【作品を教えて欲しい】なぜファンタジー世界では読者に都合の良いことしか起こらないのか
スレ主 亜命丸車屋 投稿日時:
ポケモンの世界を例に出すんですが、ピカチュウが10まんボルトで機械に電気を供給するシーンってあるじゃないですか。確かダークライの映画がそうだったと思うんですけど。
あの世界の電気というのがどういう扱いなのかは分からないですけど、少なくとも我々の世界で動く機械って定格電圧やら周波数やらが細かく決まっていて、そこからズレると正常に動作しなくなる訳で、あの世界にも類似の何かしらの電気のパラメータの許容範囲のようなものが存在していておかしくないはずなんです。(もちろん、ポケモンによる充電を想定して機械を作っている可能性は大いにあると思いますが。)
異世界の魔法を扱う場合、だいたいMPのようなものを消費して放つと思うんですが、ろくに情報統制もされてない世界では世界各地で色々な規格の魔法が生まれると思うんですが、特に定格MP圧とかMP周波数のようなものが問題となるケースはあまり無いように思います。
もちろん、これも魔法を作った人がそういう風にデザインしたと考える事も可能だし、場合によっては特殊な道具が必要となることもあると思います。
ただここで疑問なのが、読者が異世界の複雑さに疑いを持たなくても問題なくその世界を理解でき、また追加の説明が入るまで自分たちの常識で補って問題ないという点です。
私は追加で説明が入るまで無意識的にゴブリンの体色を緑であると思っていますが、それでも問題は発生しないし、ドラゴンは歪な姿でも空を飛ぶし、属性相性や耐性に例外はありません。
あの世界はもしや炎色反応は全部赤で、LEDから放出される光の周波数は電子の周波数と同じで、斜めといったら45度しか存在しないんじゃないかと思ってしまいます。
まるで異世界が「読みやすい(売れる)」「書きやすい」ように記述されるべしという暗黙の了解が存在するかのようにです。
もし、異世界がそのようである理由を説明した作品があれば、先行研究としたいので、教えてください。
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