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かぐやさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:スランプ?書かない方がいい?の返信

他の方がほとんど解答されてる感じだったので、あえてちょっとヘンなことを。
最近、プロットも最後まであった長編を書き上げたんですが、その中で普段扱わない要素、ヘイトを買うかもしれない要素を書くか迷ったことがありました。

筆が止まるということまでにはならなかったんですが、その時、自分にブーストかけてたのが、「ここでベタにしたら、50過ぎて読み直した時、誤魔化したな」って後悔しそうって想像でした。

ヘンに思われるかもしれない、新人賞でマイナス要素になり得る、叩かれる、頑張りが無駄になるかもしれない、後悔しそう。
そういう気持ちは常にありましたが、今までブレーキを踏んでいた箇所で、あえてアクセルベタ踏みしてみたんです。

書き上げたのが最近なので結果は出ていませんし、非常に怖いですが、実際にやってみて得られた肌感覚というか、そういうものが少し身に付いたというか。

なんだかあやふやな感じのことを言ってしまいましたが、個人的には、「まず健康面、経済面に不安がない」ことがクリアされているのなら、アクセルベタ踏みでやりたい事やって、突っ走って見るのも一つの手かなと思います。
そしたら読者さんの中にも、「ああ、この作者さんは暴走じゃなくて、今、冒険(実験)してるんだな」と理解してくれる人はいると思うので、そこでのコミュニケーションを大事にするのもいいかもしれませんね。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信の返信)

スレ主 かぐや : 0 投稿日時:

サイドさんの感覚とはかなり近いなあと思って回答読ませていただきました……!そうなんですよね。後悔したくないんですよね……(;;)。今回自費出版の書籍化ということで、費用的な意味でももう一度修正した(改稿した)ものをいんさつすることはできませんし、そういう意味でどうしても完璧に仕上げたくて……。

>アクセルベタ踏みでやりたい事やって、突っ走って見るのも一つの手かなと思います。
どちらかといえば書きたいという思いの方が強いので(この小説ストーリーはもちろん、世界観やキャラクターがすきなので、なるべくエピソードを増やしたいという思いがあります。あまり物語の体としていいものではないのかもしれませんが……)、アクセルをベタ踏みする方向で頑張ろうかな、と思います笑。

>そしたら読者さんの中にも、「ああ、この作者さんは暴走じゃなくて、今、冒険(実験)してるんだな」と理解してくれる人はいると思うので、そこでのコミュニケーションを大事にするのもいいかもしれませんね。

そうですね。暴走にはならないよう、他の方の回答も参考しながら見つめていこうと思います。私の作品は元々読者を選ぶ作品ですので、そういう意味でも温かく見守ってくれる方が多いのでは……と信じています(;;)!

コメントありがとうございます!色々な方の意見を貰うととてもやる気につながります、頑張ります(;;)!!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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元記事:スランプ?書かない方がいい?の返信

こんにちは
物語の根幹をなすストーリーの伏線のようなエピソード。それについて感覚が人によって違うため、情報が不足していてよく分かりませんでした。

落ち着いて勉強できるカフェだったり。たくさん寝て疲れをとって、ゆっくり時間をとって、くつろげる環境で、原因について情報を整理すると何か掴めるかもしれません。
大変な作業や苦痛が予想されるときは、
私はできるだけカフェで作業することにしてます。
何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信の返信)

スレ主 かぐや : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます!
そうですね。情報を整理するというのは大切なことに思います……。書こうと思っているエピソードについて、もっとちゃんと詰めてみようと思います。

場所を変えるというのもいいアイディアですよね。ありがとうございました(;;)!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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元記事:スランプ?書かない方がいい?の返信

悩みは千差万別で、本人自身やよほど身近で見ていないと分からない部分があると思いますが、とりあえず自分の例をあげてみますと。

仕事とか、小説とかで手が止まる、動きが止まる、動けなくなる、って時は大体の場合何らかの迷いがある時だったように思います。

次の仕事はどうすれば良いのか?
これでいいのか?
あれ? あそこってあれで良かったんだっけ?

こういった時、私の場合だとまず一個一個知らないことを潰すことにしています。そうすることで迷わず行動出来るようになって、フリーズを回避できるようになりました。
そんなわけで、まず自分がどうして動けなくなるのかを客観視するところから始めるのが正道かなと。
そのように思いました。

なお、私は小説のケースですと三回ぐらいスランプになりましたけど、解決方法はこんな感じだったように思います。

問題 思うように文章が上手く書けない! 何回も直してて進まない!
 →解 いきなりは上手くなんないからちょっとづつやるしかない。あと、文章うまい作品からもっと学べばいい。

問題 これ、読者は楽しんでくれるかな? で、ずっと悩む。
 →解 考えてベストアンサーが出せるものと、出せないものがある。これはそのウチの後者だから、自分なりのよりベターな方向を目指すしかない。あと時間は有限だから、無限にベターを探し続けるのは無理。だから、締切が許す範囲でのベターまで許可。それ以上は不許可。

問題 自分より上手い人がいるなら、自分が書く意味ってなくない? なんで書いてんだっけ?
 →解 じゃあ、自分ぐらいしか書かないもん書こう! 人が書きそうなもんは人任せでOK!

まあ、それはさておきまして。

返答などを見ているに、質問者さんは書籍化を予定しているんだけど、ちょっと二章を直したい、ってあたりにフリーズ原因があるようで。内容的にはサタンさんがおっしゃってることかもしれなくて。
そのあたり自分との対話が終わってないんじゃないかな、と思うんですね。

直したい自分と。
直したくない自分。

その二人の葛藤が論理エラーを発生させていて、動けなくなっている。
そのように思いました。
……まあ、私がそう思っただけなんですけども。

もし仮に上記の理由がフリーズを発生させているのなら、まずその二つの気持に納得を生み出す必要があるのかなと。

つまり、完全にどっちかにカジを切るか、中庸な回答を出すか、両方飲み込んだ回答を出すか、とかそんな感じの気持ちの切り替えが必要になるように思われます。

このあたりはその人その人で解が異なると思うので、一概には言えませんが、確かに今まで読んでくれていた人のことを考えると大幅な改稿はしづらいので、私も直したくても直せないかなー、と。
すでに七章まで書いちゃってますしね、多分私なら直さない。気になるレベルなら、そもそもその二章投稿(察するにすでに投稿したと判断しましたが?)以前に考慮することだったかな、と。
その辺りは恥を偲んで、誤字脱字の修正ぐらいに留めるように思いました。

あと、既出ですけど。
直そうと思うと無限に直したくなるものですから、どこかで区切りは必ず必要なんですよ。改稿の改稿の改稿で、いつまでも完成しない人って山ほどいますし。
趣味だからいくらでもやっていいですけど。
逆に、趣味だといくらでもやる羽目にもなりえるんですよ。
だから、直さないなら直さないで良いですが。直すなら、期限や範囲を決めておくのも手ではないでしょうか。
これなら、あんまり悩まなくても済むかもしれません。

では、こんな所で。
この回答がお役に立ちましたら幸いです。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信の返信)

スレ主 かぐや : 0 投稿日時:

>私の場合だとまず一個一個知らないことを潰すことにしています。そうすることで迷わず行動出来るようになって、フリーズを回避できるようになりました。

これはすごく思いました……。皆さんの言葉ももちろんですが、設定をもっと詰めたら書けた感はあるので、私の中でまだ知らないことを潰しきれていなかったのかもしれません……。
私は執筆の前にプロットを詳細に書くのが嫌なのですが、理由としては、セリフなどのプロットを詳細に書けば書くほど「もう書いた感」が出て筆が進まなくなるんですよね……。書く楽しみが失われるというか。書いてると同時に物語が紡がれて、書きながら自分も読者になっている、というスタイルで執筆している気がするのですが、たまにそれが上手くいかないことがあるようです。その時は詳しく設定を詰めた方がいいみたいですね……。

>ベストアンサーが出ないものがある
そうなんですよね(;;)。私はしょっちゅうベストアンサーが出ない命題を悩み続けている気がします……。ハイさんの回答、胸に刻みます!笑

>直したい自分と。
直したくない自分。
その二人の葛藤が論理エラーを発生させていて、動けなくなっている。

あーーーーーこれがすごくしっくり来ました……。めちゃくちゃあるかもしれない……。特にサタンさんともお話していて、「書かない方がいい」と言われると書いた方がいい理由を挙げ、「書いた方がいい」と言われると書かない方がいい理由を挙げている自分がいて……。元々優柔不断なので、余計に悩んでいるんだと思います……。

>直すか直さないか
すごくすごく悩むのですが、おっしゃる通り期限は既にありまして、その時までに納得できる完成度にならなかったら諦めようとは思います……。舵を切ったほうがいいというのも本当にその通りですね(;;)。なんとか気持ちに整理をつけようと思います、頑張ります!

ただまあ、関係性の発展にはなれど、メインストーリーの大きなテーマにはさほど関わることではなくなるとは思います…。あとは他の新作でやればいいという意見は最もなのですが、正直この作品を書いたあと全く別の作品でここまで長編になるもの(また思い入れができるもの)はないと思うので、この作品に命を懸けたいという謎の思いもあるんですよね……(;;)。なので、ひとまず期限までは頑張ってみたいと思います……。

色々とありがとうございました。自分を見直すきっかけになったので本当に助かりました(;;)!頑張ります!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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元記事:スランプ?書かない方がいい?の返信の返信の返信

>改稿している理由は
そっか。うーん。悩むところだけどやっぱあんまり本筋に絡む追加はしないほうが良いと思うな。

>外伝としてのエピソード追加ですと、
ああ、いや、そうじゃなくて。
外伝を書くのと変わらない、というだけで外伝を差し込めばいいって事じゃないです。
例えばキャラがわからないので適当だけど、主人公は頭がいいってキャラだとして、主人公の頭の良さをアピールするエピソードの一つや二つは作中にあるだろうと思う。それを3つに増やすとか、そういう話。3つ目は別に無くてもいいし何ならその追加エピソードは単品で書けば外伝みたいなもんじゃん? ということです。

だから、キャラでなく展開で言えば、村で問題が起こって、解決のため森の奥へ行って、村に帰ってきて問題を解決する、というストーリーがあるとしたら、森で迷って小さな泉を見つけて休憩してたら敵に襲われ撃退する、というエピソードを追加したり。
このエピソードも、別に無くても問題ないでしょ。森に入ったあと迷うか迷わないかの違いでしかないし。

または、その森へ向かうのは主人公とヒロインの二人ってのがもともとだけど、主人公とサブヒロインの二人に変更して改稿したり。
話の流れが変わってしまうような人事変更は出来ないけど、場合によっては主人公以外はどうとでもなるので、まあちょっと嫌らしいけど割と人気が出たキャラに変更してしまうって事をしたりもする。

>だから不幸中の幸いと言えばいいのか、物語全体のプロットにはそこまで影響がないんですね
創作の仕方は人によって違うと思うから確かなことは言えないけれど、
個人的には、詳細プロットがない・終盤はまだ書いてない・追加エピソードの影響を受けるだろう場面はまだ先、そういう状況で序盤に何かしちゃうってのは逆に危ないと思う。
詳細なプロットがあるなら序盤に追加することでどこに影響が出るかをザッと確認することが出来るので、無いほうが危ないかなと。
大まかな流れはあって更に作者の頭の中にイメージはあると思うんですが、それが、ほんと上手くいかなくなる。
顔合わせのタイミングがズレるってのは、聞いた限りでパッと思いついた例の一つってだけなので……。

よくある、私もよくあった、あるあるな流れを書くと、
そういう序盤に追加するアイディアのおかげで序盤は良くなるんだけど、その追加エピソードにまつわる要素が関係してきたりしてまた4章5章とかを弄りたくなるんだよね。
もしかしたら2章に追加するエピソードだけなら問題ないのかもしれないし、なんとかなる、より良くなるのかもしれない。
けど、それを切っ掛けにどんどんズレてくるんだよ……。相談内容には「二章に物足りなさがあって」とココだけって感じはするんだけど、たぶんそれじゃ済まないんじゃないかなって。

ただ。
そもそも物語全体を考えてないし、中盤以降の内容もまだ未知数です、って事だから、そもそもそうやって初期イメージからズレてもズレた先でまとめりゃいいし、最悪二章以降全部書き直せばいい話だし、やるとなったら否定はしきれないなと思います。
私は、最初に考えた内容からズレるなら、そもそもそういう内容の新作書けよって自分に思うので、改稿するにしても最初に考えた内容の枠内でいじります。

で。
改稿の仕方についての返信になっちゃってるけど、本題はそんな改稿で筆が進まないってことで、なんで「本筋に影響を与えないエピソードのが良い」って主張なのかっていうと、
スレ主さんには追加エピソードに不安があるように見えたので、「本筋に影響がなければ不安はないよ」というのが、まあ私の返信の要約です。
主人公描写のエピソードを二つから三つに増やしたところで大きく変わるものではないから、もし少し余裕があったら性格描写のエピソードを一個増やしてみるとか、先述した「森で迷って泉に~」みたいに問題解決までの道筋で寄り道させたり若干遠回りな展開を考えてみたり、何かそういう「影響ないもの」のエピソードを一個書いてみたら良いと思う。
それが普通に書けるんだとしたら、やっぱ本筋をいじることに不安があるから書けないってだけじゃないのかな、と。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 かぐや : 1 投稿日時:

再度のお返事感謝致します!ありがとうございます。お礼としてのコメント返信させて頂きます。

>森で迷って小さな泉を見つけて休憩してたら敵に襲われ撃退する、というエピソードを追加したり。

あってもなくてもいいものを足していいのか……ってけっこう悩んじゃうんですが、お話聞いてる限り、それもまた物語であり入れるのはあり……ということなんでしょうかね? 私は変に真面目な節があるので、物語に必然性がないといけない……とかぐちゃぐちゃ考えてしまうので(;;)。
ただ少しだけ気が楽になった気がします。

>大まかな流れはあって更に作者の頭の中にイメージはあると思うんですが、それが、ほんと上手くいかなくなる。
>森で迷って小さな泉を見つけて休憩してたら敵に襲われ撃退する、というエピソードを追加したり。
>やっぱ本筋をいじることに不安があるから書けないってだけじゃないのかな、と。

そうか……そうですよね……。この辺りを聞いて、例の魔王的キャラは出すのをやめようと思いました。それこそ本編が大幅にズレてしまう気はたしかにしたので……。
またサタンさんのおかげで、悩んでいた理由はたしかに、自分の知らないところで設定や世界観や読後感が変わってしまうことにあまり気付いていなかったせいかもしれない、と思いました。
実は昨日おかげで少し書けたのですが、書きながらも、このエピソードを追加するだけで、主人公とその周りの関係性すら少し変わってしまうなあ、などと思いました。本来記述していなかった時間の話を書くだけですので(3日間何も起こらず旅を続けたか、3日のうちで事件が起こったかという違い)、当の主人公たちの気持ちからしてみれば過ごした時間は変わらないのでしょうが、読者からしたらキャラ達がより濃密に絡むようになったと見るでしょうから……!
そういった点も、まだまだ甘かったのかもしれません……。

ともあれ、色々とありがとうございました。本筋から逸脱しすぎないようなエピソードになるよう、気をつけて執筆したいと思います。正直また次の話ですら書けなくなるのではと不安しかないのですが、頑張ってみます(;;)。
重ね重ねありがとうございました……!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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元記事:スランプ?書かない方がいい?の返信

あまり長いコメントは出来かねますが、リアルの生活に悩みがあったり、不規則になっていたりしませんか。執筆でなく(どのような生活を送られてるか存じませんが)リアルは上手く行っていますか。
何故かと言うと私自身先週か今週にかけて人生でも五本の指に入りそうな嫌な事が立て続けに起こり3日位筆を置きました。
後私は前の方がアイデアが多かったけれど最近枯渇を感じインプットがあまりなかったからかなと思い猛烈に本読んでます。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信の返信)

スレ主 かぐや : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。確かに私も私生活が乱れてるかもしれません……笑
リアルは可もなく不可もなくという感じでしょうか。特別上手くいってるわけではないのですが、今のところすごく悪いことがある訳でもないです。

ただお恥ずかしながら私生活が乱れているのはいつものことなので(執筆が捗るときも乱れていた)、今回はあんまり関係ないかもしれません……。もちろんいいに越したことはないのですが!

返信ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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元記事:連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方について

よろしくお願いします。

皆さんは長期に連載する場合(刊行なら一巻から続いて、二巻三巻と出していく)、どう物語を展開していきますか? 皆様のやり方を教えてください。

自分は分かりません。例えば仮に一巻分は書けたとしても、続刊となると、どう展開していけばいいか思いつきません。

メリハリを、とか、緩急着けて、とか、構成力が~とか、今一ピンと来ません。他にに何かないでしょうか?

今のところ、自分なりの「こうすればいいのだろうか」と思うものが断片的にあります。

1:とある編集の方が、キャラが立っていればストーリーは後からついてくると仰っていました。ので、まず第一にキャラの設定を事細かに、重点的に考える。

2:幾人かのキャラを適当に考えたら、この人達が出会ったら何が起こるのか? この人達の持つそれぞれの設定が打つかったら何が起こるのか? と、邂逅することで何かが生まれる、というところから物語を作り、または膨らませる。

3:そのキャラ、特に主人公に対して「君は色々あるだろうけれど、色々出会って、成長して、最後はこうなってほしい」と此方の願いを込めて、色々体験させていくことが、続刊の物語になっていく?(ここは挙げた中でも、自分でも首を傾げるところです)

以上になります。

三幕構成は、説明、対立・衝突、解決と決まった形があるけれども、しかしそれが同じ物語を量産するとは限らないと書いてありました。でも、自分が書いたらどうにも二巻三巻も同じ物語になるだろうなぁと不安になります。(状況説明、問題起こす敵が現れた、対立・衝突。主人公が敵を倒す。問題解決。その繰り返し)

あとは、二巻、三巻と続けられてもオムニバスになるんじゃないかとも不安です。それぞれの巻で完結する物語ですね。

どうか、皆様の「連載のやり方」を教えて頂けたら幸いです。

上記の回答(連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方についての返信)

投稿者 あまくさ : 1

>とある編集の方が、キャラが立っていればストーリーは後からついてくると仰っていました。

それではまず、キャラについて考えてみますね。

これは『ドラえもん』をイメージすると良いかもしれません。あれはキャラが立っているというより、キャラの個性が分かりやすく確立しているんですね。例えばジャイアンが出てくればどういう行動を取るか作者も読者(視聴者)も容易に想像できるので、ストーリーが作りやすいんです。そこに「ひみつ道具」のアイデアを落とし込めばいくらでも話が作れてしまいます。

キャラについてはもう一つ、「読者(視聴者)がキャラと友達になったような気分を作る」という効果もあります。これは、友達とまた会いたいから続編を買おうというモチベーションを起こすのが狙いです。

で、ですね。
『ドラえもん』は短編連作コメディです。しかし、スレ主様が取り組んでいらっしゃるのは、もっとストーリー性のある作品なのだろうと推測します。それだとおそらく、『ドラえもん』のパターンではそのままは使えないと感じられるのではないかと。

ただ上で説明した構造は、「キャラ + コンセプト(ひみつ道具)」という形なんですね。これのコンセプトの部分は、別のものに置き換えることが可能です。多くの場合、それは「主人公の目的と、それを阻む障害」になります。そしてエンタメなら、たいていはそこにもパターン化がほどこされています。バトルものなら敵組織などの設定が決まればそこからパターンが自然に生じてきます。日常青春ものでも、例えば『俺ガイル』は「根は純粋だけど屈折した主人公が、一歩はずした角度から問題を解決する」というのが基本パターンでした。そこから「今回はどうやるのかな?」という読者の興味が引き出され、最後は何とかしてしまうのが彼の持ち味ではありますが、問題含みの解決になって作中では批判されてしまうのがお決まりでしたね。
また、『青春ブタ野郎』シリーズは「思春期症候群」という都市伝説的フシギ現象が全編の共通モチーフになっていて、それにはまって苦しむヒロインをいかにして救うかが基本パターン。これは「ひみつ道具」のシリアス・ストーリー版とも言えます。

エンタメ作品のほとんどは、基本的な骨格はワンパターンなんじゃないかと。ハリウッドのある制作者は脚本家に、

「同じだけど違うってやつがほしいんだよ」

と言ったそうです。
もちろん「違うってやつ」をどう作るかが重要なのは論を俟ちませんが、ベースはワンパターンな方が良いという考え方です。「ワンパターンでも良い」ではなく、「ワンパターンでなくてはならない」です。
例えばキャラにしても、好きになった主人公やヒロインがイメージと異なる言動をとったら、むしろイヤじゃないですか? ストーリーについても同様の心理で、ファンというのはけっこうお決まりの展開を好むものです。水戸黄門が好きな人は、印籠が出なかったらブーイングでしょう。

で。
ここまでは、いわばパターン化された量産型作品の作り方です。
しかし、スレ主様の悩みは「ワンパターン、量産型になってはダメなんじゃないか?」というところにあるわけですよね?
そこで、「違うってやつ」の作り方になりますが、そこに踏み込むと話が長くなるので簡単に。

1)きわめて斬新なアイデア。
2)ワンパターンなパーツの、組み合わせや使い方を変える。
3)ワンパターンなストーリーに、起伏を加える。

この三つじゃないかと。

1は究極。これが実現できれば最強でしょうが、完全にひらめきによる部分なのでコツで何とかなるようなことではありません。ただ、インスピレーションを得るきっかけについてなら、ここの常連の一人、読むせんさんが時々ふれているタロットカードなんかは、わりと有効かもしれません。それと、「三題噺メーカー」みたいなサイトがあったりするのですが、ああいうのも「アイデア触発メーカー」として使えるかも。

2については、もう一度『ドラえもん』で考えてみます。あの作品、原作ないしテレビ版アニメは短編連作コメディですが、劇場版は作りが違います。短編は「キャラ + コンセプト(ひみつ道具)」という形ですが、劇場版ではコンセプトの部分がオーソドックスなストーリー性に置き換えられていて、「ひみつ道具」はそれを支えるための小道具にすぎない扱いに後退しています。
またキャラについても、短編のジャイアンはただの乱暴者ですが、劇場版では「男気のあるキャラ」として描かれることが多いような気がします。
アイデア勝負のショートショートならキャラは単純な「記号」にする方が良く、性格に深みを与えるとかえって邪魔です。しかしそのやり方だと長編ではもたず、キャラ性の幅を広げることが必要になります。

もう一つ、私が時々使う手として、プロットを練っていて行き詰まったときに、重要なファクターの一つを真逆に近く変更してみるというのがあります。例えば主要キャラの性別を変えるなどです。この役割は男しか有り得ないと思い込んでいたキャラを試しに少女に変えてみたりすると、案外、詰まっていたところがスラスラ動き始めたというような経験が何度かあります。どうもそういうのが、凝り固まった思考を解きほぐすきっかけになるみたいです。

3については、三幕構成が有効だと考えています。「説明、対立・衝突、解決」というのは、まあ、そうなのですが、それだと起承転結と大して変わりませんよね。三幕構成にはミッドポイントという重要な概念があって、「対立・衝突」パートに前半と後半を作ります。前半では主人公は敵(もしくは目的を阻む様々な障害)の正体も分からないまま、暗中模索で行動します。そしてストーリーの中間地点で何らかのきっかけを得て、後半は問題解決に向かって進み始めます。しかし、そこで一気に解決してしまうと面白くないので、問題解決に近づいた所に大きな困難が待ち受けていて、むしろ最大のピンチに陥るという流れが定型です。定型ではありますが、発端 → 最初の決意 → 第一の困難 → かりそめの成功 → 問題解決への端緒をつかむ → 解決への加速 → 最大のピンチ → ピンチの克服 → 最終決戦 → 勝利、という流れが必ず形成されるので、読み応えは単純ではありません。
物語の起伏というのは、ただ起伏をつければ良いというものではなく、読者(視聴者)の心理を誘導しつつ、時には右に左にと振り回しつつ、自然な流れで小さな山から大きな山につなげていくということを実現しなければなりません。三幕構成とは、そういう流れを理論化したものです。

最後に。
サタンさんが虚淵玄に触れていらっしゃったので思い出したのですが、マンガ原作者小池一夫との対談で、「今の視聴者は脳内に物語のパターンのデータベースができている」という考えが提示されていました。アニメやドラマを大量に視ているので、何をみても「あ、あのパターンね」という反応をするというんですね。そこで、敢えてパターンを踏襲した作りでストーリーを進めておき、どこかでそれを外す仕掛けを施すと、「あれ? この作品は先を視ておかないとマズイかもしれないぞ」と。そう思わせるのがコツかなと思いながら『まどマギ』の脚本を書いたそうです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方について

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投稿日時:

元記事:登場人物の数について

よく、昔からお話を作る鉄則の1つとして(主人公の仲間や周りにいる人等の)、「メインキャラクターはお話に最低必要な分だけにしてなるべく減らし絞る」、と言うのがよく言われていました。しかし(例として小説でないですが少年ジャンプの漫画を挙げます)例えばワンピースやナルト、ブリーチ、あるいは僕のヒーローアカデミア、等は連載が長期になるにつれて主人公の陣営だけでも非常にキャラクターの数が増えました。これについてはいわゆる「キャラクター数を絞る」と言った鉄則の様な物には反し、今は時代が変わりメインキャラクターのヒットさせるため必要な人数等が変わり小説にも同じ事が言えるのでしょうか。例えば昔の作品だったら「スラムダンク」は5人、「幽遊白書」は4人でした。

上記の回答(登場人物の数についての返信)

投稿者 あまくさ : 2

アニメ・マンガは絵で見せるため、キャラが多くても視聴者・読者が混乱しにくいんですね。その前提に加えて、ワンピースなどはキャラのデフォルメをかなり極端に施しています。
同じことを小説で実現するのはさすがに困難かと思いますが、仮にそこをクリアする手法を発明することができるならば、別に「鉄則」なんてありません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 登場人物の数について

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投稿日時:

元記事:哲学書は小説の参考文献になりますか?

初めまして。ゆりと申します。
類似権や翻案権、剽窃など、ネットでできる限り調べてはみたのですが、自分ひとりではどうも判断ができず、こちらでみなさまのお力をお借りできたらと思い、質問させて頂く次第です。
私が執筆している小説の主人公は、無神論者です。無神論者のイメージを掴みたく、「神は死んでいる」で有名なニーチェ論の書籍をいくつか読みました。ニーチェについて、私の解釈では、「神はもとから存在していない。神は人間が作り出した存在である。神がいないと言うことはすなわち、人間は死後、天国に行くことも、地獄に行くこともない。死後は虚無である。」と言うことでした。私は、主人公に上記の思想を持たせたいのですが、著作権で保護されるものの中に「思想」があります。ニーチェの哲学思想を持つ主人公を書くことは、ニーチェの思想に対する著作権を侵害してしまうのでしょうか。
また、ニーチェ論の書籍をいくつか読みましたが、それぞれの著者の解釈の仕方により、例え「ニーチェ論」と言う同じテーマを扱っていたとしても、論文の内容に微妙な差異が出るのではないかと思っています。私は特に内容のわかりやすい方の書籍に偏って読んだので、その方の著作を参考に小説を執筆した際、ニーチェ論の中でも特にその著者の論ずる「ニーチェの思想」の著作を侵害しているのではないかと心配でなりません。
ものを書く以上、誰かが懸命に紡いだ言葉を奪う行為は絶対にしたくありません。みなさまのご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い申し上げます。
ゆり

上記の回答(哲学書は小説の参考文献になりますか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

別にいいとは思います。

好きな作家とか【写楽 閉じた国の幻 】とか書いていますが、論文にするには、あまりにも荒唐無稽で証拠も揃えられなかったし、こういう形にしてみた的なことを後書きに書いていましたし。写楽の方が100年古いけど。

私的にちょいきになった点としましては、無神論者の定義かな?ニーチェのコピペっぽい。
―――――――――――――
屠殺されてスーパでパッキングされて売られている豚バラ切り落とし。そのどこに豚の魂があるのか?
豚の魂に救いはあるのか?
豚の魂すら救わぬ天国とやらに、人間の魂が救われると、なぜ信じるのか?

とか

無精卵には命がないの?命の定義って何になるの?無精卵の細胞は一つかもしれないけれど、質量的にすごい数の生き物の素材を詰め込まないといけないはず・・・・・無精卵を作るために消費された生き物の魂は、無精卵のどこに???

とか、スーパーにだって道端にだって神への問いかけがあるでしょうに、わざわざ敷き写しに行くとか・・・・・思想のコピー感を感じちゃう。

まぁ面白い作品になればどうでもいいけどねー。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 哲学書は小説の参考文献になりますか?

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