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ライトノベルの構成について (No: 1)
スレ主 p 投稿日時:
ライトノベルにおいて、どのタイミングで主人公の暗い過去や簡単な自己紹介があり、暴力ヒロインが暴言を吐き、戦闘シーンがあり、超能力の仕組みについて説明され、蘊蓄がかたられるのか、といった諸々の文章の、具体的なページ数の平均やばらつきの度合いを教えてください。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!ライトノベルの構成についての返信 (No: 2)
投稿日時:
>主人公の暗い過去や簡単な自己紹介
「必要に迫られたら」ですね。誰かに話す必要ができたら。
>暴力ヒロインが暴言を吐き
庵野監督のナディアやアスカのような、本当に暴言を吐くタイプは正直おすすめできません(あれは庵野監督の元カノがモデルだそうですが)。いちおう「どんなことがあってもナディアが好き」と設定されていたジャンの声優であった日高のり子さんでさえ、「何度ナディアを殴ろうと思ったかわからない」的な旨を述べています。視聴当時の私も「ナディアはルックスは好みなのに、何故か好きになれない……」と思っていたのですが、この裏話を聞いて納得しました。
できれば、「本当に深刻な状況ではない時」もしくは「本当に嫌悪・敵対して読者の共感が得られる時」がおすすめかと。
そして仮にツンデレだとするとですね……けっこう空気読んで、思いやりのある行動が必要だと思ったらそちらを優先したほうがいいですよ。その後に照れ隠しで「べ、別にアンタのためってわけじゃないんだからね!」といった捨て台詞も用意しないといけませんが。
>戦闘シーン
戦闘が売りであれば必要でなくても気持ち多めに。そうでなければ「必要な時に」
>超能力の仕組みについて説明され、蘊蓄がかたられるのか
やはりこれも「必要な時に」です。
これら「必要な時」を見極めるのに、主人公や各キャラの視点に沿った行動・思考・物語の理解度が大事になってきます。みなさんよくやりがちな「冒頭から一気に説明の嵐」はおすすめできません。
結論としては、視点大事、ということで。
ライトノベルの構成についての返信 (No: 3)
投稿日時:
もしその質問に一般解があればすべてのライトノベルは同一の構成になっているはずだし、そうなっていない以上そのような"正解"は存在しないということだと思います。
物語を通して何を描きたいかに左右されるんじゃないですかね。
主人公の暗い過去を例に取るならば、"暗い過去を背負った主人公の冒険や成長"の物語を描きたければ暗い過去は物語の前提になるので序盤で明かされるべきだし、"謎めいた主人公の過去の秘密に迫っていく"物語にしたいのならば、伏線だけ出して謎の核心である主人公の過去は物語後半まで伏せておくべきでしょう。
結局作者がその作品で何を表現したいのかによる、といったところでしょう。