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かにさんさんの投稿(スレッド)一覧

ラノベの一般読者層の知性レベルは、テレビの想定視聴者くらいを想定すべきか?

投稿者 かにさん 回答数 : 12 更新日時:

どうも。質問は初めてです。よろしくお願いいたします。 本題ですが、ラノベの一般読者層の知性について質問です。 会社でなん... 続きを読む >>

カテゴリー: その他

かにさんさんの返信一覧

元記事:プロを目指す上で。

はじめまして、名無しの三平と申します。自分はひっそりとラノベを書いているのですが、やっていくうちに疑問に思ったことがあり、そこで皆様の意見を頂戴したいと思い、こうして掲示板に書かせていただいた次第です。

自分はプロを目指してるのですが、まだしがない新人であっても、読者に受けるものを書いていくべきでしょうか? それとも自分が思いついたネタをとにかく小説という形にしていくという反復(?)創作をしていくべきでしょうか?

現在、いくつもネタがあるものの、小説という形に落とし込むことに躊躇しています。どうか、皆様の意見をお聞かせ願いたいです。よろしくお願いします。

上記の回答(プロを目指す上で。の返信)

投稿者 かにさん : 1 投稿日時:

ネタを小説の形にするのにはコスト(執筆時間、労力など)がかかるので、できる限りコスパよくプロになりたい。という質問とお見受けします。

結論から申し上げますと、書けるのならば読者に受けるモノを選択して書くべきです。

理由は、他人に受けないとお金儲けにはならないからです。【プロ=小説を他人に読んで貰ってお金を貰う人】ですので、書いた小説が【他人にとって】面白いものである必要があります。

他人が面白いと思う確率が高い作品は、すでに市場で売れている/受けている作品ですので、それらを真似することが【他人が面白いと思う作品】を作る、手っ取り早い方法となります。

対して、思いついたネタをとにかく書いていくという方法は、あまりオススメできません。なぜなら、思いついたネタは『自分(や自分と同じような感性/立場を持つ人)が面白いと思ったモノ』であり、より多くの人=自分と異なる感性を持つ大多数=【他人】が面白いと感じるモノではない可能性が高いからです。

小説の売上は 発行部数×一冊当たりの単価 で決まっています。
このうち、一冊当たりの単価はおおよそ変えられません。ですので、売れる作品とは、発行部数が多い作品。つまり、よりたくさんの読者に売れる作品となります。
これは売れるためには、『面白い作品』ではダメで、『多くの人にとって面白い作品』である必要があることを示します。

『直感的に自分が面白いと思うモノが、多くの人が面白いと感じるモノではない』という罠は往々にしてあります。

仮に、思いついたネタが面白いネタで、執筆技能にも問題なく、面白い作品が作れたとしても、それを面白いと感じる人が少なかったら、売上は出せなくなります。つまり、プロとして活動できなくなります。

なので、コスパを重視するなら、最初から市場で売れている作品を真似した方がよいと思われます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロを目指す上で。

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元記事:もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

まずは起きた経緯を説明させてください。

まず今回のことは如月さんの言うように僕が完全に悪いです。
他の人の批評を批判する行為に該当するからです。
この一点により僕のしたことはマナー違反に当たります。
またそれだけでなく、僕の発言により、藍色折紙さんはラケンを利用しないとおっしゃいました。
そして、そのあと投稿された私を揶揄する作品にて、ミライノノラという作品と、今は削除されましたが女子大生と、ラーメンと、悪い大人と。という作品に対して寄せられた評点に対する批判を行いました。
結果、その女子大生と、ラーメンと、悪い大人を書かれた作者も作品を削除し、「これからは、なるべく人目に触れないところでひっそり創作します」と去っていきました。
私の批判のせいで、二人もの鍛錬室を利用する人が去ってしまったわけです。

それにより、周囲の人間は怒り、悲しみ、私を非難するに至りました。
私としても、狙い通りに書いた作品に正当な評価を与えてほしいという気持ちで批判した結果、その作品の作者を傷つけてしまったことに強い責任を感じました。
すべては自分が批判したせいですし、そこはどんな言い訳をしても許されるものではないと思います。

しかし、私としては、
・ちゃんと実力のある人は評価してほしい。
・読み手も、批評する能力、感想を書く能力を向上させていく必要があること。
・それがこの鍛錬室のレベルや利用者の質に影響するということ。

ということを話し合いたかったのです。
現状、投稿室を利用している人が掲示板を利用することはありません。
場所としてはふさわしくなかったのは百も承知ですが、自分としてはこのラケンを愛する身として、これをどうしても利用者たちに求めたかったのです。

以上になります。

以下より、問題となった作品とそのコメント欄を載せたいと思います。
決して自分を擁護する目的ではなく、より良い話し合いを行うためのアドバイスをいただくことが目的です。
とはいえ、自分自身も納得できていない部分もありまして、そこをしっかりと掘り下げて今後の糧にしたいと考えています。

お手数をおかけしますが、よろしくおねがいします。
発端となった作品
https://ranove.sakura.ne.jp/3story_system/public_story/13818.shtml#res

上記の回答(もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。の返信)

投稿者 かにさん : 1 投稿日時:

経緯をよく知らないので、問題の中身には立ち入らず、一般論になりますが。

世の中コミュニケーションで物事を解決できないことのほうが多いので、まず相手が対話可能な人間かどうか見極めることから始めてみては。

また、ご自分にコミュニケーション能力がなければ同じですので。その場合は、問題が起きたら定型文を利用して逃げることも視野に入れたほうがよいかと。

コミュニケーション能力の有無の判断基準としては、ご自身、ご相手がいままでコミュニケーションを利用して問題がどれくらい解決できたか、で測るとよいかと。

後、自分が他人の意見の影響を受けやすいからといって、他人もそうだとは限らないので。その辺りも念頭に置いて責任の切り分けをしていくとよいと思いますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

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元記事:作品の評判に関する疑問

どうも如月千怜です。また疑問が生じたのでスレッドを立てさせて頂きます。
今回は自作の評判に関しての話です。

去年の正月頃からノベルアッププラス(以下ノベプラ様)というサイトに登録して、最近はそちらでの活動をメインにしています。
それで一年くらいの間ラ研様で公開した作品を転載したり、そちらとラ研様で同時公開をさせて頂きました。
(初めて私を見る方向けに注釈しておきますが、ここでは鍛錬室の短編の間が私の主戦場です)
ただ両サイトでの評価の傾向にギャップが大きすぎて戸惑っています。
具体的にはラ研様で不評だった作品程ノベプラ様では好評なんですよね。
私が両サイトで掲載した作品の一つに「愛されなかった勇者」というものがあります。
ラ研様では「無用な固有名詞と設定が多すぎる。しかも全部そぎ落としたら途端に話が薄くなる」「悪役寄りの主人公が死ぬことで幕引きするなら、せめて主人公が自分の間違いに気づいてから逝くようにしてほしかった」「こういう必殺技は主人公のものにしましょう。それか主人公を倒したこのキャラクターを主人公に昇格させてください」(いずれも原文ではなく、私の意訳です)といった具合に酷評の嵐でした。
ちなみにいずれの評価も正しいものだと思っています。
ですがノベプラ様ではそんな欠陥だらけの作品なのに人気は衰えることなく伸び続け、今では短編作品の中でPV、ポイント共にナンバーツーです。
(逆にラ研様ではほとんど苦言を頂くことなく安定した平均点を頂いた作品に限って、ノベプラ様ではPVが閑古鳥だったということも一回だけありました)

もちろん集まる人が変われば評価者の性質が変わるのは当然のことだと思います。
ただ両方のサイトで評価が一致することがほとんどないというのは、さすがにびっくりしましたね。
(もちろん私はどちらの利用者が正しいとか、そんな議論をする気は全くございません)
自分の作品で満足してくれる人がノベプラ様に多くいる、という事実はもちろん大変嬉しいことなのですが、このギャップに関してはどうとらえればいいでしょうか?

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信)

投稿者 かにさん : 1 投稿日時:

評価する人の種類が違うんだと思いますよ。
綺麗な口紅を男性に売れば「そんなもの何に使うんだ?」と酷評されるけれど、女性に売れば「素晴らしい」と評価を受ける。
ラ研の評価者の感性が市場のニーズとズレているんでしょうね。あるいは、別の市場の常識で評価したか。

私は市場の評価のほうが正しいと思う人なので、素直に良かったじゃんと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。

SFが「嘘っぽくない」ようになるため、あらゆる論理性によって本当のように見せているのに対し、ファンタジーはそもそもそうした努力をしているのでしょうか。

ファンタジーの「嘘っぽくなさ」は、おそらくは形相によって保障されています。
つまり、石を削って彫刻を作る際には、その目的としての対象が存在しているのであって、作者が想像したり、観客がそれを見たりする以前からそこに存在し、作者はいわば観測者に過ぎないという考えです。
であればSFもまた、このような作り方でもいいはずです。「未来少年コナン」が「あり得ない動作を現実の動作の延長のように見せることで本当のように見せている」のは何故でしょうか。

SFがこのような手法を取る理由としては、たとえば読者に「自分にもできるかもしれない」「もしかしたらあの時こういう結末になっていたかもしれない」といった同一化を生む機能や、主人公の行動パターンを論理的にすることによって、推理に合理性を与えたり、あるいはその社会が持つ限界を明らかにして風刺等を行ったりする、といったことが考えられますが、そうした理由がなくとも有名なSFでこの手法を使っているものは少なくないように思えてなりません。

また、ファンタジーの方としても、ある部分はそうしたSF考証を行うことで「嘘っぽくない」ように見せながら、またある部分では、読者や視聴者には明らかに嘘であると明らかなものを見せることもあります。「精霊の守り人」において、序盤から幻想的な世界観が広がっており、読者にもこれが虚構の世界であると理解されますが、中盤には文化人類学的な「類感魔術」の要素が入っています。これらの描写の違いを決める線引きは何でしょうか。

さらに言えば、作品が本の中の出来事であると改めて明示することもあります。M・エンデの作品は言うに及ばず、絵本に描かれるファンタジーなどもそうです。ファンタジー以外でも、「この世界の片隅に」などは鉛筆を使った描写やコマが紙のようにめくれる手法などによってそれがなされています。これは一見、読者が作品から現実世界へと引き戻され、「嘘っぽくなさ」としても「形相」としてもマイナスの効果になると思うのですが、実際にはどのような効果を狙ったものでしょうか。

上記の回答(ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。の返信)

投稿者 かにさん : 0 投稿日時:

ファンタジーは論理性によって本当のようにみせる努力をしているのでしょうか。

ファンタジーがそういった努力をすると、読者はその作品を楽しめなくなります。
リアルを排除したところに「ポジティブな感情を生み出してくれる世界観」があるからです。
よって、そもそも読者がリアルを求めていないので、リアルにする必要性がないというのが回答になります。

老婆心ながら、この現象を説明します。

認知科学では、リアリティは「臨場感(Vividness)」によって保障されるものです。
これを正しいとすると、そもそも人間が脳内で構築する世界のイメージは『どこかに在る、絶対的な空間を不器用に模写したもの』という考えが間違いになります。
なぜなら、ある論理的な世界、あるいは、高次な情報空間に存在するだろう理想的な世界をまったくベースにしなくても、人間は世界像を自分勝手に想像して生きていけるということを意味するからです。

認知科学では、大前提として『脳の機能がリアリティを構築している』と考えます。

すると、そもそもリアリティは一つではないことが導けます。
全ての人が一つの脳を共有しているわけではないためです。

また、一人の人間の中でもリアリティはコロコロと変わっていくものでもあります。
脳の状態は、神経細胞の発火/非発火によって頻繁に変わるものだからです。
これらの状態に影響を受ける脳内イメージもまたコロコロと変わります。物理空間をベースにした『論理的なもの』であるときもあれば、快楽という目的をベースにした自分勝手に構築したイメージであるときもある。非常に曖昧なもの。リアリティというのは、その程度のものでしかないです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。

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元記事:「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?

前に他の作家さんの文章力が高すぎて嫉妬する、
という相談をネット上(ここではなく)でしたところ、
「気にしなくていいよ、別に物書きの道は競争じゃないんだから」
と言われたことがあるんですけど、
競争ですよね?物書きの道って。

「物書きの道は競争じゃない」が真実だったら
新人賞でデビューをかけて何千人も応募して審査されて競ったりしないはずだし、
デビューしてからも生き残りをかけて売り上げを競ったりしないじゃないですか。
そもそもアマチュア作家の集まる小説投稿サイトからして、
作家たちはランキングで競争してますし。

それなりに実績のあるライターさんの発言だったので、
理解の足りない素人の発言として見過ごすこともできなかったのですが、
結局「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんでしょうか?
純度100%の真実ではないことは確実だと思いますが。

あと「プロの作家も最初は下手だった」も純度100%真実、ではないですよね?
本当にそうならなんでデビュー作でいきなりアニメ化する作家がいるんだという話ですし。
最初から上手いじゃないですかあの人たち

上記の回答(「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?の返信)

投稿者 かにさん : 0 投稿日時:

■競争ですよね?物書きの道って。

競争ですよ。

限られた資源を奪い合っているので、間違いなく競争です。
強いて言えば、定員割れしている場合は競争ではないです。
新人賞で5作品欲しいのに「面白い作品が3作品しかない」などの場合です。

また、市場に売り出されればベテラン作家との競争です。
読者の資金には限界がありますし、一人が一か月に読める作品量にも限りがありますので、それは奪い合いですし。
出版社のどの作品をアニメ化するか、とか、コミック化するか、のような資源分配にも限界がありますから。

特に「どの作品を広告するか?」という点などで、すでに売れている作品が強く優先される事情を鑑みると、
『これから売り出す作品 VS これから売り出す作品』の戦いではなく、
『これから売り出す作品 VS すでに売れている作品』の競争の面が強いのかもしれません。

ただ「本当に面白い作品が複数あるのに資源が足りなくて売り出せない」…というのは機会損失でもあるので、
そのような状況になった場合、何らかの対処はされるのかもしれません。

■「プロの作家も最初は下手だった」も純度100%真実、ではないですよね?

純度100%真実ではないです。

「一定レベルはすでに上手い。けれど、下手なところもたくさんあった(それを添削して出版した)」を丸めた表現だと思いますよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?

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