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長編小説の長さ問題の返信の返信(元記事)
サタン様、いつもお世話になっております。今回もありがとうございます。
まず最初に、前のホムンクルスの話に手を付けずに別の作品を書いている理由の説明をし忘れていたので最初にします(汗)
確か以前サタン様は「前相談した作品と別の作品の相談をされると『前のはどうした』と思うことがある」という感じのコメントを別のスレでされていたので……
ホムンクルスを後にして別の長編を書いている理由ですが、単純にWEB公募のスケジュールの都合です。
締め切りが来年の二月という割とタイトな納期に間に合わせるにはギアを上げないと間に合わないと判断したので、作り始めています。
本来ならスレを立てる時に説明しないといけないことを後回しにして申し訳ございません。ここからサタン様の返信に戻ります。
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>120枚って原稿用紙換算でいいのかな。
原稿用紙換算ですね。ここも説明し忘れました(汗)
>そのサイズで3種のゴーレムを出すってのは多いんじゃないかな。
だから「種類を増やすのと同時に物語の尺も増やす必要があるのでは」という疑問を抱いたという感じです。
(ガンダムでも長いタイトルほどそれに比例して登場メカニックが増える傾向にあるから。逆に劇場版ではあまりたくさん出てこない)
>だからゴーレムを3種類出す場合、私なら最低でも3つのエピソードを作って、それぞれのゴーレムの特徴が最大限に出るような話を作ります。
>そもそもゴーレム紹介だけするわけではなくキャラや世界観の紹介でもやはりエピソードを使うので、序盤で120pくらいだったら1種類出して「ゴーレムとは何ぞや」「どれくらい凄いのか」「何ができるのか」を書いて、キャラや世界観の紹介もしつつ物語を進めるのが精一杯だと思います。
戦死者や損傷機を出す前提で考えても厳しいでしょうか? 私はそれで何とか管理するキャラクターを減らしながらやりくりしましたけど……
厳しいなら多分上手にやりくりできていないってことになりますね。
>割とよくやってしまうだろうと思うことは、「ゴーレム召喚のタイミングで魔力について書けるな」とか「敵魔術師との戦いでゴーレムの歴史について触れられるな」とか、一石二鳥を狙ってあれもこれも詰め込んでしまう。
これはどちらかというと戦闘シーンが始まる前置きでやらかした奴ですね(汗)
サタン様はガンダムの二次創作を知っているから話しましたが、そちらの感想で「盛り上げる手段を戦闘シーンに頼り切りすぎているせいで人間関係の描写が足りない」という苦情が多く寄せられた結果「前半50枚を人間関係の描写に割いてからやっと冒険開始」という内容にしてしまいました(ここまでゴーレムは一機も登場しません。両極端すぎですね、ハイ)
ちなみに自分で読み返して一番ヤバイと思ったのはプロローグです。
主人公が一人で「ゴーレムの作り方、材料の集め方、この世界の魔法の説明をする」という退屈な説明をプロローグからぶちかましていました(汗)
多分当時の私は「作中世界の歴史を長々語っているわけじゃないから別にいいだろ」とでも思っていたのでしょう。
(第1研究室に掲載された悪い見本を反面教師にしたつもりだった。上っ面だけですけどね)
気になったならノベル道場を経由して確認してきてください。
>ページ数が増えるのは結果論であって、ページを増やしても解決しないと思う。
>こちらの意見も、たぶん単純に加筆したところで解決には足らないんじゃないかなと思う。
まあそれでも、上限が少ないから削るよりは、上限の想定を広げた方が私の場合はいいような気がします……
分量だけで言ったらこの第1章はガンダムの二次創作(約360枚)の半分もないですからね……
旧キャラの中では度々話題になるアンジーが登場するエピソードはなんと80枚くらいもある大長編で、これを当時の私は約一か月で書きあげていました。
枚数少ないなら、せめて読者様の手に届くのを早くしたい……
なんか途中スレッドの趣旨と関係ない悩みを書いちゃいましたけど、使えない設定を削る前に整合性が乱れない範囲でエピソードを追加していく方針で探っていきたいと思います。ありがとうございました。
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投稿者 サタン 投稿日時: : 1
あくまで私のやりかたなので参考以上のものにはなりませんが、
ページ数を増やすのも一つの手ですが、これは経験された通り無駄に長くなりすぎるという欠点があります。なので「説明」ではなくちゃんと一つの話としてまとめてエピソード化しないと読者の飽きが早く、またそのようにしても長いことに変わりないので いつまでたっても本編が始まらない という問題もあります。これは構成の問題になりますね。
ですが、繰り返し 私のやりかた ですが、エピソード単位での管理なので、それらワンエピソードを短くすることで量を保持しつつ全体を短くするって方法を取ることも多いです。
>「ゴーレムの作り方、材料の集め方、この世界の魔法の説明をする」という退屈な説明をプロローグから
エピソードでまとまってりゃ、悪くないと思うけれども。
端的に「ゴーレムを作る場面」を書けばこれは表現できると思うけど、単に「ゴーレムを作る場面」を見せてるだけじゃ、そりゃ読者は面白くないじゃん?
だから、どうしたらその場面が面白く見えるだろうか、という思考が足らなかったんじゃないのかな。
別に面白くないと言ってるわけじゃなくて、「説明する」に気を取られすぎたんじゃないかなと。
すごく簡単に例えると、「よっしゃゴーレム作るぞ! 目標はこうだ!」中略「やったぁ! 出来たああ!」っていうエピソードでまとまると思うんだけど、多分、伏線とまでは行かないまでもいろいろ考えすぎたんじゃなかろうか。
そしてこの場合、ゴーレムの製造方法は箇条書きで、材料の集め方は集めてる感じをダイジェストで、何らかの失敗で世界観の一つを説明、って感じでまとめりゃ、たぶん1000~3000文字くらいでおさまる。
こうしろって話じゃないのだけど、こんな感じで圧縮することは出来るよね、という前述したワンエピソードを短くする手ね。
>まあそれでも、上限が少ないから削るよりは、上限の想定を広げた方が私の場合はいいような気がします……
自分のことなので自分の判断が一番基準足り得るだろうと思います。
なので一応、自分が経験した事を一つ贈るならば、結局ぐだぐだしてる部分が増えるだけで何の解決にもなってなかった、という感じです。
私の場合はキャラが立ってなくて、シーン追加しまくったんだけど、掛け合いと称して無駄に無意味な会話を増やしても余計に退屈なだけという結論だった。
設定や書いた事を削るんじゃなくて、まとめ直す、ね。
不足だったシーンを追加していくのも手だけども、だったらいっそ、「不足だったと思われるもの」をまとめて2章としちゃってもいいと思うよ。