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視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて (No: 1)

スレ主 怒髪天 投稿日時:

既存の作品には視点変更が多いような気がします。昔どこかで新人賞では視点変更を使ってはいけない。視点変更を使って良いのはプロになってから、とどこかで読んだような気がします。この掲示板や物語の作り方のようなサイトを見るのを辞めてしまって数年経つので時代は変わったのでしょうか? 変わったのであれば既存の作品(大抵の物語は視点変更がある)も参考になるのですが、まだその暗黙のルールがあるのであれば、視点変更がない作品を探さなくてはいけなくて大変だと思っています。
 新人賞受賞作品で視点変更を使った作品、もしくは、まだ新人賞には視点縛りルールがあるなら視点変更がない作品を教えていただきたいです。

カテゴリー: ストーリー

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視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

そんな暗黙ルールは昔から存在しなかったかと思います。
でも、似たようなことは言われていたし、極論で新人は視点移動するなと言うこともあったと思います。

というのも。
視点移動って簡単に言いますが、視点の扱いを理解されていますか? という事なのです。
単に視点を移動させるだけで、これを頻繁に行うと、その作品は「え、これ誰視点?」「何の話してる?」「Aの視点かと思ってたらBの視点だった? 意味わからん」という事になる。
新人賞、すなわち素人や素人に毛が生えたアマチュア程度の人がやる視点移動はほぼほぼ技術なしにやってることが多いので、視点移動してる作品は「あ、コイツ下手だな」というのがすぐわかる。
つまり、やったら技術の荒が見えるから下手なヤツはやらんほうがいい、という話。
だから昔から別にやっちゃいけないというわけではない。

当然だけど、視点を一人に固定して視点移動させない作品だと、このような問題は起こりません。だから素人には視点固定が推奨される。
それだけの話です。
新人賞受賞作で視点移動を扱った作品は、ジャンルでいうと群像劇が視点移動しまくりなのでその代表作として成田良悟の「バッカーノ」が挙げられるのではないでしょうか。

まあ、言ってしまえば、アラが見えるくらいで落選する程度じゃ受賞は難しいし、視点移動くらい扱える腕があるなら新人賞でもどんどん使っていくのが良いと思います。

視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

昔も今も、「視点縛りルール」なんてものが存在したことはありません。
視点と人称は純粋に技術的な問題です。基本を知らずに安易に動かすと破綻することもあるので、注意した方がよいということは言えます。

視点と人称について詳しく説明しはじめると簡単にはすまないので、以下できるだけザックリと書きます。

まず。
一人称と三人称の違いと特徴はお分かりでしょうか?

一人称はそもそも視点を固定してこそ成り立つ手法なので、少なくとも頻繁に視点変更することはできません。ただし一定の効果をねらって、章単位など明確な区切りをつけた上で視点変更する書き方なら可能です。
一定の効果とは、例えばずっと主人公視点で通しながら、ときどき他のキャラクターの目を通すことによって同じエピソードがまったく違った様相を帯びてくるという「認識のギャップ」を演出する場合などです。

三人称の場合は、視点変更が自由にできます。ただし、できるからといってあまり無闇にやると読者が大混乱してしまうので、匙加減は重要になります。その匙加減をマスターするにはけっこう慣れが必要なので、「視点変更を使って良いのはプロになってから」という言い方をする人がいるわけです。そういう意味でなら今も昔も変わりません。そしてこれをマスターするためには、少なくとも一人称と三人称の違いをきっちり理解している必要があります。

   *   *   *

なお。
視点移動はNGではないけれど安易にはやらない方がよい理由は、読者が混乱しやすいということの他にもう一つあります。
それは、感情移入がリセットされかねないという弊害です。

視点変更のデメリットが、変更の分かりにくさから混乱をさそうということだけならば、分かりやすく書けばよいだけということになります。そこである程度のまとまりを同一視点で書き、切り替わりの部分を明確にする配慮があれば大丈夫と思いがちです。

ですが、ここにもう一つ問題があるんですね。

ある程度のあいだ一人のキャラクターに視点を固定すると、読者はそのキャラの目を通して物語をみることに慣れてきます。すると自然にそのキャラに親近感をいだくようになります。それを感情移入というわけですが、そこで急に視点を変更すると、せっかくあるキャラに親近感をいだいてきた読者の気持ちにリセットがかかってしまうおそれがあるんです。

ただ。

そういう問題があるから視点は絶対に変更してはならないというわけではなく、世界観や動きの大きいストーリーの場合は積極的に視点変更をした方が面白くなることもあります。
あくまで上記のような難しさがあることを知った上で、使いこなせる自信があるなら使ってもいいということです。

下読みさんの心理 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 0 No: 3の返信

投稿日時:

ひょっとすると、ご質問の趣旨からは少しずれた回答をしてしまったかもしれません。

>まだその暗黙のルールがあるのであれば、

ルールではないですが、小説の基本をマスターしているかどうかの「指標」として使われることはあるようですね。
新人賞ではシロウトの作品が大量に送られてくるので、少なくとも1次の段階で丁寧に読んでもらえるということは期待できません。雑な流し読みで、書き慣れているかどうかを手っ取り早く判断する手段としては、視点の扱いが安定しているかどうかは目安にしやすいのかもしれません。

そして、こう考えても「プロならば許される」という理由の一つが見えてくるのではないでしょうか?
プロならば、「この作者の作品なら基本ができていないということは有り得ないし、今読んでいるパートがイマイチでも先まで読めば面白くなるはずだ」という信頼感を持ちながら読んでもらえます。その点において、少なくとも新人賞の1次作品とは天と地ほどの差があることは確実です(扱われ方がです)。

なので、

>既存の作品には視点変更が多いような気がします。

この状況も、きわめて当然と言えます。

   *   *   *

色々な意味で、「視点変更NG論」は本質論ではなく、選考者の心理まで読んだ上での実践論です。そして現実にはそこを軽視できないのも事実。

別に無理して実例を探さなくても、そういう諸事情を分析して戦略を立てればよいのではないでしょうか?

視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信 (No: 4)

投稿者 手塚満 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

結論から申せば、

「見ず知らずで赤の他人の読者の大半が読んで分かるなら、書き方はなんでもあり。視点移動も例外ではない。」

ということになります。以下、多少の説明をしてみます。

1.たいていの「べからず」はコツであってルールでも採点基準でもない

ラノベ、もっと大枠で小説、さらに文章を書くにあたって、「べからず集」みたいなものがよく言われますね。他にも時系列とか、設定語りとか、視点移動だけではありませんが、視点移動に絞って考えてみます。

視点移動を使ったとして、一読して分かる描写があったとします。何か問題でしょうか。そんなわけないですよね。読んでよく分かるのに、「視点移動だ、減点!」とか、小説ではあり得ません。実際、スレ主さんも視点移動を使った作品がよくあることをご存知で、どこがいけないのかと疑問を持たれたわけです。

実際に視点移動を使って問題ない作品がある以上、視点移動の可否は原理(理由抜きに採用する仮説、ルール)ではありません。では、なぜ視点移動が戒められるのか。これは視点移動禁止はルール、マナー等ではなく、コツだからです。それも我々初心者向けのものです。

視点移動を許すと、非常に書きやすいのはよく知られているんじゃないかと思います。シーン描写に都合のいいカメラ視点、視点キャラをシーンごとに選べば、作者的には満足いく描写ができるし、不自由もありません(そのカメラ視点から見えない、その視点キャラには分からない等々の制限が生じない)。

2.必須なのは他人が読んで分かること

問題は、その描写が読者に分かるか、ということです。コミックですと、問題は生じにくい。なぜなら絵を見せているから。カメラ視点も明快だし、キャラがどこにいるか、どのキャラをメインに据えたコマなのか、一目で分かるからです。

ですが、我々は文章で表現しようとしています。絵は直接伝えらえない。絵は読者が言葉からイメージを起こします。作者が選んだカメラ視点、視点キャラを読者が分かるように書かないと、描写が伝わらないわけです。往々にして、そこが欠けた描写になってしまい、読者にはちんぷんかんぷんになりがちです。

ですので、視点キャラということがよく言われるわけです。一人称だと描写がブレにくいのは、視点キャラもカメラ視点も明快だからです。三人称でも一視点と呼ばれる、1人のキャラ(たいていは主人公)から見たシーンとして描写するのも同様です。どちらも分かりやすくなります。いや、分かりやすくしやすいと言うべきでしょう。

3.コミック(絵)と小説(文章)の相違

なぜなら、読者には「このシーンは主人公から見ています」ということさえ伝わればいいからです。例えば、「主人公が洞窟の入り口に立った」→「洞窟は暗い」という描写をしたら、主人公が洞窟の奥を見ようとしているシーンと分かります。

コミックだと、「主人公が洞窟の入り口に立った(主人公の後ろ姿の絵)」→「洞窟の奥から、明るい外とシルエットだけが見える主人公」みたいな絵を描いたとしても、一目で何をどう描写しているか分かります。

しかし文章で「主人公が洞窟に入り口に立った」→「主人公が明るい日差しの中で黒く抜けたように見える」と書いたら、おそらく読者には分からない描写となります。一文ごとにどこから見ているか、読者には察しようがないからです。かといって、「洞窟に入り口に立って中を覗き込む主人公の背は太陽に照らされている」→「もし洞窟の中から主人公を見たら、明るい日差しの中で黒く抜けたように見えることだろう」なんて、いちいち書いていたら、くどいし長いし、面倒くさくて読めるものにはなりそうもありません。

4.描きたいことが書きやすいから視点移動させる、はNG

カメラ視点や視点キャラを入れ替える作品は某投稿サイトでもよく目にしました。成功例はなかったように思います。作者に描写が分かりにくい、原因は視点移動のようだ、と伝えてみたこともあります。

作者の多くの反応は、「そうしないと主人公がいないシーンが描けない」「角度を変えつつ描写したほうが見栄えがするはず」等々です。これは作者が陥りやすい間違いです。作者はシーンイメージを作ってから文章化します。だから、自分が書いたシーンはよく分かる。元イメージ知っているから当然ですね。

往々にしてコミックのようにベストアングルの絵の連なりをイメージしてシーン化し、文章もそれに沿って書いてしまう失敗がよくあるようです。(某投稿サイトのアマチュア作品などで)あまりにも目にするので、「コミック視点」とでも名付けたいくらいです。作者は凄いシーンを描けたと思っている。だけど、読者には伝わらない(せいぜい「なんとなく、こんな感じかなあ」くらい)。

例えばこんな具合です。

「俺は花子に声をかけた。花子は驚いた表情になったが、背を向けたまま「なあに、太郎?」と答え、おもむろに振り返った。」

何が起こっているかは論理的には分かる。ですが、「これ、どっから見てるんだ?」になり、シーンをイメージしにくくなります。意味的、記号的にしか理解できず、絵が思い浮かばない。感情を動かすのが物語の得意とするところであり、売りであるのに、それを阻害してしまいかねません。最低限必要なことは、あたかも目に見えるようであることです。

一人称主人公がなぜ、振り向く前の花子の表情が見えたのか。カメラをどこに置いていいかどころか、主人公の視界自体、理解不能になります。繰り返しですが、カメラ位置を自在に置けるコミックなら上記をしっかり描け、読者も惑いません。文章では(単純には)無理だということです。

5.視点移動禁止・プロ云々について

以上の前提で、お考えのことにも少し。おそらくこういう意味で言われているのではないかと思います。

> 新人賞では視点変更を使ってはいけない
→新人、つまり経験浅く書きなれていないなら、初心者に適する書き方(視点移動禁止)をしたほうが成功率が高い。

> 視点変更を使って良いのはプロになってから
→しかし、熟練者や上級者ならば、視点移動を使って効果をあげられると思えば、行使をためらう必要はない、

ということになります。

6.結論:読者に分かるように書く以外のルールはない

最初に申した結論を言葉を変えて繰り返しますと、

「小説の文章にルールがあるとすれば、読者が一読して分かることだけ。他のことは腕前別のコツでしかない。自分の技量に応じてコツを使いこなすべし。」

ということです。視点移動以外のいろんなコツ(時点移動、回想シーン、登場キャラ数、果ては行頭の字下げ等々)も同様です。

視点変更を使った物語を新人賞で出すことについての返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

他の人の意見と同じですが。
 視点移動する作品は人生で15作以上読めない。16作品目はウザくなって読み飛ばすから。っすねー。

 脚本だと「挿絵や扉絵を描いてしまうと落ちる」ってのも聞いたことがあります。ンなもん描く暇あったらセリフ書けやボケェ!読む価値無し!!って気分になって開けなくなるそうです。
ー―――――――――――――――――――――――——
そもそも、なぜ視点を変更するのか?

A視点変更しないと、うまく演出できないから。
視点変更=下手糞が使う手段と化しているのがあります。
――――――――――――――——
えっとね
①【巨オッパイ女子を奴隷にして戦闘もしてもらって俺ハーレムチート無双します】
②【錆(さび)喰いビスコ】
③【若くて美人なママを肉奴隷にして俺はハーレム帝国の皇帝になる】

どれか一作を読む時間しかないときに、この三種類のタイトルの作品のどれを読む?

②はガチ大賞作品のタイトル引用ですが、①③は私が適当に書きました。 
①③はエッチ、つえー、ハーレム、成り上がり、内容バレ。になります内容も、なんとなく察せるのではないでしょうか?

①③は読まなくても大体わかるから私は読まない。同じ読むなら意味不明だけどザラリとした違和感のある題名で攻めてきた②を読んでみたいです。
―――――――――――――――——
視点変更作と視点を別に変えていない作品、同じような内容なら、視点を変えていない方を読んでみたいです。
 だって視点変更作品面白くないものが多いもん。

【他の人のは面白く無いかもだけど、俺のは違うから!!読んだら分かるから!!】

そう言うつもり?ちゃんと「言える」つもり?そんなことを叫ぶ作者の作品をそもそも読めるつもり?

・・・・ってなるよー

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タイトル:視点変更を使った物語を新人賞で出すことについて 投稿者: 怒髪天

既存の作品には視点変更が多いような気がします。昔どこかで新人賞では視点変更を使ってはいけない。視点変更を使って良いのはプロになってから、とどこかで読んだような気がします。この掲示板や物語の作り方のようなサイトを見るのを辞めてしまって数年経つので時代は変わったのでしょうか? 変わったのであれば既存の作品(大抵の物語は視点変更がある)も参考になるのですが、まだその暗黙のルールがあるのであれば、視点変更がない作品を探さなくてはいけなくて大変だと思っています。
 新人賞受賞作品で視点変更を使った作品、もしくは、まだ新人賞には視点縛りルールがあるなら視点変更がない作品を教えていただきたいです。

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