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添削お願いしたいです(元記事)

長編小説の三話目の部分です。自分でもなにか違うな〜と思うのですが、具体的にどこを変えればよいかわからず。
シチュエーションは主人公四人が「サンソ」というキャラの家に泊まりに来て昼食を食べ終えたところです。

サンソのお父さんは僕たちに向かって言った。
「六時に夕飯にしようと思うんだけど、何がいい?」
「オム……いやなんでも」
由乃が何かを言いかけて、恥ずかしそうに撤回した。絶対に、オムライスって言いかけたな、由乃。俺が肘で由乃を小突くと、由乃はその腕を顔を真っ赤にしながら払い除けた。
「みんなでカップラーメン祭りにしようぜ」
サンソが唐突にそう提案した。
「うちにいっぱいあるでしょ、お父さん」
「ええ……みんながそれでいいなら止めないけど」
サンソと父さんが会話している間、僕たちはその提案について話し合った。
結論はすぐに出た。僕は賛成だったのだが、他の二人は拒否の姿勢をとったのだ。特に、由乃はかなり嫌そうな顔をしていた。多数決で決めるにしても、これでは決着がつかない。俺たちが悩んでいると、サンソはもうカップラーメンを大量に持ってこっちに来ていた。
「え、嫌なのお前ら」
サンソは由乃の態度を見て心底びっくりしたように言う。
「俺は賛成だけど」
「私、辛いの食べれない」
「辛くないのいっぱいあるよ」
「じゃあ賛成」
「……」
話の流れを察してしまったのか、由乃は反論しなかった。結局、俺たちの総意としてカップラーメンで良いということになった。
「由乃?」
「……何」
サンソが由乃に声をかけると、由乃は吐き捨てるように答えている。明らかに機嫌が悪い。俺はそのとき、いいことを思いついた。俺は小声でサンソに耳打ちする。
「サンソ、サンソ」
「なぁにぃ?」
「うわきっしょ」
「ひどい泣いちゃうぞ」
俺たちは、そんな風に静かに騒ぐ。俺はサンソに廊下に出るように促した。そこで初めて、俺は大声で話した。
「カレー一人分作れる?」
「何急に」
「いいから」
サンソはうーん、という顔をした後、OKサインを作った。作れるということだろう。俺はしれっとリビングに戻ると、カップラーメンを三つだけ残してあとを自分の後ろに隠した。
「あれ、サンソ、カップラーメン三つしかないよ」
「ええっ?さっき大量にあった……」
俺は全力でサンソをにらみつける。サンソはその視線に一瞬ひるんだが、本当に空気が読めないらしく再び口を開こうとした。それを察した赤城がすかさずサンソのすねを蹴り、黙らせた。
「あっそっかー、じゃあカレーでも作ってもらうー?」
そして(棒読みながらも)助け舟を出してくれる赤城。察したのか地獄耳なのか、「じゃあカレー一人分ねーわかったー」とカレーを作り始めるサンソのお父さん。そしてすね蹴りが異様に効いたらしく無言で悶えているサンソ。こうした人々の協力もあって、僕らの夕食のメニューが決定した。
そのあとの展開を簡単に言ってしまうと、
トランプゲームはサンソの勝利で終わり、夕食では思ったより辛いラーメンを押し付けられた俺が悶絶し、再び開始したトランプに参戦した赤城がルールがわからないはずなのに完全な運で無双した……ということになる。俺はまったく得をしなかった。癪に障るので、そこの部分は飛ばしてしまうことにする。
トランプも赤城が無双するばかりで面白くなくなったので、赤城を除く三人の全会一致でやめることになった。四人で何をするのか話し合う。別のトランプゲーム、人生ゲーム、読書。様々な意見が出る中で、俺はふと時計が目に止まった。
短い針は八時を指していた。もうこんな時間か、となんだか物寂しさを覚える。窓の外を見ると、真っ暗で、星がたくさん瞬いていた。夜空を見上げながら、今年の夏はどんな夏になるだろうか、と考えた。
楽しい夏になるだろうか。この合宿が終わっても、まだたくさんの楽しみが残っている。そんなことを考えた。それでも、ずっと心ののしかかっている憂鬱は消えない。
夏休みは一ヶ月。長いと見るか、短いと見るか。この友人たちと過ごす、最後の時間としては短すぎる。どんどんと気持ちが重くなっていく。
「あっ」
赤城の声で俺は目が覚めた。この楽しい二泊三日の合宿で、こんなことは考えたくない。忘れてしまおう。そう心に誓った。
「もう八時だよ」
そういえばそうだった。
結局みんなが納得する案が出ることもなく、俺たちは風呂に入って布団を敷いて、パジャマに着替えた状態でだらだらとテレビを見始めた。今はあまり頭を使いたくない気分だ。九時になったら、枕投げを提案しよう。俺はそう考えて、リモコン争奪戦に加わるために布団の上を転がっていった。

添削お願いしたいですの返信

投稿者 通りすがり 投稿日時: : 1

添削しても納得されるかどうかは分かりませんが添削します。

主人公4人+サンソ+サンソの父でこの場には6人居るわけですよね。

>サンソと父さん……この場合はサンソとおじさんがいいかな。

>結論はすぐに出た~これでは決着がつかない……決着がついてないんだから、すぐに結論は出てないですよ。

>僕は賛成だったのだが、他の2人は~……僕+他の2人だと3人になります。主人公4人だから1人足りません。

>心底びっくりしたように言う……なぜそこまで驚いたのか知りたいです。

>俺は賛成→A
 私、辛いの~→B
 辛くないの~→多分サンソ
 じゃあ賛成→多分B
 ……→多分由乃        やっぱり1人足りない。

>俺たちの総意……総意じゃなくて多数決です。そして1人称が僕だったり俺だったりとブレています。

>カレー1人分作れる?……なぜカレーなのか?話の流れ的にはオムライスじゃないか?

>カレーを作り始めるサンソのお父さん……これお昼食べ終わった直後の話なんですよね?お昼食べた直後にお父さんもうカレーを作り始めたんですか?しかも一人分。

>そして(棒読みながらも)……()必要?

>再び開始したトランプに参戦した赤城……これはもしかして1回目はルールが分からないから赤城は不参加で横で見てて、2回目から参加したって事ですかね?もしそうならばもうちょっと説明した方がいいかも。

>赤城を除く三人の全会一致で……だから多数決です。そしてやはり1人足りない。

>夜空を見上げながら……外に出るか、窓を開けて顔を出したほうが臨場感が出るかも?

>長いとみるか、短いとみるか……時間の感覚は人それぞれと言いたいのならば、"僕にとっては短すぎる"と限定した方が分かりやすいかな。

>赤城の声で俺は目が覚めた……寝てたわけじゃないから、我に返ったのほうが自然かな。

>納得する案が出ることもなく、俺たちは風呂に~……ちょっと流れが雑。やることがなくて風呂に入ったのか、入浴時間が決まっていたのか。そもそも合宿なんだから何か目的があってみんな集まってるはず。その目的を果たす行動をすればいいのだからやる事がないって不自然かな。てか、合宿の目的には全く触れてないんですよね。

と、まぁ粗探しをしてみましたがお役に立つかは不明です。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 添削お願いしたいです

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