現在「看護師」 昔「看護婦」 使うときの返信の返信
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現在「看護師」 昔「看護婦」 使うときの返信(元記事)
私は気になりません。
うん、『私』と態々書きました。
というのも、極一部だとは思いますが、いくらアルファさんが心を配ってもケチをつける人はいるかもしれません。
宮崎駿氏の最高傑作『風立ちぬ』のワンシーン、結核にかかったヒロインが床についている横で主人公がタバコを吸うシーンに文句をつけた団体(だったかな?)もいるぐらいです。
普通に考えて『そういった時代背景』であることは観客全てが承知しているような物語の終盤であり、タバコを吸うことそのものが感動的なシーンであるはずなのに文句をいう人はいいます。
で、ですね。(少なくとも私は)差別用語だとは思いません。
元々、というか大昔、呼び名はともかく立場として、医学の黎明期は男性の職業であり、単に看護人です。
麻酔がない時代でも傷を縫ったり、四肢を切り落としたりという、ぶっちゃけ外科的
アプローチは必要です。
そういう時に痛みで暴れる患者を押さえつける、要するに腕力が必要なんですが、これは必然的に男性の仕事です。
そこから時代が進み、ナイチンゲール云々もあり女性がすることが多くなり、看護”婦”と態々つけ加えてます。
『ご婦人が看護してくれる!』ってのは、言い方が変かもしれませんが老若男女問わずに患者にとって救いであり、病室で心が安まる華でしょう。
当時の人もそういう思いがあったのではないでしょうか。
どっちかというと『オッサンでも看護”婦”って呼ばれるぜ! ウヒっ!』という男性側の立場があって、厚生労働省が『もう男女の区別は必要ないんじゃね?』という流れではないでしょうか。
>読者が「看護婦は差別用語です」とつっこんできたら、創作上の全体像や雰囲気で不都合が生まれると思った次第です。
とはいえ、対策したいお気持ちは理解できます。
率直には『笑い飛ばそうよ!』と言いたいところなんですが、どうしてもということなら、お断りとして冒頭もしくは巻末の欄外とし【物語の時代背景を鑑みて、当時使われていた用語を使用しているシーンがあります】等々を書いておけば良いのではないでしょうか?
ただ、それでもケチをつけるのが趣味みたいな人は一定数いますので、『笑い飛ばす!』というお気持ちも忘れずに、そんなことに負けないで欲しくも思います。
ではでは、執筆頑張って下さい。
応援いたします。
現在「看護師」 昔「看護婦」 使うときの返信の返信
スレ主 アルファ 投稿日時: : 0
返信いただき、どうもありがとうございます。
やはり私もどうしても看護師が差別用語には思えなかったので、使ってしまいたいと思っていました。むしろ、「看護婦」は素敵な言葉だと思っています。優しさと実直さが伝わる名詞と思えるし、それを言ったら世の一部の男性はどう思うかはわかりませんが、「看護師」という言葉にしても頼りがいがあって力ある名詞とつながる語感を私なら受けます。
時代背景のためには、看護婦としてもかまわないのではないか、というご意見をいただけてうれしいです。そもそも名称というものは、数年の時代背景では到底払拭できないような、言葉や名詞自体の宿る魂があるものです。患者が看護婦に癒されてきた時代は深いのは確かです。
実際、いくらサイドで「土方は差別用語」という人もいるらしくても、働いている人自体が自分たちを土方と名指しているものです。少なくとも私が以前いた職場では普通に「俺ら土方は何々行政の管轄で区分されてるから今回の現場依頼主はこうたらっていうところの」となんの変哲もなく使っていた名称でした。ただ、それも個人の受け方ひとつかもしれませんね。
ちなみに、現場では「植木屋」「造園」と呼ばれている職業も、私個人では「庭師」と声を大にして呼びたいぐらい「庭師」という言葉が歴史を感じるし情緒あって大好きです。
看護婦に限らず、時代に合った言葉で使ってみようと思います!
励みになりました! どうもありがとうございます。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現在「看護師」 昔「看護婦」 使うとき