普段の日常会話は役立つ?の返信
元記事を読む
普段の日常会話は役立つ?(元記事)
人の話す機会を増やした方がいい、そうすれば自分の言葉が見つかるって言われました。
人の会話は役立つのでしょうか?
こっちは友達がほとんどいないので、話す機会がありません
話す機会がないレジ打ちの仕事をした方がオススメだと言われました。
(今は農業の仕事をしていますが)
もう1回言いますが、人と話すことは小説に役に立つのでしょうか?
皆様の回答が聞きたいです
普段の日常会話は役立つ?の返信
投稿者 大野知人 投稿日時: : 0
僕の知る限りでは、と条件はつくけど役に立つと思います。
『人間は自分で思ってるほど合理的じゃない』とか『バカはバカなりに理屈があって考えてる』なんて言う言葉がありますが、実際に人と話してみるとたしかにそうだとわかります。
頭のいい人間とそうでない人間を書く時『知識があるか、ないか』とか『合理的であるか、否か』くらいなら比較的簡単に描写できます。でもこれってキャラとして少し平坦すぎるんですよね。
一方で『特定のことに関して、いびつに知識が抜けているせいで時折思考に齟齬が生じる』とか、『常識がないせいで馬鹿に見えるけど、内面は合理的な思考で動いていて、特定の場面で才能を発揮する』みたいな方がリアリティがありませんか?
でもって、そういう人間は探せば結構いたりします。
自分の思考と異なる考え方・感じ方を持つ人間を見つける上で、人と話すことには大きな意味があると思います。
僕は自分を『合理的で常識的な人間』と思って生きてますが、それは主観に過ぎないんです。
『僕の持ってる常識』と『僕の思う合理性』だけから生まれたキャラクターでは、イキモノとしては『僕の劣化コピー』にしかなりません。
だからこそ、別の人間をよく観察して、真似るんです。そのための手段として、会話は必要だと思いますよ。
カテゴリー : その他 スレッド: 普段の日常会話は役立つ?