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転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについて (No: 1)

スレ主 おとうふらいたー 投稿日時:

三人称の転生小説で、主人公を地の文でどう呼ぶかで悩んでいます。

60代の政府高官である主人公が、テロにより爆殺されたことで異世界に転生し、異世界の学生(21才ぐらいを想定)になるという流れです。
困っているのは、転生後、地の文で主人公をどう呼ぶかです。

仮に、転生前を鈴木次郎、転生後をマイク・スミスだとしたときに、”鈴木は思った。”と書くのか、”マイクは思った”と書くのか、ということです。

体はマイク・スミスですが、意識は鈴木次郎なので、”鈴木は思った”と書きたいところですが、一方で、行動については”マイクが~した”と書かないと不自然なきらいもあります。かといって、両方を併用すると、読んでいる人がわからなくなりそうで、どうしたものかなと思っています。
今のところは、”鈴木は~”に統一する案で行こうかと思っていますが、どう思われますか?
ご意見を聞かせてください。

カテゴリー: 文章・描写

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転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信 (No: 2)

投稿者 旧利用者 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

久しぶりに覗いてみた旧利用者です。
ご質問の件について。
小説に最適解は無いと思いますが、私がこれまで異世界転生モノを読んだかぎりでは、たいてい転生後のキャラ名に統一しているんじゃないかな。
御作の場合でいうと、意識は鈴木次郎でしょうが、作中の世界観の中ではマイク・スミスとして行動し他のキャラからもマイク・スミスとして認知されているわけですから、そちらを使う方が自然だと思います。
作品のコンセプトとして鈴木の意識と物語のギャップを強調したいなどの特別な意図があるなら話は別ですが、読みやすさを優先するならマイク・スミスかと。

追記 (No: 3)

投稿者 旧利用者 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

例えば幼女戦記ではターニャで通していて、そもそも転生前の本名が書かれていなかったような。
オーバーロードは、本名ではなくゲームのアバター名(モモンガ)を使うという折衷案。
転生前後の名前が同じで転生後はカタカナ表記にしているという例もけっこうありますね。
ラノベの転生モノの場合、転生設定は導入だけで転生後はほぼ普通の異世界ファンタジーとして進展する傾向が強いので、転生前の名前が悪目立ちしない方がよいのだと思われます。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信 (No: 5)

投稿者 たまねぎくん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

リアルに書くなら
「スミスと呼ばれた時に、すんなり返事ができない」
というところまで再現する必要がありますが、もう慣れたら問題なくなる
(ただし、主人公は心のなかで、ずっと違和感を持ち続けている)
ので、そもそも気にする必要ありませんね。

私なら鈴木と呼んでくれ、と皆に言いますけどね。
自分がキムとかボブとかハリーとかジェームスと言われて、違和感がないかどうかということです。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信 (No: 7)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

どっちに重きを置くかで違うかな。
転生したあとの冒険が主目的で、「転生しました」という事実は物語の切っ掛けになってるだけで転生前の事はほとんど物語に関係ないって場合は、転生後どころか前世の名前は濁して出さなくてもいいと思う。
でも、転生前の自分ってのが物語の中でも重要な意味を持つ場合、転生前の名前を出せばすぐに読者は「これは今世ではなく前世の主人公にスポットを当ててる」ってわかるから、大事なんじゃないかな。
とはいえ、無職転生とか前世の自分がそこそこ大事な場合も伏せたままで書いてるわけだし、転生後の名前で統一しても問題ないと思う。

そういうのは「自認」や「認証」を表現するツールとしても使えるので、例えば序盤は地の文で「鈴木は言った」と書いて、その序盤で 鈴木 は マイク として生きてく決意をするに至り、それ以降は地の文でも主人公を「マイクは言った」と書くようにする。
こうするとその決意する展開を境に主人公の心情を言外に表現できる。
例えば、鈴木は思いつきで行動しすぐ逃げる性格だとして、魔法を覚えて嬉しくて「この世界で上手く生きていくぞ」と決意するけど、ちょっとした失敗ですぐ逃げてしまう。そんなことが何度か繰り返されて、しかし逃げるわけにはいかない事態に直面し、自分はもう鈴木じゃなくマイクだからマイクの家族を助けないといけないと真剣に生きる覚悟を決め、決意する。って内容があったとして、
けど、何度も逃げてるから今度も「決意した」は嘘かもしれないしまた逃げるかもしれない。そこで地の文でも「鈴木は言った」から「マイクは言った」に変化することで、このとき本当にマイクとして生まれ変わった、今度は嘘ではない、という表現ができるっしょ。

名前ってのはなんでもいいけど、その個を指し示すものだから、二つあるなら 個 が変化したという表現に使えるし、そういう展開は無いのなら、物語がどちらに比重を置いているかによると思う。
鈴木の認識でマイクの話を書いたなら、それは「借り物の身体」というような印象が出てくるし、マイクの認識で統一したなら「鈴木は物語の切っ掛けになってるだけで大した意味はない」って印象になると思う。
だから、まあ、名作にケチつけるのはどんだけ上から目線だって話だけど、例えば無職転生とかはヒトガミの前だと前世の姿になるからそれ用に前世の名前は設定しておいたほうが良かった例じゃないかな、と思うかな。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信の返信 (No: 10)

スレ主 おとうふらいたー : 1 No: 7の返信

投稿日時:

丁寧なコメントありがとうございます!
私の書いてる作品だと、前世、めっちゃ重要なんです。
前世の鈴木は日本を大改革した人物であり、その前世の改革経験が、今世でマイクが改革をする上で生きてくる、という要素があります。
いっそのこと一人称にしようか、と思うほど呼び名問題で悩んでいます。
ただ、戦闘シーンが多いので一人称だと微妙なんですよねぇ……。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 サタン : 0 No: 10の返信

投稿日時:

それなら、最序盤は鈴木としての自我が強い演出にしたら? 日本の常識を持ち出して失敗してしまうとか。例えば「奴隷は非人道的だ」みたいな主張するとか。
この序盤では「鈴木は自分が60代ではなく10代のマイクなんだと改め、マイクとして振る舞った」とか、鈴木が主語になる地の文にして、
なんらかの切っ掛けがあって、鈴木はマイクとして生きていく覚悟を決める。例えばそのとき能力かなんかの覚醒的な物があって、以降は地の文はマイクが主体となる。三人称なので、これだと能力を身に付けたのもあって「世界に馴染んだ」という表現になるかな?
そしたら、「マイクは鈴木としての前世の記憶を頼りに――」とか、今度はマイクを主体にして地の文を書いていく。主体を変えることで自我の主体性が移ったことを表現する。
完全に切り替えるんじゃなく、出すときは両方出して、ただし「覚悟を決める」展開以降はその主体を変える。

まあ、こういう表現として考えると楽しく考えられますよ、っていう例ね。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信の返信の返信の返信 (No: 12)

スレ主 おとうふらいたー : 1 No: 11の返信

投稿日時:

なるほど! 徐々に世界に馴染んでいくという展開はとても興味深いです
あと、いま考えたんですが、基本は一人称で書いて、他人の戦闘シーンだけ線を引いてシーンを区切った上で三人称で書くという方法はアリでしょうか?
これなら転生した後も「俺」と書けばいいし戦闘シーンも書けるな、と思ったのですが

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信の返信の返信の返信の返信 (No: 13)

投稿者 サタン : 0 No: 12の返信

投稿日時:

>あと、いま考えたんですが、基本は一人称で書いて、他人の戦闘シーンだけ線を引いてシーンを区切った上で三人称で書くという方法はアリでしょうか?
新人賞とかだと推奨はしない書き方だと思う。
アリかナシかで言えばアリで、展開によって視点や人称を変えることはよくある。けど、基本的には一人称なら一人称に固定したほうがいいと思う。
一人称にしろ三人称にしろ、作品を長く読んでる読者はその書き方に慣れてきてるので、いきなり人称が変わると引っかかりを覚えちゃう。
一人称は視点主(主人公)の物語って色が強いので、一人称では書けないシーンであるなら、それはその物語(主人公の物語)のシーンとして不要で、実は作者が書きたいだけのシーンだったりする。次のシーンのために必要なんだと思ってたりとか。
主人公の物語として必要なシーンなのであれば、主人公視点でも書けなきゃおかしいので。
で、新人賞では推奨されないっていうのは、そこで工夫を出来るだけの実力がないから人称を変えて逃げたと見なされる事が多いため。
技術的な話なので、アリかナシかで言えばアリになると思います。
だから例えば、主人公の話ではない外伝的な幕間とかで人称を変えるというのは時より見かける。まあ、それでも三人称にしないで視点主を変えた一人称でいいじゃんって個人的には思うけども。
視点を変えたり、人称を変えて別サイドをって書き方をすると、読者は知ってるけど主人公は知らないっていう状態になっちゃうので、それが狙いである場合は新人賞などでも見かけます。
確か、電撃大賞のバッカーノはプロローグとエピローグが一人称で、二人称のような独白が入り、三人称の本編が始まるって構成だった。
先ほどは技術がない人がやりがちって感じのこと書いたけど、正確にはテクニカルで扱い切れる人が新人には多くないって感じ。
だから、書いてみなきゃわからない部分もあるから、一般的には止したほうが良いけど、とはいえ完全にNGだと否定することもできないし、Web連載とか趣味で書いてるだけとかなら問題ないけどリスクはあるよって方法かなと。

転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについての返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 おとうふらいたー : 1 No: 13の返信

投稿日時:

主人公の物語に必要であれば一人称でも書ける……確かにそうですね!
主人公が気絶している場合とかだと使わざるを得ませんが、主人公が入らない戦闘シーンは省いてみようと思います。

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タイトル:転生後、地の文で主人公をどのように呼ぶかについて 投稿者: おとうふらいたー

三人称の転生小説で、主人公を地の文でどう呼ぶかで悩んでいます。

60代の政府高官である主人公が、テロにより爆殺されたことで異世界に転生し、異世界の学生(21才ぐらいを想定)になるという流れです。
困っているのは、転生後、地の文で主人公をどう呼ぶかです。

仮に、転生前を鈴木次郎、転生後をマイク・スミスだとしたときに、”鈴木は思った。”と書くのか、”マイクは思った”と書くのか、ということです。

体はマイク・スミスですが、意識は鈴木次郎なので、”鈴木は思った”と書きたいところですが、一方で、行動については”マイクが~した”と書かないと不自然なきらいもあります。かといって、両方を併用すると、読んでいる人がわからなくなりそうで、どうしたものかなと思っています。
今のところは、”鈴木は~”に統一する案で行こうかと思っていますが、どう思われますか?
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