人間観察のコツの返信
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人間観察のコツ(元記事)
最近出かけることが多くなり、人間観察出来る機会が多くなりました。
人に迷惑かからない程度にやってます。
人間観察をしていて思ったことがあり、それを相談しに来ました。
人間観察をするさい、どういったところを注目するか、です。
僕は今いる場所を意識して「例えば電車の中など」その人の視線の先やどういった格好をしているか気を付けて見ています。
特に気を付けているのはその人の癖で、最近だとファミレスでやんちゃそうな男の子が正座して(テーブル席)食事しているのを見ました。
人間観察を極めよう、とは思ってませんが、キャラクターの個性の幅を広げたいと思ってます。
良ければお願いします。
人間観察のコツの返信
投稿者 にわとり 投稿日時: : 1
うーん、観察するなら家族とか親しい知人だな。見知らぬ通行人って結局表面しか見れないし、観察する意味が薄いんじゃないかと思う。たとえば『ファミレスでやんちゃそうな男の子が正座して(テーブル席)食事している』ところに遭遇したとして、なんで彼がそんな動作をしているのかという背景までは知りようがないから、観察した事実からあまりアイデアが広がらないし、創作に活かそうとしても応用が難しくなってしまうんじゃないだろうか。
それならこの掲示板の常連投稿者を観察して"こんな物の考え方をする人間もいるのか"という気づきを溜めていったほうがまだ直接的に創作の役に立ちそう。思考の癖、話の運び方、食いつく話題の傾向、逆に触れない話題の傾向。文字だけのコミュニケーションでも見るべきところは結構ある。
外出する機会を有効利用したいということならばただの観察というよりは、行動の背景や理由を妄想するほうがトレーニングになるのではないかという気がした。さっきの男の子の例でいえば、もしかしたらテーブルが彼には高すぎて正座するとちょうどいいのかもしれないし、親に連れられて長時間歩いて足が蒸れたので一度靴を脱ぎたかったのかもしれない。家が和室で正座のほうが慣れていたのかもしれないし、たんに落ち着きがなくて同じ姿勢でずっと座っていることが難しく、いろんな姿勢を取るなかでたまたま正座にちかい座り方をしているところをあなたが目撃したのかもしれない。小説における描写って常にシチュエーションと結びついているので、観察事実(=描写)に対応する物語(=シチュエーション)を即興で思い描けるようになれば強いと思う。