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人気にあやかりたい!(元記事)
お初にお目にかかります。
桜内璃奈と申します。
ネット小説隆盛の昨今、小説家になろう様やアルファポリス様、あるいはカクヨム様やその他サイトで連載中の人気ネット小説が続々と書籍化される時代。
読者の方々にまったく人気のない二次創作書きが、このままじゃまずいと危機感を抱いて、せめて人並みに自作を読んで頂くために手当たり次第人気ランキングとかで上位を譲らない作品を読んでみました!
人気があって評価をされている=万人にとっての面白さ。
ではないことは重々承知しているのですが、それでも、多くの人に読まれて、かつ書籍化という結果を生み出している以上、自己満足で二次創作やってるクソ物書きよりはよっぽど価値があります。
なので、多少好き嫌いはありつつも、なぜ人気があるのか、魅力的だと多くの方に認められる要素があるのか……長年物書きをしていた自分にとって、その要素を見つけることができるだろうと根拠のない自信も手伝って、一度や二度読んだだけでは分からないこともあるではあろうけど、人気が何故あるのかくらいは分かるはず!
と思ってかなり熱心に読みふけってみたのですが……。
一言で言ってしまえば戸惑いが大きくて。
判を押したように同じ展開が序盤に起こるというのは織り込み済みで、たくさんの読者様に読んで頂けるよう見せ場や、俗に言う”なろう系”を好んで読まれる読者様のために工夫を重ねているのは、確かに理解が出来ます。
個人の好き嫌いというのはどうにもならないにせよ、万人に受け入れられる面白さはある程度技術でどうにかなるが信条の自分にとって、この文章が多くの方に受け入れられてて面白いと評価されている理由が見つからなくてすごく戸惑っているんです。
どうあがいたところで自作に人気がないのは自明の理、読者様から評価をされていないのは自身の実力不足、ならば人気作を読み込んで面白いと思って頂けるような要素を身に着けよう! と意気込んだまでは……まあ、無駄な努力ではないと思うんですが、なぜ人気があって、評価がされて、たくさんの読者様に楽しんで読んで頂けているのかが分からなくてひたすら戸惑っております。
なのでこの度桜内さんがお伺いしたいのは、
人気ネット小説(なろう・アルファポリスサイトは問いません)がなぜ今人気があるのか、その要素を文章として明文化して頂きたいのです。
また、こうすればもしかしたら人気がでるかも? というアドバイスでも構いませんが、多分それは自作を見せないとしょうがないので! 今こういう要素が人気があるから取り入れてみたら? みたいなアドバイスも教えていただきたいです。
評価はされてもされなくてもそれは自分の努力でどうにかなる問題ではないので置いておきますが、せめて人並みに人気がほしい! ちょっとは読まれてほしい! と思っているので、いま多くの読者様が好んでいるジャンルというのがあれば、そういった方面でアドバイスもほしい……と、ワガママですね、申し訳ありません。
できる限り返信もいたしますので、何かしらアドバイスが頂ければ幸いです、よろしくおねがいします。
人気にあやかりたい!の返信
投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
なろう開設前(複数サイトが合併してできた)から読者っす。長々書いちゃいます。
①流行に乗らない作品がうけた。
2004年くらいから、大人向けアニメの増加&アニメのテコ入れが増えてアニメが増えた。
ついでにメディアリミックスによる極端な作品が増え、【小説はアニメのオプション。アニメ観ないと本編のストーリーが分からない】みたいなのが増えた。
テレビを観ている時間が取れなかったので、本編を知らず置き去りになった層が発生(笑)
さらにエルフェンリート、なるたる(骸なる星、珠なる子)鋼の錬金術師シリーズ、みたいな鬱アニメブーム?みたいなのがあり、不幸に酔っている系、尻馬商法の商業作品群が増えてゲンナリ。
当時の本屋大賞とか直木賞も重厚すぎか小手先のペラくてチャラい両極端のが多く、
「読みたいのに、ちょうどいい読みものが見つからない」
「見つけられない(本が多くなったくせに、ちょうどいいレベルの読み物は無い)」
「見つけに行ける余暇が無い」
とかから、なろうの作品読みだしました。
当時は確か【詐騎士(書籍化で離脱)】とか【神科学種の魔法陣(これまだ読めます) 】【銀プレ(テンプレのもじり)】というコメディーもの、VRMMOデスゲームからログアウト不能系(シリアス目)、【101勇者バトルロワイヤル】という猟奇オ●ニーもの———登場ヒロインに、どんな暴を振るったり恥ずかしい目に合わせるかをリクエストで集めながら執筆———が流行ってました。
作者も読者も20~30代くらい。就職氷河期で苦しんでいる人、ブラック企業でモラハラ上司やらに苦しめられているひとが多めな印象。
圧迫面接や面接官のモラハラ、セクハラが発生しだした前後で、ギスギスしている時にんなもん見たくねーよ。
気分が明るくなるような明るい話、嫌な上司をふっ飛ばすスカッと話、あるいは全力ドロドロばなしが書かれたり読まれたりしていました。
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その後は2チャンネルで小説を書いていた人がドヤドヤ流れ込んできたっぽい。
【ログホライズン】なんかは【まおゆう魔王勇者】が書籍化してからファンを連れてなろうに来た。【魔法学校の劣等生】もその流れで来た人だと思う。
それまで「チート系飽きたし、悪役転生物や成り上がりもの書こうぜ」みたいなノリで新作書き始めた作者に、サイコ張りの粘着をしてノイローゼに追い込む読者(毒者)も流れ込んできた。
なんかメカクシ・アクターズの粘着質なファンみたいな、慇懃無礼な誹謗中傷をする読者がが大発生してビビった記憶。
②たぶん2ちゃん系の人が「もっとチート物読みたい!!」みたいになった。
就職氷河期が終わった後の世代なので、またちょっと雰囲気違います。
強いて言うなら、承認欲求つよめ。俺はこんなに凄いんだぜ系チートが流行る。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 人気にあやかりたい!