「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。の返信
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「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。(元記事)
ヒロインの口調について悩んでいます。
「ですわ」口調です。
一般では「ですわ」口調はこんな風に使われるのではないでしょうか。
「会心の出来ではありませんの」
「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳がございませんでしょう?」
とかだと思います。しかし、私が今回ヒロインに使わせたい口調はこうなんです。
「会心の出来ではありませぬの」
「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳がございませぬでしょう?」
それと「くださいな」ともよく使います。
……変ではないでしょうか?
「ん」を出来るだけ使いたくなくてこんな風になっているのですが、かえって読みにくくなっているとかなり不安です。
これについてご意見をくだされば。
会話文は思い付きです。
お待ちしております。
「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。の返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 2
ブルースクリーンさんも書かれていますが、キャラクターの問題なので、良いも悪いも答えにくいです。
読みにくいとしても、セリフの意味はわかるので、あとは読者の慣れであり、問題ないと言えば問題ありません。
もっと自然なセリフにしたいと思うのであれば、
>「会心の出来ではありませんの」
「まあ。会心の出来ですわね」
感嘆詞を入れてお嬢様っぽさを出し、続く文章は普通にするとか、
>「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳がございませんでしょう?」
「そうですわよ。宇宙人が幽霊な訳あるはずないでしょう?」
と、言い回しそのものを変えてしまうのが手っ取り早いでしょう。
それがキャラのイメージに合わないのであれば、現状維持で問題ないかと思います。
ここで問題にしている「読みにくい」は、文章的な問題ではなくて、単に「言葉遣い」の問題なので、例えば「ベリーグッドな提案ネ!」とか「彼とは合わせるフェイスがありません」とか、ルー語みたいな個性の問題という事です。
文章的な問題ではないので、単純に読者に慣れてもらうしかなく、また、それで問題ないと言えます。
そもそも、丁寧語の「ありませんか」「ございませんでしょう?」と否定形・否定疑問形を使えば丁寧な言葉の印象になりますが、「ありません」「ございません」つまり「ません」は「~~ます」に助詞「ん(ぬ・むの変化形)」がついたものなので、否定疑問形を使う限り「ん」とは縁が出てきます。
この「ん」を古い言い方「ぬ」に変えれば、ブルースクリーンの言うように古語のような印象になります。
なので、改善したいと思うのであれば、否定疑問形を使わずにお嬢様っぽい丁寧な言葉を書けばいいという事になるでしょう。
例としては、感嘆詞を使う、言い回しを変える、というものですね。
ただ、繰り返しますが、キャラの問題なので無理してまで改善が必要とも感じません。
ちなみに、お嬢様言葉は女性語と呼ばれていて、「てよだわ言葉」と言われています。
詳しくはWikipediaで検索すれば出てくると思いますので省きますが、もともと女学校で使われ始めた間違った日本語です。
現代で言えば「ら抜き言葉」と同じようなものですね。
この言葉が使われていた当時、定着する前は言葉の間違いから「綺麗な言葉を使おうとしてるのはわかるけど、わけがわからん」という認識があったらしいですから、ようは聞き手が慣れちゃったから定着した。というだけですね。
カテゴリー : キャラクター スレッド: 「ですわ」なお嬢様言葉の使い方。