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このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信の返信

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このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信(元記事)

こんばんは、黒鐘と申します。
僕も全く同じ事で悩んでいたことがあります。この掲示板に来るようになった頃に、ある方から教えて頂き、解決しました。
割と最近なんですがね。

この問題の解決策より先に、「どうするのがベストか」っていうのを答えると、「邪神が復活するシーンから書く事」です。予兆や人間関係の描写をするのは後回し。
そもそも物語のテーマが「仲間と共に邪神を倒す」っていうものなら、邪神を倒すために冒険に出たところから、ようやく物語が始まるんです。
つまり予兆や人間関係を先に書いたとしても、そのシーン中、物語は始まってすらいません。
読者からすれば、物語が始まる前の展開をたらたらと書き綴られているだけなので、すぐに飽きてしまいます。

最近は「異世界転生」といったジャンルが非常に流行っていますが、それが流行った理由のうち1つは、「主人公が異世に迷い込むだけで物語が始まる」という点でないかと考えています。
というのも、異世界転生というのは、主人公が異世界で冒険する物語なので、異世界に迷い込みさえすれば、もう物語としてはちゃんとスタートできるんです。
やはりそれって、読者としても凄く自然に受け取れる要素なのだと思います。
そう考えても、物語がどこで始まるのか、というのは非常に重要かと。そして、それが冒頭になるのが、読者にとって最も自然でしょう。

なので、とにかく「邪神が復活する」という物語の始まりを、最初に持ってくるべきです。

そして、邪神復活以前の話について。
過去の話を少しずつ出していく方法がわからないとの事ですが、この場合、あまり「過去の話」だと意識しすぎないことが重要です。
「過去の話」とひとまとめに言っても、実際には、その中に沢山のエピソードが詰まっています。
ならまずは、それをエピソード1つひとつに分解してみて下さい。
そうすれば、どこからどこまでが1つの話なのかも、どういったエピソードなのかも、非常にわかりやすくなるはず。
あとは、それらを必要に応じて小出しにしていけばOKです。

小出しにする方法としては、主に3つほどあります。

1.台詞で出す
2.地の文で出す
3.回想へ移す

1と2は、それぞれ「台詞」と「地の文」で描写するってだけです。ただこの時に注意すべきなのは、「台詞や地の文で長々と過去の描写をしていると飽きる」という事。説明くさいですし、わかりにくいですからね。
この場合は、できるだけ完結に。とは言っても、完結になりすぎないようにはして下さい。

3は、シーンまるごと過去にタイムスリップさせる方法。
台詞も地の文も、全て過去のものです。
こちらは、話を長々と書くのに向いています。ただ、使用頻度があまりに多いと読んでいて疲れるだけなので、1や2の方法としっかり使い分けましょう。

ただこの時、過去の話を全て出し切る必要はありません。
過去の話をエピソードごとに分けてみると、不必要な部分も多く見つかります。
それらをきちんと切り捨てることも、お忘れなく。

と、こんな辺りでしょうか。
物語がどこから始まっているのかを理解し、過去の話は後に小出ししていくのがやりやすいです。
また、読者にとっての印象に躓いているのなら、実際に読んでもらうのもいいと思います。
このサイトには小説を投稿する場所や、小説の批評を依頼する「ノベル道場」などがあるので、そちらで意見をもらうのもおすすめですよ。

このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法の返信の返信

スレ主 北上蓮 投稿日時: : 0

 やはりというか当然というか、邪神復活から始めるべきですよね。
 逃げたあとで友人たちとの再開に少し間が開く予定なので、再開したい気持ちなんかの説得力が弱くなりそうです。しかし、そこは友人について少しずつ台詞や心理描写で出していくことで解決してみようと思います。

 過去の話についてですが、重要なものを台詞や地の文で伏線としてだしつつ、過去と関係ある話なんかで回想。
 そのキャラを形作る要素を表す場合に日常や変化を感じたところで昔は「あんなのだったなぁ」と語る感じでどうでしょう。

 異世界転生について、とても納得する意見です。
 練習としてプロットも決めずに異世界転生を書いたとき、冒頭がとても書きやすかったです。
 主人公の現代をあまり必要としないので、異世界に転生させればそれで冒頭の説明はほぼ終わり。あとは異世界という未知を主人公と読者へ同時に知らせればいいのですから。
 作者にとってとても楽で、楽だからわかりやすい文が完成し、読者もわかりやすい。異世界への転生・転移がスタートで、物語のはじめがわかりやすく、web小説という独自の文化で受け入れられやすく、世界観の説明も非現実の体験もできる。
 テンプレや王道はそう呼ばれるだけの理由がありますね。
(ちなみに私が書いた異世界転生ものはストーリー展開でうまく魅力を作り出せずに失敗しました)プロット大事。

 私の場合はストーリーを書く途中で悩み、結果完成しないものが多いです。
 これだとこうなる、あっちだとああなる。それで挫折。
 完成して、「これじゃだめだな」ではありません。
 書きながら、だめだと判断するので、誰かに読んでもらうのは難しいかもしれません。
 問題を解決しながら書き進めて行くのが合ってるでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: このストーリーだとここがうまく描写できない等の解決法

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