サブタイトルを決める意味の返信
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サブタイトルを決める意味(元記事)
ネーミングセンスがないので、毎回サブタイトルに悩んでいます。
法則を決めるとネタ切れしそうだし、長いサブタイトルってどうなんでしょう? タイトルが長いのは集客の面で有効なのはわかるんですが、サブタイトルまで毎回凝るのは正直疲れそうです。
サブタイトルはどういった調子で決めていけばいいんでしょうか? 相談よろしくお願いします。
サブタイトルを決める意味の返信
投稿者 手塚満 投稿日時: : 1
なろうなどの投稿サイト連載ということでしょうか。もしそうでないのでしたら、以下は関係ない話になりますのでスルーしてくださるようお願いいたします。
投稿サイト連載だとしまして、サブタイは各話に付したタイトルでいいでしょうか。そうだとしまして、サブタイはいつ見るかがポイントだと思います。
その前に作品タイトルでピンと来たものを選んで、作品ページを開くわけですよね。作品タイトルですと、いろんな無関係のもの(つまり他作品)の羅列の中から、目を引いたものを選ぶことが多いでしょう。
とりあえずこれだと選んで作品ページを開く。すぐに第1話を読む人も多いと思います。あらすじを先に読むことも多い。あらすじが面白そうなら第1話を読み始めるはず。そういう読者だとサブタイはあまり意味をなさない。
読み始めるかどうか迷ったら、サブタイを見ることになると思います。サブタイって目次です。あらすじのようなものであり、タイトルによる次話予告でもある。要は話の流れがつかめる。
あるいは、サブタイも見ずに第1話から読み始め、そこそこ進んだところで、「この先、面白くなるのか?」と疑問を持った人が、いったん目次に戻り、サブタイを眺めることもあります。以降の話はどうなのか、確認するためですね。
サブタイが有効に働くのはそういう読者のはずです。要は「読み始めていいか、読み進めていいか迷った人」ということです。
作品タイトルならば、「これは何だろう?」という分からなさゆえの興味の効果が期待できることも少なくありません。無関係なもの(大量の他作品タイトル)の中にあるからこそです。
同じ要領でサブタイを考えてしまうと、読者がサブタイに求めたいこととずれてくる恐れがあります。「この先はどうだろう?」という疑問に対して、「これは何だろう?」というサブタイをぶつけてしまうと、求められていることを外してしまう。
タイトルとは逆に、サブタイは分かりやすいことが必要です。これは必ずしもサブタイ一つひとつが分かりやすくある必要はありません。サブタイの流れが分かりやすければいいのです。
例えば「決戦」というサブタイだったとして、それ1つだけでは重要な戦いらしいくらしか分かりません。しかし、サブタイの流れが「前哨戦」→「敗走」→「籠城」→「逆襲」→「決戦」だったとしたら、流れ的におおよそ分かります。
これがもし、「二人のさや当てが辛い」→「ぶん殴っちゃうぞ」→「引きこもりの愚痴」→「逆ギレすんなよ」→「本気(マジ)だかんね?」だったら、さっぱり分かりません(作者以外は)。
サブタイに凝ってもいいです。でも、どういう惹句にするかに凝るべきではありません。読者に話の流れが想像できるよう凝るべきです。
もっともどの程度先を読めるかは考えておく必要があります。昔の子ども向け特撮ドラマで、ある重要キャラがピンチに陥るラストになり、次話予告で示されたのが「○○(←重要キャラの名)死す!」だったそうです。こういうのは分かり過ぎていけません。
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