小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ぼたんさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:キャラクターのヒントをお願いします。の返信

私個人のやり方だけども、キャラを作るときは役を最初に考えてる。
例えば、問題事を持ってくる役、話を進行させる役、問題を解決させる役、という具合。
これは別に「その役に特化したキャラ」ってわけじゃなくて、仮置みたいなもの。
物語を作るうえで必ず活躍ないし注目が集まるポイントを各キャラに作るため、「そういう役」として仮にキャラの枠を作る感じ。
だから別エピソードでは役が変わることもある。あくまで物語にキャラを馴染ませるため、はめ込みやすくするために役を作る。

で、既に考えてある物語のイメージやプロットなど話の内容を考えて、「問題が起こるタイミングはこんな感じだから、うっかりミスするキャラがいいな」とかなんとなくの方向性を考える。
でも、この時点では「うっかりミスするようなキャラ」だから、別にキャラクターの性格は定まってない、どんな性格でも当てはめることが出来る。
例えば「才色兼備でクールな優等生」としても「大事なところで凡ミスする」って要素を入れればキャラとして成立するし物語としても成立する。
例えば「のほほんとしたマイペースな人でいつも大小様々な問題を起こす」ってベタなキャラでも良い。
役にハマれば何でも良いので、性格自体はどうにでもなっちゃう。

なので、ここで性格を考える。
まず、主人公あるいは作ろうとしてるキャラと近しい人物を想定し、「その人物と相性のいい性格」を考える。
まあ、相性がいいっていうと逆に選択肢が狭まってしまうと思うので、単純に「掛け合わせると面白くなりそうな組み合わせ」と考えてもいいと思う。
相談内容には主人公の性格は書かれてないので、なんとなく読み取っての妄想で書くけども、
例えば主人公は婚約解消されないために必死で頑張って周囲の悪い評価と戦うのだけど、その評価が有る事無い事最悪すぎて時に凹みつつも踏ん張ることが出来る女性、とする。
そうすっと、まず主人公の悪評を信じて主人公と正面切って対峙してくる騎士道精神というか紳士的な貴族というか正義側の人物と相性がいいね。
なぜなら、なんの理由もなしに主人公と対立させることが出来るから。主人公と衝突し、主人公の人柄を知って悪評の誤解が解けることで味方に引き込むことが出来るし、この関係性だけで話が書ける。

で、ここで最初に考えた「役」を持ってきて、どの役でもいいんだけど、この正義キャラに合いそうな役を当てはめる。
キャラ的には問題を解決させるキャラっぽいけど、その信じたことに邁進する猪突猛進な性格が災いしてトラブルメーカーにしたほうが面白い。
なので「問題を持ってくる役」にする。
そうすっと、彼は「凡ミス」をするような人物だから、彼の信念や心持ちは素晴らしいのだけど情報を整理するほどの頭はなくて、聞きかじっただけで信じて憤り、勢いで行動してしまう。という人物かな。
端的に言うと、すごく良いヤツなんだけど人を信じやすいバカ。

とまあ、こんな感じでキャラを作ってる。
「役」っていう物語からのアプローチと、「主人公との相性」っていうキャラからのアプローチで複数の方向性から人物像を想像して、それらを合わせて立体的な人物を作ろうと心がけてる。
別アプローチから掛け合わせるときのコツとしては、「合わないもの」を優先して掛け合わせてみるってこと。
「騎士道精神のある正義漢」+「問題を解決するだけの知能やカリスマ持ち」とかにすると、もうこれ合いすぎて「その役」しか出来ないキャラになっちゃうから。
「凡ミス」をかけ合わせて作った「良い人だけど人を信じやすいバカ」は誰かの助けがあれば、頑張れば「解決役」も出来るし「進行役」も出来る。だからエピソードごとで自由に配置を動かす事ができる。

で。
後輩キャラとかツンデレ同級生とか、そういうの考えるのは私は一番最後ですね。
この「良い人だけどバカ」なキャラは、別にこの性格のまま「後輩」でもいいし「ツンデレ同級生」でも問題ないでしょ。
正直そこは何でもいいから、流行や作者の好みや読者のリクエストに応えるって形でも何でも良くて、別に年上でも年下でもまったく問題ないと思いますよ。
主人公が攻略していくタイプのエロゲ・ギャルゲで攻略対象が教師とか年上な事はよくありますし、恋愛小説と書かれてる以上はメインは恋愛なので、その恋愛が書ければ歳も性別も人種も何も関係ないと思います。全然いけますよ。
問題なのは「役」と「相性」。
少なくとも私の作り方の場合はね。

そんなわけで持論を展開してしまったけども、物語に必要な役柄を列挙してみて、空き枠があるならそこにキャラを作れるので、その枠に入れるキャラを大雑把に考えてみて(骨を考え)、主人公などの相性から性格を考えてみて(肉を考え)、流行りや好みに応じて設定を付け加え(見た目を整える)、一個のキャラクターを出力してみれば良いかなと。

上記の回答(キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信)

スレ主 ぼたん : 1 投稿日時:

ありがとうございます!
キャラクターの性格を考えるのが苦手なくせにいつも先にキャラクターを作ってからストーリーを考えていました。
役から考えるのは盲点でした!
参考にさせていただきます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターのヒントをお願いします。

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元記事:キャラクターのヒントをお願いします。の返信

 正直、そういう『キャラを作る』みたいなのを創作の醍醐味と思っている俺としては、なんか直接的なことは言いづらいんですが……。
 仮定として、『俺の作りたい乙女ゲーの攻略キャラ』を少し書き出してみます。

①貧乏、他校の生徒。性格はやや寡黙なものの真面目系だが、ややトラブルに巻き込まれやすい体質。

 出会いイベ:ゲームにおいては攻略キャラの一人(Aと呼称)が練習試合・交換留学・国全体のイベントなどで知り合い、その伝手でAが主人公に相談、悩みを解決して上げることになる。
 作中での出会いは、まあ作者さんが決める事だけど『Aとヒロイン(原作ゲームの)がまだそんなに仲良くない』タイミングで、悪役令嬢が出会ってしまい、妙に善人/小市民な所を見られ、仲良くなる展開とかが面白いかも。
 
 ゲームでの扱い:『攻略キャラA』のルート途中から分岐していくタイプのキャラで、またオマケ要素として『逆ハールート』が存在するものの(Aがハーレムに含まれるため)不参加で、ゲームのファンからは影が薄い扱いを受けていた。
 ルートとしては、『相談相手→男女の友情→気の置けない間柄→恋愛関係』となり、バッドエンド展開はもっぱら『外的な問題に屈する』という地味にいやなアレ。徹底的な決別に至らず、しかし攻略の達成感も薄いため『一番軽いバッドエンドと、一番安いハッピーエンド』なんて呼び方をされていた。
 
 ゲームからの変化:悪役令嬢(転生者)と出会うことで、元日本人ゆえの小市民感や割り切った思考に惹かれ、割と早い段階で淡い慕情を抱く。
 しかし、『相談相手・友人』として接していくうちに、気持ちに気付かぬままそれを段々と押し隠していく。だが、何らかのイベントをきっかけに慕情を自覚するようになり、要所要所でゲームでは見せなかった独占欲を見せるようになっていく。

 っていう感じのキャラ、どうです?
 あとは……。そうだな。

②同級生。中世的な見た目。物憂げな雰囲気に反して、天然寄りのアホの子。ゲーム内でのルート分岐イベまではコメディリリーフ扱いだが、徐々に暗い過去を窺わせるように。外的困難と本人の人間不信・トラウマが障害となる、(プレイヤーの精神的に)最難関ルート。

 出会いイベ:普通にクラスで出会う。アホの子とは書いたが、ガキ系ではない。少し抜けているところを見た原作ゲー主人公が話しかける所から仲良くなる。
 作中での出会いは、まあ作者が決める事なんだけど。実は『暗い過去』の関係が別ルートのハッピーエンド(悪役令嬢にとってのバッドエンド)につながる伏線であるため、主人公の方からやむを得ず関わっていくこととなる。

 ゲームでの扱い:コメディリリーフ、ネタキャラとしての扱いが強く、特に個別ルートに入るまでは『文化祭/体育祭応援団での女装』『他の攻略キャラと疑似BLさせられる』みたいな、二次創作っぽいネタもあるキャラであった。
 少し抜けたところのある行動をして、見られてから更にボケをかますような言動をするため、個別ルートに入ってからの暗転は一周回って『知ってた』みたいな扱いをされることとなった。
 しかしながらも、鬱屈とした展開の中でも時折天然な所を見せるキャラクター性は一貫しており、プレイヤーからは愛されるキャラであった。両想いになってからの『お互いを精神の支えにして暗い過去と、現在に残る遺恨に立ち向かう』ラストシーンはかなり評判が良かったという。

 ゲームからの変化。彼の過去・これからの展開を知っている主人公(悪役令嬢)が過剰に警戒・干渉したために、割と早い段階から人間不信の面を見せるようになる。一方でヒロイン(原作主人公)とも仲良くなることなく、微妙に孤立してしまうこととなる。彼のルート中盤の時間軸で、ヒロインが居なかった事・悪役令嬢への過剰警戒があだとなって何らかの危機に巻き込まれ、しかしギリギリのタイミングで悪役令嬢に救われる。
 その後は、主人公に違和感を感じつつも、徐々に仲良くなっていく。ただし、『主人公が秘密を話さないなら自分も』と言う妙な意地の張り方をしており、デレ切っているのに妙に警戒する→天然行動に走って周りを和ませる、と言うキャラとなる。

 とか。
 参考になりましたら幸いです。

上記の回答(キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信)

スレ主 ぼたん : 0 投稿日時:

ありがとうございます!
なんだかいろいろ案が湧いてきました……!
キャラクター作りが苦手なので羨ましいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターのヒントをお願いします。

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元記事:キャラクターのヒントをお願いします。の返信

悪役令嬢モノはキャラよりもシチュエーションの比重が大きいのではないでしょうか? あれは乙女ゲームのシステムをベースにしながら、主人公(ゲームの)と悪役令嬢のポジション入れ替わりが基本コンセプトなのかなと思います。

ゲームの悪役令嬢 → 小説の主人公
ゲームの主人公 → 小説の悪役 or 攻略対象(同性)
ゲームの主人公の攻略対象 → 小説の主人公(悪役令嬢)の攻略対象(異性)

というキャラ配置になります。

それと、悪役令嬢を中心にした逆ハーレムになるのも特徴。ですから悪役令嬢キャラの魅力は必須でしょうが、人を惹きつける理由は中の人が現代日本の庶民だからという形に持って行くことが多いようです。思考や言動が、貴族社会のキャラたちの目には、奔放・実直、あるいは現実的な知識が豊かだったりして、それが新鮮にうつるんですね。

悪役令嬢モノもけっこうバリエーションがあるようですが、王道ということなら上のような仕組みはあまり崩さない方がいいと思います。

なので、このジャンルでキャラについて考える場合の順序は、

1)まず「現代日本から転生した乙女ゲームの悪役令嬢」という立ち位置を効果的にするシチュエーションを最初に考える。

2)1のパターンの中で、主人公(悪役令嬢)がなぜ周囲から魅力的な女性として見られるのかを考える。

3)その魅力に攻略対象キャラがなぜ反応するのかという背景を考える。

というように考えていくとよいかと。それと、主人公以外のキャラはあまり個性的すぎず、乙女ゲームあるある的なテンプレを意識した方がいいように思います。

例えば主人公(悪役令嬢)の魅力が上流階級の型にはまらない奔放さだとしたら、攻略対象キャラは日頃そういう堅苦しい慣習や家族からの要求に苦痛を感じているというように逆算して考えます。
そして、同じ苦しんでいるにしても、反発して問題行動を起こすのか、萎縮して気弱そうにしているのか、一見上手くやっているように見えて、実は内心では辟易していることが後で明かされるのか。などなど、そういう部分でそれぞれのキャラを書き分けていけばいいのではないでしょうか?

上記の回答(キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信)

スレ主 ぼたん : 0 投稿日時:

その通りだと思います。
しかし私の枯渇したアイデアではなかなか生み出すことができなくて、キャラクターから考えてみようかなと思った次第です。

一応考えているのは日本の庶民的な思考で意外に思わせ、前世の知識チートでキャラを助け、攻略する感じです。王道です。

乙女ゲームのあるあると言えば義弟や婚約者のような幼馴染が出るのですが、前世の記憶は持っていたけれど乙女ゲームについて思い出すのは結構後という設定なんです。
この設定のため、果たして乙女ゲームの記憶を取り戻す前の話は書くべきなんだろうかと悩んでおります。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターのヒントをお願いします。

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元記事:キャラクターのヒントをお願いします。の返信

学園ものなら、先生キャラもアリかなって思いました。
あと、義兄弟キャラとか。

がんばってくださいね!

上記の回答(キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信)

スレ主 ぼたん : 0 投稿日時:

先生キャラを作ろうとしたんですが、先生キャラの攻略が私には難しくて……。
やり方だとは思いますが。

また、設定として前世の記憶は持っていたけど乙女ゲームの事を思い出すのは学園入学後という感じなので、兄弟を書くのが難しいと感じていました。

ありがとうございます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターのヒントをお願いします。

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元記事:キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信の返信の返信

重ね重ねキャラについてのヒントにならなくてすみません(汗

しかし私的には、悪役令嬢モノは設定とストーリー展開のファクターが強すぎるジャンルなので、そこをまず詰めないとキャラが見えてこない気はします。

上記の回答(キャラクターのヒントをお願いします。の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ぼたん : 0 投稿日時:

再度ありがとうございます。助かります!

完全悪役令嬢期はにいと王道ではないんですね……。
だとしたら王道の悪役令嬢ではなかったかもしれません。

主人公が好かれているのに勘違いしちゃう系要素があって、主人公が好かれる理由に前世の記憶は先に取り戻しておきたいなと思いました。
ヒロインの登場で立場を脅かされると勘違いした際に乙女ゲームについて思い出し、奮闘するという感じです。

いえいえ!
相談に乗っていただき、ありがとうございます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターのヒントをお願いします。

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元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 手塚満 : 2

言葉で描写するとイメージ(映像、音声等)がどうなるかという心理学実験があります。例えば、人の顔を覚えるとして、ある人Aの写真を見た後、(一定時間を置いて)似たような人の写真多数とある人Aの写真を混ぜて見せて、Aがどれか当てるという実験。

1.無念無想で写真を見て覚える。
2.写真を見て特徴を言語化して覚える。

という2グループで行うと、1のグループの成績が2より明らかに良いのです。2は写真を見ながら「男、髪は短い縮れ毛、眉毛は太く、あご髭があって、目は(略)」と考えながら覚えます。普通に行いそうな記憶法ですよね。

だけど、例えば「あご髭」のある「男」が複数いると、どれか判別できなくなりがちなんです。理由は未解明のもの含めていろいろあるんでしょうけど、「あご髭」という名詞で記号化、抽象化したため、具体的なイメージがどうだったかが記憶に残らないようです。しかも、抽象化した記号イメージが複数あって全体を構成してしまっている(記憶→想起で混乱を起こしがち)。

これと同じことが、小説などの文章描写でも起こるようです。キャラだと仕方ない面があります。ヒロインは設定を言語化して、黒髪、長髪、切れ長でぱっちりした目等々とするしかありません。それでも、一気に全部描写するとわけが分からなくなります。覚えられないし、言葉からイメージ再構成するのも手間取ります。前に聞いたコツでは、「人物の外見特徴は1つか2つ出せばいい。くどくど描写するな」というのがありました。たぶん、上記の心理学実験のようなことが、経験的に分かったんじゃないかと思います。

居酒屋ですと、だいたいの人は一般的な特徴を知ってますよね(知識であり、先入観でもある)。前を通り過ぎるだけなら、「居酒屋の前を通り過ぎた」とでも書いておくしかありません。居酒屋と言わないようにするとしたら、「○○酒処の暖簾」としておくくらいでしょうか。ただ、あまり意味はありません。むしろ、居酒屋は居酒屋でも作品内で何らかの特別な意味があるのか、みたいな誤解を招きかねません。

しかし、シーンの場所が居酒屋だと違ってきます。シーンの雰囲気を作るためにも、中の様子を描写することになります。通しをつまんでいると店員がビールを持ってくる、鶏の唐揚げを追加注文する、ビールを飲む、連れと話をする、周囲にいろんな客がいる、等々ですね。居酒屋では当たり前の風景です。

そうなると、「ここは居酒屋だ」みたいなことを言う必要があるかどうか迷います。居酒屋っぽい描写をしたら、居酒屋だと思う読者が大半のはずです(主人公がどういう人となりでストーリーはどう進んでて等々の文脈的なことも影響するけど割愛)。

じゃあ、居酒屋と言わなきゃいいんです。言わないでも分かることを、わざわざ書くとくどくなります。それだけではありません。上記の心理学実験で申したように、「居酒屋」と明示的に書くと、イメージがぼやけるのです。「居酒屋」にイメージが集約されてしまい、どういうシーンでどんな雰囲気だったかを読んでも覚えなくなる恐れがあるわけです。

そういう描写の作り方としては、全部書いてから削るというのも1つの手です。例に挙げられたものに少し足してみます。

1. 主人公は同期に電話して、居酒屋に誘う。
2. 歓楽街にいくつもある居酒屋のうち、地味そうな店を選ぶ(実は愚痴りたいので客の少なそうと思った)。
3. 店に入ると、店員が「らっしゃい! 2名様ですね、こちらへどうぞ」と言う。
4. 席につき、お品書き眺めながら、とりあえずビールとつまみをいくつか注文する。
5. 同期と飲みながら他愛のない話をする
6. 次第に酔いが回って、雑談が愚痴に変わって来る。
7. もう何杯ビールを飲んだかわからない。
8. 向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
9. 同期に、失恋したこと、それが誘った理由でもあると同期に打ち明ける。
10. 愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

こういう段取りを描いてある事例は少なくないと思います(自戒でもある)。大事なのは9の「酔った勢いで失恋の悩みを打ち明けたかった」ですよね。

飲むのは自宅でもいいでしょうし、バーでもいい。居酒屋をシーンに選んだのは、特に理由はない(はず)。飲んでいる状況も示してリアリティを出したかったに過ぎない。居酒屋に行く段取りだって、9に対してはどうでもいい。

じゃあ、どうでもいいものはできるだけ削りましょう、となってきます。1~5がなくても6以降は分かるから、削っていい。10で居酒屋らしいと分かるし、絶対に居酒屋をイメージしてもらわなければシーンが成立しないわけでもない。だから、居酒屋と明示する必要はない。名詞を出したゆえにイメージがぼやけるリスクを増す必要もない。できるだけ、読者に覚えて欲しいことに絞りたい。といった感じです。

長くなりました。簡潔にまとめますと、

・どうでもいいものは一般名詞で済ませておく(イメージをあいまいにして印象を残さない≒読者の負担を低減)。
・大事なシーンでは逆一般名詞を避け、特徴を少なく出しておく(一読して覚えられる程度に印象付けし、後は読者の引き出しで)。

ということになると思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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元記事:冷徹なヤンデレの書き方

貴方の中で思う、冷徹なヤンデレキャラとは、どういったものかを教えて貰いたいです。
今、冷徹なヤンデレキャラを書いているのですが、書いていく内に、このキャラは「冷徹なヤンデレキャラ」なのか?と疑問に思い始め、質問させて頂きました。

初めは、

・表の顔が死体を見ても何も思わないタイプで、裏は主人公に甘々なヤンデレ

というものを書いておりましたが、批評などを頂き、

・主人公のためなら、人を殺しても構わない

といったキャラが、冷徹ヤンデレなのでは?と思い始めました。
なので貴方の中で、冷徹なヤンデレとは、どういったキャラの事を指すのかを教えて欲しいです。

上記の回答(冷徹なヤンデレの書き方の返信)

投稿者 ミミッキュ : 1

本来の冷徹という意味ではないですが、主様の話を聞く限り
・ラノベ「オーバーロード」のアルベド
・漫画「未来日記」の我妻由乃

この二人が主様の求めるものと近いかもと思いました。

厳密な「冷徹ヤンデレ」という意味ですと、他の回答者様もおっしゃる通り
「感情的な」ヤンデレと、「感情がない、冷たい(ように見える)」冷徹キャラは相反するので
質問の趣旨に沿うキャラは該当しないと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷徹なヤンデレの書き方

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投稿日時:

元記事:甘粕事件について、小説の題材にするのはどうか?

こんにちは、JJ改め甘粕義政(あまかす よしまさ)です。
甘粕事件について、小説を書きたいと思う気持ちがあるんですが
(色々読み進めていくにつれて甘粕に興味が出てきてしまって)

相州戦神館學園八命陣などでも題材にされている甘粕正彦、そしてとアナーキスト達を騒がせた甘粕事件を題材にしたいのですが、
(あれは伊藤野枝の子孫だったから許されたのか?)

ライトノベル風に若者に読みやすくするのは難しいのでしょうか?

上記の回答(甘粕事件について、小説の題材にするのはどうか?の返信)

投稿者 あざらし : 2

小説としてなら私は面白そうだと思います。
ですが、向き不向きでいうと、残念ながらラノベには向いてないと思います。
個人的に一般もラノベも、というか活字があるというだけで絵本だって読みますが、「ライトノベルを読むときはライトノベルを期待」して読みます。

>甘粕事件を題材にしたいのですが、

「この言葉をストレートにとれば」ですが、時代や人物が固定されてますよね。
なによりも執筆の動機が、

>甘粕に興味が出てきてしまって

とありますので『甘粕大尉を描きたい』という強力なモチベーションが働いていらっしゃるのでしょう。
これを小説で、となるとジャンルでいえば史実小説・歴史小説に区分けされます。
もちろん単純に歴史をなぞるのではなく、著者なりのモチーフや解釈が加えられるものですが、歴史小説を楽しむには大前提があります。
御作の場合、具体的にちょっとあげても(社会主義思想)(憲兵特攻隊)(警察と軍部との関係)(アカ狩り)他にも山ほどありますが、人物を書く上で特にここらが重要になってきますよね。
これらについて「興味を持ってくれるか」ということです。
「誰が」というと、

>ライトノベル風に若者に読みやすくするのは難しいのでしょうか?

こうありますので『ライトノベルを求めている読者に』ですね。
ちょっと感覚的な話になりますが、漫画で例えると”ライトノベルど真ん中”の作風は少年誌。雑誌でいうと少年ジャンプとか少年サンデーです。
作風が青年誌、たとえばヤングジャンプだとかヤングサンデーになると、ライトノベルでもレーベルが変わります。各社ありますがメディアワークス文庫なんかが代表格でしょう。ライトノベルといっても現在は幅が広くなってますよね。
で、ですね、

>>ライトノベル風に若者に読みやすくするのは難しいのでしょうか?

こっから『若者』を変えれば、つまり青年向け以上のラノベとしてなら、一応は成立するはずです。(”一応は”と書いたのは、より読者が求める場として既に一般小説がある、ということ)

実際に読者層として、青年漫画雑誌の歴史物は定番ですよね。いちいち例をあげませんが、坂本龍馬を題材にした漫画が良い例でしょう。いっぱいあります。
でも歴史物の読者層、作品のステージは漫画でも、おおよそ少年誌ではなく青年誌です。
たとえば現在連載中の歴史物を例にしますが【作画吉田史朗:村上海賊の娘】原作は【和田竜:村上海賊の娘】
これも漫画はビッグコミックスピリッツ。小説は週刊新潮の連載です。
おおよそ歴史物の小説と漫画の読者層はこういう感じです。

甘粕義政さんが『どうしてもラノベ』と仰るならば、ですが『(年齢層を下げるなら)どれぐらい史実から離れられるのか』もっといえば『ライトに読めるのか?』というのがポイントになるかと思います。

たとえば当時の世情のひとつに言論統制・思想統制がありますよね。
これは現代人の価値観からすれば、解りやすいディストピアです。この時点で大半の物語の下地となる時代背景を割愛できますから、『いつかどこか』でも『近未来』でも『セカイ系』でもやりたい放題、より人物により焦点をあてることが出来ますよね。
人物や組織の相関関係をかり、ディストピアものとしてならギリギリ少年誌の雰囲気に擦ってきますし、ラノベなら普通にあります。(というか以前から手垢がついてるパターン)
あとは大杉栄の息子の年齢を変え、彼を主人公にする、事件から生き延びる、といった具合ですね。

と、まあ大杉栄側から腐ったような一例を書きましたが、甘粕大尉を書きたいなら、焦点の合わせどころとポイントの外し方を意識されればラノベでも成立するとは思います。

いずれにせよ、ライトノベルを期待する読者を裏切ることに意味があるとは思えませんので、『外したポイントと書きたいこと』が喧嘩するなら、これはもう一般小説として執筆される方が、甘粕義政さんも幸せなのではないでしょうか。
とりあえずは書きたいこと、モチベーションを最大限利用して書き、それから発表の場を考えるのも方法だと思います。

参考になれば幸いです。
執筆頑張って下さい。
応援いたします。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 甘粕事件について、小説の題材にするのはどうか?

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