主人公設定の限度についての返信
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主人公設定の限度について(元記事)
どうも、宮代 蓮と申します。
まず質問をご覧いただきありがとうございます。早速ですが、今回質問したいのは「主人公設定の限度について」です。
というのも、現在新人賞に応募するための作品を書いている最中なのですが、どうにも主人公の設定がモヤモヤとしてしまいます。
拙作の主人公の設定は「陰キャ」「コミュ障」「オタク」と三拍子そろった人物なのですが、どうもこの設定に限界を感じます。
かなり現実身のある主人公で攻めたいと思い立ちこういった構想で練り上げたのですが、やはりリアル過ぎる主人公というのは嫌われるでしょうか?
ストーリーが進むにつれて成長していく過程はあり、最後はしっかりと真人間になるのですが、やはり暗い部分の大きい主人公は最初で見切られてしまうのでしょうか?
主人公設定の限度についての返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 3
キャラの限界というか、展開の限界を感じたりする。
キャラクターは基本的にどんなものでもいいし、極端に偏ってたほうが興味深く読める。
でも、例えば行動的な人物には何かしらの刺激を与えるだけですぐにアクションに変わる。
例えを変えると、「道端に本物の拳銃が落ちている」という場面に出くわしたとき、それを拾う人間と拾わない人間に分かれるが、当然のこと「拾わない」という選択をしてスルーしたら物語が始まらない。
もちろんやりようはあるが、しかし「拾う」という選択をする人間のほうが物語を展開させやすい。
そこにきて「陰キャ」は「拾わない」タイプに属するので、この陰キャに何を与えたら面白くなるのかってのが、もう結構出尽くしてる気がしてて、例えば性格が正反対のヒロインをぶつけるとか、自分を貶めた相手に復讐を誓うとか、「陰キャ」から読者の興味を引き出す手段が結構限られてる気がする。
選択肢は少ないものの、そうした王道で攻めるのはもちろん良いんだけど、そもそも
>やはり暗い部分の大きい主人公は最初で見切られてしまうのでしょうか?
と書かれているところを見ると、「陰キャ」に何をぶつけたら面白いか、といった事を考えてないような気がする。
単に陰気なキャラクターが書かれているだけの序盤であるなら、それは確かに序盤で見切られてしまうかもしれない。
いっそ割り切って、だったら見切られる前に陰気シーンを切り上げてしまって、さっさと面白いことを始めたら良いのではないでしょうか。
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