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北上蓮さんの投稿(スレッド)一覧

主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤について

投稿者 北上蓮 回答数 : 7 更新日時:

 主人公の友人などが葛藤しているとき、視点をその友人に変更していろいろとしているのを描写する。または、主人公目線で友人が葛藤している... 続きを読む >>

カテゴリー: キャラクター

このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

投稿者 北上蓮 回答数 : 6 更新日時:

 小説を書いていると途中でこの部分がうまく描写できないということがおきます。  主人公が生まれたときから死ぬまでの毎日を一瞬も逃さ... 続きを読む >>

カテゴリー: ストーリー

北上蓮さんの返信一覧

元記事:主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信の返信の返信の返信の返信

>友人が隠した葛藤は主人公に伝わりません(主人公目線では友人の葛藤を表せない)。
確かに私は質問内容を誤解していたようで描写の手段やその方法を解説してしまいましたが、それなら主人公目線でわかるモノに葛藤を例えて描写すりゃいい話じゃないでしょうか。
その手段も方法も書いたので例はいらないでしょうが、小道具だけでなく展開を利用するのもわかりやすい手段ですよ。

>それを読者が読み取り、友人は葛藤しているという発想に読者は至る。こんな感じを想像してます。
私もそう思います。描写は読者が「読み取る」ことができればそれで役目を果たしている。
つまり、葛藤を書くからって、葛藤そのものを書かなくてもいいんですよ。それを読み取れれば。
おにぎりでツナマヨじゃなく鮭を買った、というのは「悩みがありそう」なことは描写できると思うけど、葛藤には確かに弱いですね。セリフで葛藤に繋げてるけど、おにぎりを小道具に「普段と違う様子」を書けてる例題だと思うんだけど、できてませんでしたかね?
繰り返すけども、葛藤や、この場合悩みですが、例ではそれそのものを書いてはいませんよ。

>コンビニのおにぎり
これも確かに「思い入れがある」ことに対して何かを象徴させるならその通りだと思うけど、何事も使い方次第で、「思い入れ」に限ったことではないよ、と言いたいだけでした。
ヘビースモーカーにとってタバコは「欲求」の象徴、ないし真逆で「我慢」の象徴として書けますよね?
何でも良いから葛藤に対して象徴を用意すれば、「思い入れ」は関係ないし、それをどのように扱うかが葛藤を書くことに繋がるよ。ということ。
しかし、確かに書く要素が葛藤(たぶん感情の葛藤だよね?)である以上は、思い入れがあるモノ(つまり感情を込められるモノ)を用意したほうがやりやすいだろうなとは思います。

悩みがあるところまでは書けるのなら、あとは迷いを書ければ葛藤を書いていると言えませんかね。
悩みが書けていて、AとBで迷ってるんだってことがわかれば、読者は「友人はAかBかで葛藤している」と読み取れると思うんだけども。
葛藤を書くからって、葛藤そのものを書く必要はないんですよ、と。ここでは葛藤を「悩み」と「迷い」に分解して書いたらという提案をしてみたけども、これについても「ダイレクトに書くな」では確かに言葉が足りませんでしたね。

上記の回答(主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 北上蓮 : 0 投稿日時:

 私は細かく考えすぎかもしれません。
 分類学の生物、ドメイン、界……のように細かく分け、その結果人と話が少しずれる(もしかしたら逆かも)。
 ここを深く語ると、野菜のシャキシャキが苦手な人に野菜のシャキシャキを好きにさせるようなものなので(野菜を好きにさせる訳ではない)軽く聞き流してください。
 ヘビースモーカーにとってタバコは吸いたいという「欲求」が込められている。禁煙中なら「欲求」と同時にそれを「我慢」するって感じですか?
 これも「思い入れ」があると私は解釈します。
 象徴というものは上手な使い方があまりわからないのでいい勉強でした。
 小道具で誘導しつつ伏線を張り、わかりやすい展開に持っていく方法でいこうとおもいます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤について

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元記事:主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信の返信の返信

>戦いや相談という「行為」が既に葛藤を表しているということですね?
いえ、その行為の内容が、です。
例えば、相談自体はしなくとも、
「ちょっと相談に――あ、いや。やっぱりいい。何でもない。呼び止めて悪かったな」
なんてセリフ一つで、彼が何か悩んでることはわかりますよね。
戦闘の場合は、脳内での葛藤(つまり悩みAと悩みBがぶつかり合ってる状態だから葛藤なわけで)を具体的にキャラとして表現したものが戦闘という行為になっています。

失礼ながら、おそらく「描写」を理解しきれていないように思えます。
例えば、
>相談してくる友人のセリフや行動を主人公が聞き、友人は葛藤していると理解してもらうのだと考えていました。
これだと「友人が葛藤している」と説明しているだけです。
「葛藤していることを表現」するのが描写なのに、「友人は葛藤しているんだな」とダイレクトに書いてしまっているわけでしょう?
説明することが悪いことではないし、描写はダイレクトに書いてはいけないわけでもありませんが……。

絵で考えてみて下さい。
「彼が悲しいんでるという心情を描写せよ」という課題があったら、「悲しそうな顔」を描きますよね。「悲しいですとセリフ付きの」絵を描いたりしない。
絵にセリフが無くてもわかるように描くから「描写」なわけだし。

友人の葛藤を主人公視点で書くのであれば、友人の心は主人公には読めないわけだから、基本的には「悩んでそうだな」と思えるシーンを書けば良いだけです。
その助けになるのが小道具ですね。
でなくとも、友人が主人公に相談を持ちかけ、まったく関係ない話題をしてきて、主人公が「何かあるな」と勘付いたりする。あるいは勘付かなかったとしても「アイツ結局何を相談したかったんだ」と一人ボヤけば、何か相談しにくい内容で悩んでることは読者に伝わりますよね。
描写は、それをわかりやすく説明するものではなく、表現をするものです。
極端に言えば、「悲しい」という言葉を使わずに「悲しんでる様子」を書いてみましょう。それが描写です。
もちろん、極端に言えば、なので「直接言葉にしちゃダメ」というルールはありません。

また、小道具は別にコンビニのおにぎりでも役に立ちますよ。
「彼はいつもツナマヨを買ってる。それが好物だからだ。けど今日は鮭だった」と、この一文だけでは何の話だって感じですが、「彼の様子がいつもと違う」ということが描写できてますよね。
そのことを主人公が指摘して「考え事をしてたから間違った」と続けば、葛藤の話題に繋がります。
「食べきるには時間がかかりそうな量だ」と書いておけば、「話が終わった頃には、おにぎりは全部なくなっていた」と書けば時間経過を描写できますよね。これだと暴食なのも表現しちゃうから無いだろうけども。
たぶん、普段から何気なくやってる事だと思います。
比喩表現も描写の一つだし、意図的に用意したわけじゃなくても小道具を使って比喩をしている事も多いでしょう。
ただ、それは単なる言葉のレトリックではなく、描写という技術で、この応用は「葛藤」など心理の表現にも使える。
そして、心理描写というのは「心の中で思ってることを文章にする」だけのことではなく、こうして表現していくことだ、という事です。
ということは、単純に「悩んでるときにありがちな展開」をやってけば良いだけです。
小道具は、今回は「葛藤」なので「悩み」の象徴になるような何かを用意すりゃいいだけです。友人の癖などが一番扱いやすいでしょう。悩んでるときにする仕草とか。いきなり出てきても不自然じゃないし。
やや変則だけど「真面目な性格」とかなら「仕事が雑だった」というだけで普段とは違うことが表現できますよね。これも「性格」を小道具にしてるわけです。
繰り返しますが、小道具というのは物質的なものにこだわった話じゃないです。
やり方次第では何でも小道具に出来ます。

上記の回答(主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信の返信の返信の返信)

スレ主 北上蓮 : 0 投稿日時:

 考えの相違が多い感じします。
 わかりやすいところからいきます。
>相談してくる友人のセリフや行動を主人公が聞き、友人は葛藤していると理解してもらうのだと考えていました。
 これに対しあなたは、友人に相談を受けた主人公が「あいつは葛藤している」と思うこと(地の文に書く)で描写するのだと思ったはずです。
 私は、主人公目線で友人の相談を受ける。「ちょっと相談に――あ、いや。やっぱりいい。何でもない。呼び止めて悪かったな」という台詞を主人公が聞き、「何かあるな」と思う(地の文に書く)ことで読者に友人の葛藤を理解してもらう感じです。
 相談を受けた主人公の心理描写や友人の台詞などで読者に友人は葛藤していると伝える感じです。友人が「俺は葛藤している!」って言うわけじゃないですよ? 悩んでそうな台詞を言うことで描写します。
 主人公目線で友人が葛藤しているのを描写する←この言い方も悪かったかもしれません。主人公が友人に相談を受け、そのシーンを通じて読者に「友人は葛藤している」と思わせる。これが私の考えです。

 コンビニのおにぎり。
 私は小道具がもっと重要なものと考えました。鮭を選んだところは、会話を繋げるための小さな仕掛けとして使うということですかね。あなたのは、おにぎり自体が葛藤を描写しているのではなく、おにぎりから繋がった「台詞」が描写している気がします。
 まぁ、些細な仕掛けとしては便利ですね。
 私は親の形見があれこれあってこっちを取るかあっちを取るかみたいなものを想像しました。
 思い入れのない適当に買ったコンビニのおにぎりを無くしたという話なら、また買えばいいやというのになります。しかし、親の形見であれば失うわけにはいかないので、必死になって探すでしょう。
 それで、主人公との約束を断ったりとかが葛藤かな?
 ちょっと葛藤とずれた気がしますけど気にしないでください。

 私の考えを言わせてください。
 「行為」を、友人が主人公に相談するとしましょう。
 相談するということは、相談するような出来事があったということです。
 それを読者が読み取り、友人は葛藤しているという発想に読者は至る。こんな感じを想像してます。

 今気づきました。
 皆さんはどのような方法で主人公以外の人の葛藤を描いていますか? 主人公目線だとわかりにくい部分の描写方法でも構いません。
 これがすべての原因です。
 どのような方法で主人公以外の人の葛藤を描いているか。これでは葛藤を表す方法を聞いてしまっています。
 葛藤を表すなら「友人悩んでそうだなー」でいいです(ここは気にしないで)。
 友人悩んでそうだなまでは、「ちょっと相談に――あ、いや。やっぱりいい」で表せます。
 主人公にはわかりづらいことをどういう風に読者に伝えるかが問題だったのです。
 友人が隠した葛藤は主人公に伝わりません(主人公目線では友人の葛藤を表せない)。
 なら友人目線にするか? けど視点変えるのはだめかな? なら主人公にどう伝えればいいという感じでした。
 ややこしいことして申し訳ありませんでした。m(_ _)m
 書くのにいろいろ考えたので読みづらかったりわかりにくいところがあると思います。許して

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤について

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元記事:このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信

三幕構成から答えを導き出すと、
だいたい物語の全体の1/3までは「予兆」を書いていても問題ありません。
しかしこれは「邪神復活」がターニングポイント(転機)になるので、邪神復活から書くか予兆から書くかの選択で物語の全体の設計が大きく変わってきます。
物語を一行にまとめると「邪神に故郷を奪われ、仲間とともに邪神を討伐する物語」と書かれているので、これを書くことが一番大事。
すると、問題ないとは書いたけど、「邪神を討伐する話」なのに「邪神が出てこない序盤がある」ってのはどーゆーこった? って話になるので、私も「邪神復活」から書いたほうが良いだろうと思います。

ただ、これは構成の問題なので、話はそう簡単でもないです。
というのも、物語を想定する規模と、想定してる内容、書きたいテーマなど、他にもいろいろと関係して最適解が決まるので、何も知らない第三者にコレとは言い難いものがあります。
新人賞くらいの長編なら邪神復活から書いたほうが良いでしょうが、シリーズで10巻か20巻くらい続く大長編なら、序盤はゆっくり展開させても良いと思います。
異世界転生の話題が出ているので例を出すと、「無職転生」は序盤は「邪神」に相当するボスキャラは出てきません。ほとんど日常シーンと言える展開が続いて単行本で言えば2巻ほどそれが続く。その後大事件が起きてボスキャラも出てくるけど、このボスキャラと敵対するのは物語の半分くらいが過ぎた頃になります。

これは、大長編(という想定があったのかどうかはわからないけど)なので、最初にラスボスを登場させて最初からずっと敵対させると、同じことの繰り返しで中だるみするし読者が飽きちゃうためでしょう。
つまり、最初は日常の物語から始めて、事態が大きく動くターニングポイントとミッドポイントを置いて、変化をつけていく設計にしたのだろうと思います。
最終的に「事態が大きく動いた結果の展開」は「ラスボスに対抗する話」なので、逆算して「最初からラスボスを出す」にしてしまうと、もうそこから「事態を動かす余地」がなくなっちゃう。
異世界転生は、生前の話を短くしてすぐに物語を始める。
けど、これはスタートでしかなく、「転生した後の話」であって「転生する話」ではないために有効になっています。

同じ考えで質問に回答すると、「邪神が復活した後の話」なのかどうかを考えてみると良いのではないかと思います。
主人公視点で見るとどこから話が始まってるのか、と考えてみれば、例えば子供の頃に英雄が村にやってきて憧れたなどのエピソードから始まってもいいし、わけがわからないまま邪神が復活して戦火に巻き込まれ主人公が邪神討伐を志す冒頭でも良い。
書きたい話の規模と内容とテーマなどでより良い構成は変わってくるので、少なくとも質問の内容だけで判断すると「邪神復活」から書いたほうが良いと思いますが、第三者には「内容を考えて、最適なものを」としか言えないような気もします。
「邪神討伐する話」というのも、文字通り「討伐することが目的の話」とも受け取れるし、「結果討伐を果たす話」とも受け取れるので、何とも言い難いわけです。
「討伐することが目的」の場合は最初から邪神の話題を出さないと話が始まらないから邪神復活一択だけども。
「結果討伐する話」の場合、「邪神討伐」はただのゴールなだけで内容は別って場合もあるわけじゃない?
無職転生の場合は「生前を後悔し、今生は後悔しない生き方を」って部分で女の子と仲良くなってく内容でもあるわけだしさ。
「この素晴らしい世界に祝福を!」の場合は、魔王討伐が目的ではあるけど、「異世界での暮らし」が内容に当たるから、魔王は既にいるけど主人公は魔王討伐を目的にしていない。けど物語的には倒せば終わりだろうなということはわかる。

選択肢としては、「とっくに邪神復活していて、主人公は討伐の旅を既に始めている」という状況からのスタートも考えられますね。
予兆や滅ぼされた故郷などは回想やキャラの昔話やセリフの中でどうとでも語れますし、「邪神との戦いが本編」と言うなら、それが始まってる状況から始めてしまうのも手ですよ。
>一応日常生活や事件も邪神復活には関わっていますが
邪神との戦いが本編であるなら、それが書ければ話は通じるハズ。
日常(故郷での事かな?)や事件などは、関わってくると作者が思ってるだけでしょう。
だって「邪神との戦いが本編」なんだから。あくまで関連してるだけで、知らなくても話は通じる。
むしろ、序盤で書かれた日常が関連してますよなんて終盤で言われても読者は覚えてない。これなら多少無理でも中盤で回想を入れたほうが覚えはいい。

冒頭の始め方は、「主人公の物語」としてどこから始まっているか、と考えれば最適解はわかるのではないかと思います。
「英雄に憧れるなど幼少期から始まってる」のであれば故郷のことから書いたほうがいいし、「故郷を滅ぼされた事から始まってる」のであれば戦火から落ち延びたところから始まってるほうがいい。または「戦力を整え反抗するところから始まっている」のであれば邪神が復活して数年経ったという始まりでも良いと思います。
「邪神との戦いが本編」ってところを考えるに、個人的には「復活した後」か「既に復活している」から始めるのが妥当だろうと思います。

上記の回答(このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信の返信)

スレ主 北上蓮 : 0 投稿日時:

 邪神を討伐することが目的かと言われればそうではありません。
 主人公と友人は故郷を取り戻すことと敵討ち。幼馴染は理想の国造りのためには邪神が邪魔と敵討ち。他の友人は平和に暮らしたいなどです。
 途中から、邪神の考え方(破壊の理由や邪神の正義)を知り、討伐よりは故郷の奪還や争いをやめるという考えになります。まぁ結局戦う予定だし恨みもありますけど。考えの確率をするところでもあるので、戦いを通じて成長するって感じですかね。

 故郷での生活が戦闘での主人公たちの考え方なんかに影響しているので、故郷の生活から入るのも悪くないかもしれません。
 しかし、やっぱり邪神の復活か戦力を整えたところから入るのがいいと思います。
 私は邪神との戦いと友人たちとの共闘がメインであると考えています。戦いでの成長も大事とは思いますが、戦い合ってのものなので。
 個人的には逃亡の終盤で戦うシーンを入れ、回想で邪神復活を描く感じで行こうと思います。
 これなら戦闘のインパクトと同時に主人公の描写もでき、邪神復活という重要なターニングポイントも描けるでしょう。

 幼少期の生活から入る無職転生はよくあれでランキング一位になったなと思います。
 読んでてスッと入ってくる文章がなせる技でもあると思いますが、異世界で理想の人生を送るのがメイン(あってるよね?)だからできたのだと私は思います。
 異世界転生なので幼少期でありながら前世の後悔を元に成長していくってのもあるのかな?
 きっと勇者と魔王の戦いとかで魔王関係ない幼少期を長々と語られたら即ブラウザバックです。

 故郷の日常生活は人格形成に関わっているだけで、邪神を倒す話にはいらないかなって思ってきました。
 なぜそういう考えなのかと問われる場面が来たら回想入れますかね。
 多分、少しだけ会話や地の文でこんなことがあったからこれは嫌。だからこうする。くらいで入れることになります。

 知ってるかはわかりませんが、ハーメルンの「ハリー・ポッターと野望の少女」のように、過去の出来事というミラベルという人格にとって大事なことはひとまず隠し、中盤でなぜあの考えになったのかって言うのを表す方法がすごくいいと思いました。
 主人公と幼馴染の少し変わった考えでの戦いを披露し、なぜそうなったかを回想で示す。
 小説を書く上で人の考えを聞くのはとても大事だと思います。
 ここで2つの質問をしただけで悩みがあっという間に解決とまでいったかはわかりませんが、とても考えが纏まってきました。
 

カテゴリー : ストーリー スレッド: このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

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元記事:主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信

「描写する」ということを考えると、方法はいくらでもあります。
パッと思いつくだけで大雑把に分類すると、
1.キャラクターで描写する
2.展開で描写する
3.小道具で描写する
でしょうか。
北上さんが挙げた方法は二つとも1に属しますね。
キャラクターの内面を書きたいから、そのままキャラクターを使って表現する。
この方法は、視点を考えると本人・他人・第三者の3つが選択肢としてあるでしょう。
本人は、まんまですね。最も書きやすいでしょうが、同時に書きやすすぎて、書き慣れてない人には逆に向きません。
というのも、書きやすいので書きすぎてしまうわけです。要するに、ただの愚痴や主人公の自分語りになってしまうので、長文の割にはグダグダするだけになりやすい。
そこを上手く書ければ、端的にパッと表現できるので一番楽で一番短く書けると思う。
他人(友人など)の場合、視点主が他人である以上は葛藤を抱えてるキャラの、その悩みを表面に出さなければ書けないので、「主人公が友人に相談する展開」など「葛藤が語れる状況」を作らなければならない。
他人視点なので自分語りにはなりようがないし、愚痴を書いても展開上は「愚痴を聞いてる友人の図」になるのでソフトになる。
あくまで「展開」なので「本人視点」よりはグダりにくい。
第三者で語る場合は、特殊と言えば特殊ですが機会がないわけでもない。
例えば、「自分の行動が正しいのかどうか迷ってるライバル」という展開の場合、ライバルとは何のかかわり合いもない村人Aを視点主として、ライバルが葛藤してる様子を第三者の視点から書いていく。
あるいは、主人公とは接点がないキャラの心情を、主人公視点から書く、という場合など。
「迷ってるように見えた」など主人公の予想でしか言葉にできないもどかしさはありますが、「想像する」というのは小説を読んでる読者にも通じる要素なので、意外とやりやすい面もあります。
しかし同時に、やはり展開を用意しにくいため、書きにくいでしょう。
関わり合いのない第三者の視点なので、「迷ってる」という事自体の重要度は低くなり、並行して別の要素を描写したいときなどに有効です。
例えば、「迷ってるように見えたので主人公はカマをかけた」みたいな。主人公の機転のほうが注目される要素になる。
要素を「印象には残るけど目立たなくさせる」にはもってこいの方法だと思う。

2の展開で描写する場合。
上で「友人に相談する展開」と書きましたが、これも「展開で描写する」に関係してきます。
つまりは1か2か3かどれかを選ぶのではなく、3つの武器がありますよ、という話。
「展開で描写する」の最たる例は「戦闘」ですね。
戦闘というのは戦う相手がいるからこそ起こるもの。ではその戦闘とは何を意味している展開なのか。
正義と悪の戦いであれば、この戦闘とは「双方の主張のぶつかり合い」という描写なわけですね。
そして正義が勝てば、「正義が正しいと結論が出た」という意味になる。
これを葛藤に応用すれば、「悩みAと悩みBがぶつかり合う展開」を用意する。そのうえで「悩みAが正しい結論が出た展開」にする。
言うのは簡単だけど、ネタを出すのが面倒です。でも個人的にはこれが小説における最も適切な「描写」だろうと思う。
メリットは、上記例だと「正義か悪か」という描写を「戦闘」に例えて描写しているため、説教臭くなく、あくまで「物語」として楽しめるし話に溶け込める。
デメリットは、「そういう展開を用意しなきゃならない」のでページ数がかかるということ。

3の「小道具で描写」は、別に物質的な小道具に限った話ではないけど、何かしらの象徴として小道具を用意しておいて、その小道具の扱いで描写していくもの。
例えば友情を取るか愛情を取るかの葛藤をしている場合。恋人にプレゼントされた指輪を「愛情の象徴」として用意しておく。
「この指輪は大事なものだ、恋人と思って肌身離さずつけている」みたいな感じで。
実際そういう状況で「指輪」を無くしてしまったら大問題ですよね。
この心理を利用して、「その日は指輪をつけていなかった」と書くと、これは「愛情が薄れている」という描写になるし、「指輪を家に忘れてきてしまった。今から戻ったら遅刻してしまうけど、戻って取ってこなきゃ」と書けば「どうするか迷った上で愛情を取った」という描写になる。
「小道具」は便利なので用意しておきたいところですが、遠回しな表現なので印象付けなきゃ描写が読者に伝わらないし、印象付けると「小道具」自体にオチをつけないとフワッとしちゃう。
指輪の例の場合、友情を取って恋人とは別れたけど、指輪は今も家にある、だと「別れたけど未練がある」とも受け取れちゃうし、指輪を突き返したなどしっかり落とさないとしっくり来ない。
小道具は物質的なモノに限らないと書いたけど、例を上げると「彼は不安になると目が泳ぐ癖がある」と書いておいて、終盤で「彼の目は、もう泳いでいなかった」とあれば「不安を克服した」という描写になる。
こういう使い方はよく目にしますよね。

これら方法のどれか一つを選べば、書きたいテーマに対して描写できることはできるけど、できれば二つ以上を同時にやったほうが良いだろうと思います。
小道具を用意してキャラを選んで展開でも書けば、「その事に対してどれほど葛藤を抱えているか」の重要度が上がってくるので、ゲームで言えば攻撃力増加の強化魔法を何個重ねがけするかって感じ。その効果は倍増していくでしょう。

上記の回答(主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤についての返信の返信)

スレ主 北上蓮 : 0 投稿日時:

 戦いや相談という「行為」が既に葛藤を表しているということですね?
 私は主人公が友人に相談される展開の場合、相談してくる友人のセリフや行動を主人公が聞き、友人は葛藤していると理解してもらうのだと考えていました。
 しかし、相談などをする時点で既に葛藤を描写できていると。
 私は友人視点で描くとテンポが悪く、主人公視点でその友人を見ると詳しく描写できない。
 それをどうすれば解決できるか的なだったのですが、参考にはなりました。
 台詞や心理描写で伝えるのではなく、こういう結論に至ったからこういう行動をした。そういうのもいいですね。
 それなら、主人公目線で語ってもわかりやすく描写できそうです。

 小道具はなかなか難しそうです。
 まず道具が必要ですから、思い出の品みたいな、思い入れのあるものが必要でしょう。
 ふらっと立ち寄ったコンビニで買ったおにぎりでは役に立ちません。
 しかし、店員に先を越されるくらいおにぎりを買っていて、そこに思い入れがあれば使えるでしょう。
 親の形見なんかで使って見ようかな。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の周りにいる人物(友人など)の葛藤について

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元記事:このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信

こんばんは、黒鐘と申します。
僕も全く同じ事で悩んでいたことがあります。この掲示板に来るようになった頃に、ある方から教えて頂き、解決しました。
割と最近なんですがね。

この問題の解決策より先に、「どうするのがベストか」っていうのを答えると、「邪神が復活するシーンから書く事」です。予兆や人間関係の描写をするのは後回し。
そもそも物語のテーマが「仲間と共に邪神を倒す」っていうものなら、邪神を倒すために冒険に出たところから、ようやく物語が始まるんです。
つまり予兆や人間関係を先に書いたとしても、そのシーン中、物語は始まってすらいません。
読者からすれば、物語が始まる前の展開をたらたらと書き綴られているだけなので、すぐに飽きてしまいます。

最近は「異世界転生」といったジャンルが非常に流行っていますが、それが流行った理由のうち1つは、「主人公が異世に迷い込むだけで物語が始まる」という点でないかと考えています。
というのも、異世界転生というのは、主人公が異世界で冒険する物語なので、異世界に迷い込みさえすれば、もう物語としてはちゃんとスタートできるんです。
やはりそれって、読者としても凄く自然に受け取れる要素なのだと思います。
そう考えても、物語がどこで始まるのか、というのは非常に重要かと。そして、それが冒頭になるのが、読者にとって最も自然でしょう。

なので、とにかく「邪神が復活する」という物語の始まりを、最初に持ってくるべきです。

そして、邪神復活以前の話について。
過去の話を少しずつ出していく方法がわからないとの事ですが、この場合、あまり「過去の話」だと意識しすぎないことが重要です。
「過去の話」とひとまとめに言っても、実際には、その中に沢山のエピソードが詰まっています。
ならまずは、それをエピソード1つひとつに分解してみて下さい。
そうすれば、どこからどこまでが1つの話なのかも、どういったエピソードなのかも、非常にわかりやすくなるはず。
あとは、それらを必要に応じて小出しにしていけばOKです。

小出しにする方法としては、主に3つほどあります。

1.台詞で出す
2.地の文で出す
3.回想へ移す

1と2は、それぞれ「台詞」と「地の文」で描写するってだけです。ただこの時に注意すべきなのは、「台詞や地の文で長々と過去の描写をしていると飽きる」という事。説明くさいですし、わかりにくいですからね。
この場合は、できるだけ完結に。とは言っても、完結になりすぎないようにはして下さい。

3は、シーンまるごと過去にタイムスリップさせる方法。
台詞も地の文も、全て過去のものです。
こちらは、話を長々と書くのに向いています。ただ、使用頻度があまりに多いと読んでいて疲れるだけなので、1や2の方法としっかり使い分けましょう。

ただこの時、過去の話を全て出し切る必要はありません。
過去の話をエピソードごとに分けてみると、不必要な部分も多く見つかります。
それらをきちんと切り捨てることも、お忘れなく。

と、こんな辺りでしょうか。
物語がどこから始まっているのかを理解し、過去の話は後に小出ししていくのがやりやすいです。
また、読者にとっての印象に躓いているのなら、実際に読んでもらうのもいいと思います。
このサイトには小説を投稿する場所や、小説の批評を依頼する「ノベル道場」などがあるので、そちらで意見をもらうのもおすすめですよ。

上記の回答(このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信の返信)

スレ主 北上蓮 : 0 投稿日時:

 やはりというか当然というか、邪神復活から始めるべきですよね。
 逃げたあとで友人たちとの再開に少し間が開く予定なので、再開したい気持ちなんかの説得力が弱くなりそうです。しかし、そこは友人について少しずつ台詞や心理描写で出していくことで解決してみようと思います。

 過去の話についてですが、重要なものを台詞や地の文で伏線としてだしつつ、過去と関係ある話なんかで回想。
 そのキャラを形作る要素を表す場合に日常や変化を感じたところで昔は「あんなのだったなぁ」と語る感じでどうでしょう。

 異世界転生について、とても納得する意見です。
 練習としてプロットも決めずに異世界転生を書いたとき、冒頭がとても書きやすかったです。
 主人公の現代をあまり必要としないので、異世界に転生させればそれで冒頭の説明はほぼ終わり。あとは異世界という未知を主人公と読者へ同時に知らせればいいのですから。
 作者にとってとても楽で、楽だからわかりやすい文が完成し、読者もわかりやすい。異世界への転生・転移がスタートで、物語のはじめがわかりやすく、web小説という独自の文化で受け入れられやすく、世界観の説明も非現実の体験もできる。
 テンプレや王道はそう呼ばれるだけの理由がありますね。
(ちなみに私が書いた異世界転生ものはストーリー展開でうまく魅力を作り出せずに失敗しました)プロット大事。

 私の場合はストーリーを書く途中で悩み、結果完成しないものが多いです。
 これだとこうなる、あっちだとああなる。それで挫折。
 完成して、「これじゃだめだな」ではありません。
 書きながら、だめだと判断するので、誰かに読んでもらうのは難しいかもしれません。
 問題を解決しながら書き進めて行くのが合ってるでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

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