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ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信の返信

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ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信(元記事)

ドラコンさんの相談にはあまり回答してこなかったのだけど、というのも、長い事同じネタで相談されてるので正直設定を追いきれない、把握できてない状態での回答になっちゃうってのがありました。
なので、一応関連スレッドに目を通してきたけども、的外れな事を書いてしまうかもしれないです。

まず思ったのが、というか実は前々から思ってたのだけど、旅モノなんだから短編集でいいじゃない、なんで大きな事件をやりたがるの、ってことです。
実際いまはメインストーリーが決まらないために設定をエピソードにして うんちく を語ってると書かれています。それを続けりゃいいじゃない、と思う。
背景だけでなく同じようにキャラの特徴をエピソードにしていったりして、設定もキャラも舞台も世界観を小出しにそれぞれ小さくまとめたエピソード群を作ってまとめりゃ、それこそ「旅」っぽい感じにならんかな? って。
メインストーリーというか旅の主旨として「聖地巡礼」は旅に出るための言い訳程度にしかならないけど、それで問題ない気がする。
よくある なろう作品 との比較はアレかもしれないけど、ようは転生した主人公が目的もなく旅をするにあたって「世界を見たいから」とかって当てもなく目的もなく行く先々で新しい物語を作ってくってのと同じでいいんじゃないかな、と。

それとも、その行く先々での新しい物語候補が1~3のネタって認識でいいのかな。
1~3のネタがそれぞれ独立してる短編か長編くらいの個別の話として考えると、
一応過去スレも相談投稿の部分だけ読んだけども、1はなんで聖地巡礼と悪霊・呪物が合わないと思ったのかわからない。巡礼地の一つに呪物を届ければ悪霊は成仏するって王道の流れでいいと思う。
悪霊は世界観を描写するための上手いキャラクターだから序盤の話題にも最適だと思うし、とても良いと思う。

「対立」や「敵対」は衝突が作れれば良いだけだから、文字通りの「対立・敵対」でなくても良くて、例えば、仲の良い双子が好みの異性の話で意見が食い違うとかでも衝突は作れるわけで、そこに人間関係敵な敵対・対立は必須ではない。
ただ、敵対関係や対立関係にあれば、主人公の行動に敵対的な行動を取るのが自然だから、衝突の場面を作りやすい、というだけの話だと思う。
なので、スレ主さんの作品は旅モノなので、基本的には旅先で「これをしよう!」と提案する主人公に「いや、私は嫌だな、あっちをしたい」って言うキャラがいればいいだけで、そのまま別行動をするか主人公が言いくるめて同行させるかその逆かって形じゃないかな。
その役が「悪霊」ってことなら、それで問題ないような。
個人的にはかなりしっくりくる設定だと思うので、どこがしっくりこないのかわからんかった。

物語的にスケールの大きな敵対者を用意したい場合は確かに不足してると思うけど、ここで言う「敵対・対立」は衝突であり主人公に障害を作れれば良いから、この感じでネタを作るとしたら、「悪霊」の存在は主人公にとって「悪霊のせいで夕食を食べ損ねた」とか「悪霊のおかげでトラブルに見舞われた」とか、その程度の「悪霊」がいるから主人公の行動はスムーズにいかない、ってなればいいだけ。
呪物も同じだけど、悪霊に取りつかれたまま聖地に行って神官にそれがバレるとヤバそうだし、それまでになんとかしたいと思ったりとか、とても合うと思うんだけども。

2のタイムリープは、やっぱ長編・大長編の中の1ネタとして考える、呪物についての話題で呪物に関する描写の一環の話だろうと思う。
とすると、そもそも「呪物ってなんなのさ」と読者に「呪物」というものを覚えてもらって、そして興味を持つくらいまでいくつかエピソードを重ねたうえでやる話題だと思う。
なので、まだメインストーリーを始められてない段階で考える事じゃない気がする。

3は、考えようによっては タイムリープとは真逆の設定 と言えるかなと思う。
何度も進むを繰り返すに対して、足止めを食うってのは停止してる状態だから。でも本質としてはタイムリープと同じく「前に進めない」わけだから、同じ状況で設定が真逆って印象。
そこで書けることの案はいろいろ浮かぶけど、内容が浮かばないって相談だと思って回答すると、
この場合オススメなのは密室劇を参考にすることかなと思う。
もちろん、足止めされてる場所で起こる何かを書いても全然いいと思うけど、スレ主さんの案を否定するわけじゃないが、
>、講談、手品、歌、踊りを披露して、混乱を鎮める
それは「足止めされてるシチュエーション」でなくても書ける。
主人公は聖地巡礼するほど偉い人で、後宮の劇団なのであれば、劇団員が主人公の存在を知った時点で挨拶に来るだろうし、お眼鏡にかなえばと機会を探して自分たちの芸を見せようとしてくるのに不自然はないから、「旅の途中で後宮の劇団と遭遇する」って状況さえ作れれば、足止めシチュでなくても良い。
「足止め」って状況を一番輝かせるのは「そこから動けない」ことを逆手に取る内容なので、ミステリで言えばクローズドサークルになるけど、雰囲気が許せばそういうプチミステリをやってもいいし、映画「12人の怒れる男」みたいな密室劇にしてもいいと思う。
けど、どちらにせよあまり序盤でやるようなネタじゃないと思うから、いっそタイムリープネタの直後に足止めネタを書いて対比構造を作って、多少タイムリープネタの余韻を引っ張るのもいいと思う。

と、一応思ったことを書いてみてたものの。
日程の項を見てみると、1~3は独立した3つのネタってわけじゃなく、9日目あたりに大事件を一個起こす予定のようで、その大事件の内容が1~3のしっくり感を解決するものであることが望ましい、という感じなんかな。
とすると、うーん……。それは難しいんじゃないかな。
正直なとこ、1~3とあるから3個のネタとして考えてみたけど、これら3つの中にある要素を更に嚙み砕いて、それらを一個づつ処理してったほうがスレ主さんに向いてると思う。
それは、
>漫画で言えば「背景」のような部分である、中国茶、鉄道、中華・モンゴル・チベット料理のうんちくばかり書いています。
このあたりから、そう感じた。
そういう「書けるくらいまで細かくしたもの」の羅列でネタを組み立てて、「さてこれをどうやってまとめよう?」って考えたほうが、考える事が一個で済むと思う。
例えば前述したことに含まれるけども、密室劇なんかは「同席した見知らぬ客たちがそれぞれ話をはじめる」って形にすると、まったく関係ない複数のエピソードが「足止めされてる場所で話をした」って内容にまとめられる。
例えばその関係ない話の中で、とある商人が「昔、とある呪物を扱いましてね…」と言おうものなら読者はピンと来るし、足止めの理由は呪物に関係してると思ったけどただの杞憂で普通に天候不良だったってオチでもいいわけだし。
あるいは列車の中でうたた寝をしていて、夢を見る。それは梨妙音伝の夢のようだが少し違う。そこで過去のエピソードを複数適当に書いて、主人公は目を覚ます。そんで「何か悲しい夢を見たような気がする」という主人公に対し悪霊が「夢など誰でも見よう。悲しみなぞすぐに忘れる」と答えれば、それだけで関係ないエピソードが悪霊の過去と今に対する描写としてまとめられる。
そういう、「まとめかた」の問題にできるから、書けるくらいに細かく噛み砕いて一個づつ処理したほうがいいんじゃないかなと思ったし、そうやって短編集ないし小ネタの連続でも、むしろそれはそれで旅っぽいし、一個の大事件にこだわる必要はないんじゃないかと思った。

ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信の返信

スレ主 ドラコン 投稿日時: : 1

>サタンさん

 ドラコンです。ご回答ありがとうございます。おかげさまで、少し考えが整理できてきたような気がします。

 >まず思ったのが、というか実は前々から思ってたのだけど、旅モノなんだから短編集でいいじゃない、なんで大きな事件をやりたがるの、ってことです。

 旅モノ時代劇といえば、のドラマ、『水戸黄門』のストーリー構造が念頭にあったかもしれません。『水戸黄門』は、ストーリーは、以下のように「二重構造」になっていました。

 第1、やくざが村娘をかどわかすなどしている場面に黄門様一行が出くわす。その後、悪代官、悪商人、やくざの親分を退治する。

 第2、各シリーズ初回で、黄門様のもとに「お家騒動が起きているから内々に解決してほしい」との密使が来る(しかも、お家騒動の対処を誤れば、徳川幕府根幹にかかわる)。時によっては、お家騒動の黒幕が柳沢吉保で、道中、黄門様を暗殺する刺客を送りこんだり、悪代官に暗殺の協力を要求したりする。

『水戸黄門』では、第1の部分にばかり目がいきがちですが、第2の部分との繋がりもありましたから。

「短編集」も、考えなくもありませんでした。ただ、最近読んだ作品では、3本の短編が、最終話で1本につながるのか? と期待したものの、3本バラバラのままで違和感を持ったことがありました(旅モノではなかったのですが)。

 ただ、旅モノなので、「家に帰れば終わり」なので、気にする必要はないかもしれませんね。

 ただ、日程を考えると、最低あと2つは、「事件」といか、何かの「ネタ」がほしいところです。パッと思い付いたのは、こんな感じですね。

 ・有力遊牧民部族のお姫様と仲良くなって、馬術を教えてもらう。
 ・有力寺院の尼さんに、古都を案内してもらう。

 ただ、そこでどんな事件を起こすかは、考え付いていませんが。

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