小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

わさびさんの返信一覧。最新の投稿順19ページ目

元記事:物書きのトレーニングの返信

はじめまして。
3題噺はランダム要素が高ければ高いほど難しいです。どちらかというとある程度ストーリーを作れる方が発想力やアイディアを高める訓練に利用したり、短編のお題を考える時間短縮に利用する感じだと思います。

ストーリーを作るのがきついようでしたら、アイディアのストックでとめてもいいと思いますよ。普段の自分だと思いつかないようなものもたまにあったりします。

プロの方のお話をは、みなさん言われているので、別の切り口からお話したいと思います。

初めと終わり、書くことがわかっていれば書けそうですか?
例えば「冒険者ギルドで依頼を受けました→解決しました」みたいなめちゃくちゃ簡単なお話。冒険者ギルドじゃなくても「主人公が簡単な相談を受けました→解決」とか。オチが明確で依頼をクリアするための内容を書くだけなので、簡単に完結できますよ。それがクリアできたら、だんだん難しくしたり、複雑にしてみるなどは如何でしょうか?
ハードルを下げることでクリアしやすくする作戦です。
ストーリーの作り方って人によって違うので量が大事だと思うんですよね。
強制でもなんでもないので合わなかったら無理しないでくださいね。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
アイデアを書き留めるようにはしているんですが、それだけでは物足りないのです。
どんな物語の方法論でも私は書けない気がします……。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:物書きのトレーニングの返信の返信

以前のスレッドよりずっと見ていましたが、根本的に小説を書くための実力が貴方には不足しているのでは?とお見受けします。

その一因としてインプット不足に寄るところが大きいのでは、とも思います。

小説に限らず漫画やアニメ、ドラマや映画でも構いません。まずはお話作りのプロが手掛けたサンプルとして、何でもいいので数多く見たり聞いたり読んだりしてご自身の中に吸収する必要があると思います。

あまり時間をかけたくないのであれば、ご自身の書きたいと思う題材を取り扱ったものだけでも複数読んでみるべきかと思います。

なるべくお金をかけずに済ませるなら図書館がうってつけでしょう。それが無理なら電子図書あるいは通販、近所の書店で買う等何でも構いませんが、小説にせよ、何のコストもかけずにできるほど創作は甘くはないのではないでしょうか?

また実際に書くにあたって、こちらのサイトで管理人氏はじめ何度となく言われていますが、小説は最後まで書き上げないと本人の実力になりません。
そしてこれも何度も挙げられている例えですが、ゲームでモンスターを倒さないと経験値がもらえないのと一緒です。
何度戦おうが、途中で逃げたり全滅すれば経験値が手に入らないのです。

文章自体は過去にも何度か書かれていたようですが、きちんと最後まで書き上げていたでしょうか?

もしそうでなければ、上記に挙げた例えのように何度モンスターと戦闘しても倒しきらなければレベルアップにはつながらないのです。

三題噺に挑戦されたそうですが、そもそもお話作りがままならない人がいきなり手を出すようなものではないかと思います。

まずお話作りに挑戦するなら、やはり短いものからはじめた方がいいと思います。
単に短いだけでなく、自分でも呆れるほど単純で簡潔な内容のもので十分です。
それを一本書き上げた後、次はもう少し凝ったものをと言うように徐々に複雑にしたり、場面ごとのエピソードを面白おかしく膨らませていくなどしていけばいいと思います。

しかし、そもそもストーリーをどんな風に組み立てていくかも思いつかないのなら、他の方も書かれていますが思い切ってプロの作品を下敷きに、もしくは丸パクリでもいいかと思います。
もちろん、その場合は練習用と割り切ってPCに練習用の名前でフォルダを作り、公表しないものとしてしまっておかなければなりません。

個人的には星新一氏のショートショートなど、短い文章のものをお手本にされるのがいいかと思います。(実際のところはめちゃくちゃレベルが高いので氏の作品を素人が手本とするにはそれはそれで無理があるのでしょうが、あくまで例として、です)

自身の作品として公表もできない、練習用の作品など作るだけ無駄だと思いますか?

今まで一作も書き上げたことのない素人が、いきなりプロの作品に肩を並べるようなものを作ろうとする事の方が相当無理があるのでは、と私なんかは思いますが。

どんな分野であろうと、天才と呼ばれる人であろうと他人に見せていない数多くの練習をこなしているものですが。

初めてでずいぶん不躾な事ばかり書いたと自覚しています。
色々気に障ることやキツイ内容ばかりになってしまいましたが、貴方が本当に真剣に小説を書きたいのなら、過去はともかく今現在初心に戻って地道に、謙虚に努力を重ねていく他ないのではないでしょうか。

良かれと思って書いたことですが、所詮は赤の他人の余計なお世話です。
聞き流してもらっても結構ですので。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。不躾なこと~とおっしゃいましたが、大丈夫ですよ。
インプットすれば創作できるようになるのでしょうか…。
プロになるつもりはなく、自給自足ができればとこうして質問させていただいてます。。。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:物書きのトレーニング

こんにちは。小説を書きたいけれど書けない者です。ここにはお世話になっております。
この度、三題噺というものに挑戦しました。ランダムで選ばれた三つのお題から、物語を作るというものです。
妄想はよくするんですが、一体どうやって形となるのでしょうか???三題噺もアイデアを出す時点で止まってしまいました。
こんな私でも、何か生み出せそうなものがあったら教えてください。。。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

書けない、書けないと口うるさくて申し訳ありません。ただ実際に執筆することができなくて…。
関連性があるのか、動画投稿サイトにあるMADも作れそうにないし、ライティングという仕事も何も書けませんでした。創造性がありません。。。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:漫画家のススメ

まず、「プロット」と構成は別ものである
これが不足しているから、次書けない…「承」足り得ない
構成は「プロット」を細分化したもので、目次でタイトルだ!
アニメだとAパートで絵コンテ、漫画だとページのコマ割り、ネーム

プロットが落ちているサイトはあっても、構成、ネームやコンテが落ちているサイトは見たことがない

構成力が、絶対に必要なのは「監督」という職業でアメリカだと「監督」とライターは一緒にされがちだから、アメリカのハウトゥー本は構成のことばかり書かれているが、あなたがライトノベル作家を目指すならもっといい教材がたくさんある

ライトノベル原作の漫画である
漫画はページ数が来まっている以上、小説よりも構成力が優れている
映像コンテンツゆえに、漫画のコマ割り毎の原作文章量を割り出すのである

ネームを描けるということは、構成がしっかりしていることであり、有名なライターは大抵ネームもコンテも描けると思います

高い翻訳されたハリウッドのハウトゥー本より、4コマや漫画の描き方の参考書は方が構成を勉強するのに便利だと思います

上記の回答(漫画家のススメの返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
漫画の描き方から学ぶのですか!ちょっと調べてきます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:物書きのトレーニングの返信

はじめまして、何てかこうか? と言います。
わさびさんは書き初めで戸惑っているのでしょうか?
私も最初の一作目は主人公のどこの場面から始めるのがいいのかとか、
世界観の説明から入ったらいいのか、
そもそもどういった切り口から見せたらいいのかと迷ったものです。

ただ、切り出しであるなら基本的にはそのジャンルの本を読めば、世界の始まりなのか、転生の神様の説明文か、それとも”むかし、むか~し”で始めればよいのかわかるはずです。

物語の制作であれば私の場合ではハッピーエンドを決めておくと言う手法になります。
ハッピーエンド←主人公とパートナーのゴールイン←いざこざ←パートナーと主人公の出会い←主人公の登場
多分荒く書こうが、細かく書こうが私の物語はこのパターンですね。
そうすると主人公の登場から書くわけですが、
最初の書き出しはジャンルの書き出しを真似して書いてしまいましょう。

もしも、出だしだけで手が止まってしまうなら、
裏技で物語と主人公をパクってきて一度自分の文章で物語を作ってしまうのもアリです。但し練習であることを肝に銘じて決して発表はしないでください。桃太郎の物語を金太郎がやっているようなものです。お供は犬猿雉ではなく、熊になるし、絶対に途中を変える必要が出てくるのでストーリーの練習にもなると思います。
(わさびさんの一番好きな物語を一番好きなキャラクターでやると勝手にキャラが動くのでやりやすいと思う。発表厳禁ですが練習策としてはありです)
文章を書く練習と言うことで、まずは手を動かすのと文章を作ることを体験してみるのです。
多分色々と戸惑うことがあると思うのですが、それこそその体験が次に生きます。

後は、好きなものをたくさん体験してください。きっと良い作品につながりますよ。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
私は出だしで止まってしまうタイプのようです。
好きなキャラクターと好きな物語を思い浮かべて、それで書けるかと思い描いてみました。それも無理そうです。
本当なぜなんでしょう…。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:ストーリーを作っていくコツとは

はっきり申しますと、自分は作家志望の底辺初心者です。
自分は長編を一本も書き切ったことがありません。故に新人賞に投稿したことは一度もないです。
こんなストーリーを書いてみたい、という思いでワンシーンを書くくらいが自分の限界です。世界観のアイデアやキャラクターのアイデアが浮かんでも、アイデア止まりで終わってしまいます。
自分とは違い、何度も新人賞に原稿を出している作家希望者や、様々なストーリーを執筆している方は数多くします。
彼らのようにたくさんのストーリーを作るにはどうすればいいのでしょうか?

自分とストーリーを何本も完成させる、または新人賞に応募する方々とは才能の違いによる思い、自分に諦めをつかせようともしましたが、それでもやはり夢ですので、そう簡単に諦めきれず、小説を書きたいという思いが強まるばかりです。
才能を羨んでばかりではいられないので、情けない話ですが、アドバイスをお願い致します。

上記の回答(ストーリーを作っていくコツとはの返信)

投稿者 オミクロン : 0

 オミクロンです。私も処女作(そのくせ超長編)を書いているので、ぜひ参考になればと思い投稿させていただきます。ただあくまでも私の経験と私見を並べるだけなので、もっと効率的な方法があると思います。ご了承ください。

 まず、ただ頭の中にある「空想」と「作品」の差は何か。と問われた際に、私は「実際に文字に起こしていること」と答えます。なのでまずはそのワンシーンでも文字に起こてみてはいかがでしょうか。

 そこからそのワンシーンにつながる前はどうなっているのか。とか、その後のシーンはどうするのか。とか、なぜそのシーンの状況になったのか。を連鎖的に考えていけばいいと思います。何も物語は冒頭から書かなければならない決まりはないですし。要は連想ゲームの超発展版みたいなものですね。

 そしてある程度の大筋が出来たら、それまで積んできたものをベースに設定やプロットを練り、初めから物語を書いていく。という感じです。

 物語を建物で例えるのなら、空想で完成予想図を描き、設定で基礎工事を行い、プロットで設計図を完成させ、執筆で建造していく。とでも言えばいいのでしょうか。ただ実際の建物建設で違うのは、投稿さえしなければ建造中に基礎や設計図の改定ができるという点です。

 というか実際に書いていて、「この設定邪魔だから消そう」とか、「これ補強しないと面倒になる」とか。挙句の果てに、「こいつメインヒロインにしなくてよくね?」といったちゃぶ台返しまで起きました。実経験です。参考になれば幸いです。

 最後に。複数のストーリーを完結させる。とか、新人賞への才能云々といった考えは全く不要だと思います。というか邪魔もの以外の何物でもないと私は思っています。

 我々は専業作家ではありません。「義務」で複数の文章を執筆しなければならない理由はありません。また、才能がなければ執筆してはいけない。という制約もありません。「やりたいからやる」「書きたいから書く」という情熱以外、すべて後付けでもどうにかなります。

 文章作法は執筆中でも学べます。情景描写は投稿さえしなければ納得いくまで書き直せます。不安があればここで相談事ができます。そもそも新人賞に輝かなくとも、売れている作品は無数にあります。

 なので野乃さんが筆を執れない理由は、「作品を書きたい」という情熱を自分で火消しているからだと思います。「完成させてから批評を聞こう」くらいの心構えでいいと思います。

 長文、駄文失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーを作っていくコツとは

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投稿日時:

元記事:小説の主人公を病弱にしてもいいのか

今、 趣味で小説を書いているのですが、 自分( 作者 ) が病気ではないのに、 主人公を心臓病という設定にしてもいいのかと悩んでいます。 もしかしたら、 実際に心臓病を抱えている方が自分の作品を読んで 「 この作者は、 私、 僕、 がどれだけ苦しんでいるのか分かってない 」 って、 思うかも知れないと考え、 現在手が止まってしまっています。 そうした実際の方々に失礼が無いように作品をボツにするべきか、 それとも、 先天性の心臓病について、 もっと資料を集め、 読んで、 少しでも知識を持った状態で書いた方がいいのでしょうか。 よくよく考えれば簡単な問題ですが、 凄く悩んで困っています。 よろしければ、 皆様のご意見を聞かせて下さい。 以上、 長々と失礼しました。

上記の回答(小説の主人公を病弱にしてもいいのかの返信)

投稿者 あまくさ : 1

スレ主様が、現実に苦しんでいる方達の心情に想いをはせていらっしゃることは素晴らしいと思います。
その上で、ご質問のような作品を書いてもよいかどうかということについては、創作を志す人間の立場としてお答えするなら「書いてもよい」ということになります。

これは言ってしまえば、創作の問題ではありません。書き手の人間性の問題です。

>そうした実際の方々に失礼が無いように

そのような方々に失礼になるのが気になるのなら、失礼にならないように書けばよいだけです。
また、失礼になるのが気にならないのなら、書きようによっては社会を敵に回しかねないことを覚悟のうえで書いてみるのも書き手の自由です。少なくとも当事者でも実際にそのようなハンデキャップを持っているわけでもない他人がとやかくいうことではありません。

>そうした実際の方々に失礼が無いように作品をボツにするべきか、 それとも、 先天性の心臓病について、 もっと資料を集め、 読んで、 少しでも知識を持った状態で書いた方がいいのでしょうか。

この質問は二択になっていません。
まず書くか書かないかがシンプルな二択で、書くと決めたのならよく調べた方がよいでしょう。それは、どんなモチーフでも同じことです。

ぶっちゃけ「心臓病をもつ薄幸の主人公」なんてマンガなどで使い古された話でもあるので、いい加減に書いてしまった方が問題にならないというのが実態ではあるかもしれません。
しかしスレ主様はそこを真剣に悩む感受性をお持ちの方なので、現実の闘病の実態をよく調べてみたうえで、ご自分が取り組むテーマとしてふさわしいのかどうか改めて考えてみるのもいいかと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 小説の主人公を病弱にしてもいいのか

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投稿日時:

元記事:ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

私は以下のように考えています。

・リアルで成功する空想が誰にも持てない
・変化が早すぎて、現実を舞台にした作品は賞味期限が短くなる
・現実世界は複雑過ぎて、読者も作者も理解できない

ファンタジーはリアルと違って、成功できるし、変化がないし、単純だから良いのです。
なにより希望が持てるの売りだと思います。
進撃の巨人や約束のネバーランドのようなダークファンタジーでも、ファンタジーなら主人公が逆転できる希望が持てます。

逆に、闇金ウシジマくんのような現代日本を舞台にした物語は、どうしても重苦しく絶望的になります。
ウシジマくんの登場人物は、進撃の巨人や約束のネバーランドのキャラよりも、安全で快適な世界で暮らしていますが、彼らが逆転して幸せになることは、まず不可能なのが特徴です。

でも、エレンやエマなら、圧倒的な絶望にも押しつぶされないで、逆転できそうな気がします。

ラノベを読む読者は、楽しくすっかとする話、承認欲求を満たせる話を求めているので、逆転の希望が持てる異世界ファンタジーが王道となるのではないかと思います。

また、そもそも日本人は時代劇のようにワンパターンな物語が好きだという特徴があるのではないかと考えています。
例えば、水戸黄門で一度だけ印籠を出さなかった回があったそうですが、その時はTV局にクレームが殺到したそうです。
つまり、型通りの物語を求めている人が多いということです。

このため、なろう系のようにテンプレ化した異世界ファンタジーが求められているのではないかと考えています。

あなたのご意見を投稿いただければと思います。

上記の回答(ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレの返信)

投稿者 かにさん : 0

異世界ファンタジーの『成功』には、前提として努力を必要としないためではないでしょうか。

多くの場合、異世界のモチーフとなるのは中世ヨーロッパの世界観です。そこは身分や異能など『生まれつきの能力』によって成功することが許される「完全に不平等であることが前提の世界」です。この世界では『努力』が成功の条件として存在している必要はありません。そこが『努力は無駄』と考える人にとって感覚的にマッチするのではないかと思われます。

ところで、「努力することに意味を感じられない人」の象徴として「埒外の民」という言葉があります。「埒外の民」とは、黒子のバスケ脅迫事件の渡邊被告が定義した言葉で、「「努力は報われる」という世界観を持っていない人間」のことです。

少し長いですが、参考として、以下に渡邊被告の最終意見陳述書の一部を引用します。

『人間はなぜ努力できるのでしょうか?それは努力の先に勝利などの報いがあるからです。少なくともあると信じられるからです。(中略)人間が努力の先の報いの存在を信じるためには、肯定的な自己物語が必要です。これは特に凄い自己物語が必要という意味ではありません。「僕は○○が好きだから、プロの○○になりたい!」とか「私は○○になりたいから、その勉強ができる○○大学に入りたい!」ぐらいの自分の意志があればいいのです。(中略)ところが自分の人生に興味が持てなかったり、自分には可能性が皆無だと思い込んでしまう人間がいます。このような人間が「埒外の民」であり、負け組の中の「努力するという発想がなかった人間」です。「埒外の民」は怠けて努力しないのではないのです。初めから報われる可能性がないと思い込んでいるから、努力することを思いつきすらしないのです。このような世界観が形成されてしまう原因となる主な出来事は虐待といじめです。』
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20140718-00037501/

虐待とまではいかないまでも、スクールカースト上のいじめなどによって肯定的な自己物語を持てないままでいる子どもは結構いるんじゃないかと思います。そして、その体験を背負ったまま大人になった人も相応いると考えられます。そうして実力社会への変化の真っただ中で「自分には実力がない」と思い込んだ人が、人生のどこかのタイミングで「一生実力ないままで終わる」と悟り諦めた結果、完全な現実逃避を望み始めた。そういう人が10代~30代に増えているんじゃないかと、私は予想していたりします。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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