作中の生活を描くとき、必要なことの質問ですの返信
元記事を読む
作中の生活を描くとき、必要なことの質問です(元記事)
映画のロードオブザリングの冒頭を見ていて思ったのですが、話の始めに作中の生活を端的に示すのに必要な要素って何でしょうか?
作品によるでしょうが、
自然、作物、人々(見た目とか価値観)、超能力的なもの(魔法とか)、かなと思ったりもするのですが、確信が出来ません…
あまり何でもかんでも描いても邪魔臭いし、逆に端折ってしまったら伝わらない……気がしますし…
それと、作中生活を上手く伝えてくる作品も教えてもらえると有難いです。二つも質問があって申し訳ないですがよろしくお願いします。
作中の生活を描くとき、必要なことの質問ですの返信
投稿者 みりん 投稿日時: : 1
アニメのブラッククローバーの第一話も、日常生活からだったと思います。
魔法で畑仕事してる人がいたり、洗濯物を乾かしたり、火を起こしたりしてました。
でも、主人公は魔法が使えないっていう。
アニメのナルトの一話は、一番最初は過去の回想で九尾の化物と戦ってますけど、主人公のナルトの登場シーンは、日常シーンでした。
ナルトが忍びの頭領の顔岩にいたずら書きをして、大人に追い掛け回されるシーンです。いたずらっこの初期のナルトの日常&忍者として屋根の上を飛び回る身体能力のすごさの説明にもなっています。
このふたつの作品の共通点は、なにかその世界観特有の試練を控えていることでしょうか。
ブラッククローバーは、グリモワールという魔道書をもらう儀式というか通過儀礼を控えていて、主人公はグリモワールをゲットしたら自分も魔法を使えるようになると思っています。
ナルトは、アカデミーの卒業試験を控えていて、合格したら下忍になれる。だったかな。
次の展開を理解するのに必要な説明を無理なく面白く説明するために、世界観での常識、お約束、共通認識、を書いておく必要があって、それが偶然日常を描くことが一番端的だった場合に、つかみで日常を書くのかなーと思いました。
だから、日常描写で必要な要素は、次の展開を理解するのに必要な知識というのが最低限必要だと思います。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作中の生活を描くとき、必要なことの質問です