新規ユーザーが『小説家になろう』を活動拠点にするのはリスクがありませんでしょうか?の返信
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新規ユーザーが『小説家になろう』を活動拠点にするのはリスクがありませんでしょうか?(元記事)
はじめまして
こちらのサイトは学生の頃から拝見しておりました。
こちらのサイトでは、なろう分析が積極的に行われておりますが、他の小説投稿サイトへの言及が皆無です。
角川が運営するカクヨムはPV数に応じて報酬を支払う制度を出しており、ホビージャパンが運営するノベルアップ+では投銭機能があり、システムとサービス、どちらの面からみても『小説家になろう』を陵駕しております。
また『小説家になろう』を運営するヒナプロジェクトは業界最大手でありながら、会社の規模は小規模でしかなく、現在のビジネスモデルが行き詰っているようにしか見えません。
なので、今後作家を希望する人が『小説家になろう』を活動の拠点にするのは、既に沈没する未来が見えている船に乗るようにしか見えないのですが、どうなのでしょうか?
『小説家になろう』以外での活動も視野に入っているのでしょうか?
ご返事頂ければ幸いです。
新規ユーザーが『小説家になろう』を活動拠点にするのはリスクがありませんでしょうか?の返信
投稿者 大野知人 投稿日時: : 1
まず第一に言っておくと、『カクヨムやノベルアップがなろうを凌駕している』というのはあくまで一面的な話であって、持っている顧客層の幅などを考えると一概にいうことは出来ないです。
その上で、このサイトにおけるなろう分析率の高さ・他サイトへの言及の少なさについて言うと、そもそもなろうユーザーが多い事・なろう全盛期に初めたユーザーが多い事・このサイトに活気があった時代になろうが一線にいた事が挙げられます。
要するに、言い出せばこのサイトも『ちょっと古い』訳ですね。
ただ、なろう以外への言及がないかと言うとそうでもないです。
カクヨム・ノベルアップ・たいあっぷ・ココナラなんかは、時々話題に上がりますし、一部のスレッドでは(時期にもよりますが)活発に議論が交わされることもあります。
各サイトそれぞれに言うなら、例えばカクヨムはKADOKAWA系列と関係が深いこともあって、カクヨムにおける流行は他のネット小説サービスと比較しても『文庫本ラノベ
』の流行・分析に近くなりがちな点があります。
ノベルアップに関して言うと、投げ銭機能やスタンプ機能により気軽に評価しやすいのは良いのですが、上昇志向の強いユーザーにとっては『分かりやすい文章での批評がもらいづらい環境である』という風に感じる事も多く、敬遠されがちです。
たいあっぷは新興なので、未知数な部分が大きいですが、イラストレーターとの兼ね合いもあり、『そもそも文章に自信が無い』みたいな人にとってはちょっと手が出し辛かったりします。
ココナラは優良サイトなんですが、同時に基本が有料なので扱いづらさがあったり……。
また、なろう分析の数が多い理由には『依然としてネットラノベの流行へのなろうの影響力が高い』事が挙げられます。古参ユーザー率が高いのと、知名度による集客数の影響で『分かりやすく流行に載った作品』が人気になりやすいため、なろう分析そのものが他サイト攻略への足場にしやすい側面も大きいでしょう。
さて、その上でですが。
初心者に『小説家になろう』はオススメできません。
っていうか、ノベルアップもカクヨムもお勧めできません。
じゃあどうすりゃいいの、って言うと。このサイトの鍛錬投稿室を使うことをオススメします。もしくは『小説の批評依頼』コーナー。
なんでかって言うとね。どのサイトも『面白い作品しか読まれない』から。そして初心者が一番最初の作品から『面白い作品が書ける』訳ではないから。
もし最初から面白い作品が書けるなら人に見せずに出版社に応募すればいいと思う。
ともあれ、カクヨムもなろうもノベルアップも。基本的に『ただで面白い作品が読みたい』って思ってるユーザーが大半です。
面白くない作品を挙げても、『面白くねェ。次だ次!』ってなるのがオチです。
まずは人から意見を貰って『読まれる作品』を書くことが大事です。
そのためのこのサイトです。
……まあ、そんな訳で。
取り合えずこのサイトに作品を投稿することをオススメします。
ちなみに、なろうやカクヨムに複数作品を挙げると『へー。前にも作品書いてるんだ。で、PV数は?』→『少っくね! きっと面白くねぇわこれ』ってなって読む前に逃げられることも結構あります。お気を付けられ。
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