理由付けのリアリティより演出力
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恋愛要素の説得について(元記事)
恋愛小説を書いています。
逆ハーレム要素があって、本命のキャラではないのですが、好きになった理由が薄い気がして悩んでいます。
今のところ、男性側の家が貧乏で、商売のヒントを見せるという感じなのですが、それだけで人間は好きになるのでしょうか?
ヒントではなく、ガッツリ絡んでいった方が説得力が出ますかね?
また、本命キャラは幼馴染設定で、初めから好き、気になっているという設定で書いているのですが、それだと読者には響きませんか?
何かきっかけがあった方が良いとは思うのですが、過去の話を書くのもなんだか違う気がしていて悩んでいます。
理由付けのリアリティより演出力
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
物語としての説得力は、現実とは少し違います。恋愛モノの場合、まず読者に対象キャラに対して異性としての魅力を感じてもらう必要があると思う。
スレ主様が読者として作品を読む場合を想像してみてください。ストーリー展開上でいくらそれらしく恋愛関係が進展しても、肝心の相手キャラにあなた自身が魅力を感じなかったらつまらなくないですか?
なので。
まず読者自身が相手キャラに異性として惚れてしまい、その感情を主人公に投影するというのが実態だと思うんですよ。
そこが最も重要で、それをクリアしていればストーリー上の好きになった理由なんてむしろ、商売のヒントでも幼馴染みでも、わりと通り一遍のテンプレで通用してしまうのだと思います。
逆にそれができていなければ、ヒントだろうとガッツリだろうと説得力はでません。(あくまで恋愛要素に関してはという話ですが)
エンタメはご都合主義でも予定調和でもかまわないから、演出による説得力を磨くこと。これに尽きます。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 恋愛要素の説得について