小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

海山三川さんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:文学賞応募にあたっての返信

書き込みされている諸氏、また対する海山三川さんの返信を一通り拝読させて頂きました。以下、おもうところを書かせて頂きます。

>原稿用紙の書式でページ数を確認したら29枚になる

応募の規定は『その通りに書けることを含めて審査』と認識された方がよいように思います。
これは『29枚が28枚になったらダメ』ということではなく、同レベルの作品が複数あった場合、規定ピッタリに書けている作品がよい、という意味です。

あくまで”おそらくは”ですが、雑誌記載を念頭に置いての規定になっているように思います。奇数で始まって偶数で終わるという一般的なページ組ですね。
公募側からすれば『受賞した後に小説誌での執筆依頼を念頭に置いている』というような場合、『依頼枚数に応えられる力量があった方が良い』のは紙面作りにおいて自然な流れになります。

>そもそも文学と小説の区別も分からない素人です。

書き込み時点では具体的な賞が解りませんし、文学そのものが結構幅広いので、純文学から文芸までいれます。
以下は個人的な価値観です。
文芸は無論、文学も娯楽です。
読んで面白いことが大前提。
ただ、面白いの方向性が異なります。(面白いは便利な言葉ですが広義の意味です)
特に近代芸術(ここでの近代は百年単位ですが)は、どのジャンルも娯楽芸術の色合いが強くあります。
モネもピカソも頭をガツンとやられますし、マーラーもショスタコーヴィチも心が揺さぶられる面白さがあります。
文学小説だって面白いのは当然、さらに作品を通して、作家と読者の間に生まれる相互作用、これにより感覚や精神を変動させるパワーを持ちます。

もうちょっと砕けた書き方をさせて頂くと、映画ならアカデミー賞作品賞。発祥当時は芸術作品賞と作品賞の二部門ですが、すぐに統一され現在の姿になっています。
(風と共に去りぬ)(ベンハー)(ロッキー)(アマデウス)(ブレイブハート)等々、もちろん人それぞれ好みはあるでしょうが、どれもが面白い作品です。

小説だってヘミングウェイも川端康成も面白いからこそ読み継がれています。ちょっと尖りすぎてノーベル文学賞を逃しましたが遠藤周作氏も夢中になって読む面白さがあります。

あくまで個人的意見ですが、文学賞を目指されるなら読んだ人の人生になんらかの影響を与えるテーマ性。突拍子もないことより普遍的な価値観。こういった辺りが避けて通れない道ではないでしょうか。
文芸に近くなっても、これは程度問題。
仮にライトノベルでも一緒です。『読者の心を揺さぶる』どのような形であれ(言葉は悪いですが)『手慣れたプロが手癖で書く小説、プロの凡作を凌駕する魅力がある』こういった作品が受賞しているように思います。

>投稿鍛錬室の短編の間に14枚の愚作を投稿しました。

単なる読者が人生の大先輩に対して失礼な言葉を吐きますが、飛び込まれる世界がプロを対象にされてますので、プロ予備軍の作品であるという前提で率直な感想を書かせて頂きます。

先に、好き嫌いで書きますが、私は好きです。
ですが申し訳ない、小説にはなりきっていません。
正直に申しますと、小説として書かれたのか、執筆に際しての概要を投稿されたのか、特に冒頭から中盤にかけてしばらく判断に悩みました。

現状は草案。
大サービスで脚本。
もっと小説に近づけて欲しく思います。

ずっと『こんなことがありました』形式で綴られていますが、これをもっと物語として読ませて欲しい。

例えばですね、
【それは何と、山崎家の惣領息子の壮一郎だった。】
物語になりきれていないので、【それは何と、】と書かれても文字の意味以上には伝わらない。
【それは何と、】これを読者の心の中に発生させるのが小説です。

権太と加代の件はまさに小説的ではないヶ所です。
こんなに読者をグッと引き寄せるべき部分を『こんなことがありました』形式で書くのは勿体ないです。
おそらくは、こういったことに対する答えが海山三上さんの文章を小説に化けさせることになるように思います。

しかしながら、散見される問題点は技術的なこと、『もっと小説らしく』に終始しています。
いいかたを変えれば、書き慣れれば面白く読めそうだという予感があります。
人生経験からくるのか、表現力的なことは悪くなく、むしろ芳醇なものを感じさせて頂きました。

ここからは海山三川さんの作風に関わることですので話半分で。
多分に好みに近くもありますので、「そういった意見もある」程度に目を走らせて頂きたく思います。

感覚的な話しで申し訳ありませんが、現状の書き方、文体、表現、こういったことが良くも悪くも20世紀初頭の作風っぽい。微妙なニュアンスですが”古い”とは異なります。
有島武郎を食材にして、江戸川乱歩を調味料に薄味で仕上げる。隠し味に吉川英治と大杉栄。こういう感じでした。
ここに宮沢賢治の柔らかさがあれば、もっと印象が違ったと思います。

もう一点。
””この内容のままで””小説として書かれるならば、現状の14枚を20枚にするのは至難の業だと思います。
もちろん書き方、文体や表現方法によって必要枚数は異なりますが、ページ数が超過するように思います。
それぐらい現状は小説ではなく『物語のあらまし』になってます。

が、””この内容のまま””でなければ、20枚に納めることができるはずです。
物語を楽しむための必須前提条件、読者が承知しておくべき物語舞台の知識、それ以外が非常に多いです。
特に前半部分。
舞台の説明、ここらは長編の書き方です。じわりじわりと物語に引っ張り込む方法。
この点、文章は読みやすく一定の効果もあります。
しかしながら、短編でまとめる全体を見通してのページ数とは相性がよくない。
つづく村民の採用だとか、入札もそうですし、税金もそうです。必要性が乏しくスッポリ抜けても差し支えのない場所が多いのに、読者が読みたい肝心な物語があらましになっていて楽しめない。
スポットライトを当てる場所が散漫で、もっと絞り込む必要を感じます。

全体的にですが、短編は娯楽性と比例して発想力が強く要求されますので、ネタの選定を入念にされた方が良いように思います。

最後になりますがお勧め作品を。
【石黒正数著:Present for me】
小説を学ぶ時、小説から学ぶのは誰でもするであろうことですので、あえてジャンルを変えて。
おそらくは縁遠い世界を選ばせて頂きました。
お勧めすべきか、かなり悩みました。短編集ですが漫画です。
長編にもできるネタを短編に刈り込む手法、もとより短編のネタにスポットライトを当てる方法が理解しやすいと思います。

映画の方がよろしければ【ジム・ジャームッシュ監督:ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年)】をどうぞ。
オムニバス形式ですが、短編の見せ方、物語のまとめ方が理解しやすいと思います。

【伊坂幸太郎著:アイネクライネナハトムジーク】
短編連作ですので若干趣旨から外れますが、長編の多いベストセラー作家の短編です。

執筆頑張って下さい。
応援いたします。

上記の回答(文学賞応募にあたっての返信の返信)

スレ主 海山三川 : 0 投稿日時:

あざらしさん、長文の解説、有難うございます。
小説になっていない、とは私自身、感じていました。仕事の関係でビジネス文書のようなものは現役時代に書いたことはありますが、文学とは全く別のものです。でも、そこから抜け出せないでいるのだと思っています。言われたことを肝に命じてもう一度原案を点検してみます。
応募はしますが、当然、1,000人もの応募者の中から入選するなどという事はあり得ないと思います。結果ではなく、挑戦することが大切だと思っています。でも、出来たら第一次予選ぐらいは通過出来れば励みにはなるので、それを目指そうと思っています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文学賞応募にあたって

この書き込みに返信する >>

元記事:文学賞応募にあたっての返信の返信

返信ありがとうございます。
北日本文学賞を知らなかったので調べてみたところ、選者が芥川賞受賞作家で、芥川賞はウィキペディアによると、「純文学」みたいです。

なので、私はエンタメ系しか知らないので、これ以上作品についての指摘は申し訳ないですが無理です。

ただ、基本的な文章作法が守られていないようなので、
以下のサイトに書かれている作法をお読みになられて直されたほうがいいと思いました。
https://www.raitonoveru.jp/howto/c1.html

ではでは、失礼いたしました。

上記の回答(文学賞応募にあたっての返信の返信の返信)

スレ主 海山三川 : 1 投稿日時:

hexaさん、ふじたにかなめさん、有難うございます。繰り返しますが私は80歳を目前にして、無謀にも生まれて初めて小説を書こうなどと思ったボケ老人です。言われることはいちいちごもっともで、私には知らなかったことばかりです。前途多難とは思いますが、ボケがこれ以上進行しないようにするために、いささかでも役立つかと思いますので頑張って挑戦してみようと思っています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文学賞応募にあたって

この書き込みに返信する >>

元記事:文学賞応募にあたって

文学賞には応募枚数の規定があります。プロットを書いた段階でちょうどいい枚数になるかと思ったのに、出来上がってみたら少し足りない、或いはオーバーしてしまう事があります。不器用なので調整が出来ません。皆さんはどうしていますか?

上記の回答(文学賞応募にあたっての返信)

スレ主 海山三川 : 0 投稿日時:

ぼけ老人のつまらない質問に丁寧にお答えいただき有難うございます。
エンタメなのか文学なのかと言われても、よく分からない素人です。応募を考えているのは北日本文学賞です。理由は30枚の短編だからで、良し悪しはともかく30枚ぐらいなら、私でも書けるかなと思ったからです。
こちらの投稿鍛錬室の「短編の間」に14枚の愚作を投稿しました。北日本文学賞に応募しようと思っているものとは別ですが、私の文章の傾向はお分かりかと思います。
例えばこれを膨らませて20枚ぐらいの作品に仕上げるとしたら、どうなりますか?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文学賞応募にあたって

この書き込みに返信する >>

元記事:文学賞応募にあたっての返信

ちょっと書いて見ただけなのに多くの先輩方からさまざまな助言を頂きびっくりしています。そもそも文学と小説の区別も分からない素人です。
10,000文字余りなので25枚ぐらいかと思っていたのですが、どなたからかのご忠告に従い、原稿用紙の書式でページ数を確認したら29枚になることが分かりました。
これならあと少しなので何とかなりそうです。
皆さん、有難うございました。大いに助かりました。

上記の回答(文学賞応募にあたっての返信の返信)

スレ主 海山三川 : 0 投稿日時:

投稿鍛錬室の短編の間に14枚の愚作を投稿しました。
これを20枚ぐらいに増やすとしたら、皆さんはどう、手を入れますか?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文学賞応募にあたって

この書き込みに返信する >>

元記事:文学賞応募にあたって

文学賞には応募枚数の規定があります。プロットを書いた段階でちょうどいい枚数になるかと思ったのに、出来上がってみたら少し足りない、或いはオーバーしてしまう事があります。不器用なので調整が出来ません。皆さんはどうしていますか?

上記の回答(文学賞応募にあたっての返信)

スレ主 海山三川 : 0 投稿日時:

ちょっと書いて見ただけなのに多くの先輩方からさまざまな助言を頂きびっくりしています。そもそも文学と小説の区別も分からない素人です。
10,000文字余りなので25枚ぐらいかと思っていたのですが、どなたからかのご忠告に従い、原稿用紙の書式でページ数を確認したら29枚になることが分かりました。
これならあと少しなので何とかなりそうです。
皆さん、有難うございました。大いに助かりました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文学賞応募にあたって

この書き込みに返信する >>

現在までに合計8件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

ランダムにスレッドを表示

先を急いでしまう

投稿者 セロ 回答数 : 2

投稿日時:

小説を投稿する際、自分の考えた展開の主軸が他人に先を越されそうな気がして、どうしても深く錬ることがないまま投稿してしまうことがよくあ... 続きを読む >>

ルビの書き方

投稿者 黒々 回答数 : 2

投稿日時:

こんにちは。色々ありましたがもう一度ライトノベル新人賞に送ってみようと重いいま作品を書いているところです。 wordで作品を書いて... 続きを読む >>

「バーティミアス」の独り言注釈について

投稿者 楽隅 回答数 : 2

投稿日時:

理論社から出ている児童書、ジョナサンストラウド作、金原瑞人訳の「バーティミアス」という作品の文中の注釈についてです。 私はこの... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:筆が乗らないのです

お世話になっております。藍川です。
タイトルの通り、小説の続きが書けなくなってしまいました。
全く書けない訳ではないんですけど、「これだ!」っていういい表現が全然浮かばないんです。
昨日まではスラスラ書けていただけに少し焦っています。
皆さんはこういう事になった事はありますか?
また、どうやってこれを乗り越えましたか?

上記の回答(筆が乗らないのですの返信)

投稿者 甘粕 : 0

焦らず、放っておいて
何か他のことをしていていいですよ
スランプというのはどうやら似非科学の部類に入るそうで、本当は存在しないらしいのです。

放っておいても、また自然に書けます
脳の容量を意図的に空けて休憩するのです

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 筆が乗らないのです

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:戦記物を読んで思うのですが

私は戦術や戦略を練って実行する描写が好きなのですが、なろう系統における戦記物の流行りを読んでいるとチートを使って無双したり、付け焼刃な知識で敵軍を蹂躙するなど戦記と言えるのか怪しいお粗末な内容が多いです。
なろうに投稿された作品はあくまで趣味であると理解していますが、やはり主人公に苦悩や刺激、それを解決するために行う努力などがある作品は読んでいてストレスになるから嫌煙されているのでしょうか? 皆さんは戦記物にどういう楽しみ方をしますか?

上記の回答(戦記物を読んで思うのですがの返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答!

ラノベで戦記といったら、ファンタジーではアルスラーン戦記あたりが有名ですかね。
どちらかと言うと、戦術や戦略と言うよりはその世界の歴史を読んでる、という楽しみがメインかなと思ってます。
物語における主な問題解決手段が戦争というツールになってるから戦記と題してる、みたいな。
でも「問題解決手段が戦争」って形で進めると、いくら戦術や戦略を練ったところで割と単調になりやすいんですよね。
戦場ってあんま大きく代わり映えしないので。
なので、私の場合、主に楽しむのは戦争のシーンではなくてそんな時代に生きてるキャラクターのドラマです。

ですが、言っちゃなんだけど人間ドラマって物語の基本ではあるけど正直初心者には扱いにくいし、10代向けじゃないのでラノベに乗せるには工夫が必要だと思う。
そういった、「戦術メインだと単調になりやすい」「人間ドラマは扱いにくい」という問題を考えると、「チート無双」というのは一つの答えではあると思います。
チート無双にすると、要するに「キャラクター(主人公)の活躍」という楽しみ方が出来るので、作者としてはそこに注力すれば良いし、読者としてもそれを読めば良いことがわかるので「主人公が活躍して誰を倒したら終わり」と話がわかりやすいんですよね。
「どこそこの部隊が活躍している」という状況よりも「主人公が活躍している」というほうが明らかにわかりやすいかなと。

人間ドラマを面白く書いてく自信があって、戦術メインで単調にならない工夫があるのなら、何も問題ないし倦厭もされないと思う。
でもまあ、「戦術・戦略を楽しむ」という楽しみ方はやや対象年齢が高く流し読みもしにくいのでWebには向かないと思う。
「戦術・戦略を楽しむ」というのは、結局のとこ「それを考え実行してるキャラクターの活躍を楽しむ」と考えるほうが楽しみやすいし、戦術の概要を把握してなくてもキャラが活躍してるってことがわかれば楽しめるので、結局はキャラ主体になりがちじゃないかな。

>やはり主人公に苦悩や刺激、それを解決するために行う努力
現実に考えて、刺激はともかく、苦悩や努力は楽しいものでしょうか?
つまりこれを書くのは「面白くないものを面白く書く」というだけの力量あって成立する話なので、例えばありがちですが「終盤で主人公は成長するから、そのための辛い抑圧を序盤に書かなきゃいけない」という気持ちで書いていると、その序盤は「読んでて面白くない」ことはわかりますよね。
面白く書こうとしてない、辛く書こうとしてるので、当たり前でしょう。
「ストレスになるから」という理由じゃなく、「作者が進んでストレスを作ってるから」というのが理由です。
カタルシスをより良く書くには序盤に抑圧を置く事は正しい選択です。しかし、それを「ただ辛いだけのもの」として書いているのが間違いで、面白く書かなきゃいけません。
「面白くないものを面白く書く」というだけの力量がなければ、と書いた意味がわかるでしょうか。
何も考えず状況だけ書いてりゃ「面白くないものを面白くないまま書く」わけだからストレスになりやすいというのは事実だと思いますが、苦悩や努力それ自体がダメなわけではありません。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 戦記物を読んで思うのですが

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

初めてこちらに質問させていただきます。玄翁です。

早速ですが、主に地の文で三点リーダが行頭に来る場合、通例通り行頭を下げるべきなのでしょうか?
それに関連して!や?の後に三点リーダが来る場合、やはり空白を入れるべきなのでしょうか?

基本的な文章作法に類する質問で恐縮ですが、ご存じなら教えていただけますようよろしくお願いします。

上記の回答(三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信)

投稿者 サタン : 1

ぶっちゃけ、作法というか何らかのルールがあるわけじゃなく暗黙なので、好き好きで問題ないです。
三点リーダーなんて「沈黙」を表現する記号ではないし、でもそのように使われている。
「行頭は一段下げるべき」と言って、じゃあ地の文に詩を書いたりとか、長いセリフを改行したいがここでも下げるべきなのかとか、状況によって様々で今回のケースもその一端。

じゃあ、それはどう判断するのかって言うと、読者の立場になってみて、読みやすいようにレイアウトしましょう、という事以外にないと思います。
例えば「詩」の場合は状況を示す「地の文」と何かの引用である「詩」とを明確に差別化するため行頭は下げない、という選択をすることができます。
もちろん、空行で挟んで詩だけを孤立させれば行頭を下げても差別化できる、と考えることもできます。
長いセリフで改行する場合も、私は行頭を下げてる人と下げてない人の本を読んだ覚えがあります。

で。「記号」の場合はどうなのかというと、これは前の行とごっちゃになるケースが出てくると思うので、改行してますよ、違う行ですよ、ということを示すために行頭は下げたほうが良いと私は判断します。
あくまで私の判断というだけの事です。最初に書きましたがルールがあるわけじゃないので好きにやってます。
記号の後に三点リーダーが来る場合も空白を入れています。入れてない作品を見たこともあります。
そもそも「記号」は日本語ではないので、日本語の文章のルールには当てはまりません。
そういうルールがあると考えているのはおそらく大部分がただの慣例です。
なので、私の場合は「!」や「?」と同じ扱いで「☆」やら「♡」やらを扱います。滅多に使わんけども。
これらは「記号」として一括に扱ったほうが良いと個人的に判断しているためです。
正確に言えば「!」と「?」はピリオドの親戚なので日本語では句読点に類するものですが、しかし、句読点と考えると「!」の後ろに空白を入れるのは不自然でしょう。
句点や読点の後ろに空白を入れる風習は日本語にはありませんから。まあ結局のとこ句読点も記号なんだけど、これらは日本語の符号だから。

そんなわけで、自分が見ておかしくない形、わかりやすい形にすれば良く、間違えたら恥ずかしいような明確なルールは存在しません。
すんごい細かいことを言えば、そもそも我々が「小説の作法」と思ってる事は割と本来の使い方ではない「ルール外」の使い方だったりします。
例えば「!?」こんな使い方は本家の英文ではしない。というか「!!」と感嘆符を重ねる事自体変な使い方。ピリオド(の親戚)ですからね、これ。
三点リーダーは「リーダー(導く)」なので、本来は「第一章…………3p」という目次で使うような記号(二個セットで使うってのはこの名残)。
「ーー」といったダッシュは、日本語で言うと括弧と同じような記号。
でも、こんなん細かいことで、「……」は沈黙を表現してるし「ーー」は一瞬の間を表現してる。そう使ってきたので、それでいい。
創作は表現なので、そもそもルールなんて無いので、好きに使って問題ないです。
好きにやった結果が読者に伝わりませんでしたじゃ話にならないので、わかりやすさを考えて自分で決めましょう、という感じです。
なので、私は記号の後ろには空白を入れていますが、それは通例に従ったほうがわかりやすいと思うためです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ