返信一覧の表示
次に何を書くべきかで迷ったら (No: 1)
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時:
どうも皆様、いつもお世話になっております。如月千怜です。
最近次に書く小説をどれにすべきかでよく悩むようになりました。
どれを選ぶか悩んでいる小説は全部異世界ものです。長編一つと短編二つのどれを書くかで悩んでいます。(学園ものは残念ながら後回しにすることが確定しました……)
ちなみに短編は長編と世界観を共有した外伝的なものを考えています。
短編には長編にも登場するキャラクターが一部います。
どれを書くべきかが本当に悩ましいです。
外伝が先か本編が先か、どちらにするべきなのでしょうか。
カテゴリー: その他
この質問に返信する!次に何を書くべきかで迷ったらの返信 (No: 2)
投稿日時:
それだけの情報だと「どちらにするべき」ということはないので、したいようにすればいいとしか言いようがありません。
一応、本編の構想があるのに外伝を先に書く理由を一般論としてあげると、
1)キャラや設定の一部を確認したいから。
2)短編用のストーリーにいいアイデアがあり、そちらに魅力を感じるから。
3)本編の内容がまとめきれていないから。
4)現状で長編に手をつける時間、または気力がないから。
などが考えられます。
何かこれら以外に具体的に悩んでいる理由があるなら、再質問してみてください。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
あまくさ様
挙げて頂いた例では1番と4番が当てはまりますね。
これら以外に具体的に悩んでいる理由は特にないですが……
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
ならば当面手を付けやすいところから始めてみる(外伝着手)ということで、何も迷う必要はないように思います。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信 (No: 3)
投稿日時:
いちおう、如月さんが
・長編を書いたことがある(ある程度の量はこなせる)
・二次創作畑のため、やや背景方面のつくりが甘い
という人だということを踏まえたうえでの話になるんですけれど
・まず、背景になる世界設定のチェックをする
→今参考にしているであろうソードワールド2.0ベースの世界観ですが、実はこれ、ファンタジーものとしてはかなりクセの強いアレンジがなされています。なので、できる限り原典から調べて露骨にSW2.0の設定そのままにならないように注意してください。
最もわかりやすい例がエルフなんですけれど、この世界のエルフは他のエルフと区別するために、私の身内では「河童エルフ」と呼んでいたこともあります(同様に「野菜エルフ」と呼ばれている世界のもあります、古い海外制のシステムですが)。
いわゆる設定マニアの人にはこんなことは薦めずに「さっさと本編書け」と言うんですが、如月さんの場合は、「この設定ありきで作ってしまったキャラ」という部分が後々尾を引きそうな感じがするので、はやめに露骨に取り入れたらヤバい部分を見つけて潰してほしいと思っています。
で、短編か長編かですが
・長編でいったほうがいい理由:短編でネタを出して長編のネタがなくなってスカスカになるのを防ぐ
・短編でいったほうがいい理由:仮に時系列が長編より前のものだとしたら、先に書くことで視点ぶれや矛盾を防げる
と、それぞれメリットデメリットがあります。が、長編が書ける人だとわかっているのでできれば長編で、時系列はなるべく早いものを書いた方がいいような気がしています。参考までに。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
ヘキサ様、いつもありがとうございます。
ソードワールド2.0のアレンジに関しては私も気になったことがありますね。
ヘキサ様はエルフのアレンジが気になったとのことですが、私はエルフよりオーガとトロールのアレンジに驚きました。
彼らは他の作品だと知能の低い脳筋種族という扱いが多いので、ソードワールドの魔法を使えるくらいの知能を持つ彼らを見た時は私の中でのイメージが大分変りましたね……
>>できる限り原典から調べて露骨にSW2.0の設定そのままにならないように注意してください。
そうですね……知能を持っているモンスターは特に気を付けて考えたいと思います。
ちなみに主要キャラ三人は小説版では全員人間という設定ですが、TRPGのPC及びNPCとして使っていた時は全員人間以外の種族でした。
内訳としてはフィーアがナイトメア、ミレーヌがハイマン、ティファレトがシャドウです。よりによってSW2.0のオリジナル種族ばっかりです……
種族選択の理由としてはフィーアはナイトメアの迫害の描写をしたかったから、ティファレトはシャドウ語の設定が現実世界の日本語に似ているからという感じです。つまり二人共使いたい演出に適合していたということです。
※ちなみにミレーヌはこのメンバーの中で唯一PCで使ったキャラなので深い理由はありません。ただ単に性能だけで選びました。ただハイマンの設定の一部がキャラクターの構成に繋がっています。
>>如月さんの場合は、「この設定ありきで作ってしまったキャラ」という部分が後々尾を引きそうな感じがする
前作のMS少女がその例ですね……ダンピールの件でやらかしたことも含めて気を付けたいと思います。
ようやく長編か短編かの話になりますが、長編で行くべき部分と短編で行くべき部分の両方が当てはまりますね。
短編二つは本編より前のものと、本編と同時期に起こるものの二つがあります。
本編より先の短編から書いて、同時期に起こるものを後に回したいと思います。
追記
前回返信しそびれた部分への言及となりますが、アンデッドを敵にした理由は対アンデッド用の魔法が多いからではなくコンジャラーを話のネタにしたかったからです。
あの時はプレイヤーにコンジャラーがいなかったので、コンジャラーのNPCをレギュラーにする際その知識が役に立つシチュエーションを用意しました。それが敵がアンデッドを作り出しているという展開です。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
>私はエルフよりオーガとトロールのアレンジに驚きました。彼らは他の作品だと知能の低い脳筋種族という扱いが多いので
何しろドワーフにも魔法取得制限がついてない世界ですからねー……あと、オーガを巨人族とみなすと、北欧神話の巨人族は美しく知性のあるものもいますので、そっちのイメージかもしれないです。それから個体差で知性が高いやつというのが登場した前例も、なくはないですね。
>フィーアがナイトメア、ミレーヌがハイマン、ティファレトがシャドウです。
どれも人間の亜種で、ハイマンは魔法使い向き(強化人間で恋愛脳なところが某ニュータイプみたいだ)、シャドウは戦士向き(明らかにニンジャイメージなのに、能力値の振り分けが微妙なせいでむしろサムライ扱いになってる……頭の悪い奴は偵察には向きません、花京院は優秀でした)とみればそれほど変ではないんですが。
ナイトメアに関しては「鬼子」「取り替え子」を詳しく調べてください。あと日本の鬼(角がある巨漢、強さを讃えられることもある)と中国の鬼(幽霊の類、とにかく不吉とみなされる)の違いも考慮に入れて。swのシステムでいう「生まれつき穢れを保有している・銀の武器が弱点・親の属性と正反対の弱点」というところからも、いわゆる中国の鬼=アンデッドの性質が強いということになります。ラルヴァ(ハーフノスフェラトゥ)とどっこいどっこいの迫害され具合ですね。このようにsw2.0の設定は、一見いらないように見える設定のほうにしっかりルーツがあったりするんですよ……
日本の鬼子伝説で有名なのは役小角、フィクションでは宇宙皇子が代表的なものです。どちらも男性ですから、フィーアが女性なのは差別化ができていいと思います。
タビットとグラスランナーもルーツは同じです。ホビットという名称が権利問題で使えないために旧版で生み出されたのがグラスランナーでしたが、盗賊特化すぎて戦闘で使えない(ただし知力は低くないため、斥候としては非常に優秀ではありました)ため、別タイプの小人系種族を、ということで魔法特化型+うさ属性というかなり妙なアレンジが入っています。
他にもリルドラケン・ドレイク・リザードマン等、根本のあまり変わらない種族が妙に多いのがsw2.0全体の特徴です。
>コンジャラーを話のネタにしたかったからです。
ちょっと待ってナイトメアのコンジャラーってネクロマンサーまっしぐらな感じがするんですが……それこそ先祖にノスフェラトゥやネクロマンサーがいそうな予感なんですが。指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の冥王サウロンの別称「死人占い師」もネクロマンサーの邦訳です。ラスボス決まっちゃった感がすごいですね。
アンデッドは寿命が長い=レベルが高くなりやすいということで、魔族やドラゴン以外でラスボスにもなりやすい存在です。ぶっちゃけD&Dのリッチ、旧版ソードワールドのノーライフキングに変わる存在が2.0のノスフェラトゥですので、これも版権問題に注意して名称を使い分けてください。
ファンタジー世界観の根幹を見直すには、創世神話に注目してください。sw2.0は「ソードワールド=剣の世界」ということで、剣に関する神話が多くを占めています。そこをごっそり削ってアンデッド関連の設定を丁寧に組み上げればなんとかなるんじゃないでしょうか。敵もやたら日光に弱い奴らが多いし、月は人狼伝説とも縁が深いので、そこもっと掘り下げてみましょうか。ティファレトバーサークとか(ここにもアンデッド予備軍がいるよ……)。
まあでもいちばん慎重に扱わなくてはならないのはやっぱり、フィーアの生い立ちですね。迫害の理由は「小さい頃から霊が見えた」とかにすれば、自然にコンジャラーに繋がりますが。あとは弱点体質についても。アンデッドって負の生命体だから、自己再生能力がある代わりに治癒呪文でダメージ受けたりするし。「自分で回復魔法で直してるから!」と嘘をついて他者の回復呪文を拒否したり、銀の武器が苦手とか、そのへんの弱点をフィーアが意図的に隠しているとそれらしいかもしれませんね。黄金の装身具が好きってのもそれかな?「シルバーアクセは嫌いなのよ!」ってことでしょうか。
出自の怪しいフィーア、ティファレトとは逆に思いっきり光属性にしたほうがよさそうなのがミレーヌですかね。彼女が頑張って二人を「こっち側」に繋ぎ止めているようにも思えます。そんな感じの人間関係が描けるとドラマになるんじゃないでしょうか。
長くなりましたが、以後はプロット掲示板に行った方がいいような内容の気がしますので、今回はこのへんで。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
すみません、少しだけ……
>>アンデッドって負の生命体だから、自己再生能力がある代わりに治癒呪文でダメージ受けたりするし。
>>「自分で回復魔法で直してるから!」と嘘をついて他者の回復呪文を拒否したり
こちらですが私はフィーアをアンデッドにするつもりはありません……
それを導入するとキャラクターのイメージを大幅に変えないといけませんので。
プロットでは既に「嫌われ気味だけど普通の人間」というイメージを前提に作っています。
ただ鬼子などの伝承を嫌われている理由に落とし込むのはアリだと思うので、そちらは大変参考になります。ありがとうございます。
それともう一つ余談ですが……
>>逆に思いっきり光属性にしたほうがよさそうなのがミレーヌですかね。
ヘキサ様、すごい見識をお持ちですね。
実はPCとして使ったミレーヌはプリーストだったんです。つまりヘキサ様の言う通り思いっきり光属性です。
ちなみに攻撃型に変更したのはレギュラーに攻撃役が少ないと戦闘シーンが書きにくいというベタな事情が原因です。
あと神に仕える身なのにエロイのはいささかまずいだろう……という配慮もあります。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信 (No: 5)
投稿日時:
なぜ悩んでいるのか(=長編を書くことと短編を書くことのそれぞれにどのようなメリットとデメリットを感じているのか)がわからないことにはなんともいえない。
それよりも掌編の間の投稿作をチラ読みした印象だと、物語に必要な設定とそうでない設定を見極めるのが苦手そうにみえる。「人間が治める国を舞台に吸血鬼とのハーフで魔法が使えて剣を携えた少年が海獣に襲われている人魚を助ける話」を掌編でやるのはさすがにちょっと設定盛りすぎでしょ。設定がありすぎるせいで、主人公のアイデンティティだったはずの吸血鬼が死に設定になってしまっているのも気になった(最終的に魔法剣で敵を倒すのならば、主人公は魔法剣士でもよかった)。異世界ファンタジー
はなまじどんな設定でも許容できてしまうがゆえに、盛りすぎるタイプの作者には逆に鬼門なんじゃないかという予感。
次に何を書くべきかで迷ったらの返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
にわとり様
一週間くらい間が空きましたがレスをありがとうございます。
本音を言うと掌編の作品の感想はなるべくそちらの方に書いて頂きたいのですが……
>>物語に必要な設定とそうでない設定を見極めるのが苦手そうにみえる。
それについてはヘキサ様も仰っています通り、私は設定を作るのがヘタです。
ただ吸血鬼が死に設定になっているというのは少し理解が及びませんでした。
ここは鍛錬投稿室ではないので反論を書きますが、吸血鬼の設定は一見子供に見える彼が夜更かしするのに正当な理由があることの理由付けという意図で入れています。
>>異世界ファンタジーはなまじどんな設定でも許容できてしまうがゆえに、盛りすぎるタイプの作者には逆に鬼門なんじゃないかという予感。
……僭越ですがそれなら私は何を書けばよいのですか?
学園ものは私の精神状態で書くことが難しいことをヘキサ様が証明しておられますから今は後回しにすることを確定させています。
それで異世界ファンタジーもダメとなったら今のラノベの主流ジャンルは女性向け以外完全に全滅ですよ?
私は女性向けジャンルの作品を書くつもりはないので、異世界ファンタジーまで封印されたら書けるジャンルがなくなってしまいます。