追記
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視点移動、地の文、読みやすさの評価を下さいの返信(元記事)
以前私は「オミクロンさんは字数は多いけど読みやすいタイプかもしれない」と予想していたんだけど、やはりそうだと思う。とても読みやすいですよ。
1:たった5000字未満で視点移動が3回起きているが、それが誰の視点でなのか。いつ視点移動が起きたのか。ということが、分かりやすいかどうか。(今回は敢えて2行の空行を入れています)
視点移動の箇所は分かりやすくはないです。でも、まずいことに内容はちゃんとわかってしまっている(先程言った「読みやすさ」のためか)。
空行と視点の移動した箇所が合っていないですね。それをちゃんと合わせてください。合わせられないのなら、しっかり主人公視点だけで書いてください。というか、この内容なら視点移動する必要ないと思う。
2:同じく5000字未満で時間が明確に経過しているが、それが分かりやすいかどうか。
特に問題はなかったように思いますが。
3:地の文の内容や説明、描写はくどくないか。説明過多だったり、逆に不足しすぎていないか。
数値関連の説明が理解しづらかったけれど、読み流してもいいくらいにするする読めた。これが二人手にかけた後の最初の行動だということならほどほどな分量だと思う。
今後の私の懸念としては、やはり悩んだり自分を皮肉ったりする期間がぐるぐる同じところを巡ってないか、という部分。前回皆さんから指摘を受けていた「自分の外で起きている出来事」と「自分の内面の変化」にずれがないかどうか。あの大スケールのプロットを私は詳細に把握できているわけではないので、そこは頑張ってとしか。
追記
投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 0
もうちょっと細かくいきますよー。
一般的に三人称一元だと、少なくとも最初の主語は「自分」ではなく視点人物の名前「翔仁」になる。これをやらずに最初から「自分」で通すのはまずい。視点が切り替わった際の混乱の元です。……これ一人称ってことでしょうか?なら別にいいんだけど、その場合普通は「俺」とかになりません……?悪くはないけど、変わった書き方だなと。
次の改行後、仮に盗賊団の視点だとするとその中の一人、この場合は「リーダー格の男」にしないとダメ。ひとくくりにしちゃいけない。全員が全員同じ思考とは限らないから。「彼が率いる」「他の4人」「仲間の女」など、ちゃんと彼の視点で書かなくてはだめ。ついでに旅人の名前がわかるわけがない。せいぜい「黒髪のやせっぽちな少年」とか(本当に翔仁がそうかどうかは知りませんが、例えの問題です)、以後も彼が名乗らない限り「少年」「旅人」で通すこと。あと、うっかり見逃していたけど「周囲の少ないメンバー」って描写はおかしいと思った。「仲間の4人」でしょ。
ただ、彼らが困窮状態なのは、翔仁からすればこの時点での第一印象と戦闘後の所持金の押収で判断できることなので、最初から翔仁の視点でずっと盗賊たちとの戦闘を書いたって構わない。
次の翔仁よりの視点だけど、翔仁は戦いが終わった後にも似たようなこと言ってる。だから本来は戦いが終わった後に翔仁がこの戦闘を顧みて思ったことでいい。内容が重複していることになるからわざわざこの視点を入れてまで書くことじゃない。どうしても入れたいなら視点の切り替え時に一行開けてとしか。
盗賊の視点だとすると「旅人は思っていた以上のステータスと経験を保持しているようだ」になる。
戦闘終わりのリーダー格の男の視点だけど、確かにこれをやりたいのであれば戦闘は最初からこの男の視点でずっと書いたほうがいいけれど、別に翔仁視点での判断でもいい。
「許すような素振りをしてみたものの、用心を怠っていたわけではなかった。案の定背後の男の不穏な動きの気配が伝わる。いったんは手放した剣を拾い上げて立ち上がったのか。「死ねぇ!」とその男が叫び終わるより前に、翔仁は振り向きざまに銃を構え、剣を振りかぶろうとしていた男の顔面に銃口の狙いを定めた」
あまり上手くありませんがこういう感じだっていいわけですよ。
あと、絶対ではないけれど、「翌日、朝日に照らされ~」の前は一行開けたほうが私はどちらかというと好みかも。でも、これでも充分通じていますよ。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 視点移動、地の文、読みやすさの評価を下さい