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小説のキャラと世界観について (No: 1)
スレ主 佐藤 投稿日時:
小説でも書いて応募してみようと思って前からやんわりと浮かんでいるキャラとか世界観を改めて見直しているのですが中々上手く纏まりません。
妖怪?など怪異が常日頃蔓延っている世界観、ある日主人公の男の子(この子は妖怪などを討伐する家系の仕事でまだ職業についていない、仮で討魔士と名前をつけておきます。妖怪や怪異=都会の平和を脅かす悪という考えです)
その子が両親に言われて長期休みに田舎に研修?みたいな物に行きます。そこには妖怪や怪異が人間と共存している地域で、研修先は代々妖怪と契約を結んで人間の生活に害を出す妖怪を討伐する仕事をしている家系でした。
その家系の女の子(すでに妖怪と契約を結んでおり、色々な依頼をこなしています。)とバディ?の様な物になります。悪と契約を結ぶ女の子に主人公は相容れないと思いながら長期休みの中で色々な依頼をこなし、段々考えが改まっていく…という物なのですが。
主人公は妖怪とは契約を結んでおらず、支給された銃などを使って両親の依頼の時など妖怪の討伐を手伝っています。
女の子の方は代々伝わっている妖怪から出来ているとされる武器(刀など昔ながらのもの)で戦う、という設定です。
設定に使っている職業など合っているか分かりませんが読んでみてどうでしたか…?また女の子とバディを組むために田舎に行く導入が上手く思いつかず苦労しています。頭の中がごちゃごちゃです…
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!小説のキャラと世界観についての返信 (No: 2)
投稿日時:
小説初挑戦、という事なのでしょうか。
その場合、本当は『細かい設定を詰め過ぎず、一度一万字ほどの適当な短編を書いてみる』ことをオススメします。
が、それじゃあ引き下がれないだろうというのも、理解できるので『こういうものもやってみると、もう少し物語が作りやすいと思うよ』というアドバイスを幾らかします。
①テキストデータではなく、紙に一通りの設定を書きだし、関係性を模式図にしてみる
パソコンでやりゃあ良いのに、と思うかもしれませんが、紙面上の視覚的な分かりやすさというのは結構バカにできません。複雑に組み合わさっている物を、一度分解して並べ直すのも、創作の上では大事です。
②『物語の軸』を決めましょう。
これは言い換えると、『テーマ』と『ジャンル』を決めましょうという事です。偉い人のインタビューを見ると、『そんなものを決めて堅苦しく作ると、面白くならない』と絶対に言われるんですが、それはある程度の腕がある人の話なので、一旦決めてしまいましょう。
見た感じ、質問者さんの狙っているジャンルは『アクション』ベースに若干推理要素を入れたい、という感じでしょうか?
そちらが決まっているなら、もう一つも決めてしまいましょう。この場合の『テーマ』というのは『復讐モノ』とか『主人公無双』とか『主人公の精神的成長』とか、そういうやつです。
つまり、物語の中で主人公が大筋として何を為すのか、という事です。質問文からはそれがあまり読み取れませんでした。主人公の能動性・受動性に限らず、ストーリーとしての目的は早めに決めておきましょう。
③『怪異』の世界観的本質を決める
これは、主人公やその周囲が知っている『常識』とは別に厳密にその世界の事実としての設定を指します。その上で『怪異の本質』とは何ぞや、という話ですが。
例えば、怪異を『生態系内に存在するオカルトパワーを持った存在』と定義するなら、そもそも『人間に友好的な怪異』と『人間に敵対的な怪異』の両方をひとまとめに『怪異』と呼んでいるのはリアリティ的に無理があります。何故なら、『オカルトかどうか』以前の所ではっきり区別しうるものであり、敵対者の側は明確に『害獣』だからです。
一方で、『人間の感情から生まれた存在』というような設定であれば、単純な悪役ではなく、人間の側の責任の問題やそもそも戦いの在り様が『人間が自分の責任を取っている』といえる形になるため、意味合いが変わってきます。
また逆に、『人間の感情を食べる生き物』として見れば、これもまた人間と怪異の付き合い方に関する複雑な事情をのぞかせる展開になるでしょう。
逆に言うと、そういった点を細かくつめないまま『怪異嫌いの主人公と妖怪を相棒にするヒロイン』という構図を書いても、全体的にふわっとした物にしかならないと思います。
④主人公の両親について。
ご存じかと思いますが、人間の人格形成は、両親などの家庭的な要因の影響を強く受けます。主人公が怪異を『悪』と断じて憎んでいるという事は、通常、その両親も似たような性格になるんじゃないでしょうか? ここで疑問に思うのが、そんな両親が主人公をわざわざ『妖怪なんかと仲良くしている下賤な連中』の所に送るでしょうか?
逆説的に言えば、『主人公の妖怪への敵意は両親が原因じゃない』とか『両親も妖怪を悪だと思ってるけど、それでも主人公を送り出した理由』とかが本来あるはずなんです。
そこを決めてみると良いんじゃないでしょうか。
以上。長文失礼しました。
小説のキャラと世界観についての返信 (No: 3)
投稿日時:
現代が舞台って事でよろしいのでしょうか。
そうなるとリアリティを出すための設定が大事になってくるかなと思います。
ぶっちゃけ妖怪とか個人の能力とかはそれほど気にはならないのですが、
例えば討魔士という職業の社会的地位や身分などは細かく決めておくといいかもです。社会における認知度とか。
仕事に銃を使うようですが、それが合法なのか違法なのか。合法ならば活動の法的根拠とか。政府や警察との関係。田舎の研修先は戦い方の違いから同業他社っぽいが、その辺の区別や成り立ちとか。
そーゆー設定を細かく用意すればストーリー展開の助けにもなると思います。
小説のキャラと世界観についての返信 (No: 4)
投稿日時:
両親はどうして主人公を送ったのかを決めると導入もうまいこと書けるのではないでしょうか。
たとえば両親としては本来は妖怪と共存するのがベストで、人間に害をなしている妖怪だけ討伐してるとか。でも主人公は妖怪はみんな悪だと思ってて、そんな主人公の人格を矯正するために田舎に送り出したとか。……ちょっと『もののがたり』っぽいですねこれだと。
逆に、両親は妖怪を憎んでて、人との共存なんてありえないと思ってる。だからこの田舎を妖怪から解放するための尖兵として主人公を送ったとか。
適当に二つ書いてみましたけど、他にもいくらでもあると思うんですよね。そこからひろげるといいかもしれないです。