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葬儀について (No: 1)

スレ主 みりん 投稿日時:

ここに何度もご相談させていただいている作品のことでまた質問させてください。
冒頭で、主人公の父が死に、気落ちした母を慰めるというシーンが書きたいです。
この慰めるシーンは葬儀の後がいいかなと思ったんですけど、あまりイメージができません。

設定を書くと、
主人公は女子高校生(15)で、春に進学したばかり。
そして、亡くなったのは父親・陽斗40歳で、天文学者(大学教授)です。

陽斗は両親を事故で亡くしているので親戚がいません。
母杏里とは駆け落ちして結婚したため、母方の親戚も葬儀には来ません。

こういう設定だと、喪主は杏里になると思うのですが、気落ちして手続きなどとてもできないという状態です。
なので、葬儀の手続きは主人公が行ったことになるかなと思います。で、ひとりだと判断が難しいと思うので、陽斗の大学の学生、ゼミ長や近所のおばちゃんたちが手伝ってくれたりしたという設定が無難かなあと思いました。

40歳大学教授である陽斗の葬式は家族葬でも良いと思いますか?
式場は自宅(一軒家)ですか? それとも、どこか葬儀会場で行った方が自然でしょうか?
家族葬の場合、親戚がいないので、ご近所さんとゼミ生、大学教授が数人来たとして、何人規模になるでしょうか?

精進落としを食べた後は、自宅には仏壇がある状態なんでしょうか?

プロローグという、冒頭も冒頭なので、あまりごちゃごちゃ書かない方がいいかなという気もしています。陽斗が死んでも読者は悲しいと思わないはずなので、どちらかというと淡々とした描写で書かなければならないこと(陽斗の死、杏里の悲しみ、母を慰める主人公)だけ手短かに書ければいいと思うんですけど……

ご助言をよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 設定(世界観)

この質問に返信する!

葬儀についての返信 (No: 2)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

父が亡くなった時に一親等の葬儀って超めんどいわ!!とか思ったhexaです。

とりあえず、父がエンディングノート残しておいてくれたのでなんとかなりましたが……葬儀会社の人がほぼ手とり足とりやってくれたし、近所のおじさんおばさん達も何かと手伝ってくれたりでなんとかなりますた。大学生はあんまり頼りにならないと思う……あ、お棺運ぶのの力仕事要員としてはそれなりに。

そして「これだけは父に聞いておいてよかった!!」と思うもの、それはお寺の宗派。まあ父方のお墓参りよく行ってたからお寺さんともお馴染みだったけど。
お父さんが長男なら既にあるお墓に、うちはそうでなかったので同じお寺の違う場所にお墓立てました。最近は長子優先ではなく「早いもの勝ち(最初に死んだ人を入れる)」なんてケースもあります。

仏壇は「とにかくいちばん小さいのに!!」という要求を通しました。仏壇注文してから届くまでの期間はメーカーそれぞれで、精進落としのタイミングには間に合わないと思う。四十九日(お墓に正式に骨壷を収める日)まで骨壷や位牌はお寺で預かってもらえるから、その時までに間に合えばいいんでは……と思いますが。

位牌に戒名が書かれるんだけど、名前から一文字、その人を最も良く象徴する字を一文字入れました。うちの父親は会社人間だったから「勤」とかそういう系がついたけど、祖母は裁縫が得意だったから「縫」がついたな。大学教授ならやっぱり学問系になりそう。

葬儀は家族葬でも構わないけれど、うちはお隣さんのお通夜に他の人と一緒に無理やりお邪魔してお香典渡してお顔少しだけ拝見させてもらってささっと退出しました。だから家族葬って決めたらお香典だけ集まってきて香典返しだけ返すってのもありだと思う。

私がいちばん母を手伝ったのは、そのお香典の記録とお返しを渡すのの数確認とかかな。いっしょに葬儀会社の人の説明を聞いて、ちょっと母親が混乱しそうな時には口はさんで、とかそういう感じ。まともな人でも落ち着かないもんだから、他の兄弟と全員で葬儀会社の人の説明は聞いたよ。

大学関係の人よりも、ご近所さんのほうが大事だよ。「ちゃんと食べてる?」とか言って差し入れ持ってきてくれたりね。アパート暮らしだときついかも?だとしたら、お父さんが大学でいちばん懇意にしていた人を頼ってもいいと思う。

以上、こんな感じでなんか参考になれば。

追記です (No: 3)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 2の返信

投稿日時:

ちなみになぜ香典の管理だったのかというと、これだけは葬儀会社の人にも他人にも任せられないから。だから、「他は葬儀会社の人に言われるままに追われるようにやることをこなしていった」とかでもいいかもしれない。

迷ったのは「お棺に(燃えにくい金属製のものでなければ)何でも入れてもいいですよ」と言われて、母は買ったばかりの新品のコートを入れていたな。「あの人、寒がりだから」って。

あと、アパート暮らしだとお通夜も自宅でやるのは厳しいかも知れない。うちはお通夜から告別式まで少し間が空いたので、病院から葬儀会場に直行→ドライアイスで遺体を長持ちさせつつお通夜も告別式も会場で、って感じだった。通夜の後、ここで寝泊まりしてもいいですよって言われて会場の控えにシャワーベッド付きの休憩室があったけど使わなかったかな。お父さんといっしょにいたいって気持ちが強ければ使ってもいいけどね(←つまりうちの家族は全員そういう気のない薄情者だった)

宗派は浄土宗だと南無阿弥陀仏を何遍も唱えさせられるとか、臨済宗や曹洞宗だと全員で読まされるところがやたら多い、内容も妙に禁欲的とか、焼香の仕方が違うとかいろいろあるけどそのへんも「耳から耳へ通り抜けていった」って感じでもいいかもしれない。

通常家族葬ならつまり本当に二人きりってことになるけれど、その懇意にしている人が「それでは寂しいでしょうから、大学関係者を呼びましょうか。お手伝いはちゃんとしますから」と言い出すかもしれない。父は仕事人間だったから会社の人に来てもらったからン十人越したけれど、祖母の時は直接の孫までだけって決めて二十人越したけどねww

精進落としは、父の時は親戚とご近所さんで二十人越したけれど、親戚いなければ十人以下くらいでないかな?

追記ですの返信 (No: 5)

スレ主 みりん : 0 No: 3の返信

投稿日時:

hexaさん、コメントありがとうございます!

ご自身の経験を語っていただく、というのは予想していなかったので、
なんと返事をしていいのか内心焦っています汗
貴重なお話ありがとうございました。

追記ですの返信の返信 (No: 12)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 5の返信

投稿日時:

葬儀関連は他の方からのご意見でおおむねまとまったと思うので、もっとつらいと思うその後の遺品整理について。

仕事関係は職場の人に手伝って仕分けてもらい、遺産関係は弁護士に相談しつつという感じになるので、この辺りは淡々と事務的にこなすことになると思います。
それ以外で明らかに処分すべきものというと、衣類や靴です。男物はよほど状態がよくサイズの合うものがあっても引き取ってくれる人はそうそういないから。ここでお母さん泣くかもしれない。

形見分けというと、時計やらタイピン・カフスやら、天文学者なら天体望遠鏡とかになる……?
あまり安価なものは対象になりません。高価なものを先方に一方的に押しつけるようにお渡しするので。
量が少なければ主人公に残してもいいかもしれません。

あとは、食べ物関連ですが。うちの父は年代物のブランデーを「もったいないから」としまっておいたままだったのが発掘されましたが、父を含め家族全般酒に弱い(←おい)ので、知人のうちでいちばん酒に強い人に譲ったり。

あと仏壇に毎日ご飯お供えするの面倒だな~と思っていて、お寺の住職も「お盆とか三回忌とかそういう時だけでも構いませんから」と言ったので「じゃあ普段はチョコレートお供えしとこうか、あの人好きだったし(←書斎に常備していたレベルの甘党)」とか。

先に触れた「お棺に入れていいもの」で、望遠鏡とか本格的な天体観測器類はおそらくNGなので、主人公が小学生の頃使っていた薄っぺらい紙の星座盤とか。星型のラムネやら金平糖やらとか。お母さんが思いつかないでいるのを主人公が「こういうのどう?」と言いだすと、「お母さんを励ますシーン」になるかもしれません。

ちなみに母に遺品整理の後「ほんっっっっとうに大変だったわ!!私が死ぬときはあんたらが困らないようにもっと減らしとくから」と言われて「ああ、その線でお願いします……」と答えるのみでした。だから弱ってるお母さんもありかもしれないけれど、逆に淡々と遺品整理しているお母さんもそれはそれでありかもしれない、と思っております。

追記ですの返信の返信の返信 (No: 13)

スレ主 みりん : 0 No: 12の返信

投稿日時:

hexaさん、コメントありがとうございます!

残念ながら、冒頭部分書き終えてしまいました。
気付くのが遅くなってしまい申し訳ありません。

違う板に貼っておきますので、気が向きましたらご意見ください。
ではでは。

葬儀についての返信 (No: 4)

投稿者 やとう : 0 No: 1の返信

投稿日時:

みりん様

先日は大変お世話になりました。やとうです。
みりん様からご助言をいただきき、現在は前向きに創作へを楽しく進めることができています。ありがとうございました。

葬儀については、田舎か都会、宗派など地域によって様々ですが、
身内、近所含めた葬儀で見聞きしたことがみりん様の創作のお役にたてればと思い、お邪魔しました。

葬儀の準備は葬儀会社の方がとても親身に教えて下さるので、遺族はなんとか進めていきました。

田舎の場合は「組」など、近所の中でも日頃から濃いおつきあいで、
互いの家の葬儀のお手伝い、忙しければ受付で香典のみ渡す場合もあります。
家族葬については、会場の案内(喪主・故人の名前)も出さず、
参列は近親の人などに限られ、他は来ても受け付けまで、または香典だけ後日自宅へ伺い渡すということもありました。

都会の場合は日頃のお付き合いがなければ、参列する近所の方々の人数はどうなのでしょうか…(田舎者ですみません)
それでも親しい関係の人にが助けてもらいながら、なんとか葬儀を終わらせることはあり得ると思います。

ド田舎で広い一軒家の場合、処置後に病院から自宅に迎え近親者でお通夜、翌日会場で葬儀というパターンもありました。
参列者の駐車場の問題もあるので、都会の場合だとわからないのですが…

職業・役職などで日頃から広いお付き合いがある場合は、
立場上大きい会場で(見栄もあります…)仕事関係の多数の方や参列、立札つきの大きな花が送られたりと大々的にやっていました。

核家族化などで先に亡くなられた身内がいない場合、自宅に仏壇はなく、急な場合は会場から戒名の書かれた位牌と遺影、遺骨など先に自宅に持ちかえり、後日用意という状況もあったそうです。(家庭の事情によりますが)
お墓が無い場合、その手配も必要になります。

戒名を考える際には、名前の一字に加え、生前どのような人物であったかをお坊さんに詳しく聞かれ、遺族の相談の上で決めました。男性の場合、居士、信士などでした。

葬儀の手配については、
40代の若い人が急死の場合はなにもわからず混乱するでしょうし、
闘病生活を経た後の場合であれば、hexa様のお話のようにエンディングノートなどで、ある程度は事前に家族へ指示を出していたりすることもあるかもしれません。

精進落しの参加範囲は、親族までぐらいでした。
その後、初七日、四十九日で納骨、初盆などやることが色々ありますが、親族までが参加だったので、いなければ全て家族で決めて小規模に終わらせるのではと思います。

長々と書いてしまいましたが、そこまで重要でなければ、詳しく描写しなくてもいいかもしれません。
また田舎限定の情報のため、みりん様の必要とされる内容ではなければ、申し訳ありません。

上記の中で、みりん様の創作のお役にたてる情報があれば、幸いです。
先日は、ありがとうございました。

葬儀についての返信の返信 (No: 6)

スレ主 みりん : 0 No: 4の返信

投稿日時:

やとうさん、コメントありがとうございます!

ご丁寧にありがとうございます。
私なんかの意見でも少しは役に立てたようで嬉しいです。

今回の設定では東京を舞台にしていました。
記載忘れていて申し訳ありません。

調べた感じ、最近だとお通夜だけに参列される人も多くなっている様子。
いくら一軒家で金持ちな大学教授という設定とはいえ、
駐車場を用意できる程広い土地を都内に持っている訳はないので、
ここは会場を借りた方が自然かもしれませんね。

規模は、大学教授の平均がわからなくて……
でも、喪主が気落ちしてそれどころではないのだから、
こじんまりとした最低限の家族葬になっても問題ないかもしれませんね。
大学でお別れの会の立食パーティーをするとかでも良いかもしれません?

だいぶイメージが膨らみました。
ありがとうございました!

葬儀についての返信 (No: 7)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

やはり地域の風習や自治会の仕組み・自治会長の人柄なんかでもいろいろ変わると思いますが、私の母の場合は、
まず自治会に「地域の中で亡くなられた人が出た場合、手伝いにいく」という決まりがあって(地域による)、母が亡くなった時の連絡順は「親戚」「自治会長」「母の知人」でした。
自治会長に連絡すれば手伝いをしてくれる人が来てくれるし、町内の知人への連絡は会長がしてくれるので。
正直、亡くなった後、葬式の後の母親名義の口座とかお金関係がめっちゃ面倒臭かった。
たぶん新人の受付でテンパって何かと間違えたんだと思うけど、「本人が来てくれないと……」と言われたw

えーと、そんな体験談よか疑問に答えてったほうがいいかw
>40歳大学教授である陽斗の葬式は家族葬でも良いと思いますか?
まず死亡したのが何処なのか。
基本的には病院になる。死亡診断書を書けるのは医者だけなので。医者を自宅に呼んで~というのも可能ではあると思う。
ただ、確実に死んでると思われる場合でもとりあえず病院につれてく事になるので、基本的には病院。
死亡確認をした後、病院から斎場に連絡してください、といったことを言われる。この時点で斎場に連絡を取ることもあるだろうが、病死など猶予がある場合は普通は前もって斎場で打ち合わせをしているハズ。
病院から斎場に連絡して、霊柩車(今は必ずしも霊柩車ではないが)を呼んで、家族葬をしたい場合は家へ。斎場を使うのであれば斎場へ。
私の母の場合は斎場。
普通はすぐに通夜で翌日に告別式・葬式だけど、ウチの母の場合は葬式まで3日ほど置いておいてもらった。
ぶっちゃけ、すぐにアレコレやるだけの余裕がなかった。
が、逆に時間的猶予が出来たので、慌ただしく動く必要もなく、かなり余裕があった。

家族葬は「身内だけを呼ぶ小規模な葬式」だけど、たぶん「自宅で葬式をする」ことを言ってるのかな、と予想。
「身内だけを呼ぶ」場合は単に小規模になってるだけなので、そして葬式に呼ぶ相手を身内だけにするのは喪主の意向なだけなので、特に疑問になることはないはず。
「自宅で葬式をする」場合は、斎場のスタッフに任せられる仕事を全部自分たちでやらなきゃならないので(料理の手配とか場のセッティングとか)、大変。
でも小説なので「近所の人が手伝ってくれました」で済ませてしまえば良いし、こっちも別に問題はないと思う。

>式場は自宅(一軒家)ですか? それとも、どこか葬儀会場で行った方が自然でしょうか?
母が亡くなったときに斎場の人や病院の人にいろいろ聞きました。
遺族の意向で「病院→自宅→斎場→火葬場」というパターンと、「病院→斎場→火葬場」というパターンがあるよう。
私の母の場合は、シンプルに「病院→斎場(スタッフに全部おまかせ)→火葬場(こっちもスタッフに全任せ)」私はピクミンのようについてくだけでした。

小説での話なので、自然かどうかよりも場面が映える選択をしたほうが良いでしょう。
斎場で行ったほうが全部任せられるので高校生でも出来ますが、場面を考えると自宅で思い出の品を出しながらといったほうが良いと思う。

>家族葬の場合、親戚がいないので、ご近所さんとゼミ生、大学教授が数人来たとして、何人規模になるでしょうか?
家族葬は前述しましたが「親族(ないし家族と呼べる人)のみを呼ぶこと」なので、そもそも「母」「娘」の二人だけじゃないかなと思います。
まあ、家族葬で声をかける範囲って曖昧なんで、意外と人選が面倒臭いですよ。
斎場のスタッフに事情を説明すればお棺は運んでもらえるしその程度の手伝いはしてくれるので、母と娘の二人だけでも「自宅でお経をあげて坊さんが帰った後、斎場の人が手伝ってくれて火葬場まで行く」で何も問題ないと思う。

>精進落としを食べた後は、自宅には仏壇がある状態なんでしょうか?
それは遺族次第です。
例えば祖母祖父の仏壇が既にある場合、そこに親の位牌を置くだけなので、自宅に仏壇はある状態でしょう。
私の母の場合は仏教ではなく神道だったのもあって、神棚に置いてます。仏壇はありません。
ただ、神道でも自宅に神棚がない家庭もあるでしょう。しかし流石に斎場のスタッフが簡易的な神棚を用意してくれていて、そこに位牌と遺骨を置いてました。
恥ずかしながら、この時点でようやく墓の存在に気がついて、あれ、墓ねえよ? と慌てて探し、実に半年以上も我が母は遺骨のまま自宅に放置されていました。
仏壇(ウチの場合は神棚ですが)があるかどうかは遺族が用意してるかどうか次第で、用意してない場合は斎場のスタッフが簡易的なモノを用意してくれる。

状況としては、「高校生の主人公が知らないうちに、斎場のスタッフがアレコレやってくれていた」で、「気がついたら組み立て式の簡素な仏壇が置いてあった」とか「自分も冷静ではなかったようで、近所の誰が手伝ってくれたのか覚えていない」とか、「周りが事を進めてくれていて、自分も慌ただしく動いていたつもりだが、気がついたら葬式が終わってた」とかで良いと思う。

葬儀についての返信の返信 (No: 10)

スレ主 みりん : 1 No: 7の返信

投稿日時:

>サタンさん、コメントありがとうございます!

>自治会
町内会とか自治会の存在を忘れていました!
都内の普通の住宅地というイメージだったんですけど、
自治会って活発に活動しているんでしょうか。
そういう自治会って、お祭り(だんじり祭りとか)をしていないと
現代はあんまり機能していないイメージです。
でも一言触れてもリアリティ出そうですね。
本文考えるとき入れられないかやってみます。

>どこで死んだか
はっきり決めてなかったんですが、ご意見を聞いて
死因は交通事故にしようかと思いました。
杏里は青天の霹靂でショックを受け放心状態で葬儀を終えるというのが自然かなと。

>家族葬は「身内だけを呼ぶ小規模な葬式」
家族葬は身内だけを呼ぶ、今回の場合、杏里と主人公だけ、という印象が強いのですね。
家族葬について書かれた本をキンドルで読んだ結果、近所の人も呼ぶパターンもあると
書かれていたので、そういうものかと思っていたのですけど、イメージとしては
親族だけという方がすんなり読んでもらえそうですね。

>仏壇
先祖の仏壇って考えがなかったです。
陽斗の両親の仏壇があった方が良いという気がするので、
その方向で考えてみます。
うちは母方がカトリックなので、カトリックの様式の方が馴染みがあって、
父方は仏教なんですけど遠方で馴染みが薄く、よくわからないです。

>状況としては
どうやら斎場のスタッフに任せた方が良いみたいですね。
参考にした本には、葬儀屋選びが重要(悪いとこにあたるとぼったくられる)と
書いてあったので、高校生に葬儀屋なんて選べるのか? 親身になってくれる
大人がいたほうが良いんじゃ? と思ったんですけど、葬儀屋を選べずに
なすがままという方が、逆にリアリティがある気がしてきました。

コメントありがとうございました!

葬儀についての返信 (No: 8)

投稿者 あざらし : 0 No: 1の返信

投稿日時:

少々前置きをさせて頂きます。

>冒頭も冒頭なので、あまりごちゃごちゃ書かない方がいいかな
>どちらかというと淡々とした描写で書かなければならないこと

ご質問にある、上記の二点に重点を置いて書き込ませて頂きます。
まずは気になった部分から。

○) 父親・陽斗40歳で、天文学者(大学教授)
かなり注目しました。
感想は「お~優秀な父親だったんだな」です。
いや、もちろん40才の天文学教授だってありえます。
そういうことではなく、少々突出気味に感じます。
(もしも)読者に引っかかりを持って欲しくないならば、”頭の隅っこに居場所を造らない” ”伏線と勘違いさせたくない”こういう方向に舵を切るならば、スラッと読み飛ばすような世間一般で年齢的にも普通の肩書き(例えば40才なら助教授)の方が相応しいのでは? というだけです。
無論、御作で『教授であること』が重要な設定ならば、この限りではありません。

>葬儀の手続きは主人公が行ったことになるかなと思います。

喪主である母親が精神的に衰弱しているということですので、女子高校生(15)が葬儀の主導権を握ることは良いと思います。
もちろん、これも前項と同じに『少々突出気味』ですが、こちらは主人公ですので全く問題には感じません。
むしろ行動がキャラクターを語っていて良いと思います。
冒頭とのことですが、(しっかりしている)(お母さん思い)こういった印象を持ちますので、後の展開がどうあれ『主人公はしっかり者(という一面をもっている)』という読者への印象づけにもなります。

>陽斗の大学の学生、ゼミ長や近所のおばちゃんたちが手伝ってくれたりした

御作にとって『父親の教え子を初め、親しい大学関係者』『近所のおばちゃん』が重要な役柄ならば、それで良いと思います。
が、もしも物語での重要性が低かったり、冒頭以降に出番が無いならば悪手にすらなります。(書くならばサラッと、という意味です)
葬儀の手伝いをしてくれた人物が重要で無ければ『葬儀会社にまかせっぱなし』で良いのではないでしょうか。(事実、相手はプロですので完全にお任せで葬儀を進行してくれます)

>精進落としを食べた後は、自宅には仏壇がある状態なんでしょうか?

精進落としですが、葬儀後の食事で結構でしょうか?(初七日や四十九日あけではなく。現代では一般的に葬儀後の食事を指すことが多いので)
以下は、そうである、として書きます。
設定を読む限りですが、その仏壇は父親用(先祖代々ではなく)ですよね?
でしたら『仏壇はない』で問題ありません。
むしろ父親用の仏壇が葬儀後にあると、(小説として)妙に引っかかりますし、推理要素が多少なりとも入る小説ならば、まぁ内容によりけりですが場合によっては親族の犯罪も疑っちゃいます。(ここまであからさまだとミスリードの印象ですが)
仏壇ですが、多くの場合、別段決まりはありませんので、おおよそ四十九日ぐらいに合わせて用意するお宅が多いように思います。(もちろん宗派によります)
とはいえ、世の中いろいろですから、やたら気持ち悪い仏壇大好き仏教系新興宗教もありますので一概にはいえませんが(笑)

>40歳大学教授である陽斗の葬式は家族葬でも良いと思いますか?

ん~。
まず、大学教授ならば(営業的な意味だけで無く)葬儀社がやんわりと反対意見を出すだろうと思います。
大学の教授というと、多少なりとも学内での政治的な付き合いがあったはずで、そういった世界では旧態依然の手続きを固持する、という印象はあります。
というか、こういった世界は『家族葬にする理由』を外野が気にしますので、遺族の方も苦労します。(この場合、固持するであろう人はショックを受けてる母親。細々とした事が出来ずとも護ろうとする一線ですね)
もちろん家族葬がダメという意味はなく、葬儀社も要望に逆らうことまではしないでしょうから、不思議はありません。
あくまで『読者の印象に残さないならば』です。

>式場は自宅(一軒家)ですか? それとも、どこか葬儀会場で行った方が自然でしょうか?

都心ならば、葬儀会場が多いですね。
かなり昔からある、お屋敷が並んでいるような所なら自宅でされることも多いですが、一般的な普通の住宅地ならば葬儀会場が多いはずです。

>家族葬の場合、親戚がいないので、ご近所さんとゼミ生、大学教授が数人来たとして、何人規模になるでしょうか?

語感優先で書きます。
【家族葬】極近親者のみ(血縁者+友人)で葬儀場で簡単にすませ火葬、という流れが多いように感じます。人数的には10人前後、多くても30人ぐらいまで、でしょうか。

ご近所さんやゼミ生が参列されるなら、それはもう家族葬というより、普通の葬儀になるように思います。
小さな葬式、でよいのではないでしょうか。

最後に。
個人的に付き合いが多いので不幸ごとの挨拶も比較的よくする方だと思いますが、葬儀を出された人(喪主)がよくいうのは『葬儀社にまかせっぱなし』です。
これは尤もなことで、多くの人は(父母のいずれか残された親)で一回、年配の方で(連れあいを亡くされた)で二回目。
あと可能性があるのは(子供)ですが、そうはありません。
要するに、定年近くの部長さんだって喪主をされるのは生涯で初めてか、二回目です。
地域性もあると思いますが、田舎だと近所総出で手伝ってくれますので全く知らなくとも周りが手配してくれますが、都心だと葬儀社が仕切るケースが多いように思います。

ではでは執筆頑張って下さい。
応援いたします。

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葬儀についての返信の返信 (No: 11)

スレ主 みりん : 0 No: 9の返信

投稿日時:

>あざらしさん、コメントありがとうございます!

>感想は「お~優秀な父親だったんだな」
今回父親は亡くなってしまうんですが、彼は最終的に死んで悲しいと思って欲しい人物
なので、いかに彼が素晴らしい人物像であったか、というのを表現するために、
あと、陽斗のパートナーの杏里は月兎族の王族(国王の妹)なので、そんな杏里が
メロメロに惚れるような人物、というのを端的に表現するために属性を盛りました。
が、今回准教授を調べたところ年収も私立大学であれば800万ありそうだし、
若い講師時代はどちらにしろ薄給そうなので、教授にこだわる必要もないかなと思いました。
財産については陽斗の父の遺産があって裕福という設定でも良さそうですね。

>>陽斗の大学の学生、ゼミ長や近所のおばちゃんたちが手伝ってくれたりした
なるほど、印象をミスリードしてしまう可能性があるんですね、
やはりここは葬儀屋に任せる方が自然という気がしてきました。

>精進落としですが、葬儀後の食事で結構でしょうか?
はい、そうです!
父親用と考えていたのですが、陽斗の両親の仏壇が家にあり、
そこに陽斗の写真や遺骨も加わった、としても良いかなと思いました。

>まず、大学教授ならば(営業的な意味だけで無く)葬儀社がやんわりと反対意見を出すだろう
あ~。やっぱりそう思う方もいますよね。
最近は芸能人とかも葬儀は身内だけでやって、ファンとか関係者には別にお別れの会を設けるパターン
が多い印象なんですけど、大学教授という世間的に見て地位のあるというか、しかも現役で働いている人が
突然となると、家族葬でこじんまりとした式で良いのかと疑問がありました。
小さな葬式を開いたけれど、陽斗の人望があつく噂を聞きつけた参拝者が100人以上集まった、
とでもしようかなーと思いました。

コメントありがとうございました!
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タイトル:葬儀について 投稿者: みりん

ここに何度もご相談させていただいている作品のことでまた質問させてください。
冒頭で、主人公の父が死に、気落ちした母を慰めるというシーンが書きたいです。
この慰めるシーンは葬儀の後がいいかなと思ったんですけど、あまりイメージができません。

設定を書くと、
主人公は女子高校生(15)で、春に進学したばかり。
そして、亡くなったのは父親・陽斗40歳で、天文学者(大学教授)です。

陽斗は両親を事故で亡くしているので親戚がいません。
母杏里とは駆け落ちして結婚したため、母方の親戚も葬儀には来ません。

こういう設定だと、喪主は杏里になると思うのですが、気落ちして手続きなどとてもできないという状態です。
なので、葬儀の手続きは主人公が行ったことになるかなと思います。で、ひとりだと判断が難しいと思うので、陽斗の大学の学生、ゼミ長や近所のおばちゃんたちが手伝ってくれたりしたという設定が無難かなあと思いました。

40歳大学教授である陽斗の葬式は家族葬でも良いと思いますか?
式場は自宅(一軒家)ですか? それとも、どこか葬儀会場で行った方が自然でしょうか?
家族葬の場合、親戚がいないので、ご近所さんとゼミ生、大学教授が数人来たとして、何人規模になるでしょうか?

精進落としを食べた後は、自宅には仏壇がある状態なんでしょうか?

プロローグという、冒頭も冒頭なので、あまりごちゃごちゃ書かない方がいいかなという気もしています。陽斗が死んでも読者は悲しいと思わないはずなので、どちらかというと淡々とした描写で書かなければならないこと(陽斗の死、杏里の悲しみ、母を慰める主人公)だけ手短かに書ければいいと思うんですけど……

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