プロットはできたけれど……の返信
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プロットはできたけれど……(元記事)
はじめて質問させていただきます。
先日ようやく自分でも面白いとおもえるレベルのプロットを作ることができました。
しかしいざ文章へといったところで全然ペンが進みません。
さまざまな参考資料や文章の書き方のような本を読みましたが、プロットの重要性、作り方までは丁寧に書かれていてもそれを文章にする方法が書かれていません。
なにかプロットを文章に変化させるコツなどがあれば是非教えていただきたいです。
プロットはできたけれど……の返信
投稿者 黒鐘 黒ぅ 投稿日時: : 1
僕自身、あまりその辺りでは詰まったりしません。
自分の作品の事を四六時中考えていますから。
かといって、別に「書きたい作品の事を四六時中考えろ」って訳じゃありませんよ。重要なのは、頭の中でしっかりと理解できているかって事です。
いくらプロットを練ったところで、流石に細かい台詞や動作までは決まりません。プロットに作品の全てを書き出せるくらいなら、プロットをつくる意味なんてありませんから。
その漠然としたものを書いていくには、「物語」や「世界観」が、頭の中にないと駄目って事です。
簡単に言えば、「ちゃんとイメージできてるか?」といったところ。
そりゃ、「何もかも書かれている訳じゃないプロット」だけから、「作品の全て」を書くなんて不可能です。
最低限のイメージをつくり上げ、そこから様々な要素を展開できるようにすることが、重要になってきます。
あと、個人的な意見ですが、「プロット=設計図」という考えは当てになならいかも。
というのも、そもそも設計図なら作り方が書いてあるはず。(パーツの大きさや、組み立てる順番など)
しかし、プロットには大抵、作り方なんて書かれていません。
家を建てるのに例えると、設計図というより、「図案」みたいな感じ。絵を描いただけなんですよ。
なので僕は、プロットを「イメージするためのイメージ図」みたいに扱ってます。自分が何をイメージしてるのかなって。
上記の事はあくまで僕の考え方なんですけど、「プロットに頼り過ぎると上手くいかないよ」と言うと、結構一般的な考え方のはず。
つまるところ、「プロットはイメージを大まかに書き出したもので、もっと細かいイメージは頭の中にあるはず」、と。
プロットを参考にするのは勿論間違いじゃない。むしろ正しいです。
しかし、「プロットは自分のイメージの一部でしかない」と意識しておけば、もっと自分の書きたいものを上手く書けるはずです。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: プロットはできたけれど……