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変身シーンについて (No: 1)
スレ主 雪夜刹莉 投稿日時:
変身シーンをいれたいのですが、どうやって書いたら良いのかわかりません。
漫画やイラストなどは絵で表現できますが、ラノベとなるとどうやって書いたら魅力的になるのか全くわかりません
その場Iどうしたら良いのでしょうか?
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!変身シーンについての返信 (No: 2)
投稿日時:
こんにちは、のんです。
変身と言いますと、魔法少女やヒーローモノでしょうか? それとも人外やロボットでしょうか?
どれも違うかもしれませんが、同じ変身である以上は似た描写になるかと思います。ですから、問題は一人称であるか三人称であるかですね。
変身ですから、当然見た目が変わると思います。その際、三人称は第三者が語り手ですので、主人公の見た目を描写することは容易です。
どこがどう変わったのか、他と同じように説明すればいいでしょう。変身後の姿が何かを模しているのなら、その描写はさらに容易となります。
▼以下、稚拙な例です。
敵を鋭く睨み付けた田中は、腰を落とし全身に力を込め始める。限界まで鍛え上げられた筋肉に、幾重もの筋が浮かび上がった。
「へん、しん......」
酷く圧し殺された呟き。それが敵の耳へ届いたころには、田中は変貌をとげていた。
筋肉は肥大化し、皮膚は毛に被われ、薄く開いた口からは鋭く伸びた犬歯が覗く。その姿はまさに熊。
森林の王者と化した田中が、リーリガイの森に君臨した。
▲
対する一人称では、語り手が自身の見た目を説明することは容易ではありません。セリフを使って第三者に説明させるのが一般的でしょうか?
他のキャラも同じように変身するのであれば、先に変身させ、主人公がそれを見て何かを思い、続いて変身。という流れも良いかもしれません。
▼以下、またしても稚拙な例です。
「変身!」
ダサいポーズを決め健治は叫ぶ。これで何も起きなければ笑えると言うのに、バカの全身を白い光が包み込んだ。
外からは分からないが、あの光の中で健治が着替えていることを俺は知っている。これから俺も、同じことをするのだから......。
「へんしん」
白く塗りつぶされた視界と、現れたコスチューム。
飾り気のない全身タイツとマスクに、俺は深いため息を吐いた。
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初めて変身モノを考えてみたのですが、慣れないことはするものじゃ有りませんね。恥ずかしい限りです。参考になりましたら、幸いです。
変身シーンについての返信 (No: 3)
投稿日時:
初めまして、大野と言います。初心者なのであまり参考になるかはわかりませんが。
僕自身も以前に変身物を書こうと
上の人がいくつかの例を挙げていたので思ったのですが……。
①まず作者さんの書こうとしている変身物の『ジャンル』が分からない
これは、ファンタジーなのか、SFなのか、改造人間なのか、或いはVRMMOにおけるネタ装備なのか。これが分からないと描写の使用がありません。
②また変身シーンの重要性が分からない。それが作中におけるネタの一環なのか、或いはサブキャラが変身キャラであるとかでそこまで重要ではないもののあってほしいシーンなのか、或いは主人公の変身シーンなのか。そして変身シーンやアイテムがのちの伏線になったり、作中で論点になるのかしないのか。
③そして最後、作者さんがその変身シーンにどういう思い入れがあるのか。単なるパロディなのか、主人公の特異性を引き立たせるためのものなのか。
『なのか』が大分続きましたが……。
近年の仮面ライダー等々での大規模なCGが受け入れられつつある以上、SF・ファンタジー系の場合、派手なエフェクトを文章で表現しても構わないでしょう。逆に古風な改造人間で行くなら、変身は短く済ませるべきと思います。
見開き一ページくらいの分量になると流石にうっとおしいこともありますが、そこまでの分量書かなければ『SF的エフェクト』『変身する側、それを見ている側の心理描写』『変身前と後の姿の比較描写』『変身前、後の変身者のポーズ』などを自由に組み合わせていいと思います。SF系で行くならシステム音声入れるとかもいいですね。
長文小目汚し失礼。僕も変身物は好きなので出来上がったら是非読ませてください。