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回答ありがとうございます!
第一話目から順番に書いていて話のバランスが!というより、最初に思いついたところ(例えばキャラクターとか時代設定とか)からガチガチに固めてしまうので、その後いざ話の流れを、他のキャラを、となると噛み合わず、いたるところで矛盾が発生し……という状況に陥りやすいです。
ふわっと全体を考えるのが難しいというか、ある一点(設定・キャラ・シーン等)のために話を作ろうと思うが故に他が蔑ろになる、全体のバランスが取れなくなる傾向にあるようです。どう考えたり書いたりすれば全体の収拾がつくのでしょうか……
掌編・短編が書けないの返信の返信の返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 0
>どう考えたり書いたりすれば全体の収拾がつくのでしょうか……
回答を繰り返してしまうけど、つまりそれは設定を作ってて話を作ってないからです。
設定を作ることで雰囲気やイメージは出来てくるから「物語が作れてる」ような錯覚があるだけで、大道具や小道具や俳優や舞台を用意してるけど、肝心の脚本がまったく手つかずなので、それっぽい道具をそろえてコレで何か作ろうと思っても脚本がないので何をすればいいのかまったくわからない。って状況じゃないのかな。
設定上では「主人公の目的は〇〇で~」みたいに考えてはいても、目的地はあってもそこへ到達するための線路がしけてない、みたいな。
だから、いざ書き出すと、せいぜい良くて起承転結の起までしか書けなかったりとか。
ゲームを作ろうとしてるのに攻略本を作ってる感じ。
全体を考えるってのは別に難しいことではなくて、その物語で書きたいことをシンプルに簡潔に一文で表現してみること。
例えば「勇者が魔王を倒す話」だって考えた場合、もうこれで話の全体は出来てる。
物語の中では、イメージの中では、仲間との絆とか魔法の設定とか世界観とか意外な魔王の出自とかいろいろあったとしても、シンプルに考えれば勇者が魔王を倒して話が終わるならこれが全て。
じゃああとは、この「勇者が魔王を倒す話」って一文を展開して物語にすれば、プロットやストーリー
ラインっていう具体的な話の全体像が出来る。
全体の収拾をつけるというか、一番最初に全体を考える。私の手段で言えば「シンプルな一文」のことね。
それは別にある程度の設定を考えたあとで全体を考えてもいいけど、物語(の流れ)を作る一番最初は全体を考えることから始まる。
「勇者が魔王を倒す話」とかこれくらい抽象的な全体像だと、設定と噛み合うもクソもないでしょ?
でも、頭から順番に 噛み合うように 考えるとあちこちで齟齬が生まれてくる。
色々と散らばった思考、考えた設定たちをまとめるんじゃなく、それらが収まる枠を最初に設定する。
なので、全体を考えるってのは、考えた設定をくっつけて合体させてく作業じゃなくて、散らばった設定の周囲を円で括るだけの作業。
それが、とりあえずは「書こうと思ってる物語をシンプルな一文で表現してみましょう」っていう全体を考える一歩目ね。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 掌編・短編が書けない