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文章を真似る方法を考えました (No: 1)

スレ主 tokieda 投稿日時:

A.文の類型
文には役割に応じた三つの種類がある。
1. 場所等を表し、それ単体に動作や意味がない、または意味を掴むことが難しい。
2. ある動作や状況等が他と結びついていることを表す。
3. 描かれている範囲が全体としては小さすぎ、それ単体では状況がうまくつかめない。
1を設定文、2を連関文、3を限定文と呼ぶことにする。

1は主に場所、時間などの状況を表すが、たとえ場所が描かれているとしても、全体の状況がつかめないのであれば3に分類されると考える。この場合は主に主人公の境遇を暗示したりする役割で用いられる。このため、文脈に合わせて主体が人なのか物なのかを決定し、その主体の描かれ方が1~3のどれに当てはまるのか見る必要がある。

 実際に、これを使って解析してみる。()内…文 ○内…段落

①(1)ある日の暮方の事である。(2)一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
②(3)広い門の下には、この男のほかに誰もいない。(4)ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。(5)羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子、もう二三人はありそうなものである。(6)それが、この男のほかには誰もいない。

(1)は場所の設定文
(2)は場所と人間の位置関係を表す連関文
(3)は状況の設定文
(4)は場所の一部を表す限定文
(5)は場所と可能性との連関文
(6)は状況の設定文

(4)の主体は蟋蟀である可能性もある。しかしながら、現時点では意味を持たないので主体ではないと考える。

設定の描かれ方や、時勢、話法、情景による心理描写など、他にも考慮すべき物事はあると考えられるが、どの役割の文章が並んでいるかを真似ることによって、他人の文章を真似ることができると考えられる。

児童文学では状況の連関文が多く、SF小説では連関文が少ないと思われる。なぜなら、児童文学では児童に対しては何が起こっているのかを説明する必要があるが、SFでは読者に文脈が共有されているため、設定や状況を単語に組み込むことが可能であると考えられる。

B.文節の使われ方
文節を動詞句(:=用言の終止形)、副詞句、連体修飾語句、名詞句、接続詞句、Be動詞句(:=です、ます)に分ける。ある作者の特定の役割の文には、ひとつの文節を一度に修飾する文節の数や、Be動詞句の省略の度合いなどに一定の傾向があると考えられる。

カテゴリー: 創作論・評論

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文章を真似る方法を考えましたの返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

よくわかんない!!!試しに何か書いてみて。
個人的に苦手な文章はサリンジャーなので、サリンジャー調で書いてくれたら一発で分かるわ。
――――――――――――――――――――――――
あとはサイトにもよるとは思いますが、芥川はかなり「。」を使うコマ切れ節なので、現代人にはウケが悪い傾向を見かけます。芥川ってなんか全体的に児童文学味があるって話も聞いた気がします(うろ覚えです)
―――――――――――――――
連関文、とやらも良く分かんなかったけど・・・・近年のラノベだと主人公=語り手による一人称視点にする事で、説明に連関性をいれなくても分かりやすくする傾向もみられる気がする。

児童文学はけっこう三人称多めなんですよね。SFは一人称も、かなり多い印象です。

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タイトル:文章を真似る方法を考えました 投稿者: tokieda

A.文の類型
文には役割に応じた三つの種類がある。
1. 場所等を表し、それ単体に動作や意味がない、または意味を掴むことが難しい。
2. ある動作や状況等が他と結びついていることを表す。
3. 描かれている範囲が全体としては小さすぎ、それ単体では状況がうまくつかめない。
1を設定文、2を連関文、3を限定文と呼ぶことにする。

1は主に場所、時間などの状況を表すが、たとえ場所が描かれているとしても、全体の状況がつかめないのであれば3に分類されると考える。この場合は主に主人公の境遇を暗示したりする役割で用いられる。このため、文脈に合わせて主体が人なのか物なのかを決定し、その主体の描かれ方が1~3のどれに当てはまるのか見る必要がある。

 実際に、これを使って解析してみる。()内…文 ○内…段落

①(1)ある日の暮方の事である。(2)一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。
②(3)広い門の下には、この男のほかに誰もいない。(4)ただ、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。(5)羅生門が、朱雀大路にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子、もう二三人はありそうなものである。(6)それが、この男のほかには誰もいない。

(1)は場所の設定文
(2)は場所と人間の位置関係を表す連関文
(3)は状況の設定文
(4)は場所の一部を表す限定文
(5)は場所と可能性との連関文
(6)は状況の設定文

(4)の主体は蟋蟀である可能性もある。しかしながら、現時点では意味を持たないので主体ではないと考える。

設定の描かれ方や、時勢、話法、情景による心理描写など、他にも考慮すべき物事はあると考えられるが、どの役割の文章が並んでいるかを真似ることによって、他人の文章を真似ることができると考えられる。

児童文学では状況の連関文が多く、SF小説では連関文が少ないと思われる。なぜなら、児童文学では児童に対しては何が起こっているのかを説明する必要があるが、SFでは読者に文脈が共有されているため、設定や状況を単語に組み込むことが可能であると考えられる。

B.文節の使われ方
文節を動詞句(:=用言の終止形)、副詞句、連体修飾語句、名詞句、接続詞句、Be動詞句(:=です、ます)に分ける。ある作者の特定の役割の文には、ひとつの文節を一度に修飾する文節の数や、Be動詞句の省略の度合いなどに一定の傾向があると考えられる。

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