記引用部分は、ネット小説で言えば、ブラバポイントです。残りは読んでもらえない確率が高い。とても損だと思います。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

 トートロジーを日本語でなんというか知っていますか? 答えは"恒真"です。そう、常に正しいという意味ですね。
20代に向けて書かれているのだから、20代に向けて書かれているのだ。……これ常に正しいに決まっていますよね。だって『だから』をはさんで前半と後半が全く一緒なのだから。本来こんなことは言わなくてもいいことなのですが、サタン氏のコメントを読むと、どうにも「ラノベは主に20代以降が購入していることは認めるが、ラノベは10代向けの読み物である」という、文字通りに理解するなら明らかに矛盾したことを言っているように見える(それ以外の解釈ができるならむしろ教えてほしい)ので、それに反論するために当たり前のトートロジーであってもこう言わざるをえなくなったわけです。
 もう一度言いますが、トートロジーは無内容ではあっても論理的誤謬ではありません。後段の結論『20代に向けて書かれている』を否定したいのなら、前段の根拠『20代に向けて書かれている』ことを否定しないといけません。まあ前後が一緒なので結局20代に向けて書かれていることを否定できるロジックを出せという話になるのですが。
 でも、スレ主はラノベの主力購買層は20~40代であると主張していて、その主張自体はサタン氏も否定していないわけだ。それでいてなお『20代に向けて書かれている』理路はありうるか? ちょっと無理筋だと思うのだけれど。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信

字数制限に引っかかりまして、以降を削除して投稿するも、1行目を削除しなかったので不思議な文章になってしまいました。
以下を書いておりました。投稿の仕方が間抜けで、こういうみっともないことをしてしまい、申し訳ありません。

---------------

5.10代の購買力とは

これは、にわとりさんの論に含まれないものなんですけども、少しですのでこちらに書くことをご容赦ください。

購買層と読者層の違いですね。上記の仮面ライダーシリーズであれば、映像ソフトより変身アイテムやフィギュアなどのグッズなんですけれど、シニアファンは自分で買うでしょう。働いてますからね。小学生層だと親が買うでしょう。

中高生なら(バイトする人もいるだろうけど)主に小遣いから買いますね。小遣いって、要は親からですから、親の資力です。親が認めないものは、小遣いからは買えない。少なくとも大っぴらには買えない。

また、仮にネット通販のデータを参考にするとしたら、クレジットカード使える世代が大きく出てくるのは間違いありません。誰が買っているかと誰が欲しているかは別問題です。

やはり「喜んでいるのは誰?」で考えないと、見誤るんじゃないかと思います。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

1.

>10代がターゲットというのは、10代が見て/読んで分からないところがないように作るわけです。その上でもっと上の世代も楽しめる要素は入っている。

 これ、あなた自身が上記引用に続けて『上の世代も面白がるものを、10代にも分かるように作る、と言い換えてもいい。』とみずから言ってしまっているように、
 "20~30代がターゲットというのは、20~30代が見て/読んで楽しめる要素を散りばめるということです。その上でもっと若い世代にも分からないところがないように作るわけです。"
 と真逆の言い方をすることもできるわけですよね。
 その程度の言い回しの問題なら「ターゲットは20~30代を想定すべき」「いや、10代を想定すべきだ」という対立そのものが根底から無意味化されてしまって、論点などはじめからなかったという話になりかねない。それに、リーチする世代が広ければそのほうが良いっていう話の行き着く先は、「子供からお年寄りまで男女問わず楽しめる小説が書けたら最強ですね」っていう、究極の正論であると同時に何の指針にもならない机上の空論でしかないでしょう。
 幅広く受け入れられる内容のほうが売上が見込めることは当然の大前提としても、まずは中心になる特定の層を選んで、そこに深く刺さるように書くことを考えないと何も始まらないんじゃないですかね。で、その「中心になる特定の層」ってどこなんだ? 10代なのか? それとも20代以降なのか? それともその層を特徴づけるのは年齢以外のファクターで、年齢は関係ないのか? というのがこのスレで問われていることでしょう。

2.

 スレ主が問題提起したのはラノベの読者層の分析の話だったので、作者の都合はこの話題にはまるで無関係かと思いますが……。
 石ノ森章太郎氏の遍歴になぞらえるならばラノベをやめて一般小説に越境すればいいと思いますよ。ラノベを好んで読む読者層に受け入れられなくなってきたのだから、ラノベの外側にフィールドを探し求めるのが筋でしょう。

3.

 現在の話ではなくて、ケータイ小説やボカロ小説が流行したまさにあの時代に、その震源地がラノベの外側だったことと、結局あとからそれに乗っかることもできずブーム収束までなにも手を打てなかったことを問題にしています。ケータイ小説もボカロ小説も、漫画的、アニメ的な想像力から生まれてきた作品群という意味でラノベとは兄弟のようなもののはずなのに、ラノベレーベルはこれらの流行を血肉にすることができなかったわけで。
 媒体の問題だけじゃなくて、自分が読んだ狭い範囲の話ですが各作品に通底する世界観っていうか、二次元的な世界なのだけれど既存のラノベのお約束とは一線を画している雰囲気があって。ラノベレーベルがああいった文学表現の受け皿にならなかった時点で、ラノベが若者の流行から離れて先鋭化していってるのは事実だろうなと感じます。まあこれは肌感覚の話で数字じゃないですから説得力はないですが。

4.

>ラノベがラノベ系レーベルにもう留まってない傾向

 これはラノベという言葉の定義をどうとるかの問題じゃないですかね。
広い意味で、漫画的なデフォルメを取り入れた小説という意味でラノベという言葉をつかうなら一般文芸そのものがラノベ的になりつつあるという言い方もできるでしょう。でもそれは既存のラノベの功績というよりは、漫画やゲームに子供の頃から親しんだ世代が中堅~大御所作家にも多くなり、漫画的な想像力と無縁の人間が現代日本にはもうあまりいなくなった結果というだけの気がします。
 もっと狭い意味でラノベレーベルとラノベ新人賞が今後どうなっていくかというと、これはもうだいぶ前からゆるやかな先細りの道をたどり続けているように感じています。10年前なら電撃大賞に応募していたような人たちがミステリやSFの賞をとって別の場所からデビューするみたいな現象はすでに起きつつあるんじゃないでしょうか。

5.

>やはり「喜んでいるのは誰?」で考えないと、見誤るんじゃないかと思います。

 特撮はわかります。チャンネル権の関係で"親子が同時に楽しめるもの"を目指したほうが視聴率がよくなるのは何となく理解できるし、大人に受け入れられる作風でなければ親がグッズを買ってあげる流れにならない一方で、子供受けがちゃんとしていなければそもそも親がグッズを買う理由がなくなるっていう複雑な関係があるから。
 じゃあラノベはどうか? 一般的にラノベって親子で回し読みしたり、親に買ってもらったりするものではないように思います。購入者=読者と考えてほぼ差し支えないかと。テレビ視聴と違って読書って個人的な趣味なので、広く浅くウケるように書くメリットはあまりなくて、多少狭い層でも深く刺さるものを目指したほうが結果的にベストセラーになるような気がします。あの村上春樹でさえ、とても万人受けするとは言い難い作風なわけで、理解できない人がどれだけ多くても好きな人はとことんハマれるものが生き残るのが文芸出版の世界の力学、という感じがします。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:あれ??の返信の返信

それならそ。さんの主張がおかしいです。というか、詐欺と言っていいレベルです。
参照データ1は「テレビやCMを見て通販で色々と買い物をする人が多い。通販は便利だ」という内容の記事で、参照データ2は「現在アマゾンで人気のカテゴリーは漫画や雑誌を含む本というカテゴリーである」という記事です。この二つのデータを組み合わせて、ラノベでの年齢における主要ターゲット層を語るのはこじつけにもほどがあります。企業提案とかコンサルタントとかそれっぽい単語を並べていますがデータから分析される結論がめちゃくちゃです。ラノベは一冊千円もあれば買えるのでお小遣いで十分です。これで取得の無い年齢層をターゲットから外すなんて頭おかしいです。後半は正しいと思いますが前半は的外れなことを主張しているだけです。
ほぼ関係の無いデータを使ってラノベの購入者層がさも20代〜30代が多いみたいなことを言っているのがおかしいということです。

上記の回答(あれ??の返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

>この二つのデータを組み合わせて、ラノベでの年齢における主要ターゲット層を語るのはこじつけにもほどがあります。

そりゃそうでしょう。なぜならスレ主はこのデータで『ラノベでの年齢における主要ターゲット層を語』っているわけではないのですから。
No.1前半における主張の流れはこうです。

『基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多い』

書籍の購買力が最も高いのが20~30代であることを示唆するデータ
(※ただしスマホでの通販に限定した調査であること、書籍類が通販一般の世代別購入率と『同様の分布』になるとする仮定を認めるならの話ではあるが)

(ラノベに限らず)書籍全般において『購入者層は20代~40代が圧倒的に多』いので『10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべき』。

つまり"いちばん財布の紐がゆるい世代に売りつけろ"という一般論ですよねこれ。まだこの段階では『ラノベに固有の話』には立ち入っていない。結論部分の『購入者層』を"ラノベの購入者層"の意味に取るのは穿った読み方でしょう。
ラノベ独自の傾向について語っているのは以下に続くアニメ放送枠の話と転生ものがなぜ流行したのかの考察部分です。

スレ主はNo.3でも『そもそも自身に収入のない10代をターゲットにする事自体、販売戦略として愚策』と言っているように10代をターゲットに据えることそのものを彼らの経済力の観点から疑問視しており、その根拠として"10代の購買力はタカがしれている"ことを示すために出したのがNo.1の2つのリンクである、というように自分は理解しました。

まあスレ主が前半のデータを元にした推測と、後半のラノベに固有の事情のつながりを明示的に示していないので意図がはっきりしない部分はありますが、だからといって詐欺と断ずるのは早計ではないですかね。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信

たぶん各々の考えがあるだろうから、レスると白熱すると思うので一度だけ。

私も他の方も20代が主な読者だということは認めているよ。
でもその20代は「10代向けの物語が好きだから読んでる層」なので、彼らラノベ好きな20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になるってだけの話だよ。
要するに、まあ、少なくとも私が言ってるのは「ターゲット」と言うよりは「仮想ターゲット」という感じだね。
実際は別というのはわかってるし、たぶん他の人もとうの昔から把握してることだと思う。

ちゃんと調べたわけじゃないしラノベの話でもないけど、漫画「ワンピース」って人気ではあるものの、同時にアンチも多いように思う。
でもそのアンチっておそらく20代~30代が主じゃないかな。
そうしたアンチの意見ってのは、ただの悪口を除けば割と真っ当な意見もよくある。けど、そんな意見に振り回されたら100%面白くなくなる。何故って、その意見を取り入れたら「今度は10代の意見を無視した展開」になっちゃうからね。
正直大人の感性で読んだら粗が目立ってあんま面白くない作品だと思うし。
意見一つで変わるものではないけど、意見は聞いてもそれに振り回されないほうが良いし、ターゲットとする年齢層は極力絞って固定したほうが良い。
「ワンピース」はわかりやすく「20代30代の意見を完全無視した10代向けの大ヒット作品」。

ゆーてもワンピは漫画だし、ラノベは小説である以上漫画よりは対象年齢が高いんで、同列には語れないけどね。
中には「20代の意見を取り入れたほうが面白くなる」と考える人もいるだろうし、正直「少年誌でやる内容か?」と思うようなヒット作もあると思うよ。
「ハンターハンター」なんて残酷描写を抜きに考えてもちょっと少年誌の展開じゃないね。わかりやすく「敵を倒して終わり」な話じゃないし、その前作「レベルE」も少年誌じゃなかった。なのに人気を得る富樫が凄いわけだけども。
ほんで、たぶんラノベ作家志望者に「ワンピとハンタどっちが書きたい?」と聞いたら、大多数が「ハンターハンター」って答えるだろうね。
そこが罠なんだけども。
少年誌のノリじゃないのに少年誌に合わせて描ける富樫が凄いんであって、そもそも基本として少年誌を意識してない人には描けないんだよね……。
繰り返し、漫画とラノベを同列に語るのは無理があるけどね。

でもこれは「10代向けの作品でなければダメ」という話じゃなくて、「想定読者は10代」という話。
あくまで基準というか基本の話でしかない。
まあ、「10歳」と「19歳」では確実に趣向が違うだろうし、「10代」の定義がそもそも曖昧なんですけど。
R15タグを読者がつけてるって事で読者は過激なのを好むって相談主さんが書かれてたけど、R15って15歳だから10代だしね。
「その程度の過激さなら10代向けだろ?」と私は思うけど、相談主さんは「R15タグをつけられるほど過激なものは大人向け」と(書かれてたわけじゃないけど)読み取れる返信だったし、ぶっちゃけ私はR18でもギリ10代向けエロって認識なので。
R18以上のレーティングが無いので、10代向けエロってのはR18でもかなりソフトな部類のみと考えてはいますが。
そんなわけで、あくまで基本的には10代向け。そこにどんな大人向けの付加価値をつけるかは作家の自由だし、それをもって「大人向け・20代向け」と言うのはアリだと思う。
でもハナっから「大人向けを書きたい」ってんなら素直に一般でやれと思う。

まあ、要するに「エロ本と変わらないような一般コミックス」と「ストーリーのある成人誌としてのエロ本」の違いみたいな感じ。
エロを書くのは良いけど、これエロ本雑誌じゃねーから、って言ってわかるかな……。
ラノベの場合その線引に名前をつけるなら「10代向け」という事なので、別に対象読者とか「10代が読んでる」という事実はあんま関係ないと思うんですよ。
あくまで「基本的に10代」ってだけなので。
うーん。こう書くとまた「一番多いのは10代」って言ってるようにも見えちゃうか。
単に「10代向けがベース」というだけ、って感じの発言なんだけども。
正直、「10代」の定義を明確にしたら、言ってることそんな変わらないと思います。

っつってもなぁ。
ぶっちゃけ、そういう「今現在の常識」をぶち壊すような作品が新人賞を獲得するのもまた事実なんだよねw

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

>たぶん各々の考えがあるだろうから、レスると白熱すると思うので一度だけ。

 管理人氏に怒られない範囲で白熱するのはむしろいいことだとおもいますよ。べつにわかり合う必要もなくて、白熱した議論が呼び水になっていろいろな意見とその反論が出揃ったら読み応えのあるスレになって楽しいんじゃないですかね。

ラノベ好きな20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になるってだけの話

 20代向けに書いても結局ラノベで書くべき内容は今と同じ、という言い回しであるならば理解できます。自分も先のコメントで『「20~30代くらいの二次元サブカル好きの男」が求めてるラノベっていうのが結局現在の流行通り、多くのラノベワナビが書いている通りの内容なので具体的にラ研の住人が改善すべきことは何もない』と書きましたし。
 でも、その実際には20代に向けて書かれている今のラノベ表現を『10代向けの内容』と呼んでしまったらそれは嘘になるでしょう。だって20代向けに書いているのだから。それを10代向けと呼称したらどうやっても言葉が矛盾する。
 これは"ラノベ購入者は10代も20代も同じものを求めている"という意味ですらないですよね。それならラノベ購買層は世代によって嗜好が分断されていないので、執筆に際してターゲットの年齢を意識する必要はない("それがラノベであること"だけに気を配って書けばいい)って話になるはずなので。ならば逆に20代の読者だけを意識していれば10代の読者も「20代向けの内容」を求めているから勝手についてきてくれる、という真逆の言い回しだって可能ですよね。いずれも「10代向けの内容」「20代向けの内容」の内実が共有されていない以上、無意味な言葉遊びでしかありません。

>少なくとも私が言ってるのは「ターゲット」と言うよりは「仮想ターゲット」という感じ

 これは用語の定義を混乱させているだけですね。
 元々スレ主氏はこのうえなく明確な意味で『ターゲット』という言葉を用いていました。つまり、購買層における世代的なボリュームゾーンという意味です。なので、スレ主に反論するにしても同意するにしても、このターゲットの定義はちゃんと踏まえなきゃいけない。
 あなたは返信No.4で『購買ターゲット』『読者ターゲット』という用語を持ち出したときもそうでしたが、ターゲットという言葉を再解釈して元発言にない含みを暗にもたせ、ニュアンスをズラしたうえで噛み合わない持論を語っているように見受けられます。
 ターゲットとはメイン購買層であり、すなわちメイン読者層でもあり、仮想の存在では決してない「本屋でラノベを手に取る実在の個々の人々」の集合です。それ以上でもそれ以下でもない。No.1の分析は虚心に文字通り読めばいいだけの話で、つまり何が言いたいんだ的な裏読みは無用でしょう。明示されている言葉以上の含みなんてないですよこれ。

>そうしたアンチの意見ってのは、ただの悪口を除けば割と真っ当な意見もよくある。けど、そんな意見に振り回されたら100%面白くなくなる。何故って、その意見を取り入れたら「今度は10代の意見を無視した展開」になっちゃうからね。

 かりに『そんな意見に振り回されたら100%面白くなくなる』が真実だとして、
1.ノイジーマイノリティ問題
2.顧客が本当に求めているものと顧客の意見は異なる問題
の2つの要因で説明できることのような気がしますね。1は声の大きい少数派(ノイジーマイノリティ)のマニアックで偏った意見に振り回されてしまうことによって、逆に多数派(サイレントマジョリティ)を満足させることができなくなった結果売上が落ち込むという考え方。2は読者も"自分が本当に読みたいもの"を明確に言語化できていないので、そういうシロウトの指示に漫画家が影響されすぎると却って迷走してしまうという話。だいたい自分が読みたいものがそこまではっきりイメージできているなら自分で描いたほうが早いし、展開が自分の思い通りになったらなったで予定調和でつまらないっていうのもあるし。
 まあ、ワンピースのヒット要因を分析するにあたって年齢層による嗜好の差を持ちだす必要を自分はあまり感じないという話です。

>たぶんラノベ作家志望者に「ワンピとハンタどっちが書きたい?」と聞いたら、大多数が「ハンターハンター」って答えるだろうね。
>そこが罠なんだけども。

 言わんとすることはめちゃくちゃわかりますが、ワンピースは10代向けで、ハンターハンターには20代向けのエッセンスも入っているというのはあなたの考える「10代向け」「20代向け」の定義じゃないですか。スレ主はそんな話はしてないわけです。あくまで20代が主に購入するものは20代向けで、10代が主に購入するものは10代向けという至極単純なことしか言っていない。
 スレ主に言わせればワンピースもハンターハンターも、単行本を購入してくれるメインの世代が10代なら10代向けだし、30代なら30代向けという話になるかと思います。実際にワンピースがどの世代に支持されているのかはわからないけれど、もし30代が中心になって本を買っているということになれば「ワンピースは30代向け」かつ「30代の漫画読みはワンピース的なノリの作品を好む」とスレ主は推測するでしょう。まあ実際はそんな単純な話じゃなくて、年齢層による購買力の違いとか、10年単位の長期連載なら若年読者への目配りが後年の主力購買層を育てることになるとかも勘案しないといけないのでしょうけれど。

>「10代向けの作品でなければダメ」という話じゃなくて、「想定読者は10代」という話。
>あくまで基準というか基本の話でしかない。

 いえ、違います。スレ主はXX代向けを購買層からのみ定義しており、具体的にXX代向けの作品とはどんな内容であるかという話を一切していないので、そもそも『10代向けの作品』という言葉自体がこの文脈においては無意味かつ不適切です。あなたが10代向けという言葉で表現しようとしている作品はスレ主によれば20~30代が主力購買層であり、かつ20~30代の主力購買層はあなたの定義による『10代向け』の内容を好むので、ラノベ作家がこれから書いていくべき内容はさほど変わらず、ただ『10代向け』という言い回しのみが実態にそぐわない不適当なものとして浮かび上がるという話。
あなたは10代向け=ラノベ的、20代向け=一般小説的、というような作品のテイストにたいしての先入観をベースに語っているように見えますが、おそらくスレ主にそんな意図はないですよ。『想定読者は10代』というのも正確には「想定読者は"少年少女が主人公でいかにもラノベっぽいやつ"が好きな20~30代」とでも言うべきでしょう。ここで10代という言葉にこだわるから話が噛み合わなくなる。

>正直、「10代」の定義を明確にしたら、言ってることそんな変わらないと思います。

その明確になった定義にたいして『10代』という語句を当てはめるのは適切なのか? と問いたいです。
しかも購買層の話をしているときに全く別定義の『10代』を持ち出して反論したら混乱しか発生しないでしょっていう。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:物語開幕時点で既に主人公と距離が近いヒロインについて

五回目のお目汚し失礼します。
当方タイトル通りのキャラの立ち位置を『開幕時点で主人公と付き合っている』として動かしてきたのですが、最近これはウケが悪いのではないかと思い始めました。
こういった場合、おとなしく『幼なじみ』としておくべきなのでしょうか?
それとも、コミュ障気味の主人公と近距離でうまくやっていけるまた別の立ち位置があるのでしょうか?
補足としましては、ストーリーを動かすのにまた別のヒロイン(B)を出しますが、主人公にとってのヒロインは終始相談にかけたほうのヒロインにしようかと思っています。しかし、恋愛ものでなくまたその方面に重点を置かないため、出番はBの方が多くなる気がします。

上記の回答(物語開幕時点で既に主人公と距離が近いヒロインについての返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

恋愛ものじゃなくても彼女がいなければ恋愛的な含みを匂わせることができてお得ということがあるので、明確な狙いがないのなら単純に損なんじゃないのかなという気がしました。メインヒロインをかわいく描くにも、ヒロインが主人公に惚れていてかつ主人公がそれをことさら拒絶しないというような関係性にしたほうがいろいろ書きやすそうですし。
とはいえ、どっちでもいいけれど強いていうならば、という程度の話ですし、主人公が彼女持ちでなければ成り立たないような構想があるのならば何の問題もないと思います。あるいは作品のテイストによっては半端なラブコメ要素はかえって邪魔になる場合もあるかもしれないし、結局は作品次第ですかね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 物語開幕時点で既に主人公と距離が近いヒロインについて

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元記事:ストーリーに悩んでます

恋愛小説を書こうと思っているのですが、ぜんぜん思いつかずいつも途中でやめてしまいます。どうしたらよい作品が出来上がりますか?

ちなみに中高生に向けたストーリーを書きたいと思っています。

上記の回答(ストーリーに悩んでますの返信)

投稿者 ヘキサ : 0

投稿者名になんとなく思うところがあるのだろうか……と勘ぐってしまったhexaです。

「途中でやめてしまう」というのがちょっと引っ掛かりますね。
もしかしたらだけど、ゴールが見えていないのかな。
中高生だと「告白する」もしくは「お互いの気持ちを確かめ合う」あたりを目指すことになるんじゃないかと思いますが、そのゴールをまず思い描くこととそこまでの道筋を考えること、になりますよね。

で、もし主人公視点でしか書いてないなら……の話ですが、ひょっとして「相手の気持ちをあんまり考えてない」とかだったりしません?
恋愛って「お互いにその気がないと成立しない」ので、片想いストーリーだとしても描写が片側視点だけだとしても、相手側の気持ちをしっかり考えていないといつまで経っても辿り着かなかったりしますが。

悩んでるポイントが的外れだったら申し訳ないけど、とにかく「お互いが歩み寄る」イメージを心に思い浮かべてみてくださいな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーに悩んでます

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投稿日時:

元記事:小説の登場人物の名前被りについて

小説のキャラクターの名前被りですが有名作品とかぶってしまうと商標権の関係で商品化はできないということは知ってます

ときどきなろうで、名前が被ってる作品を見かけるのですが、アマチュア作品同士で名前が被ってしまった場合でも変えないとダメですよね?

それともありふれた名前なら仕方ないですか?

上記の回答(小説の登場人物の名前被りについての返信)

投稿者 読むせん : 2

変える方が良いかも
キャラ名が有名キャラと被ると読者サイドから『イメージを有名キャラ側に寄せてしまう』可能性があります。

あー・・・・「ゴクウ」って名前や「たんじろう」にしちゃうと、いかにもなイメージが勝手に読者サイドの連想で補填されてしまう。

赤い髪で八重歯があるヤンキーみたいな「たんじろう」は根はマジメで道徳的な青年にされてしまう。

リクエストとかで無自覚に「○○らしくない」とか言われだしたら面倒かと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マイナーかぶりとかでも、ハードなR18エロとかのキャラ名だと、どうにもキツイ部分も出たりします。

なんか昔、子供に名前を付ける前にネットで検索しとかないと「心太」とかとかつけてしまうよ?っていうのがあって、意味わかんなくて、めっちゃ調べてしまったことがあるっす_(┐「ε:)_

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 小説の登場人物の名前被りについて

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投稿日時:

元記事:主要キャラがモブを呼ぶ際にどうすればいいでしょうか?

名前を付ける程の重要キャラではないけど、主要キャラと何回か会話する機会があるためそのモブをどう呼ばせるかで悩んでいます。
まったく重要じゃないモブに名前をつけちゃやっぱり読者の負担になりますよね。では名前をつけずに、どうするのが良さそうか教えてもらえないでしょうか?

上記の回答(主要キャラがモブを呼ぶ際にどうすればいいでしょうか?の返信)

投稿者 あわ : 2

どんな目的の為に会話しているのでしょうか?
その目的は、言葉を通した会話でなければ達成出来ないのでしょうか?
その目的、もしくは会話が無ければ物語は進行不能になるのでしょうか?
その辺を突き詰めてみれば、解決策が浮かぶかもしれませんね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主要キャラがモブを呼ぶ際にどうすればいいでしょうか?

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