元記事:「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?
前に他の作家さんの文章力が高すぎて嫉妬する、
という相談をネット上(ここではなく)でしたところ、
「気にしなくていいよ、別に物書きの道は競争じゃないんだから」
と言われたことがあるんですけど、
競争ですよね?物書きの道って。
「物書きの道は競争じゃない」が真実だったら
新人賞でデビューをかけて何千人も応募して審査されて競ったりしないはずだし、
デビューしてからも生き残りをかけて売り上げを競ったりしないじゃないですか。
そもそもアマチュア作家の集まる小説投稿サイトからして、
作家たちはランキングで競争してますし。
それなりに実績のあるライターさんの発言だったので、
理解の足りない素人の発言として見過ごすこともできなかったのですが、
結局「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんでしょうか?
純度100%の真実ではないことは確実だと思いますが。
あと「プロの作家も最初は下手だった」も純度100%真実、ではないですよね?
本当にそうならなんでデビュー作でいきなりアニメ化する作家がいるんだという話ですし。
最初から上手いじゃないですかあの人たち
上記の回答(「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?の返信)
スレ主 キュピ水 : 3 人気回答! 投稿日時:
皆さんご回答ありがとうございます。
少々取り乱して行った書き込みであったようで
皆さんにとって創作界隈に関する思慮が足りない攻撃的な書き込みに
なってしまったようです、申し訳ございませんでした。
自分の中でもまだはっきりと言語化できないですが、
どこかで「他の人は創作では楽しめたらそれでいいけど、
自分は創作では他人より優れていないといけない」という意識がありました。
というのも、中学高校時代ほぼ友達のいないカースト最底辺だったこと、
いい年して定職につけていないこと、生まれてから彼女もできてないことで、
自分は何の取り柄もなく、普通の人より劣っているという意識があったのです。
そしてここまで何の取り柄もなかったら、せめて趣味である創作の世界では人より秀でていなかったら、誰も相手にしてくれないんじゃないか、誰も僕のことになんか価値を見出してくれないじゃないか、という思考に至っていました。
(なろうの追放もので追放された無能主人公がその後ハーレムを作ったり
元パーティー仲間を見返したりできるのはチートスキルを持ったからであって、
何のスキルも持っていなかったら生きる価値のないクズなのと同じです)
(あとラノベに限らず映画やアニメなどでも、友達や恋人のいない負け組コミュ障のような
人間が実は凄腕ハッカーだったり売れっ子小説家だったりしますけど、
あれって友達がいない負け組はああいう秀でたスキルがなければ読者=世間には認めてもらえないってことですよね)
しかしアニメ化ラノベや新人賞受賞作、投稿サイトでランキング上位の小説などを勉強がてら詠んだところ、
圧倒的な構成力・文章力を前にして創作の世界ですら自分は秀でていないのか、
本当に自分は何も取り柄のない人間じゃないか、
と嫉妬・苦悩していたところを「別に創作の世界は競争じゃない」という言葉を受け、
その時、あくまでその時衝動的にですが、「綺麗事じゃないか」と思ってしまい、
感情的になってこちらにこのような質問をしてしまった次第です。
今思えば、人より劣ってばかりの人生の中で知らず知らずのうちに
「他人より優れていないと、自分の存在価値は証明されない」
という思想を刷り込まれていたんだと思います。
また大野さんや手塚さんの仰る通り書いてもいないのにいろいろ思い悩みすぎてしまっていた上に、
サタンさんやハイさんの仰る通り勝ち負けの概念にこだわりすぎていたのかもしれません。
短編は何本か書いてネット小説に上げているので、
自分でも創作活動自体が好きであると言える自信はあります。
一度自分の「好き」に立ち返って、執筆活動に戻ってみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 「創作は競争ではない」はどこまでが真実でどこからが嘘なんですか?
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