視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信
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視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて(元記事)
既存の作品には視点変更が多いような気がします。昔どこかで新人賞では視点変更を使ってはいけない。視点変更を使って良いのはプロになってから、とどこかで読んだような気がします。この掲示板や物語の作り方のようなサイトを見るのを辞めてしまって数年経つので時代は変わったのでしょうか? 変わったのであれば既存の作品(大抵の物語は視点変更がある)も参考になるのですが、まだその暗黙のルールがあるのであれば、視点変更がない作品を探さなくてはいけなくて大変だと思っています。
新人賞受賞作品で視点変更を使った作品、もしくは、まだ新人賞には視点縛りルールがあるなら視点変更がない作品を教えていただきたいです。
視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 3
そんな暗黙ルールは昔から存在しなかったかと思います。
でも、似たようなことは言われていたし、極論で新人は視点移動するなと言うこともあったと思います。
というのも。
視点移動って簡単に言いますが、視点の扱いを理解されていますか? という事なのです。
単に視点を移動させるだけで、これを頻繁に行うと、その作品は「え、これ誰視点?」「何の話してる?」「Aの視点かと思ってたらBの視点だった? 意味わからん」という事になる。
新人賞、すなわち素人や素人に毛が生えたアマチュア程度の人がやる視点移動はほぼほぼ技術なしにやってることが多いので、視点移動してる作品は「あ、コイツ下手だな」というのがすぐわかる。
つまり、やったら技術の荒が見えるから下手なヤツはやらんほうがいい、という話。
だから昔から別にやっちゃいけないというわけではない。
当然だけど、視点を一人に固定して視点移動させない作品だと、このような問題は起こりません。だから素人には視点固定が推奨される。
それだけの話です。
新人賞受賞作で視点移動を扱った作品は、ジャンルでいうと群像劇が視点移動しまくりなのでその代表作として成田良悟の「バッカーノ」が挙げられるのではないでしょうか。
まあ、言ってしまえば、アラが見えるくらいで落選する程度じゃ受賞は難しいし、視点移動くらい扱える腕があるなら新人賞でもどんどん使っていくのが良いと思います。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて