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天皇について作中で触れることの可否 (No: 1)

スレ主 大野知人 投稿日時:

 お久しぶりです。大野です。

 質問内容は大体タイトル通りなのですが、いくつか補足をば。
 俺はいま、『現実世界を舞台にしたファンタジー物』を書いているのですが、オリジナリティを出来るだけ削って、実在の伝承・神話そのままの魔術・魔法・妖怪・神などが登場する作品を考えています。
 ただ、日本全体にやや右傾化の風を感じているので、天皇をどこまでネタにして良いのか、という所。

 その中の一環として、主人公に乗り越えさせる壁が大きすぎる場合に『それ、神様が解決すればよくない?』となるのを回避するため、『天皇は神ではない』というのを書こうと思っています。
 ただ、俺は実家単位でリベラルーーっていうか左寄りの界隈の人間なので、『別に左寄りではない読者』に受け入れうる展開・内容であるかに結構自信がありません。以下のような内容は受け入れられるのでしょうか?

①天皇について作中で触れる事。
②っていうか、まあ正直アホみたいだと思ってるけど『陛下』ってつけないこと。
③天皇が神ではない理由:『古事記』において『ニニギ(漢字は読みづらいので略)が石長比売を追い返したため、永遠の命を失った』という項目を、『人間にされた』と拡大解釈。憲法については触れない。

 ここまで三つは比較的受け入れられるかな、と俺は思っています。

④天皇制についての批判。主人公(及び作者)が捻くれているため、キャラ的に言うと挟まざるを得ないが、許されるのか。
 ④-A 批判内容としては、『天皇個人は尊敬するが、制度そのものについて言うと人権を踏みにじるような物である』という程度の事。
 ④-B 副次的に、主人公が『陛下』と尊称を付けないことについて、『「陛下」というのは王につける言葉だ。そういった押し付けをするのは、天皇に勝手な義務や期待を押し付ける言葉であって、民主主義社会の人間としてふさわしくない』と言う事。
⑤並びに、制度そのものに問題を感じている主人公が制度擁護派を『正直馬鹿だと思う』と言う事。

 以上、五点です。
 身内であれば政治家だろうが金持ちだろうがスパスパ悪口を言うのですが、当然表の場に出せないことは承知しています。その上で、皆さんだったらどこら辺まで受け入れられるか、というのを聞いてみたいです。

カテゴリー: ストーリー

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天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 5)

スレ主 大野知人 : 1 No: 2の返信

投稿日時:

 うーん。
 ここまで複雑で重たい事をしようと思っている訳でもなければ、『具体例が欲しい』ではなく『皆さんの意見を聞きたい』と思っていたので、正直少し不満に感じるかな……。
 いや、しかし考えていることとしては近しいものを感じるので参考にします。

 ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 3)

投稿者 ワルプルギス : 1 No: 1の返信

投稿日時:

じゃあ、自己診断としてはちょい右寄りなんじゃね?、ぐらいの人間として

まずは各項目への私見
①出すのはOK
②偉い人に敬称つけない事で主人公のアウトローさを見せるのはよくある表現だと思うので、気にしない。
地の文は三人称だと敬称はあまり付けない気がしますし、主人公一人称なら上と同じ理由で問題なし。
③石長姫の拒絶で神の力の一部を失っているのは神話に書かれている事なので、拡大解釈として人間まで落とされたというのも納得。
ただ、石長姫拒絶って天孫降臨以降でしたよね。つまり、天孫降臨による『天皇の血統が日本国を統治する正当性』自体は認められてる訳で、ガチ左の人の反応の方が心配です。
④主人公や作者の思想としてそうなる理屈は理解できるので、特に気にはしません。
⑤主人公は考えの違う他者を『馬鹿』で切って捨ててしまうタイプの人間なんだな、と。
『馬鹿なやり方でなされた主張を馬鹿呼ばわりする』のと『ある主張の持ち主全員を馬鹿呼ばわりする』のは明確に違う行いだと認識しているので。

で、ちょっと客観的な視点から。
危惧されているように④、⑤に反感感じる読者は一定数いると思います。
特に、⑤は喧嘩売りに行ってる言い方な訳で。
作品としての面白さに影響しないなら、削る方が無難だろうなと。

個人的には、③の設定深掘りした時に、それで良いのかなって疑問が。
つまり、現皇族は神の血統であり、それによって本来得られる神としての力をニニギノミコトの所業の罰として奪われている、と。
祖先の罪への罰が子孫に継承されるのって神話・民話的には良くある話ですけど、人権的には間違いだよねって思う訳で。
『神』の設定次第で変わる話なので、そういう受け取り方もあるよという程度の話ですが。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 7)

スレ主 大野知人 : 0 No: 3の返信

投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。

 ③について言うと、日本の左側派閥はそんなに盤石じゃないので多分大丈夫じゃないかなぁ……。神話・逸話物として『宗教が正史である』という偏った世界観に近付く・そうであることを明示する作品作りをしようとしているので、ピンポイントに抜き出さなければ大丈夫と思う。
 俺の界隈だけかもだけど、別に天皇そのものに文句ある人ってあんまいないです。左側は。天皇制批判したり、戦前に天皇囲ってた連中が強引なことしてたのは結構批判するけど、『そういう宗教・神話ならそれでもいいと思うよ? 現実と混同しなければね』って人が大半です。

 ④⑤はやっぱり反感感じる人いるか。⑤に関しては俺は『ある主張の持ち主全員を馬鹿呼ばわりする』(後者)ではなく、『馬鹿なやり方でなされた主張を馬鹿呼ばわりする』のつもりで書いてはいるんですが、俺の作品においては主人公自身をダークヒーロー・小物寄りの人物として書くつもりでいるので、そこは塩梅かなと思っています。
 まあ、削る方が無難ですよね。

 ③の設定深堀りに関しては、そもそもその回を『土蜘蛛・蝦夷』をネタにして書くつもりでいるので、『歴史は勝者が作る物だけど……』って言うのを話の核にする予定です。
 俺の思想とは違うんですが、主人公自身の思いとして『過去と現在を明確に区別する』『歴史と政治が切り離せないのを理解した上で、それでも出来るだけ区別して考える』みたいな感じなので、彼奴は『歴史になってしまった以上、しょうがない』と言うかな。

 区分分けしたご意見、大変参考になりました。
 ありがとうございます。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 4)

投稿者 はな : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ラノベ(エンタメ作品)を書く上で、作品の構成上必要の無いポイントでリスクを背負う事は避けた方が良いと思っています。
(対象読者を減らす事にもつながりますし)
エンタメ作品としての構成上『必要』な条件なのか?作者が提示したいだけなのか?
で判断されると良いかと思います。

作者の主張などは『我』でもあるので、エンタメ作品では極力排した方がいいと思います。
(裏に流れるテーマなどは別ですが)
『必要』と『我』の切り口で判断されるとご自身で判ると思います。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 6)

スレ主 大野知人 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

 うーんとね、基本的に俺は『自分の意見を作中に登場させたくない』と思っています。で、もう少し言うと今回の議題は『多分必要ない』けど『運が悪いとアリバイの抜け道になってしまう』って感じです。

 作者の主張という物はあまり書くつもりはないし、俺が左よりだからと言って『天皇陛下バンザーイ!』(まあ、過度なキャラ誇張ですが)みたいなキャラクターを作らないわけではない。
 ……のですが、キャラの性質上『一個叩いたら皆まで叩く』タイプであるので、どうなるかなぁ、と思っていた次第。

 要・不要で判断するというのは良いかも知れませんね。
 ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 8)

投稿者 鬼の王の墓標 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

文中を読んでいて感じた感想としては「史実の悪人を美化するよりはマシ」くらいだと思います。
私の場合そもそも政治にあまり興味がないので、毒にも薬にもならない設定だと思います。

ただ私と同様に政治問題、今回の場合天皇制度の問題点にあまり興味がない人達が面白がって読んでくれるかと言ったら絶対NOだとは思います。
積極的に賛成できる設定ではないですね。生類憐みの令や禁酒法のような「歴史に名を残した最悪の悪法」クラスに悪いとわかるような制度を悪役にしているならともかく……みたいな感じです。
少なくとも自分で不安ならオミットした方がいい気がします。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 10)

スレ主 大野知人 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

 やっぱうちの国だとネタにしにくいか……。
 正直まあ、『政治問題に興味が無い/政治について語られることを疎ましく思う』というこの国の状況に文句が無いわけではないので、『やはりか、残念だなァ』という思いが強いですが。

 受け入れ辛い人が多いというなら、やめておく方が吉ですね。ありがとうございます。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 9)

投稿者 カイト : 0 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、カイトです。
フィクションの世界ですので、作者の考えを思うように書けば良い、ただし書き方には十分気をつけて。
というのが自分の基本スタンスで、そうでなければアマチュアで創作なんてやる意味ないと思っています。
なので個人的には、①〜⑤までなんら問題ない、と言いたいところですが…

天皇家に関することで、実は苦い経験があります。
数年前、雛人形まつわる掌編を書きました。
『子供がいたずらで、女雛と三人官女の一人の首をすげ替えて箱にしまった。しかし翌年開けてみると、女雛はなんの変哲もなく男雛の隣に収まっている。一方の三人官女は、顔も着物もボロボロの状態で箱に入っていた。自分の婚礼の衣装を着た官女に夫を盗られると嫉妬した女雛の仕業だったのだろうか』
という、ホラー寄りの話でした。
これに対して、
「お雛様は天皇の雛形だから、不謹慎な男女仲を連想させるような不敬はしないで欲しい」
というコメントをいただき、大変驚きました。
このことで不快になる方がいるなんて、自分の配慮不足を思い知りました。(正直、「お雛様=天皇家」って意識してる人そんなにいる⁈ とか、そんなんじゃ源氏物語とかどうなんのさ? とか色々思いましたが…)
なので、天皇家には触れないようにしよう、と心に決めた次第です。同じ理由で(指摘されたことはないけど)、特定の宗教にも触れんどこ、と決めています。特にそれについて書きたい! という願望もないですし。

なんというか、デリケートな話題って自分の思いもよらないところから驚くような指摘をされたりするので、それがどうしても必要・代替案はないという状況でなければ、避けた方が無難かなと思います。
何かの参考になれば幸いです。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 11)

スレ主 大野知人 : 0 No: 9の返信

投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。
 雛人形の件については、相当過激なようにも思える(文句付けてきた側が)と思うのですが、やっぱり気になる人は多いみたいですねェ。

 まあ、全体的にほんのりと匂わせる程度にネタにするか、排す方針で行きますかね。取り合えず今回は。

 ぜひぜひ参考にさせて頂きます。

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天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 12)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

>身内であれば政治家だろうが金持ちだろうがスパスパ悪口を言うのですが、当然表の場に出せないことは承知しています。

ここは、かなり小さいとは言え一応「表の場」だと思っていたのですが、身内の雑談の場だったんですか?w

>以下のような内容は受け入れられるのでしょうか?

>皆さんだったらどこら辺まで受け入れられるか、というのを聞いてみたいです。

私個人が受け入れられるかという質問なら、全部受け入れられます。
世間一般は受け入れてくれると思うかという質問なら、まあ、この程度なら大丈夫だと思いますが、責任は持ちません。

……というところかな。

私に言わせれば明治政府の天皇政策なんて、でたらめもいいところです。そもそも律令制期(飛鳥・奈良・平安時代)に天皇制なんて概念はなく、これはプロイセンあたりの制度を参考にして明治時代に創作されたものです。

>①天皇について作中で触れる事。

触れること自体は問題ないでしょう。

>②っていうか、まあ正直アホみたいだと思ってるけど『陛下』ってつけないこと。

アホみたいだと思うなら、つけなくてもいいいんじゃないですか?w

私個人としては少し違和感のある言葉ですが、他人があの人を陛下と呼ぶことを批判はしません。

これは宗教に対する考えと同じです。私は無神論者ですが、神を信じる人の気持ちは尊重します。何かが尊い、大切だと思っている人の心にケチはつけません。

大野さんも、正月に初詣くらいしませんか? 神社に行けば、そこには真面目に参拝したい人も来るわけだから、神体を粗略に扱ったり、ことさら神様を否定するようなことを口にしたら気分を害する人もいると思います。

>③天皇が神ではない理由:『古事記』において『ニニギ(漢字は読みづらいので略)が石長比売を追い返したため、永遠の命を失った』という項目を、『人間にされた』と拡大解釈。

古事記を論拠にするということは、神道そのものは受け入れている姿勢になります。そうであれば、大野さんの天皇観は血統の正当性についての解釈にすぎず、本質的には天皇は神の子孫でありうると認めていることになります。

>④天皇制についての批判。主人公(及び作者)が捻くれているため、キャラ的に言うと挟まざるを得ないが、許されるのか。

捻くれているのが批判する理由なら感心はしません。ただ、そういう性格の主人公だと設定されているのなら、それはそれでいいでしょう。

>④-A 批判内容としては、『天皇個人は尊敬するが、制度そのものについて言うと人権を踏みにじるような物である』という程度の事。

繰り返しますが今の天皇制は、明治政府がでっちあげたものをかなり薄めて継承しているだけです。
まあ、権威なんてすべてそんなもので、でっちあげたのが二千年前か、百数十年前かが違うだけですけどね。
人権を踏みにじるかどうか以前に、そもそも合理的ではありません。

>④-B 副次的に、主人公が『陛下』と尊称を付けないことについて、『「陛下」というのは王につける言葉だ。そういった押し付けをするのは、天皇に勝手な義務や期待を押し付ける言葉であって、民主主義社会の人間としてふさわしくない』と言う事。

そりゃあ、民主主義社会にはふさわしくないです。
しかし「民主主義」というのは別に自然法則ではないので、そういう意味では「天皇制」と同様、科学的ではありません。科学的ではないですが、社会というのはそんなに合理的にできているものでもないです。
社会が国王を望むなら国王がいてもかまわないし、国王であれば「陛下」と呼ぶのは当然です。

>⑤並びに、制度そのものに問題を感じている主人公が制度擁護派を『正直馬鹿だと思う』と言う事。

そういう性格の主人公ならそう言ってもかまいませんが、それは天皇がどうかという問題ではなく、単にそのキャラの不遜な性格をあらわしているだけでしょう。

    *   *   *

天皇そのものをめぐっての個人的な考えは上のようなものですが、大野さんは創作において天皇をネタにすることに対する世間の反発を気にされているのですよね?

昭和天皇以降については、慎重に扱わないと思わぬ非難を受ける可能性はあるかもしれません。私なら避けますね。
平安時代や室町時代の天皇は、歴史上の人物というイメージもあるので、客観的な考察の上に多少批判的に書くくらいはそれほど問題ないんじゃないかと。
古事記につながる神話伝承の存在としてなら、諸星大二郎の漫画みたいにそうとう毒々しく描いても別に問題にならない模様です。現代日本人なら天照大神が実在したと思う人はあまり居ないからでしょう。欧米でもエホバだと少しやばいかもしれませんが、ギリシャ神話の神々とかはあっけらかんと映画や小説に登場しています。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 13)

スレ主 大野知人 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。
 『身内であれば~』のくだりは、『言いたいことはいっぱいあるけど、こういう公の場で言っちゃいけないのは理解してるよ?』って意味です。だからこそ具体例を書かずに『身内相手なら悪口言うけど、表だと言えないよね』とだけ書いているのです。

 あまくささんの意見については、概ね賛同です。俺自身としても、『自分は無神論者だけど、他人の信条には口を出さない』が基本スタンスなのですが、読書という点を介すことによって、どれくらいの人が不快に思うだろうか、というアンケートでござる。『他人が無神論者だと気になる』っていう人も居るらしいし。

 ③④⑤に関しては、ほぼ俺の意見ではなく『キャラの意見』ですね。俺としては『古事記が史実だったら面白いよね~、違うと思うけど』という意見なんですが、主人公及び彼の生きている世界においては『少なくとも魔術師サイドの見解では、古事記か日本書紀かそこら辺が概ね史実』なわけです。
 ここら辺は俺の意見とキャラの意見を分けて説明しきれなかった俺の不徳ですね。すみません。

 ④-A/Bについてはそもそも合理ではなく、主人公の主義主張の問題ですね。主張以前に議論そのものが合理的で無いですが、そのことは百も承知です。その上で、そこら辺を発言して良いのか、という話ですね。

 ⑤については全くご指摘の通り。不遜な主人公が天皇擁護派に喧嘩を売るだけのシーンなんですが、それはそれとして細かい所を混同して不快感を抱く人が居ないかな、という話。

 と、言っても概ねあまくささんの読み通りなので少し補足した程度なのですが。
 その上での、世間の反発についてのご意見、承知しました。
 明治以前くらいまでなら割合好き勝手していい感じみたいですね、他の人の意見含めて考えると。
 一方近代については、二次大戦のこと含めてももう少し慎重に考えてみます。

 細かく分けたご意見、とても参考になりました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 14)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ぶっちゃけ、変わったことをしようと思ってるときは突き抜けなきゃ意味がないので、「どこまで?」は愚問だと思う。

>①天皇について作中で触れる事。
それ自体は問題ないと思うけど、角度を変えて見ると、出すこと自体が難しいものでもあると思う。
何書いたって詳しい人が突っ込んでくるし、女系天皇の問題のときに色々な討論を見たけど、この話題は右も左もすごいしつこそう。

>②っていうか、まあ正直アホみたいだと思ってるけど『陛下』ってつけないこと。
ちょっと意味がわかんない。4-Bと同じ意味?

>③天皇が神ではない理由:『古事記』において『ニニギ(漢字は読みづらいので略)が石長比売を追い返したため、永遠の命を失った』という項目を、『人間にされた』と拡大解釈。憲法については触れない。
そも国譲り神話の解釈でも、神の支配から人の支配に変わった出来事って要約できるし、じゃあそのトップは神ではないよね、って思う。
敗戦頃まで現人神と呼ばれてはいたけど、神道においては誰でも普通に死後は神になるからねぇ。
むしろ今現在で天皇は現人神だって認識の人おるん? というのが忌憚ない回答だったりする。

>④天皇制についての批判。主人公(及び作者)が捻くれているため、キャラ的に言うと挟まざるを得ないが、許されるのか。
どうなんだろうね。
今回のスレッドを読んで真っ先に思い浮かんだのが、「マブラヴ」ってエロゲ。これは天皇家ではなく将軍家として出てくるが、扱いはほぼほぼ天皇家。
226事件を元にしたエピソードがあって、226事件では天皇家を御旗に掲げようって若い将校がクーデターを起こすわけだけど、マブラヴではそれが将軍家になってて、「天皇家」と言いにくいから創作ですよと強調するため「将軍家」にしたんやろな、という感じだった。
エロゲだからってのもあるけど、サブカルに出していいものといけないものってのはあると思う。
日本人って国内はもとより海外の英雄や偉人を平気で女体化して好き勝手いじりまくるけど、天皇家の萌化ってほぼ無いんだよね。
戦国武将や将軍家なんかは割と多いのに。
茶化しちゃいけないとこ、っていう認識がどっかであるのかもしれない。

> ④-A 批判内容としては、『天皇個人は尊敬するが、制度そのものについて言うと人権を踏みにじるような物である』という程度の事。
内容の程度は関係ないような気がする。
やるかやらないかの二択で、やるなら徹底的にやらないと意味がないと思う。

> ④-B 副次的に、主人公が『陛下』と尊称を付けないことについて、『「陛下」というのは王につける言葉だ。そういった押し付けをするのは、天皇に勝手な義務や期待を押し付ける言葉であって、民主主義社会の人間としてふさわしくない』と言う事。
言葉の解釈で強弁するには弱いかなと思う。
陛下とか猊下とか殿下とかいろいろ「◯下」って呼びかたあるけど、これは確か、「本人を直接呼ぶのは恐れ多いので、その下にいる人に声をかけている」という意味じゃなかったっけか。うろ覚えだけども。
陛下の「陛」は確か階段のことだっけか。もちろんその階段の上には玉座があるわけだけど、これは王に限らないので君主全般に使う言葉。
そんで、すんごいややっこしいけども、天皇自体が日本の君主制を意味してる事なので、別に天皇に陛下をつけることは間違っていない。
任命権以外のほぼすべての権限がない日本の君主だからね。
それだと幕府やってた頃と何も変わらんし、その結果は天皇家が質屋に走るほど貧乏になったりしてたんで、これは私個人の考えだけど、だから立場ある人はちゃんと「陛下」とつけて呼びましょうよ、って事だと思う。言葉の上でもちゃんと立場をはっきりさせなきゃね、って。
力ある立場にない一般人は別に尊称で呼ぶ必要ないんじゃないの。
でも民主主義云々とは関係なくね、と思うかな。日本は唯一成功した社会主義って言われたりもするけども。

>⑤並びに、制度そのものに問題を感じている主人公が制度擁護派を『正直馬鹿だと思う』と言う事。
何書いても問題ないと思うし擁護派を貶しても全然かまわないだろうと思うけど、女系天皇の話題も記憶に新しいし、よっぽどな理論武装をしてないと、逆に主人公のほうが馬鹿に見えてしまうと思う。

ちなみに私個人の考えとしては、日本国内で生まれながらにして平等でない唯一の家系で、将来の自由がなく行動の自由がなく、そしてそれを日本国全体が容認してるっていう、客観的に見ると狂ってると思う。
でもまあ、それが日本なんだけどね。
天皇家も将軍家もその時々によって変わるけど、「神輿の上に乗せるヒト」ってそういう存在で、そういう神輿がないと日本って動きがまとまらないから。
外国はその存在を唯一普遍の神としたから宗教の色が強いけど。
ま、そう考えると、私は天皇を現人神と考えたことはなかったけど、神輿に神ではなく天皇を置いて人々をまとめてきたって意味では、確かに天皇ってのは現人神だったんだろうな、とは思っちゃうね。海外で言うところの神の役目をずっとやってきてたわけだから。
神輿を担ぐ人によって神にさせられてるだけだけども。

とまあ、私個人としてはこんな思想ではあるけど、最初に書いた通り、やるならやりきったほうがいいと思うよ。
程度とか考えるなら最初からやらなきゃいいんだしさ。やるんだったら、そんなん考えるだけ野暮な結果になるんじゃないかな。
ただ、可能ならマブラヴよろしく「天皇家」ではなく「将軍家」とかにしちゃったほうが、同じことやっても後腐れがないと思う。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 15)

スレ主 大野知人 : 2 No: 14の返信

投稿日時:

 細かいご指摘ありがとうございます。

 まあ諸々抜きにして言っちまうと、愛知県の『あいちトリエンナーレ』というイベントにまつわる問題で『天皇陛下の御真影を焼き払うような写真を展示するとは何事か!』と言っている人が居て、『こんなことを言い出す人が、今時いるのかぁ……』と思ったので、もう少しデータを取ろうと思って聞いてみたのです。

 程度を考えるくらいなら最初からやらない方が良い、というのは衝撃的でしたが、理屈としては一番納得できる感じです。今回貰った色々な意見の中でも特に。
 まあ正直、今の日本全体に対して『狂ってるなァ』って思いながら見ているので、サブカルの面からそういうのを指摘できないかという野望もあったり、無かったり。まあ言い出せば、西洋の王権神授とかも文句付けられるし、政治やら教育やらの批判もするかもしれない訳だけど。

 まあ、『何をするにせよ、実在の名前を出すと反発されやすい』という事はちゃんと念頭に置いて、その上でやるか・やらないかを決めて行動することにします。

 とても参考になりました。ご意見ありがとうございました。

本筋からズレるので返信は結構です (No: 18)

投稿者 サタン : 0 No: 15の返信

投稿日時:

>『あいちトリエンナーレ』というイベントにまつわる問題で
前衛芸術は作品にまつわる評価も込みでの芸術なので、炎上までがセットの芸術。だから「そういう人がいまだいることをあぶり出すための作品なんやでニヤリ」って作者が言ったなら芸術的側面で価値があるけども、単に昭和天皇や当時の日本を貶めたいだけの主張しかないように思えるので、正直、個人的には芸術作品として下らない作品だと思う。
誰もやらないような事だから価値があるのに、製作者の思想に対して誰でも思いつくような表現しかなかったからね。
そんで、割と「皇陛下の御真影を焼き払うような写真を展示するとは何事か!」って人は少数だったように思う。ツイッターとかだと多かったのかな。でも有識者の多くは「公金でやるなよ。自腹でやれ。そしたら文句いわねーよ」って主張だったような。
この点についてのデータ取りってことなので、私の意見をさらに付け加えると、前述した通り、天皇家っていまや日本で最も自由が認められない人で日本国のために尽くすことを強制されてる人って認識なので、そんな人を当の日本人が貶めるなんてのは人として頭がおかしいと思う。
けど、それと芸術は別の話だし、エンタメでも別の話だと思うから、芸術展やスレ主さんの作品に対して含みがあるわけではないです。
例の芸術展も面白いと思う作品はあったし、正直「これをするとこういう反応になる」と知れただけで割と有意義だったしね。
愛国心・忠誠心が高いあるいは真面目でストイックなキャラの感情を揺さぶるには、やっぱ当人よりも敬愛する人物を侮辱するほうが、日本人の共感は得られやすい。ってことが再確認できる炎上だった。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信 (No: 19)

スレ主 大野知人 : 0 No: 18の返信

投稿日時:

 ええと、こっから先は限りなく余談です。なので、いつでも切っていただいて構いません。

 トリエンナーレの例の件について言うとですね。

 数十年前に右翼寄りの作者が『戦争に負けたことを納得するために昭和天皇の肖像画をコラージュした作品』を作った所、そこを『天皇陛下の肖像画をコラージュするとは何事か』と某右翼議員に言われた挙句、当時関係していた美術展の目録や出版物が焚書になる事態に発展し、そこに折り合いをつけるために『焚書にされるシーン』を写真として撮って展示しただけなので……。燃やした側が、『燃やすとは何事か!』って言ってるんですよ、アレ。
 詳しくは大浦信行さんについて調べてほしいんですが、左右いろんな意見があるのであえてURLは貼りません。

 確かに、『燃やされるシーンを作品として』展示したことは問題なんですが、それ以前の問題として『焼いたの誰だよ』って話なわけで。

 天皇家が日本国に尽くすのを強いられている、って言うのは俺としても共通認識です。
 ただ、それ以前に『どういう目的の作品だったか』がまるで報道されていない上に、『そもそも燃やしたのが誰か』みたいな経緯すら伝えられていない現状で、まあもちろんどれだけの情報を入手するかは個人の自由なんだけど、それでも偏向した伝わってしまっている現状には文句が有ります。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信 (No: 20)

投稿者 サタン : 0 No: 19の返信

投稿日時:

>詳しくは大浦信行さんについて調べてほしいんですが、
軽くだけど調べてみた。そもそも製作者をロクに知らんであれこれ言うべきではなかったなと反省中。
でもなあ。正直難しすぎるわ、この人。一周回って普通のことしてるようにも見えるのだけど、たぶんこの人の中では違うんだろうし、そこを理解すれば見え方が変わるんだろうと思う。
モノに優劣はないって思想だから、一見して失礼に思えるコラージュも彼の中では正当性があるし、そこを理解すると確かになるほどなと思える作品ではあるね。
で、問題の「焚書にされるシーン」は、ようは日本の芸術界への意趣返しか問題提起なわけね。強いて言うならデュシャンの泉か。
なら、いよいよもって「燃やすとは何事か!」と燃やした側が言ってるのは、製作者の意図として正解なんじゃないの? そういう芸術ってことになるし。

個人的には、映像を流すだけってのが芸術としてどうなのって思うんだけど、でもこの人映画監督だしどっちかっていうと映像作家なんだから映像での表現は正しいんだよな。でも小さいテレビで流すだけってのは、いや優劣はないって思想だから絵画の額縁にこだわるようなことはせんか。にしてもこれじゃ伝わらないし、製作者や作品制作のバックグラウンドを知らないと作品の意図さえわからんから、エンタメ感覚で考えると正直ドヘタだと思うんだけど、結果として炎上したことが作品の評価ではなく芸術としての価値であるし……そこでもっと自身が前に出てバックグラウンドを知ってもらう機会を作りゃ良かったのにそうはしてないし、作品を作ることが好きでそれを知ってもらうとはしない人なんかな。にしては……うーん、やっぱ難しいわ、この人。てか芸術脳は常人には理解しきれんね。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信 (No: 21)

スレ主 大野知人 : 0 No: 20の返信

投稿日時:

 うん、芸術家を一般人が理解しきれないことについては同意するんだけど、この国どっちかって言うと『理解できない』なら『無理解を理由に何でもして良い』みたいな人多いから、そこが気に食わないなぁって感じ。
 まあ、俺自身も大して高尚な芸術をするつもりもなければ、そもそも理解しきれるわけでもないんだけどね。

 ここら辺、意地になって色々書きましたが、わざわざ丁寧に返信してくださって有難うございました。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信 (No: 24)

投稿者 神原 : 0 No: 21の返信

投稿日時:

横やりです。

あいちトリエンナーレについては批判される材料が複数ある事をまず把握してください。

https://ameblo.jp/mimiyumimama/entry-12632895333.html 検索して出て来たブログ。この人の発言は無視して、この画像をよく見てください。

また、平和の少女像(慰安婦像)を展示していた事。そして更に天皇の写真を燃やす動画があった。

普通の人ならばこの展示類は関連付けて考えるのではないでしょうか? もやしたのは誰だ、ではなく、燃やしている動画を閲覧状態にある、と言う事が問題なのでは?

当時、私もツイッターで批判していたので、覚えていますが。

日本は病気中+日本は今病気。と書かれた札を張った「idiot JAPANICA 円墳」これを馬鹿な日本人の墓と言う題名ではない、と言う製作者の話を信じる気にはなりません。

特にお隣さんの国のプロパガンダが色濃く反映された展示類だったから、あれだけ燃えたのです。良く調べろを言われるのであれば、これらの事は当然把握していますよね。

応えてほしいとは言いませんが、人が見れる場所でこうした反反あいちトリエンナーレを取り上げるならば、見ておいてほしいです。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 26)

投稿者 神原 : 0 No: 25の返信

投稿日時:

も一個情報あったので、追記。

http://reserve111.com/archives/12687

ここのブログの方の意見は見なくていいです。ソースである写真。作者本人が「バカな日本人の墓」と明言していますので、ごらんください。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 30)

スレ主 大野知人 : 0 No: 26の返信

投稿日時:

 うーん、俺としてはね。
 『idiot JAPONICA 円墳』を肯定するわけでもないけど、否定するほどでもないかなって感じ。
 俺が今の日本に感じてる息苦しさとか『気に食わねぇなァ』ってのもそういう所なんだけど、他人の意見や発表に対して一々反応しすぎだと思うんだよ。特に国が。
 
 朝日が『総理大臣のバカヤロー』みたいな記事書いても本屋の店頭に並んでた時代があったし、キヨシローが『二次大戦で俺らは何やったと思う!? 他の国のこと考えようぜ!』みたいなのを武道館で歌っても、別に問題は起こらなかった。勿論、それぞれの時代で『俺はそれは許せない!』って奴がクレームの電話を掛けたりはしたけど、『批判されること』と『中止に追い込まれること』では全然事態が異なる。

 勿論、戦後であればドイツ人ミュージシャンが酒場でナチ党ディスったり、核爆弾ネタにした映画をアメリカ人が作って『お前は日本人を擁護するのか!』みたいなことも言われてたけど、でも確かにそういう事はある程度許されていたんだよ。
 情報技術が未発達だったとか倫理観が低かったとかじゃなくて、『他人の意見』をある程度尊重する時代がね。たとえそれが自分たちに文句付けるような内容でもさ。

 そういう意味で神原さんに言いたいのは、『批判されるべき』じゃあなくて『批判する』か『批判しない』のどちらかで、あるいは『批判する奴がいるかもしれない』で語ってほしいってこと。
 言葉のニュアンスの違いなんかじゃなく、『批判されるべき』なんて言い方は良くないと思う。

 その上で、正直俺は『馬鹿な日本人の墓』という解釈であると思うし、一側面において日本人は『病気』であると思うよ。事実。
 少なくとも、戦後しばしの謙虚な時期なら『俺たちはもう少し反省すべきかもしれない』っていう受け止め方ができたはずだ。
 それが正しい解釈とは限らないけど、ただ『それは失礼だろう』と切り捨てるのは余りにも狭量だし、思考放棄が過ぎると思う。

 あともう一点。『ここのブログの方の意見は見なくていいです』ってのは、議論をするつもりであれ、意見を言うつもりであれ、言ってはならないことだ。
 判断の客観性が云々、と仰るんだとしてもそれは見る側が決める事であって、神原さんの側で調節してしまえばそれは偏向報道の様なものに他ならない。文章も含めて、ちゃんと読ませていただきました。

 ご意見ありがとうございました。ただ全体的に、狭量に過ぎると感じました。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信 (No: 27)

投稿者 サタン : 0 No: 24の返信

投稿日時:

蛇足ではあるけど、ちょっと誤解を与えてしまってるかなと思ったので。
完全に本筋と関係ないので、私はこれで最後にしておきます。

少なくとも私は、「芸術としてどうか」としてしか意見してないし興味もないので、右とか左とかは割と最初から度外視してたりします。
なので、スレ主さんは「確かに天皇の肖像を燃やす映像を流したのは問題かもしれないが~」って感じの事を書かれていたけど、正直私はそれも問題ではないと思ってる。そこに込められた作者の思想がなんであれ、燃やす映像を流すことで表現できると思ったのならするべき。
だから、神原さんが挙げられた「間抜けな日本人の墓」だっけか、あれも率直に言うと、ちょっと面白い表現だなと思ってたりする。日本人として良い気はしないけどね。「日本人の墓」なのにその墓の中にアメリカの国旗があるのもメッセージ性があるよね。素人にも読みやすい作品。
少女像は流石にね、なんの捻りもないし、これまで何千体つくってトリエンナーレでは何体目だったのか知らんけど、中国の兵馬俑がごとく一体一体顔が違うんですってんなら面白いんだけどね。何千体のその全てで「少女像」っていう作品になるしさ。
まあ少女像にも何らかの思想があったのかもしれないけど、読み取れないしね。

芸術ならなにしてもいいってわけじゃないけど、プロパガンダだろうが芸術と言うなら芸術として見て、その「芸」が面白ければ面白いし、芸術以外のものをこちら側が受け取らなければいいだけ。
そんなわけで、プロパガンダとかどこの国の団体の息がかかってるとか、そういうのどうでもいいや。もっと面白い芸術作ってよ。って思う。
別に日本人だろうと私の家系だろうと私個人だろうとディスってくれてかまわないけど、ディスられ甲斐のあるものを作ってほしいよね。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 28)

投稿者 神原 : 0 No: 27の返信

投稿日時:

ディスる気はさらさらないよ。

見て貰えたならそれでおk。認識した上でどう考えるかはその人の自由。

それと私は右でも左でもないよ。一応。一般人である私もこれはどうなの? と考えて批判しただけ。当時ツイッターで。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 31)

スレ主 大野知人 : 0 No: 28の返信

投稿日時:

 これはサタンさん、神原さん両名への返信です。まとめて返信する失礼をお許しください。

 俺が左を名乗っているのは、正直言って『そういう時代だから、やむを得ず左を名乗っている』だけであって、正直俺も左でも右でもない。
 俺個人としては、今の日本人全体の思考や発言が短絡的・狭量・情報不足で偏った判断をしているように見えていて、また現体制派がそれを支持しているように見えているので、『反体制』を名乗っているだけです。

 正直、ちゃんと調べて、ちゃんと考えて、ちゃんと他人の意見を尊重しているならそれでいいし、そういう意味で言えば『頭を使っていない人が気に食わない』という俺の在り方そのものも狭量ではあるんだけど、とにかく自分の意見を持ってほしい、って言うのが俺の考えかな。

 その上で言うと、サタンさんの意見は非常にありがたかった。なんでかと言えば、政治的な云々を抜きにして、作者の意図や芸術性・芸術性が理解できないことに絞って『意見』を言ってくれたから。

 逆に神原さんの仰ることについて言えば、神原さん自身の『意見』がまるで感じられなかった。下さった情報には感謝するけど、残念ながら既に知っている内容だし、それぐらいの事も知らずに意見を言うような人間だと思われていることは、正直少し業腹だ。

 改めてもう一度だけ言うけど、俺は『自分の意見を持たない』という事がすこぶる嫌いだ。別に『興味が無い』とか『知らなかった』とか『考えている余裕が無かった』というのは仕方がない。っていうか、だからこそ『知ってる?』『興味ある?』『ちょっと考えてみてほしい』と他の人に言うようにしてる。もし議論したい時には。
 ただ、出来れば意見をくれるならちゃんと『自分の意見』を喋ってほしいかなと思います。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 36)

投稿者 神原 : 2 No: 31の返信

投稿日時:

私の考えはね。実行した事にこそある。

この情報を張ったのはこのスレで知らなかった人へ知ってもらう事が目的。大野さんだけの情報でああ、反トリエンナーレを騒いでいる人達は○○なんだと思ってほしくなかったから張った。普通に今迄のやり取りを見てほしい。まるでトリエンナーレは正しくて、騒いでいる方がおかしい。の様な感じになっていると思う。大野さんからの発信だと。

そこできちんとこちら側の情報も持って行って、どうですか? と言うのが私の意図する所。だから、思想は入れない様にしてあるし。ブログの方の発言も見なくていいです。と言っています。なぜなら、見てしまえば少しは考えに影響が出るし、それは情報として偏った方向へと導いてしまう可能性がある。

なので、サタンさんに言った様に見てもらえればいい。認識したうえでの発言ならおkです。と書いています。

ここは個人のやり取りの場であると同時に皆が見れる場所って事を忘れてないですか? 左的であるのは構わないけど、半日的なトリエンナーレを公費でやる事を芸実だからと言って擁護されるのは見ていて気持ちいい事ではない。

私が流されて上の意見を言っている様に見えるのはかなりの人が同じ意見を抱いたからではないですか。私が見えないのではなく、私と同じ様な意見に私の意見が埋もれているに過ぎないと認識してください。

本筋からズレるので返信は結構ですの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 37)

スレ主 大野知人 : 0 No: 36の返信

投稿日時:

 そうですか、わかりました。
 俺としては情報の公平性は読む側が捉えるべきと考えているので、俺の情報だけで満足せず、俺のスレッドを見たほかのユーザーが自力で調べることを前提として、偏った意見・自分の主観を発信していました。

 神原さんの『公平性』への捉え方からは微妙にずれるのかな、ただ俺なりに『公平』な在り方で発信したという事だけ、追記しておきます。
 
 お返事ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 16)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

「程度を考えるくらいなら最初からやらない方が良い」というのは、私も大抵の案件については同意です。しかし、それで進むと危険なものもあります。天皇、宗教、差別問題などがそれにあたり、所謂タブーというやつです。
タブーというのは地雷原のようなもので、案外平気で歩いているように見える者もいるけれど、踏んでしまったら洒落になりません。

日本の場合、宗教のタブーは緩いので、天皇を神話・伝承の範疇で扱う分にはわりと大丈夫なのかなという印象です。

日本神話は、ほぼタブーの対象になっていません。
ところがですね。
現存する神社などにはタブー性があるんですよ。靖国みたいに大袈裟に政治性をおびたシロモノのことではなく、どこにでもある小さな神社の話です。生活に根ざした何でもないものが、けっこう人の無意識に深く食い込んでいて、やばかったりします。

大衆の無意識は怖いですよ。

もっと言うと。お墓。あんなもの、ただの石でしょ?
さらに、もっと言うと遺体。

私に言わせれば人間の遺体なんてただの物質だと思うのですが、粗略に扱うと厳しく非難されます。それってどうしてなのか、考えたことがあるでしょうか?

なので、現在生きている日本人の生活と同じ空気の中に居る天皇は、うかつに考えない方がいいです。昭和天皇は亡くなった人ですが、そこに直接つながります。

扱い方次第ではあるのですが、

>まあ正直、今の日本全体に対して『狂ってるなァ』って思いながら見ているので、サブカルの面からそういうのを指摘できないかという野望もあったり、無かったり。

これはタブーへの挑戦ということで、ど真ん中にストレートを投げ込む行為です。
そこは、よくよく考えた方がいいです。

タブーへの挑戦は、「作者の真摯さ」を示せれば逆に受け入れられることもあるので、そういう意味でなら、

◎安易に程度なんか考えて中途半端にやると、かえって危険。

とも言えます。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 17)

スレ主 大野知人 : 0 No: 16の返信

投稿日時:

 俺これでも一応、坊主モドキなので『死体がどうだとか、墓石がああだとか』については割合真剣に考えたことが有ります。
 まあ結論だけ言えば、『信じる者は救われる』の亜種として、『信じたいなら信じてもいいし、救いがあると信じることに意味がある』という捉え方をするようになったのですが、まあそこら辺の議論は長いので以下略。

 大衆の無意識や、変な所にあるタブーの穴の恐怖はよく理解してます。というか、理解しているのでこのスレを立てたのです。ただし、だからと言って諦めきれるほどは悟っていない未熟者でございまして……。ま、諦める事が悟る事かと言われれば、それも違いますが。

 まあともあれ、やるからには徹底的にロックに行く、というのも良いかも知れませんね。(反体制だけがロックではないのは、もちろん理解していますよ)

 ご意見ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 22)

投稿者 雨オカマ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

通りすがりで、失礼。作品についても、天皇制の議論についても詳しくないので、ちょっと的外れかもしれませんが質問してもいいですか。
 その作品では「天皇制」はこっちの世界とほぼ同じものだけど、世界観として神的存在等が実在していて、かつその世界の天皇陛下自体は「神的存在の子孫かつ歴史的経緯あって現在はただの人間」ということなんですね
 その世界の「天皇制」は「神的存在との関りに天皇としての君臨の根拠がある(例えば子孫だから預言的なものを受け取れる、毎日の祈祷で本当にある程度稲作がうまくいく等)」という「ファンタジー的な魔術王の名前が天皇」という状態ではなく、そのまんま今の象徴としての天皇制と同じものが機能しているという感じなんですね。
 しかし、「魔術師サイドは古事記・日本書記を事実としている」という話をしていましたが、そのうえで彼らと話して主人公が「象徴天皇制」を批判しなければならない場面というのはなんなのでしょうか。魔術師サイドはなにか理由があって象徴天皇制を支持していて、その反論でしょうか。
 日本書記や古事記や風土記などの神典群の内容が実際にありうる世界なら、「三大神勅」等が、宗教ではない物理的な効力を発揮することになりえますし(神との約束を守ることが五穀豊穣につながるなど)、それを(恐らく実際の魔術を駆使できる)魔術師サイドなる人々が支持しているとなると、彼らにとっては「象徴」ではないわけで、その相手に「象徴天皇制批判」をするのはどういうことなのでしょうか。
設定によっては我々の世界の天皇制論争と無関係なものとなりえるのではないでしょうか。それだからといって天皇陛下関連のタブーワードに引っかかる危険は避けがたいかもしれませんが、少なくともその点わかりやすく説明できれば理解を示してくれる人もいると思うので、ひどい炎上にはならないのでは・・・甘いかもしれませんが。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 23)

スレ主 大野知人 : 0 No: 22の返信

投稿日時:

 ああっと、俺の想定している世界について言うとまず大前提として『概ね現実世界と一緒だけど、伝承・神話に登場する神的存在が実在している』けど、同時に彼らは『歴史の表舞台には顔を出さず、隠棲している』という設定です。

 隠棲している理由については、まあ色々ありますが、そういう訳で少なくとも教科書に載っている程度の歴史は概ね事実です。
 その上で、『魔術的にも天皇は神ではない』と主人公が言い切った後、『人権問題について言うなら、(魔術再度ではない表の世界においても)象徴天皇制も本当は良くないと思うんだけどね』と口にしても良いだろうかという話。かな。

 ちなみに三大神勅辺りは多分失効してますね。6~7世紀辺りに仏教がやって来て死後の世界について揉めたり、戦国時代に十字教と揉めたりしてますが、俺の想定としては『一次世界大戦でビビった神々が、以降余程の事態(と人物)以外には手を貸さないことに決めた』っていう感じです。
 まああと、良くあるタイプの『科学技術の発展に伴って、神々は人間に干渉しなくなった』って言うのもある程度起こったので、現在の神々は『有事の際(十万人単位で死ぬ場合)以外は見守るだけ』の存在になっている感じかな。まあ、神無月の縁結びを始めとして『あまり被害が出ない程度』に人間で遊ぶけど。

 そういう訳で、限りなく『現実世界の問題』に近いんですよね。今回の場合。
 ご意見参考になりました。ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信の返信 (No: 34)

投稿者 雨オカマ : 0 No: 23の返信

投稿日時:

 一応元の質問に個人的感想を求めるっぽい記述もあったので(どの程度許容できるかという)、こっちの質問だけだとあれなので蛇足ながら。気になるツッコミどころがなければ礼儀としての返信は結構です。

 政治にまつわる意見は「無理やり言った感じ」があると嫌なのですが、設定と場面から見てそういうことはないし、「キャラの言動」とか「整合性」とか「そのストーリーのテーマとの関り」は作者様が最善を尽くしてくれると思うので、個人的な感想として、純粋に内容だけ見れば「全然OK」です。

 話題も複雑だし、天皇制の議論についてはあなたのほうがお詳しいので、単なる感想以上のことを述べるのはちょっと気が引けますが、私的には制度の批判は天皇陛下個人の批判と一緒ではないし、理屈としては現状の天皇制以外で「天皇への崇敬」を存続させることもできるのではと思っているし、「今それをどのようにするのがいい・わるい」の議論はあるでしょうが、原理的に「天皇の崇敬」と矛盾するわけではないので、この意見単体で宗教批判や神道への敵視にもならないと思っています。
 当然「過激派」「切り取り」とそれによる「最悪の結果」などを考えれば「天皇もイスラムも人種も自民党も共産党も書くべきではない」と言うしかないでしょうけれど・・・。

 多分大丈夫だと思うけど、政治とかを扱って「ただの付言でこの荒れよう・・・、この国には表現の自由がないのか・・・」的な対応からの、「場外乱闘・とげとげしい議論・有象無象のURL乱舞」からの「きっと炎上商法なんだよ・でも関心は持たせたから」とかいう流れはあんまり見たくないかなと思います。
 やっぱり小説ってフィクションで一方的伝達になるので、事実や議論を要求する事柄に触れると、それだけでちょっと、楽しむにも議論するにもノイズになるっていうか・・・とくにエンタメだと。作品として「独特の観点(曖昧ですが)」をもたらしてくれるなら楽しいし、「その作品を通して社会や政治について関心を持てた」とはなるんですが、半端にやると作品と関わらない場外乱闘で政治を知っても作品についてはなんとも思わないし、しかも議論のノイズも多くなりそうなので嫌ではあります。ほかの方も言ってることだと思いますが・・・。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 29)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

いろいろなことがゴッチャになってしまっている。大きく分けて、二つの混同がある。

天皇制そのものの問題。
天皇制批判は政治的プロパガンダがらみで語られることが多い。
この二つは地平の違うことです。

また、芸術的表現と、エンタメとしての創作表現。どちらが上等とは思っていないけれど、手法や受け手側との距離の取り方が根本的に違う。

   *   *   *

天皇の写真を焼くことが非礼で問題ならば、八百屋のナカムラさん(仮名)の写真を焼くことも同罪だと考えます。

間抜けな日本人と言われたら私も日本人だから腹は立ちますが、間抜けと言われてストレートに怒ると間抜けに見えるので、もう少しスマートな対応を模索したいとは思います。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 32)

スレ主 大野知人 : 0 No: 29の返信

投稿日時:

 >色々なことがゴッチャになってしまっている。

 すみません、ヒートアップしすぎました。

 あまくささんが指摘してくださってる『二つの混同』については俺も理解しているつもりですが、文章をまとめる段階でその違いを省きがちになってしまっていて、結果伝わりにくくなっていたかなぁ、と思います。反省。

 天皇制そのものが抱えている問題に関しては、一個はエンタメ上で指摘することが正しいのか、という疑問を持ってはいます。
 一方、天皇制批判・擁護のプロパガンダ性についてはこれはハッキリと、エンタメ上でやるべき事でないと考えています。

 ただし、天皇制そのものの問題点を批判したつもりでいても、えてしてそこの『ごっちゃ』な部分を勘違いしがちな人が居るため、どこらへんで線引きをしようか、って言うのが本スレで俺が挙げた疑問でした。

 芸術的表現とエンタメとしての創作表現の違いについては、これを語りだすと長くなってしまうので、議論する場 合は別スレで行きたいと思います。俺としてはやや本筋からズレるように感じますし。

 写真を焼くこと周りのご意見は、あまくささん自身の意見という感じがして、とても読みごたえがありました(表現に疑問を感じられたら、少し上のスレを見てください。説明が難しい……)。
 
 ご意見ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 33)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

あー・・・・・・自分の所、割と神域なので天皇さん一家とか参拝にいらっしゃる事が多々では無いですが、少しはあるからな―(;´∀`)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母のエピソードを一つ。
 母が大学生でフィールドワーク中に、偶然皇室一家のハイキング?にかち合ったとかで、さんざん楽しく騒ぎ倒し、せっかくだからとノリで国歌斉唱をしてみたそうです。

今まで大学生の群れのウェーイに晒されてもウザがらずにニコニコしていらした皆さま方が一転、うたた寝していた、当時はまだ幼かった皇子さままで叩き起こし、一同直立して真顔で静聴してくれたそうです。

「あ、この人たちは、【君が代】を背負って立つ覚悟を持って在るんだ」

ってビビったそうです。ちなみに母はクリスチャン畑の人なので、聖歌はともかく「君が代」はうろ覚えで途中で口パクで済ましたし、今でも覚えてない。
 母のフィールド・ワーク仲間も似たようなもので、相当グダグダの君が代でしたが、歌い終わるまで、皆さん全員ガチ静聴を続けらしたそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
現人神とか正直失笑ものだとは思いますが、唯人の身で「英傑であろう」と、「皇であろう」「神であろう」と覚悟と白眼視と侮蔑と自分のものですらない罪業を背負って立つ「人」を私は尊敬するし、その姿をこそ【皇】だと思うよ。

 いわゆる皇室の方々の「漢気」や覚悟ってやつを安易に「かわいそう」には、しないで欲しい・・・・・・かな(笑)(´Д`)b

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 35)

スレ主 大野知人 : 0 No: 33の返信

投稿日時:

 なるほど、読むせんさんの意見伺いました。
 自分としては、『可哀想』的なつもりで書いていたわけではなかったのではなく、どちらかと言うとその制度を良しとしてしまっている現状の政治・法への問題を扱おうと言うつもりだったのですが、読む側がどうとらえるかは別の問題ですからね。

 書く場合、皇室の人々の思いを踏みにじるような形にはならないように努力します。
 ご意見ありがとうございました。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信の返信 (No: 38)

投稿者 読むせん : 0 No: 35の返信

投稿日時:

なんというか【スーパーアイドルのセンタ―ポジ】とかの無茶ポジションを担い、24時間365日、寝ている時でさえアイドルであることを求められて生きている【生き様】を否定して欲しくない……かも?くらいのノリ。

 パンダなら生きて動くだけで愛玩されるけど、皇室は初音ミクとかスーパーマリオとか二次元レベルの要求をされている。失言だって失敗だって皆ゆるしてはくれない。完璧である事を強要されながら、他人にオモチャにされても怒る事すら許されていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>数十年前に右翼寄りの作者が『戦争に負けたことを納得するために昭和天皇の肖像画をコラージュした作品』を作った所、

天皇の部分を【アイドル】とかに変えたらニュアンスが解るかも。私からしたら重度のファンとお軽いアンチの【アイドル】を山車にしてバカ騒ぎです。
 抜モクの女優ならともかく、ガチで崇拝しているアイドルの糞コラなんて、ファンじゃ作りたくないでしょ?たぶん。作れても、ファンには普通に激怒されますよ。

 で、アイドル自体を馬鹿にしている人は「やりすぎwww」「プゲラwww」とか「その程度でwww」と。
アイドル好きでもない奴がシャシャんなし・・・・・(^_^メ)って感じ。

 皇室の皆々様方は日本最高峰のアイドルなので、どんなディスだろうとアンチだろうと毒を悪罵をぶっかけようと、きっと微笑んで、それを飲み下してみせる。大野さんの天皇論だって、きっと飲み下してくれるでしょう。

 大野さんが描こうとしているだろうテーマがピュアに見えるほど、糞な愚弄を嬉々としてネタにした作品なんてザラにあります。もう笑うしかねーわなwwってのは、けっこうある。でも、【アイドル】たる彼らは、それらも皿に盛って出されたなら、それがどれほど汚らしい穢らわしい物だったとしても、微笑みながら真摯に飲み下すでしょう。

そういう覚悟をもって挑んでいる方々ではあるんです。

せやから仮に、彼の人たちに大野作品が読まれたとして、その際に「皆さんをネタにした事を恥じないで胸を張れる作品に仕上げました!!」と胸を張っていえる作品を作ろうと精進はしてね?
・・・・・って感じか。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信の返信の返信 (No: 39)

スレ主 大野知人 : 0 No: 38の返信

投稿日時:

 うん、精進します。っていうかね、軽いノリでネタにしたと思われるのが嫌だからこそ、『ちゃんと伝えるにはどうしたらいいか』って言うのを三十数スレも議論しているので、それはもう努力します。
 雑コラなんかしません、やるからにはテッテ的にコラージュします。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 40)

投稿者 読むせん : 0 No: 39の返信

投稿日時:

アイドル御本人が読みに来ても「ウゲ」とかとか「やばあああああ」「スンマセンスンマセンスンマセン」「・・・・・・・・(必死に目逸らし)」系にならない物を仕上げようとしてくれる分には、しょせん俄かファンでしかない私としては十分よ。

注意点としては、アイドルはオナニー道具だと思っている人と区別がつかない事ね。
 アへるための道具にしている人は多いし、そういう恥知らずは得てして無自覚で傲慢です。彼らと同レベルだと纏められても文句いうのは無しだかんね?(`・ω・´)
自分はそうじゃない!!とか思っても、傍目にはオナニストと区別つかないのが普通だからね。そこは諦めて受け入れてー

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 41)

スレ主 大野知人 : 0 No: 40の返信

投稿日時:

 うん、まあ結果論として程度の低いアンチやニワカと同一視されかねないことは分かってるし、表立って発表する作品である以上、同一視されるのは仕方ないことだとは思うよ。
 ただまあ、読む側の快不快を考えるべきだとは思うのよね、書く側として。

 それこそ、伝承・神話ベースのファンタジー物なんて、全方位に『喧嘩を売りかねない』訳だから。だからこそ、『喧嘩を売らない』ための努力を最大限するのサ。だからこそ、『アイツは程度が低い』って言われても、俺はキレずに上を目指すために頑張るし、場合によっては謝罪もするよ。

ふっ、わたぬきにはなるなよ…。 (No: 42)

投稿者 ごたんだ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

執筆とは、碇シンジである。
手を抜こうが、少女である。
むしろ、上級者ほどフェザータッチを推奨する。
〇〇警察とは、性書が原典派である。
碇シンジは、ドSだが、神話は自由だ。

それは、飽間事である。

ふっ、わたぬきにはなるなよーー!! (No: 43)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 42の返信

投稿日時:

『許し』は碇シンジ。
しかし、キャラとは、もしかしたら、人間以外も、また『憎い』と書くだけで黒く染まる。

ペンの重さを感じるか…?

お前に必要なのは、味噌カツの二度付けだーー!!

天皇について作中で触れることの可否の返信 (No: 44)

投稿者 半額オソーザイ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

大野知人さん

はじめまして。まだ質問などに答えられるほどレベルの高くない、最初の村を出てすぐエンカウントするスライム程度の作家志望野郎ですが、読者として……というのは答えられると感じたので、投下しやす……。

①天皇について作中で触れる事。
 私自身は政治はノンタッチの極み(政治は正しい間違っていると見るより、静かなる戦争として見たほうが楽しいと感じているので。政治劇、大好きです……リアル、フィクション問わず)なので、特に何も感じないかなーって感じです。
 ただ作者個人の思想が見えてくるレベルの露骨な表現は、なんだろう……フィクションの中にいた自分の意識が、強制的にリアルのほうに引き戻される感じがして、これはいらないよなーと感じるかな……。

②っていうか、まあ正直アホみたいだと思ってるけど『陛下』ってつけないこと。
 そのキャラが『陛下』と付ける性格かどうかじゃないですかね?
 三人称の地の文であれば、作者個人の思想が見えちゃうと思うので、できる限り台詞で留めたほうが良いかもしれませんね。一人称なら何でもいいと思います。
 そこは作者のこだわりより、違和感なく物語が進むことを優先して欲しいかなぁと。
 興味のない人間からしたら、本当どうでもいいことなので……。

③天皇が神ではない理由
 それを薀蓄(うんちく)としてだけでなく、物語のギミックとして仕込まざるを得ないものであれば、あっていいんじゃないかなぁ……。ただ、「天皇が神ではない」は何だろう。政治にノンタッチで正誤にまったく興味がない自分としては「え、人間のおじいちゃんおばあちゃんじゃないの? 生物学的に……」という感じです。
 けっこう昔の作品ですが『とある魔術の禁書目録』にローマ教皇が出ていた気がします。なんか特殊な力持っているという説明があった気がする。気がする気がする出申し訳ないのですが(学生の頃に読んでいたので、記憶が曖昧ッス……)、要は『むしろ、神性を持っている(特殊な能力を持っている)場合に説明するべきこと』じゃないかなぁって……。

④天皇制についての批判。主人公(及び作者)が捻くれているため、キャラ的に言うと挟まざるを得ないが、許されるのか。
 そこまで捻くれている主人公で、自分はその物語を面白く書ける自信はないです……大野さんが面白く書けそうなら、それでもいいと思います。ただ、現実問題をフィクションの中で批判しちゃうと、上でも言ったように、現実に引き戻される問題が付きまといそうだなぁ……。
 そこは、現実問題は挟まない、という選択肢も持っておくと良いかもしれませんね。

⑤並びに、制度そのものに問題を感じている主人公が制度擁護派を『正直馬鹿だと思う』と言う事。
 リアルの問題、リアルでもいる意見の人間を過剰にディスっちゃうのは、物語そっちのけで「え、でも考え方は人それぞれじゃあないかなぁ」とか考えちゃいますかね、自分だったら……。

色々と偉そうにズケズケ言ってしまっていたら申し訳ございません。
受け入れられるかどうかは、結局のところ「面白くなれば」何でも許せるなぁって感じです。
確実に面白くなる要素(伏線やギミックなど、エモいものに繋がる何か)ではないなら、触れる触れないではなく「触れなくていい」ことだと思います。

天皇について作中で触れることの可否の返信の返信 (No: 45)

スレ主 大野知人 : 0 No: 44の返信

投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。
 自分の中で解決済みだったつもりの物を掘り起こされたスレッドだったので返信があるとは思ってなかったのですが、参考になりました。
 あ、言っておくと『掘り起こされた』というのは半額オソーザイさんとは別の方の事です。

 ありがとうございました。

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タイトル:天皇について作中で触れることの可否 投稿者: 大野知人

 お久しぶりです。大野です。

 質問内容は大体タイトル通りなのですが、いくつか補足をば。
 俺はいま、『現実世界を舞台にしたファンタジー物』を書いているのですが、オリジナリティを出来るだけ削って、実在の伝承・神話そのままの魔術・魔法・妖怪・神などが登場する作品を考えています。
 ただ、日本全体にやや右傾化の風を感じているので、天皇をどこまでネタにして良いのか、という所。

 その中の一環として、主人公に乗り越えさせる壁が大きすぎる場合に『それ、神様が解決すればよくない?』となるのを回避するため、『天皇は神ではない』というのを書こうと思っています。
 ただ、俺は実家単位でリベラルーーっていうか左寄りの界隈の人間なので、『別に左寄りではない読者』に受け入れうる展開・内容であるかに結構自信がありません。以下のような内容は受け入れられるのでしょうか?

①天皇について作中で触れる事。
②っていうか、まあ正直アホみたいだと思ってるけど『陛下』ってつけないこと。
③天皇が神ではない理由:『古事記』において『ニニギ(漢字は読みづらいので略)が石長比売を追い返したため、永遠の命を失った』という項目を、『人間にされた』と拡大解釈。憲法については触れない。

 ここまで三つは比較的受け入れられるかな、と俺は思っています。

④天皇制についての批判。主人公(及び作者)が捻くれているため、キャラ的に言うと挟まざるを得ないが、許されるのか。
 ④-A 批判内容としては、『天皇個人は尊敬するが、制度そのものについて言うと人権を踏みにじるような物である』という程度の事。
 ④-B 副次的に、主人公が『陛下』と尊称を付けないことについて、『「陛下」というのは王につける言葉だ。そういった押し付けをするのは、天皇に勝手な義務や期待を押し付ける言葉であって、民主主義社会の人間としてふさわしくない』と言う事。
⑤並びに、制度そのものに問題を感じている主人公が制度擁護派を『正直馬鹿だと思う』と言う事。

 以上、五点です。
 身内であれば政治家だろうが金持ちだろうがスパスパ悪口を言うのですが、当然表の場に出せないことは承知しています。その上で、皆さんだったらどこら辺まで受け入れられるか、というのを聞いてみたいです。

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