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ヘキサ様、いつもありがとうございます。
ソードワールド2.0のアレンジに関しては私も気になったことがありますね。
ヘキサ様はエルフのアレンジが気になったとのことですが、私はエルフよりオーガとトロールのアレンジに驚きました。
彼らは他の作品だと知能の低い脳筋種族という扱いが多いので、ソードワールドの魔法を使えるくらいの知能を持つ彼らを見た時は私の中でのイメージが大分変りましたね……
>>できる限り原典から調べて露骨にSW2.0の設定そのままにならないように注意してください。
そうですね……知能を持っているモンスターは特に気を付けて考えたいと思います。
ちなみに主要キャラ三人は小説版では全員人間という設定ですが、TRPGのPC及びNPCとして使っていた時は全員人間以外の種族でした。
内訳としてはフィーアがナイトメア、ミレーヌがハイマン、ティファレトがシャドウです。よりによってSW2.0のオリジナル種族ばっかりです……
種族選択の理由としてはフィーアはナイトメアの迫害の描写をしたかったから、ティファレトはシャドウ語の設定が現実世界の日本語に似ているからという感じです。つまり二人共使いたい演出に適合していたということです。
※ちなみにミレーヌはこのメンバーの中で唯一PCで使ったキャラなので深い理由はありません。ただ単に性能だけで選びました。ただハイマンの設定の一部がキャラクターの構成に繋がっています。
>>如月さんの場合は、「この設定ありきで作ってしまったキャラ」という部分が後々尾を引きそうな感じがする
前作のMS少女がその例ですね……ダンピールの件でやらかしたことも含めて気を付けたいと思います。
ようやく長編か短編かの話になりますが、長編で行くべき部分と短編で行くべき部分の両方が当てはまりますね。
短編二つは本編より前のものと、本編と同時期に起こるものの二つがあります。
本編より先の短編から書いて、同時期に起こるものを後に回したいと思います。
追記
前回返信しそびれた部分への言及となりますが、アンデッドを敵にした理由は対アンデッド用の魔法が多いからではなくコンジャラーを話のネタにしたかったからです。
あの時はプレイヤーにコンジャラーがいなかったので、コンジャラーのNPCをレギュラーにする際その知識が役に立つシチュエーションを用意しました。それが敵がアンデッドを作り出しているという展開です。
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投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 0
>私はエルフよりオーガとトロールのアレンジに驚きました。彼らは他の作品だと知能の低い脳筋種族という扱いが多いので
何しろドワーフにも魔法取得制限がついてない世界ですからねー……あと、オーガを巨人族とみなすと、北欧神話の巨人族は美しく知性のあるものもいますので、そっちのイメージかもしれないです。それから個体差で知性が高いやつというのが登場した前例も、なくはないですね。
>フィーアがナイトメア、ミレーヌがハイマン、ティファレトがシャドウです。
どれも人間の亜種で、ハイマンは魔法使い向き(強化人間で恋愛脳なところが某ニュータイプみたいだ)、シャドウは戦士向き(明らかにニンジャイメージなのに、能力値の振り分けが微妙なせいでむしろサムライ扱いになってる……頭の悪い奴は偵察には向きません、花京院は優秀でした)とみればそれほど変ではないんですが。
ナイトメアに関しては「鬼子」「取り替え子」を詳しく調べてください。あと日本の鬼(角がある巨漢、強さを讃えられることもある)と中国の鬼(幽霊の類、とにかく不吉とみなされる)の違いも考慮に入れて。swのシステムでいう「生まれつき穢れを保有している・銀の武器が弱点・親の属性と正反対の弱点」というところからも、いわゆる中国の鬼=アンデッドの性質が強いということになります。ラルヴァ(ハーフノスフェラトゥ)とどっこいどっこいの迫害され具合ですね。このようにsw2.0の設定は、一見いらないように見える設定のほうにしっかりルーツがあったりするんですよ……
日本の鬼子伝説で有名なのは役小角、フィクションでは宇宙皇子が代表的なものです。どちらも男性ですから、フィーアが女性なのは差別化ができていいと思います。
タビットとグラスランナーもルーツは同じです。ホビットという名称が権利問題で使えないために旧版で生み出されたのがグラスランナーでしたが、盗賊特化すぎて戦闘で使えない(ただし知力は低くないため、斥候としては非常に優秀ではありました)ため、別タイプの小人系種族を、ということで魔法特化型+うさ属性というかなり妙なアレンジが入っています。
他にもリルドラケン・ドレイク・リザードマン等、根本のあまり変わらない種族が妙に多いのがsw2.0全体の特徴です。
>コンジャラーを話のネタにしたかったからです。
ちょっと待ってナイトメアのコンジャラーってネクロマンサーまっしぐらな感じがするんですが……それこそ先祖にノスフェラトゥやネクロマンサーがいそうな予感なんですが。指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の冥王サウロンの別称「死人占い師」もネクロマンサーの邦訳です。ラスボス決まっちゃった感がすごいですね。
アンデッドは寿命が長い=レベルが高くなりやすいということで、魔族やドラゴン以外でラスボスにもなりやすい存在です。ぶっちゃけD&Dのリッチ、旧版ソードワールドのノーライフキングに変わる存在が2.0のノスフェラトゥですので、これも版権問題に注意して名称を使い分けてください。
ファンタジー世界観の根幹を見直すには、創世神話に注目してください。sw2.0は「ソードワールド=剣の世界」ということで、剣に関する神話が多くを占めています。そこをごっそり削ってアンデッド関連の設定を丁寧に組み上げればなんとかなるんじゃないでしょうか。敵もやたら日光に弱い奴らが多いし、月は人狼伝説とも縁が深いので、そこもっと掘り下げてみましょうか。ティファレトバーサークとか(ここにもアンデッド予備軍がいるよ……)。
まあでもいちばん慎重に扱わなくてはならないのはやっぱり、フィーアの生い立ちですね。迫害の理由は「小さい頃から霊が見えた」とかにすれば、自然にコンジャラーに繋がりますが。あとは弱点体質についても。アンデッドって負の生命体だから、自己再生能力がある代わりに治癒呪文でダメージ受けたりするし。「自分で回復魔法で直してるから!」と嘘をついて他者の回復呪文を拒否したり、銀の武器が苦手とか、そのへんの弱点をフィーアが意図的に隠しているとそれらしいかもしれませんね。黄金の装身具が好きってのもそれかな?「シルバーアクセは嫌いなのよ!」ってことでしょうか。
出自の怪しいフィーア、ティファレトとは逆に思いっきり光属性にしたほうがよさそうなのがミレーヌですかね。彼女が頑張って二人を「こっち側」に繋ぎ止めているようにも思えます。そんな感じの人間関係が描けるとドラマになるんじゃないでしょうか。
長くなりましたが、以後はプロット掲示板に行った方がいいような内容の気がしますので、今回はこのへんで。
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