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主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいか (No: 1)
スレ主 蛇鷲 投稿日時:
例えるならライダーの初変身です。
書籍の小説なら一巻(TVなら一話)中盤にそういったシーンを持ってくることが多いと思うのですが、ネット小説でも同じような位置に置くべきでしょうか?
それとも冒頭にそれっぽいシーンを置くべきでしょうか?
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいかの返信 (No: 2)
投稿日時:
実際に実力をいつ見せるかよりも、"いつかすごいことをやってくれそうだ"っていう期待感を序盤から読者に与え続けるのが大事なのだと思う。
鹿目まどかは11話まで変身しないけど、キュウべえが序盤から"まどかには魔法少女としてすごい才能がある"と煽りに煽って、この期待感だけでTVアニメ10話分を走り抜けます。"まどかの変身"の、最後の切り札としての重みが段階的に増していくように計画的にイベントやエピソードが投入されることもあって、それだけ引っ張っても序盤の期待感が途切れない。むしろまどかの変身を待望する気持ちが11話に向けて強まっていく。
だから必要なのは見せ場それ自体よりも、見せ場に向かって読者の期待感を高めていくストーリーの導線のほうじゃないだろうか。で、そう考えると、冒頭に主人公が実力を見せるシーンを置いてしまうのは却って悪手なのではという気がする。読者からすれば読み始めたばかりで現状何の思い入れもない主人公がまだ馴染みのない世界観で活躍している様子をいきなり読まされることになるわけで……。この人に活躍してほしいと思うキャラが活躍するから爽快なのであって、知らない人が実力を発揮している様子だけを見せつけられても読者は気持ちよくなれないんじゃないですかね。
創作論で「第一幕に登場した銃は三幕までに発砲されなければならない」という言葉(チェーホフの銃)がありますが、ネット小説であっても冒頭で書くべきなのは三幕の発砲シーンの先取りではなくて、"銃そのものの存在"なんだと思います。読者は伏線についてよくわかってるから、銃が出てくればその引き金にいつ指がかかるのかを期待するようになる。もし三幕の発砲シーンが下手くそで読者をがっかりさせたとしても、少なくともこれで二幕までは読んでもらえるはずですね。
主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいかの返信 (No: 3)
投稿日時:
実力の概念(がいねん)が分からん太郎です。\( 'ω')/
実力って・・・・・腕力とか超能力(ぶつり)ですよね?物理と相対くらいしかないやん。
ライダーでいうと、ショッカーとか怪人が人間より凶悪に強い描写を先に入れる必要。
冒頭OR中盤までに【怪人の強さを描写しきらないといけない】になります。
延々見せつけられたショッカーの強さを超えるヒーローの実力★みたいな?
ショッカーがヤッターマンのドロンジョ一味レベルで、コミカルへなちょこな敵に、爆殺ライダーキックやってもさぁ・・・・・
とりあえず、実力を示すだけのトラブル描写できんのん?ページどんだけ必要?
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物理なら
道を土砂&大岩がふさいで通れない。
それを主人公がワンパンで全ての土砂をふっ飛ばし大岩を粉にする。とかなら理解はできます。(ジョジョとかでよくやる謎の能力の「結果」だけ見せるやつ)
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あと個人的にはにわとりさんの例はお勧めしかねる(笑)
「女の子」「プリキュア(魔法少女)」という先入観や期待値から【きっとすごいにちがいない(確信)】なのであって、
「男の子」「魔法や超能力」だと【魔法科高校の劣等生】通称『さすおに』になります。
出し惜しみ系は、好きは人は好きだけどアンチも多いねん。「劣等じゃねーじゃねーかよ」「しら~・・・」みたいな。
期待してけろ期待してけろ系は少女マンガ(いがいとエグイ内容も多い)と後味悪い系ミステリー向き、爽快アクションものには推奨しかねる。
主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいかの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
ライダーを例に挙げておいてなんですが、当方相手方の恐ろしさをまず見せるということをすっかり失念しておりました。とんでもなく方向が違うとはいえ、一応改造人間ものを書こうとしているのに…
たいていの作品でもまず相手の実力を見せてから主人公が、だと思い至ったのでその点踏まえて今一度プロットを練り直したいと思います。
主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいかの返信の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
え?マジライダーもの?なにそれ楽しみ。
てっきり超能力系かと思ってた・・・・ちゃんと特撮的な様式美のあるものだと、そこまで基本を重んじなくてもいい時もあります。
例えばゾンビや進撃の巨人、ウルトラマンの怪獣なんかは基本「脅威として明確」です。また「悪の怪人」という名乗りがあるだけでもいい。
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あとヒーローに助けられたことをきっかけに、敵の説明やヒーローの内情を紹介してくれることになる「ヒロイン」ポジが語り手や主人公ならば。あらゆる説明をどんどん後回しにしてもよくなります。
たしか仮面ライダー響鬼がそういうスタイルで、仮面ライダーのストーリーがすごく分かりやすかった覚えがある。
改造の当事者、被害者が主人公&主人公だと、最初から一気に提示しなければ辛いですが、主人公が一応一般人からスタートすると、敵と味方の実力は後出しでいい。【東京喰種とかは作者自体が特撮マンガ畑の人っぽいから、ストーリーラインがモロ特撮王道】
主人公の実力はまずどのあたりで見せればよいかの返信の返信の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
期待していただけるところ申し訳ないのですが、主人公は一般人出身ながら悪の組織側です。おまけに現状開幕戦は内紛で、その後もいわゆる正義の味方は出番少な目というトンデモ構成です。
それでも特撮のお約束はなるべく守っていきたいとは考えています。というより主人公がそれを意識して行動するようにしようかと。